〜お泊まり会〜
●香織●
 少女は部屋の片隅で怯えていた。
 今、何時頃だろうか。 外はもう陽が傾きかけている。
 本来ならば子どもは家に帰り、家族揃って夕食の一時を過ごしている時間だ。

 少女の周囲には数名の男。 彼らは既に全員が衣服を脱ぎ捨てていた。
 そして少女もまた、男達の手によって衣服を脱がされようとしていた。
 お気に入りの青いワンピースを胸元までたくし上げられ、色の薄い乳首が露わになる。
 少女は顔を真っ赤にして抵抗するが、男は意に介さずそのまま少女の白い乳房……とも呼べない程未発達な胸に節くれ立った指を食い込ませた。

 「痛いっ!」

 少女が叫ぶ。 恐怖の余り身体の震えが止まらない。

 ―なんでこんな事になったのだろう―

 少女の中で何度も何度もこの問いが繰り返される。  少女はただ気の合った友達との楽しい時間を過ごしたかっただけなのに。
 「香織ちゃん…だったね? これを口に入れてくれるかな?」
 「い、いや……」

 目の前に突き付けられた欲望の塊。 少女は露骨な拒絶を示す。

 「おいこら、嫌とか言ってんじゃねーよ! 断れる立場じゃないんだぞ?」

 男の声色が一変する。 少女の頭を強引に掴み、頬の皮膚越しに顎の番(つがい)を圧迫する。

 「や、いぁあ!!」

 痛みに耐え兼ね、少女の口が大きく開かれた。 その隙を衝いて男の膨張したペニスの先端が少女の口に押し込まれる。
 少女は息苦しさと匂いに眉をしかめ、口の中のものを吐き出そうとするが侭ならない。

 「噛むなよ? 噛んだら承知しないからな」

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