わたしがこの学園に転校してきて、今日でちょうど一週間が経っていた。あの日、わたしを輪姦した男子たちは、その全員が停学処分になった。積極的にわたしを犯した不良グループの男子たちは停学三ヶ月。おそらく出席日数不足で全員留年することになるだろう。ただ、不良たちに脅されて仕方なくわたしのことを犯すことになってしまった童貞少年の田中君は、わたしの口添えもあり停学一ヶ月の処分に留められることになった。
そんなことがあったとはいえ、わたしは相変わらず全裸で学園生活を送っている。最初はわたしに好奇の視線を送っていた学園内の先生や生徒たちもさすがにもうすっかり慣れたらしく、今ではわたしのことをジロジロと注視する人はほとんどいなくなった。
「さてと、今日はもう部活も終わっちゃったし、はやく帰ってゆっくり柚子湯にでも浸かろうっと」
わたしは熱心な勧誘を受けて、今週からラグビー部でマネージャーをすることになった。だが今日は対外試合が市営グラウンドであるらしく、まだ入部してそれほど日が経っていないわたしは学校に残って、部室の掃除や備品の手入れ、洗濯の仕方などを先輩マネージャーのひとりから教わって、今日は解散ということになったのだった。
「あっ、エリス〜!」
「ああ、佑子ちゃん」
わたしが考え事をしながら渡り廊下を歩いていると、向かいの校舎から佑子ちゃんが姿を現した。
「どうしたの、いま帰り?」
「うん」
「どう? ラグビー部のマネージャー、楽しくやってる?」
「まあまあね。マネージャーの仕事は結構楽しいんだけど、朝はやく起きるのが辛くて…」
「そっか。でも、はじめたからには頑張ってね」
「うん、ありがとう。佑子ちゃんもいま帰るとこ? 一緒に帰らない?」
「あ…うぅん、ごめん! あたし、今日中にやらなきゃいけない執行部の仕事がまだ残ってるんだ」
「そっか。来週、生徒会長選挙があるもんね」
「そうなの。だから、ごめん!」
「いいよいいよ、じゃあまた明日ね」
「うん、それじゃまた。バイバ〜イ」
わたしと佑子ちゃんはあの日以来親しく付き合うようになっていた。心なしか、最近の彼女の表情は初めて出会った時より明るくなっているような気がする。友達と呼べる存在が今までひとりもいなかった佑子ちゃんにとって、毎日ランチを一緒に食べて、休憩時間にくだらないお喋りをするわたしという友達ができたことは、とても大きな環境の変化になっているのかもしれない。
「フフッ…佑子ちゃん。素材は良いから、どう料理してあげようか迷っちゃうわね…」
まあ、それはまだまだ先の話。彼女のことは最後の楽しみにとっておきましょう。それより、この学園に来てからもう一週間も経つんだし、そろそろ獲物の一匹くらい連れて帰りたいわね。
そう思っていたわたしに、ふいにひとりの少女が話しかけてきた。
「ぁ…あの…、西宮寺先輩…ですよね?」
「…ん? ええ、そうだけど…あなたは?」
「あの…その……アタシ…その、せ……先輩のことが好きです! 一目惚れなんです! それで…その……」
「……」
「…えっと…あの……」
「フフッ…とりあえず、あなた。こんなところで立ち話もあれだし、一緒に帰らない?」
「ぇ……」
「もうすぐ、うちのメイドが車で迎えに来ることになっているの。ほら…許可を取っている学園内ならいざ知らず、街の中をこんな全裸姿で歩いて帰るわけにはいかないでしょ? せっかくだから、あなたも乗っていきなさい」
「ぁ…は、はいっ!」
フフッ…ちょうどいいタイミングで獲物のほうから寄ってきたわね。あまり上モノとは言えないけど、今夜はこの子で遊ぶことにしましょうか。
「さあ、着いたわ。ここがわたしの家よ」
「うわぁ、大きなお屋敷…」
彼女の名前は、甲斐亜美【かいあみ】。わたしのひとつ後輩で、可愛らしい体型の元気な女の子だ。学園では吹奏楽部に所属しているらしい。
「あなた、時間があるなら寄っていきなさい?」
「ぇ…い、いいんですか!? はいっ、喜んで…!」
「フフッ…、元気のいいこと」
「エリス様」
「…あぁ、カイリ。準備のほう、お願いね?」
「かしこまりました」
「準備…?」
「…フフッ、こっちのこと。さ、亜美ちゃん。中でお茶でもしましょう? 美味しいケーキもあるから…ね」
「はいっ!」
「……ん…ぅん……っ…」
「…あら? やっと気がついたのね。亜美ちゃん」
「ぇ…ぁ……西宮寺先輩…?」
「よかった。亜美ちゃん…あなた、もうこのまま二度と目を覚まさないんじゃないかって心配したわ」
「…ぇ……どういうこと…ですか…?」
「フフッ…」
「…あの、ここは…」
「ここ? わたしの家よ。ねえ、あなた…どうしてうちにいるのか憶えてる?」
「ぁ…えっ…と……たしか、アタシが先輩に告白して…それで、先輩の家の車に乗せてもらって…そのまま、先輩のお家にお邪魔して……」
「うん、そう…それから?」
「それから……えっと…、メイドさんが出してくださった紅茶を飲んだら…そう、なんだか急に眠くなって……」
「…そう。せっかくわたしがお話してたのに、あなたったら急に眠っちゃったのよね」
「そう…でしたっけ…? す、すみません…」
「…で、あなたったらそのまま2ヶ月間も眠りっぱなしだったのよ」
「そうなんですか……ぇ…? え…? え…? に…2ヶ月…!? って……う…そ…!」
「フフッ…、本当よ」
「そ…んな……」
「…ねえ、亜美ちゃん。そんなことより、あなた…自分の身体をよく見てごらんなさい?」
「……」
「フフッ…どう?」
「………ぇ………………な………に……こ……れ……?」
「亜美ちゃん。わたしのこと好きだって言ってくれるのは嬉しいんだけど、わたしも女の子だしね。やっぱり交際相手にはオチンチンが付いてて欲しいって思うのよ?」
「…ぁ…あ……あっ……」
「それと、わたしって独占欲が強いじゃない? だから、亜美ちゃんが別な人のところに逃げちゃわないように、腕と脚を短く切らせてもらったわ。でも、亜美ちゃんが眠っていたこの2ヶ月に傷口はすっかり塞がっちゃってるから、もう痛くないでしょ?」
「…ぁ…あひっ……ひぃっ……ひど…い………酷いっ……!」
「フフッ…あっ、そうそう。わたし、さっき交際相手にはオチンチンが付いてて欲しいって言ったでしょ。でも、亜美ちゃんも女の子だもんね。やっぱり相手にはオチンチンが付いてたほうがいいよね?」
「ひっ…! こ、こっち…来ないで……!」
「見て…わたしにもちゃんとオチンチンが付いてるんだよ?」
わたしは乳房を持ち上げて腰を少し落としながら、股間に力を込めた。
「むんっ…むむむむっ……!」
「…ぇ……え…ぇ……?」
「ひっ……」
「ひいぃぃっ……!!」
「フフッ…そんなに怯えないで。痛いのは最初だけだから…ね? わたしたち恋人同士なんだもん…優しくしてあげるわよ」
「嫌っ…いやあぁっ…!!」
「カイリ」
「はい、エリス様」
部屋の隅でじっと待機していたメイドのカイリは、わたしが指示を出すと静かに亜美ちゃんのお尻のほうへ歩み寄った。そして…
「ふんっ…!」
ブチッ…ブチィッ!!
「ぎひぃぃぃぃっっっ!!」
亜美ちゃんの肛門に突き刺さっている錆びた鉄フックを、皮肉ごと力ずくで引きちぎった。
「どうぞ、エリス様」
「フフッ…ありがとう」
「どう…わたしのオチンチン、気持ちいいでしょ?」
「あぐっ…あひっ……あっ…あぁ……っ…」
その夜、わたしと亜美ちゃんは一晩中交わり続けた。処女ではなかったものの、経験の少ない亜美ちゃんの膣は入口も中も締まりがよくて最高だった。反応が悪くなるたびに感度のよくなる薬をたっぷりと注射してあげると、亜美ちゃんは喜声を上げて悦んでくれた。
しかし、亜美ちゃんの初々しい反応が嬉しくて仕方がなかったわたしはついつい夢中になりすぎて、どうやら薬を使いすぎてしまったようだ。翌朝を迎える頃には、亜美ちゃんの精神は完全に崩壊していた。
「ぐげへへへへへ……! エリスさまぁ……もっとぉ…おくちゅりぃぃ……くらはいぃぃ…!」
「あ〜あ、ヤバイ…ちょっと夢中になってやりすぎちゃったみたい」
「げへ…げははは……」
「こんなになっちゃったらもう全然、魅力感じないのよね…結構好みのタイプの子だったから、もうちょっと遊びたかったのに…」
「げひゅっ…げひっ……」
「カイリ」
「はい、エリス様」
「コレ、もう飽きちゃった。いつもどおり処分しておいて頂戴」
「かしこまりました」
【体験版では2話までの収録となっています】
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