(中略)

 少女の震える口唇が、おずおずと肛唇の中心へと近づき、そっと触れ合う。まともな口づけすら交わしたことのなかったフィオナ姫の清らかな口唇は、忌まわしくも魔女の肛門へと捧げられたのだった。
「ぁむ…っ、んぐ、はむ…ん…っ、ん…ぅぷ…、」
「そう…その調子よ。肛門のヒダのひとつひとつまで、唾液をたっぷり塗りこめて、丁寧に舐めほぐすの。ウンチをなめらかに、かたちを崩さずにモリモリひり出せるようにね♡」
 言われるがまま、舌肉と肛肉とをねっとり絡ませ、さらに窄まりの奥へと舌先をねじ込むフィオナ姫。その頬がうっとりと紅く染まっているのは、羞恥と屈辱のためだけではない。高潔な淑女であれば到底耐えがたい恥辱の肛肉奉仕に、自分がそれほどの嫌悪感を抱いていないという事実の意味を、フィオナ姫は出来るだけ考えないようにしていた。

(中略)