ブミュッ…ブミュ……



ふがっ…もが……

「ふふっ…ちょっと出しすぎちゃいました。でも、ぜんぶ綺麗に食べてもらえると嬉しいです」

「もぶっ…!」


 そしてこの後、俺は美智子の大便に、美智子は俺のザーメンにそれぞれ舌鼓を打ったのだった。






 美智子のエサは俺のザーメンと大便、小便。それにその辺の河原に生えている雑草だけでいい。散歩は必要ない上に、どんな下劣な言いつけも気持ち良くこなしてくれる。

 かつて俺は、テレビ番組等でよく「ペットは家族」というようなことを言っているのを聞く度に  反吐が出そうな感覚を覚えていた。だが、実際に美智子というペットを飼うようになって  俺はその考えを改めた。


 いまや美智子は俺にとって、可愛いペットであると同時に  かけがえのない大切な家族となっていた。美智子のいない生活など  もう、俺には考えられない。







END




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