朝…。小鳥が鳴いている。
『ん…、朝…』
目が覚めたばかりなので、少し気怠い。
『…、まだ、寝ざまし鳴って…無いよね』
『・・・・・・今、何時…?』
奈美は、緩慢な動きで、ベッドの側に置いてある時計を見た。
『ん、・・・・・・もうそろそろ・・・、起きないと…』
そう呟きながら、何となくぼんやりとしていると、・・・【 検閲削除 】