(早く、奈々ちゃん帰ってこないかなぁ…)
彼女の名前は花純(かすみ)。とある学校に通う女子校生。
花純は授業中にも関わらず、窓の方を向いて遠くを見ていた…
実はいつもそばにいてくれる友達の奈々(なな)が、病院に入院していてまだ学校に戻ってこないのだ。
「はぁ…」
思わず花純はため息をついてしまっていあ。
無二の親友がいなくなってから数日…段々と恋しくなってきている。
でも、花純がそんな物思いにふけっている時。保健体育の授業中にとんでもない決定が下されようとしているとは思いもよらなかった…
「それでは、花純さんにオムツ体験をしてもらいましょう。」
突然先生からわけの分からない事を宣告されて、花純は驚いてしまった。
「えっ…私、何に選ばれたんですか?!」
「もう…何寝ぼけてるのよ。オムツ体験よ。オムツ体験。」
「…オムツ、体験?」
その後、花純は先生に最初から説明を受ける羽目になってしまった。
オムツ体験がどんな内容だったのかと言うと、女性が妊娠してお腹が大きくなると、お腹が圧迫される事で失禁しがちになってしまう。
そこで紙オムツを常用しなければいけなくなるのだが、オムツの着用を体験する人をクラスの中から一人選ばれる事になっていたのだ。
そこで、授業中にぼーっとしていた花純に白羽の矢が立ってしまったのだ。
「まずはそこに寝っ転がってね。パンツの上からでいいから紙オムツ、穿いてみてね。」
「…はい。」
花純はみんなの見ている前で寝かされて、スカートをめくらされた状態でパンツの上から紙オムツを穿かされてしまった。
紙オムツを穿かせる先生の慣れた手つきはあっという間に花純の下半身に紙オムツを装着させていた。
「はい、おしまい。」
「おお〜。先生、すっごく早いね。」
「まぁね。これでも一児の母だからね。」
「ねぇ先生。先生みたいに紙オムツ穿かせるの、私達でも出来るようになるんですか?」
「まぁ紙オムツ穿かせるのは慣れみたいなものよ。あなた達でもきっと出来るようになるわよ。」
「でも先生。花純ちゃんは赤ん坊じゃなくって、妊婦役なんじゃないんですか?」
「まぁいいじゃない。紙オムツは出産前でも出産後でも必要になるのよ。」
花純が紙オムツを穿かされた周りで先生とクラスメート達が話し続けていた。
それは妊娠や出産と言う儀式に対する興味や関心による内容だった。
(もう…なんで私ったらみんなに囲まれて紙オムツなんて穿かされているの?ちょっと恥ずかしいよぉ。)
でも、実際紙オムツを穿かされている花純自身は紙オムツを穿かされた事による恥ずかしさと、
パンツの上から穿かされている紙オムツから来る、こそばゆさでいっぱいだった。
キーンコーンカーンコーン…
「起立。礼。ありがとうございました。」
「それでは授業はおしまい。だけど花純さんは今日一日紙オムツ着けててね。」
「は…はい。」
花純は今日一日中、紙オムツの着用を先生に命じられてしまった。
学校にいる間ずっと紙オムツを着けて過ごさなければいけない…花純に限らす、年頃の女の子にとってはとても恥ずかしい事だった。
「ねぇ…」
「ん?」
「私、ホントに今日一日中オムツ着けてなきゃいけないの?」
「しょうがないじゃん。オムツ体験に選ばれたんだから。」
「他のクラスの子も保健体育の授業で、オムツ体験に選ばれた子とかいたみたいだよ。」
「それに、保健体育の授業の一環だからしょうがないでしょ?」
あまりに下半身が落ち着かないので、誰かに何とかして欲しくてあまり話さないクラスメート達にもつい話しかけてしまう。
でも返ってくる言葉は花純を助けたりかばったりする言葉ではなかった。
「そ、そう…だよね。」
花純は思わず肩を落としてしまう。
いくらなんでもこんな年になって紙オムツだなんて、いくら保健体育の授業の一環だからと言ってもあまりにも恥ずかしい…
そう感じてしまう花純だった。
スカートのお尻が、下に穿いている紙オムツのせいでいつもより膨らんで見える。
そんな自分のお尻が少し、子供の頃に戻ったみたいで恥ずかしかった。
人によっては授業の一環だからと、こんなにも恥ずかしがらなくても良かったのかもしれない。
でも花純にとって紙オムツは、とても恥ずかしいモノの一つと言う印象でしかなかった。
「それより花純ちゃん、紙オムツってどんな感触なの?」
「うん…なんかちょっとヘン。歩くと中でクシャクシャってするし。」
「そうなんだぁ。」
「でも、もし妊婦になったらオシッコオモラシしちゃうなんて初めて知ったよ。」
「ホントホント。もし私も妊娠したらオムツ着けなきゃいけなくなるのかなぁ?」
「なんか考えられないよねぇ。」
(私だって…妊婦になっちゃったら大人になってまで紙オムツなんて穿いて…オシッコオモラシしちゃうんだ…やっぱり恥ずかしい。)
実は花純は、小さい頃にオシッコをオモラシする癖があってオモラシ癖がちゃんと治るまで
ずっと紙オムツを着けさせられてしまった思い出があった。
その為に紙オムツ=小さい子供が穿くもの、と言う認識しかなかったのだ。
しかし今、花純は小さい子供しか穿かないであろう紙オムツを穿かされている。
紙オムツを久しぶりに穿かされてしまった花純は、歩くたびにクシャクシャと中で音を立てる感じとか、
スカートがオムツのせいで膨らんでしまう感じとかを思い出しつつも、恥ずかしさでいっぱいになっていた。
その時、短い制服のスカートがめくられた。
フワッ。
「キャッ!」
花純のスカートをめくったのは、近くにいた女の子だった。
「やだっ!スカートめくらないでよぉ!恥ずかしいでしょ?!」
「だって、こんなにお尻モコモコさせてて可愛いんだもんっ!」
「でも、中に紙オムツなんで穿いてるんだもん。とっても可愛いよ。花純ちゃん。」
「やだ…これじゃ私がまるで、小さい子供みたいじゃない…」
「だめよ花純ちゃん。私達にもスカートの中身、見せてみなさいよぉ。」
クラスメート達が、下半身を膨らませている花純をからかい始める。
当の花純はクラスメート達の悪戯から逃げるだけで精一杯だった。
歩くたびに紙オムツ特有の感触が、花純の肌に当たり続けていた…
でもなんとか午後の時間まで過ごしていた時の事だった。
ブルブルブル…
(どうしよう…トイレに行きたくなってきちゃった…)
花純はずっとオシッコをガマンし続けてしまった為に、尿意が近づいてきてしまった。
途中でトイレに行こうとも思っていたのだが、スカートの下に紙オムツを着用した状態でトイレに向かおうなんて、
恥ずかしくってなかなか出来なかったのだ。
しかし、そのせいで尿意はもうかなり限界に近づいてしまったのだ。
「ねぇ、花純ちゃん、どこ行くの?」
「ちょっと…トイレ。」
花純が休み時間に教室を出ようとした所をクラスメートに見つかってしまった。
でも、他の生徒にスカートが少し膨らんでいるのを見られても花純はトイレに向かわなければいけなかった。
しかしクラスメートの誰かがこんな事を言い出し始めた。
「そうなの?てっきりオムツ着けてるからトイレなんて行く必要なんてないかと思ってたのに。」
「…え?」
クラスメートの一人の言葉に思わず花純は呆然としてしまった。
しかし一人が話し始めると、他の女子達も次々とこんな事を言い出してしまった。
「そうだよそうだよ!花純ちゃん。このままオムツの中にしちゃいなよ!オシッコ!」
「何の為に下に紙オムツ穿いてるのよ?もったいないじゃない!」
そう言って、花純が教室の外に出ようとしているのを阻止し始めたのだ。
おかげで花純は尿意を抱えながらも、トイレに向かう事すら出来なかった。
花純はフラフラと尿意に耐えながら、紙オムツを下に穿いたお尻をフルフルと震わせていた。
「やだ!私ホントにトイレに行かないとヤバいんだから…っ!」
「だめだめ、花純ちゃんったら。トイレになんて行こうとしちゃダメだよ!」
「そうよ!もしスカートの中身を見つかっちゃったらどうするのよ!」
「それこそ、全校生徒の笑いものにされちゃうよ!」
「そ、そんなぁ…」
花純が体中を震わせながら、オシッコをガマンしていたのはクラスの女子達全員が知っていた。
それでもクラスの女子達は花純をなんとしてもトイレに行かせず、紙オムツの中にオシッコをオモラシさせてしまおうと必死だった。
花純一人に対してクラスの女子全員…花純は抵抗したくても抵抗のしようがなかった。
「折角のオムツ体験なんだから、オシッコをオモラシするのも良い体験だよ?」
「私達の前でオシッコ、オモラシする所見せてよぉ。」
「ダメ…お願いだからトイレに行かせてよぉ…!」
体中の震えがもう止まらない…
もう花純にはあと少しでもオシッコをガマンする事が出来なかった。
「ダメ…オシッコ、出ちゃうっ…!!」
ジワジワジワ…
ついに花純は尿意をガマンしきれずに、オシッコをオモラシし始めてしまった。
少しずつ股間にオシッコの温もりが広がっていく…
ブルブルブル…
(ああ…オシッコがオムツの中に、どんどん広がってくよぉ…)
花純は体を震わせながら、オシッコを次々とオモラシし続けていく…
体の外に出続けるオシッコはまず、花純の穿いていた白いパンツをどんどん濡らしていって、それでも吸収しきれなくなったオシッコは
その次の層…紙オムツによってどんどん吸収されていく。
「…ん?」
「もしかして花純ちゃん…やっちゃった?」
「……。」
「見て!花純ちゃんったらオシッコオモラシしちゃったみたいだよ。」
「え?ホントに花純ちゃん、オシッコオモラシしちゃったの?!」
花純が体を震わせて、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてうなだれている…
その様子を見て、ついにクラスの女子達にも花純がオシッコをオモラシしてしまった事実が明らかになってしまった。
その恥ずかしい事実を突きつけられてしまった花純はますます顔を赤らめて恥ずかしそうにするしかなかった。
「…ねぇ花純ちゃん。オムツの中にオシッコオモラシする時どんな感じなの?」
「紙オムツ、ちゃんとオシッコ吸収してくれたの?」
「でも花純ちゃんもオシッコ我慢できなかったんだ…あと少しで放課後だったのにな〜。」
(お願い…もう、私の事なんて放っておいてよぉ…)
クラスの女子達が、花純のオシッコオモラシを肴にそれぞれ話を展開し続ける。
オシッコをオモラシして、股間を温かく濡らしてしまったせいでただでさえ恥ずかしがっていた花純だが、
自分のオシッコオモラシを話題にされてしまったせいで、
花純はずっと股間の濡れた感触と、体中が熱くなっていく感じに絶え続けるしかなかった…
キーンコーンカーンコーン…
「ヤバっ。もう6時間目が始まっちゃったよ!」
「ほら、花純ちゃんもちゃんと席に座って!」
花純は女子の一人に肩をつかまれて、そのまま自分の椅子に座らされた。
グチュッ。
「!!」
椅子に座らされた時、オムツの中の濡れた感触が直に花純のお尻に当たってしまった。
紙オムツの濡れた感触に思わず花純は身震いを始めてしまった。
(やだ!オムツの濡れた感触が当たって、気持ち悪いよぉ…!)
花純はこれからあと一時間、紙オムツの濡れた感触に耐え続けなければいけなかった。
ヒソヒソ…
クラスの女の子達はそんな花純のスカートの中の恥ずかしい状態を想像しながら、
授業中にも関わらずヒソヒソ話しで密かに盛り上がっていた。
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