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「ああっ!」
 下は砂地とはいえ、肩から地面に倒れた衝撃で鞭がさらに食い込んだ。

「おー、おお可哀想に」 そう言いながら、横倒しになった私のお尻を撫で回すピストン。
 そして、苦しむ私の下半身からパンツを荒っぽく剥ぎ取ると、露わになった私の股間を凝視し始めた。

「み、見ないで!」
 腿を寄り合わせて必死に隠しても、無理矢理に股を押し割られて開脚を強要される。ヒダをめくるようになぞる指の感触が堪えられない。

「なんだ、濡れてるぞ。嫌がってた割にすっかりできあがって……あん? なんだこりゃ、先客がいるぞ!?」
 その言葉に自分の顔がにわかに紅潮するのが分かる。
「ヤダっ、見ちゃダメ!!」 今の私は性器よりも、そのなかに居座るスライムを見られたくなかった。

「おいおいおい、こんなモン股にくわえたままオレと戦っていたのかー?」
 騒ぎながら羞恥に燃える私の顔と膣内に潜むスライムを何度も見比べるピストン。
 そして、ニヤニヤしながら私の上にのし掛かって顔を近づけてきた。

「マン汁ちゅーちゅー吸われながら剣を振り回して……とんだ『ド変態剣士』だよ!!」

「やめてよ! 私が負けるようにブロアが仕込んだものなんだから!」
「いいや、お前みたいなド変態にはお仕置きが必要だ」

 いったん立ち上がったピストンが自らのズボンの前開きからペニスを取り出すと猛り狂ったペニスの棹を上下に揺らしながら再び私の両腿の間に身体を割り込ませてきた。

「やだ、ちょっと待って! 何するつもり!?」
 ペニスをあてがう男の行動に困惑する。
「先客なんかカンケーねえ。オレは勝者の特権を頂くまでだ!」
「無理よ、壊れちゃう……!! いやあああああ!!」
 ピストンはスライムが棲む膣内にペニスをねじ込んだ。
「くぅぅ、さすがに狭いな。でもチン棒が二本挿されたと思えばどうってことねえ。押し拡げてやる」
 力任せにぐいぐいとペニスを押し突くピストンの目は暴力的な喜びに満ちていた。狂ってる……
「痛いいい、やめてぇ。抜いてよ、ああっあああっこ、こあれる壊れちゃうからぁぁ!!」

 痛みと恐怖で混乱した私は、この無慈悲な陵辱者に必死で懇願していた。 「いずれ赤ん坊の頭が通るアナボコだぞ、この程度で壊れるか! ボケェ!!」

 残忍な悪態をつきながら腰を押しつけるピストンのマスクからしたたり落ちる汗が私の乳房や、腹部を濡らす。

「いやよぉ、もうやめて……お腹が爆発しちゃう! お願いだからぁ!」
 私の懇願する声が闘技場の内部に空しくこだまする。上半身を絶えず締め上げる鞭と、ピストンが加える陵辱の責め苦は、まさに身体が引き裂かれるような苦痛でしかなかった。

「おおっおおお、急にいいカンジになってきた。例のピンク色した奴が膣内でオレの形に合わせてきやがった」
「ああっ……あああ……あああっ」
 私は苦痛のあまりに失神しそうになるのを堪えていた。失神しないで苦痛と戦い続ける事が敗北した私に唯一残された戦士のプライドだと思うから……

「くそっ、タマんねえ……もう、出そうだ、だすぞ」
「や、やだ、膣内はダメ! 外にだして」
「オレは常にナカで出す派だが、ブロア様も見てるしな。ご希望通り派手に……うぅっ」

    やだ! 膣内に出てる……!)

 ピストンが慌ててペニスを抜き出すと同時にその先端から勢いよく白濁液が飛び出し、私の顔や胸を汚すのに充分な量が吐き出された。

「ワリィ、ワリィ。ちょっとばかし膣内のほうにも出ちまった」

ニヤついた顔で、未だに勃起状態のペニスをしごきながら尿道の残り汁で念入りに私の顔を汚し続けるピストンに悪びれた様子はなかった。

(どうして、わたしがこんなめに……どうして……?)
 汗と砂と精液にまみれた顔……視線がさまよう。
 先程までいた場所にブロアの姿はもう無かった。

 ―体験版おわり―
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