涼子は、その後シャワーを浴びて、軽く朝食を済ませた後、急いで学校へと向かった。
学校に着き、職員室に向かう途中、保健室から何となく生き生きとした感じの同僚、“さつき”が出て来た。彼女は、保健医だ。
『お早う、涼子っ!』
『お早う。どうしたの?何か、生き生きしてるけど?』
『そう?別に何も無いけど?』
『ふーん』
その後、朝の職員会議も何事もなく終わり、授業を終えた。2時間目は、担当する授業が無かったので、次の授業の準備をして過ごし、少し疲れたので、休憩しに中庭へと向かった。