「なんで…………」 潤んだ瞳で、セイバーは切なそうに訴える。 「ψχσΣξπρθβδΨυφκλμν」 「…………ああぁぁぅぅ……」 キャスターが再び呪文を唱えるとセイバーの必死の抵抗をあっさりと破り、身体を無理矢理、大の字に拘束した。 「安心なさい、これで終わりじゃないから。 これから貴女は、卑しい性奴に生まれ変わるの。 肉欲の虜にね!素晴らしいわよ、色々な快楽が味わえるのよ。 私が時間を掛けて調教してあげる」 「……くっ……どこまで私を……辱めるつもりなのです…… だが……こんなことをしても……貴様の思い通りになどなりはしない!」 その台詞がかろうじてセイバーを正気に戻した。 気丈にも、キャスターを正面から見据えるセイバー。 身体を揺すり、キャスターから逃れようと必死になる。 「あっ…………ああっ……ああああっ!」 キャスターはセイバーの身体に手を伸ばすと、乳首に触れる。 すると形良く尖った顎をのけぞらせ、押さえきれぬ嬌声を上げてしまうセイバー。 媚薬によって、セイバーの身体は快楽に対して著しく敏感になってしまっていた。 「はううううんっ!」 乳首の芯をズーンと重い快感が貫き、呼吸もままならないほどの悦波がセイバーのスレンダーな肢体をわななかせた。 「こっ、こんなことをしても……私の誇りまでは……奪えませんっ……くううんっ!」 乳首への刺激で張りを増した乳房にも手が張り付き、むにゅっ、むにゅっ、とリズミカルに蠢いて揉み込みを加えてくる。 囚われのセイバーの身体は望まぬ発情の炎に包み込まれてゆく。 「ほら、もう感じている。 清らかな言葉を口にしてはいても、身体は快楽を求めているわ。 意地を張らずに委ねてしまいなさい」 「そんなことは……ありませんっ……誇りは……はあああんっ!」 「戦士の誇り、騎士の矜持……そんなもの、肉の悦びの前ではまったくの無価値だということを教えてあげます」 極限までの勃起を強いられた乳首を思い切りグリッ、グリッと指ですりつぶされる。 「本当に強情ね。 まぁ、その方が調教のしがいがあるんだけど」 熱い汁が垂れ落ちているセイバーの秘唇に、キャスターはそっと手を差しのべた。 「さあ、貴女の可愛いところを、じっくりと見てあげる」 「あぁぁ………なにをするのです………」 両手は広げられ、両足はM字型に開脚されている。 拘束されたセイバーの姿はまるで標本にされピンで張り付けられた美しい蝶のようであった。 大きく広げられた両足の中心部には真紅に彩られた媚肉がはっきりと見える。 キャスターの視線が自分の秘裂に集中するのを感じ、セイバーは羞恥心で頭が焼き付きそうだった。 「ふふっ、ここがいいのかしら」 「くふぅ!」 「さぁ、卑しい性奴に仕立ててあげるわ。 見物でしょうね、騎士王が快楽にのたうつサマは」 「ううっん、はぁ………」 キャスターにそこを愛撫されると、セイバーは陶酔したような声を上げて妖しく身体を動かしてしまう。 キャスターはその手を上にすべらせ、指先をセイバーの恥毛にからませた。 「貴女の恥ずかしい所がよく見えるように、つるつるにしてあげるわ。 貴女も、その方がうれしいでしょ?」 柔らかいセイバーの恥毛を撫で回しながら、キャスターはそう口にする。 「………な」 あまりの衝撃にセイバーはしばらく言葉を失う。 「何でそんなことをするのです!」 セイバーは激しく肩を上下させながらキャスターを睨む。 「貴女は、こっちのほうが似合うからよ」 「やめるのです、キャスター!」 「動かない方がいいわ、大事なところに怪我をするから」 セイバーの叫びを無視して、キャスターは、ローションを塗りつけた。 あまりの羞恥で、セイバーの身体は小さく震えた。 「ああっ!……」 セイバーは思わず声を上げてしまう。 だがキャスターは剃刀を持ち出すと、セイバーの声など無視して恥毛を剃り始めた。 「どう、セイバー、これからここがつるつるになるのよ」 キャスターはセイバーの恥毛に手を添えて、そこを剃刀で刈り取っていく。 ぱらぱらと恥毛が落ちた。 「きれいに、剃ってあげるからね」 キャスターは手にした剃刀をセイバーの恥丘のふくらみに手を添えながら、じょりっ、じょりっ、と剃り上げた。 「あぁっ……」 セイバーは小さく声を出しながら、じっと羞恥に耐えている。 動きを止めたセイバーの股間からは、あっという間に翳りが失われていく。 いや、キャスターはゆっくり剃っているのだが、セイバーの毛がもともと薄いのだ。 「ううっ……」 ぷっくりと柔らかい、セイバーの秘裂があらわになった。 セイバーの股間をいやらしく際立たせている。 「これでいいわね」 やがてキャスターはそこを剃り終えると、ローションをふき取った。 そして、セイバーの後ろにまわり、用意した鏡をむりやり見せる。 「どう、綺麗になったでしょ?」 「……」 セイバーにも、自分の股間がよく見えた。 丁寧に剃毛され、翳りはまったく見えない。 まるで幼女のような姿が鏡の中にあった。 |