○プロローグ
ろくでもない人生だった
ついてないにもほどがある、損ばかりの毎日
楽しい事なんてなにもない、どうしようもない日々
本当にろくでもない人生だと思っていた
…だが
この俺の人生は
俺の予想を遙かに超えてろくでもなかった
ある日、健康診断の結果が届いた
強制的にやらされた検診で、全く興味もなかった
「再検査」
めんどくさいと思いつつも、大人しく再検査を受けた
その結果は・・・余命3ヶ月
肝臓ガンだと言われた
もう手遅れだとも
ろくでもない人生はここに極まった
いくらなんでも酷すぎる話だ
こんな目に遭わなければいけないほど俺が何をした?
何もしちゃいない
馬鹿みたいに真面目に生きてきた俺に対する仕打ちがこれだ
……残り少ない命だ
好きなようにしてやる
どうせ身内も何もいない天涯孤独の身の上だ
何も気にするようなことはない
好きなことを好きなようにする
真面目な人生を歩んでいれば絶対にできないようなことをしてやる
……手始めに、レイプでもしてみるか
標的は・・・そうだな
普通なら絶対にできないような少女にしよう
たとえ捕まっても
恥も外聞も最早俺にはどうでもいいことだ
何だって犯ってやるさ・・・
そう、何だってな・・・・・・
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