スカートの中の秘密 体験版

第4話

次が体育の授業なので、花純もみんなと一緒に教室で着替えていた時の事だった…

「もう着替え終わったんだ。ほら、このお水全部飲んでみてよ。」
「これって…全部?」
「そう。全部。」
(これって…ペットボトルの水全部って事…だよね?)

そう言ってクラスの女の子は500ミリリットルのペットボトルの水を花純に渡してきた。

「そんな…私、こんなにお水なんて飲めないよぉ!」

花純は手渡されたペットボトルをクラスメートにそのまま返そうとした。しかし…

「あらあら、花純ちゃんったらそんな事言っていいのかなぁ?」
「いい?あの時折角オシッコさせてあげるチャンスをあげたのに、
花純ちゃんったらパンツも脱がないでオシッコオモラシしちゃってるんだもん。」
「だから、花純ちゃんったらオシッコオモラシするの、大好きなのかな〜って思って、
花純ちゃんの為を思ってこのペットボトル買ってきたんだよ?」
「そんな…私、別にオシッコオモラシなんて好きじゃないもん!」

クラスの女の子がとんでも無い事を言い出したので、思わず花純もムキになって反論し始めた。

「あら?それでもちゃんとこのお水、飲まなきゃダメだよ。」
「ど、どうして私がこんなに沢山の水、飲まないといけないの?」
「だって花純ちゃんったらオシッコ全然我慢できないんだもん。」
「だからあの時だって排水溝にオシッコも出来ずにオモラシしちゃったんでしょ?」
「そ、そんな…」

クラスの女の子達は昨日の排水溝でのオモラシを、
花純自身がオシッコを我慢できなかったが為にオモラシしてしまったのだと解釈してしまったらしい。
折角オシッコが出来る所まで花純を連れて行ってあげたのに、
当の本人がパンツも脱がすにぐずってしまった結果、オシッコをオモラシしてしまった、と言う事にしてしまった。

しかし本当はあの時、花純はちゃんとオシッコを我慢できていたのだ。
ただ、普通じゃない場所でオシッコをするのを強要されたり、
さらには無理矢理にパンツを脱がされそうになってバランスを崩してしまったり…
それぞれのアクシデントが重なったせいでオシッコをオモラシしてしまうと言う結果になってしまっただけなのだ。
それなのに花純はクラスの女の子達に恥ずかしいレッテルを張られてしまっていた。

「もしオシッコをちゃんと我慢できるなら、これくらい平気だよね?」
「うぅ…」
「もし飲まなかったら私、花純ちゃんの可愛い姿、メールで送っちゃおうかな〜。」
「こんなに可愛い花純ちゃんの姿、もっと他にも見せたいもんね〜。」
「お願い!それだけは…ダメっ!」
「それならこのお水飲んでよ。これくらいの量だったら体育の時間始まるまでに飲めるでしょ?」
「それに体育の時間だったら万が一オシッコをオモラシしちゃってもブルマだから、制服汚さなくて済むでしょ?」

そう言ってクラスの女の子は花純に再度、ペットボトルの水を手渡した。
ペットボトルの水は新品みたいで、まだフタも開けてない状態だった。

カパッ。
(どうしよう…こんなにお水飲んだらまた、オシッコがしたくなっちゃうよ…でも。もしこのお水を飲まなかったらどんな目に合わされるか…)

フタを開けた後でも花純はお水を飲むのを一瞬ためらってしまった。
一度でも飲み始めたらもう、途中で止めることは出来ない。

「ほら、花純ちゃん。早くお水飲まないとチャイム鳴っちゃうよ?」

ペットボトルの水を手に、いつまでも飲みたがらない花純の姿にクラスメート達は少しいらだっていたように見えた。
結局クラスメート達のプレッシャーに負けてしまい…

ゴクゴクゴク…
(うぅ…思ったよりも量が多い…かも。)

花純はついにペットボトルの水を飲み始めてしまった。
さすがに500ミリリットルの水は全部飲み干すのに苦労したけれど、なんとか時間をかけながらも飲み続けて、
花純は休み時間が終わるまでに全ての水を飲み干す事が出来た。

「なんだ。ちゃんと飲めたじゃない!」
「うぷ…」
「やっぱり少しお水の量多かったかもしれないね。」
「でもこれくらい飲ませないと花純ちゃんのオシッコ我慢訓練にならないよ?」
「それもそうだね。これも全て、花純ちゃんの為なんだから。」
「ねぇ見て、もう授業2分前だよ?」
「いっけない!それじゃ、体育の時間始まっちゃうから行こうよ。」
「待ってよぉ。私まだケータイ持ってきてないし。」

そして花純は他のクラスメート達と一緒に教室を出て校庭までそのまま連れて行かれてしまった。

(どうしよう…もうお腹が水でタプンタプンだよ…)

校庭まで急いでいる間も花純は水分を溜め込んだお腹を抱えながら、一度もトイレに寄る事も出来なかった。

「それでは今日は、マラソン大会の予行練習をします。」
「え〜っ?!」
「こら!文句ばかり言わないの!」

今日の授業は近々行われるマラソン大会の予行練習。
校庭だけじゃコースが足りないので、当然学校の外まで走らされる事になる。

「マラソン大会の練習はヤだけど、花純ちゃんの我慢訓練としては好都合かもね。」
「いーい?花純ちゃん。もし授業中にオシッコオモラシしちゃったら罰ゲームだからね?」
「…罰ゲームって、何?」
「それはナイショだよ。オモラシしちゃった時の。」
「花純ちゃんがちゃんとオシッコを我慢して、オモラシさえしなければ別になんでもないでしょ?」
「そんなぁ…」
「でも、これくらいの量だったらガマンできて当然でしょ?ほら、早くしないと遅れちゃうよ!」

もしオシッコをオモラシしてしまったら罰ゲーム…あまりに突然宣告されてしまった事に花純は少しだけ驚いてしまった。

(どうしよう…罰ゲームだなんて聞いてないよ…それに、早速オシッコが…)

大量に水を飲んでしまったせいで早速花純に尿意が訪れてきて、体育座りのままで足を少しだけ震わせていた。

「それではよーい、ドン!」

そしてマラソンが始まった。花純もクラスの女子みんなと一緒にコースを少しずつ走り始める。
でも、花純は大量の水分を摂ってしまったのと、少しずつ強くなっていく尿意のせいで走り方も少しぎこちない。

「はぁ…はぁ…」
(どうしよう…オシッコ、さっきから出したくてしょうがないよぉ…)

オシッコを我慢しながらも、花純はマラソンを走り続けるしかなかった。
普段でもあまりマラソンなどの運動があまり得意ではない花純だったけど、今日はそれに増して足がなかなか進まない。
でも、ちゃんとコースを走らないとクラスの女の子達の前でまた失態を晒してしまう事になる…それだけはもう見せられなかったので
花純は必死に尿意を紛らわす為に、足を動かして走り続けるしかなかった。

(はぁ…はぁ…いつまで私、我慢すればいいのかな…)

マラソンの授業なので、普段歩くことの無いコースまで走る事になる。
その見慣れない風景、いつまで耐え続ければいいのか分からない状況に花純は段々と不安を覚えていった。
そんな思いを抱えながら走り続けているうちにも、どんどん尿意は強くなっていく。

今はマラソンをし続けているので、少しは水分も汗になって出て行ってくれるとも思ったのだが、その考えがまるで通用しなかった。
体育の授業直前に摂った水分は花純の体の中で尿意となって、少しずつ着実に花純の体を襲う。
そしてついに花純は、あまりもの尿意に耐えかねてその場で立ち止まってしまった。
花純を後ろから追いかけていたクラスメート達も、そんな様子を見かけて近寄ってきた。

(も、もう私、オシッコ我慢できないよぉ…ああっ!)
ジワジワジワ…

ついに花純は尿意に耐えかねてオシッコをオモラシしてしまった。
まずはパンツがオシッコで湿り始める。どんどん股の部分が温かくなって濡れてくる。
お尻の部分もオシッコでたっぷり濡らした後はパンツだけじゃ持たなくなってきてしまい、ブルマの表面にもオシッコが染み出してきた。

(お願い…お願いだからそれ以上あふれ出さないでよぉ…)
ジワジワジワ…ピチャピチャピチャ。

そんな花純の願いもむなしく、溢れ出したオシッコはブルマの表面もあっと言う間にすり抜けて、
花純の太ももや足元をどんどん濡らしだす。
ピチャピチャと音を立てて、まだ出てくる大量のオシッコは花純の下半身をビチョビチョに濡らしてしまった。

そんな様子をクラスの女の子達はずっと確認していた。

「あーあ。ついに花純ちゃんったらオシッコオモラシしちゃったのね。」
「うう…」
「それにしてもブルマだけじゃなくて靴までビチョビチョだね…こんなにオシッコ、我慢してたんだ。」
「こんな姿じゃ体育、受けられないよね?ほら、先生に見つからないようにコースから抜けちゃおうよ。」
「うん…ありがと。」

そう言ってクラスの女の子に寄り添いながら、花純は先生に見つからないようにマラソンを抜け出した。

「でも、ちゃんと罰ゲームあるから覚悟しといてね。」
「えっ…罰ゲーム?!」
「当然じゃない。また花純ちゃんったらオシッコ、オモラシしちゃったんだから。」
「…ねぇ、罰ゲームって、何をするの?」

罰ゲームと聞いて花純は思わず耳を傾けていた。

「でも、言い出したはいいんだけどまだ決めてないんだよねぇ。」
「それなら…まずは、今日一日そのブルマを穿いたまま、ってのはどう?」
「賛成〜!オシッコオモラシしたなんて恥ずかしくって言い出せないよね?」
「だから、ずっとオシッコの染みこんだパンツとブルマのままで過ごすのよ。」
「ちゃんと乾かせばスカートも濡らさずに済むからいいでしょ?」
「そんなぁ…ずっと濡れたパンツとブルマ、穿き続けないといけないんなんてヤだよぉ!」

いくら自分のとは言え、オシッコまみれのパンツとブルマを穿き続けるなんて汚すぎる…
花純は自分の体にオシッコの匂いが染み付いてしまいそうで断ろうとした。
でも、決定権は花純の手にはない。罰ゲームの内容はあくまでもクラスメート達によって決められるのだ。

「それとも、誰かにまたオシッコオモラシした所、見られたいのかな?それなら私たちも協力するけど。」
「ヤダ!お願いだから、それだけは勘弁して…!」
「なら決まりだね。今日一日花純ちゃんのオシッコが染みこんだブルマ、穿いたままでいるのよ。」
「それが終わったらさ、またお水飲ませてマラソンの続きとかどう?」
「それいいね!放課後もブルマ姿でマラソンだから、絶対に着替えちゃダメだからね!」

(うそ…でしょ?私いつになったら解放してくれるの?!)

花純はクラスの女の子達の会話の内容に全然ついていけなかった。
それが例え自分の身に関することだったとしても。
ただ、クラスメート達はまだまだ花純を解放する気は無い。それだけは確かだった…。