亮治がビデオテープを取り出しては背のラベルを見ている。何か探している様だ。
『どうしたの?』
『いや、昨日留守録してたテープが…』
『そのうち出て来るわよ』
『うーん、放っておくと忘れちゃう様な…、あれ?涼子??』
涼子がいつの間にか、いなくなっている。どこに行ったのか辺りを見ていると、嬉々とした顔で奥の部屋から戻って来た。悪い予感がする…。
『ほら、これっ』
『・・・で、何で、××な訳?』
『見たいから』
『普通×××××××××××と思うけど…?』
『××の』
『・・・涼子なら×××××…』
そんな遣り取りをしている間に、涼子はビデオテープを再生してしまう。
内容は、ありきたり。結局は、話は有って無い様なもの (汗)。然し、そんな内容でも、涼子はしっかり×××××× (爆)。
『ね、キスして』
『はいはい…、俺、レポートが有るんだけどなぁ…』
【X指定部分を中略】
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が (笑)、亮治は現実にかえって、少し落ち込んでいた。
『今から、レポートかぁ…、はぁっ…』
亮治の机には、遅くまで燈が灯ったままだった (笑)。