エピソード2 - キミたちの帰る場所




森の暗がり‥そこでミムジィは、無数の生き物に囲まれていました。

生き物たちは、なぜか声を出して直接話しかけてきます。


「入りたい‥入りたい‥」

「‥‥あなたの身体の中へ‥」

「入れて‥呑み込んで‥」


ミムジィの身体に、たくさんの蟲たちが群がりました。

「ま、待ってっ‥ひとりずつ順番にっ‥!!」


慌てて叫んだミムジィ。しかし、次の瞬間彼女に訪れたのは、

信じられないほどの性的快楽でした‥。





「うっ‥ううっ‥」

ベッドの上で眠っているミムジィは、小さく声を漏らします。


時折、腰が切なげに上下して、

その度に心地良さそうなうめきを唇から押し出し、小さく身悶えます。


次第に、息が荒くなってきました。


はっ‥はっ‥はっ‥


完全に眠っているはずなのに、

小さく「いやいや」をしたり、ちゅっちゅっと親指をしゃぶったり‥

「んふん‥んふぅ‥っ

ついには、とろけそうな鼻声まで漏らし始めます。


「あうう‥ううううーーーーっ‥!!」

突然、くっ、くっ、と腰がリズミカルに上下しました。


何かが漏れてしまったらしく、

透明な粘液の染みが、ドロワーズの中心に素早く広がりました。


そして幸せそうな痙攣の後、くったりとなったミムジィは、

ゆっくりと目を開きました。


「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

目を覚ましたミムジィ。


しかし、どうやら、自分が淫夢で絶頂を迎えたことに気が付いていないらしく、

身体に満ちている、オーガズムの後特有の素晴らしい幸福感に戸惑い、

しばらくぼうっとなっていました。


「‥あ‥」

数分も経って、ようやくパンツが濡れていることに気が付いたミムジィは、

ゆっくりと身体を起こし、自分の下半身を眺めます。


そしてもう一度目を閉じると、夢の記憶を探り始めました。


少しずつ、少しずつ‥

夢の中で起こった出来事が、断片的に現れ、繋がっていきます。


すでに赤く染まっていたミムジィの頬が、

かああ‥と、さらに赤らみました。


たくさんの蟲たちが‥私の肉を‥粘膜を‥


きゅぅぅぅぅんっ!!

「はうっ!」


現実での、そのしあわせを求めて、彼女の萌肉が収縮しました。

ミムジィは我慢できず、さっと服を脱ぎ捨てると、ふらふらと家を飛び出します。


誰かと遊びたい‥


生き物たちにとって、妖精の体内は最高の場所です。

熱くて、濡れていて、柔らかくて、優しくて‥


そして、それは妖精にとっても、極上の喜びとなるのでした。





しばらく行くと、ちょうどお目当ての相手が見つかりました。

ミムジィはためらうことなく近づき、その生き物たちを誘います。


その辺りは天候のせいで気温が下がっているらしく、

その小さなものたちは、暖かな場所を求めて葉っぱの上を右往左往していました。


それは、小さな小さなナメクジたちでした。


ミムジィはナメクジに犯される快感を思わず想像して、

うっとりと身震いします。


たまらなそうな様子ではあはあと息づきながら、

彼女は地面に背中を付くと、腰をぐっと持ち上げて、

われめを真上に向けました。


そして、自分の柔らかい肉に指を沿え、

くぱあ、と濡れたそこを広げ、桃色の粘膜をあらわにさせたのです。


「おいで‥ここへおいで‥。とても暖かいよ‥‥‥」


辺りにふわっと広がる妖精の匂い‥

肉‥粘膜‥体液の香り‥


どんな花よりも甘いそれは、ナメクジたちを激しく魅了し、

そして引き寄せます。


蟲たちと淫らな遊びをした経験は何度もありますが、

ナメクジの群れに膣に入ってもらうのは初めてです。


どんな気持ちがするんだろう‥

ミムジィは、とんとんと高まる心臓の鼓動を、

抑えることができませんでした。


葉っぱの上を、ぬるぬると這い寄ってくるナメクジたち。

ミムジィははっとしました。


なんと、そのナメクジたちには、

可愛らしくて、とってもいやらしい、

たくさんのいぼいぼが付いていたのです‥‥‥‥。







ミムジィの膣口と、お肛門がひくつきます。

ミムジィはもう、たまらなくなっていました。


ナメクジたちの緩やかな動きは、まるで焦らされているようです。

快感を想像して待ち焦がれるその気持ち‥それだけで達してしまいそう‥


「い‥いじわるしちゃ‥だめっ‥えぇぇぇ〜〜‥‥んっ!!」


すると、膣口がぱくぱくと蠢き、クリト○スがひくんっ、ひくんっ、と跳ね、

ミムジィは本当にアクメを迎えてしまいました。


そのせいか、辺りに漂う彼女の香りは、ますます甘さを増していきます。

ナメクジたちももう、葉の先端まで寄っていました。


そして、先頭の大きな一匹がぽとり、と、

ちょうどミムジィの粘膜の中心に落ちました。


「‥‥‥‥‥っ!!

そ、そのまま中へっ‥!」


言われるまでもありません。

ナメクジは嬉しそうに身体をうねらて、最高の楽園へと頭を向けたのです。


まずは処女膜の孔へ頭を挿し入れ、ゆっくりと抜き差しして様子を見ます。

くちゅ‥くちゅり‥

「ほっ‥ほぐしちゃだめぇぇ〜〜‥‥っ


甘ったるい声で叫ぶミムジィ。しかしナメクジは構わず続けます。

くちゅ、ぬちゅっ、くちゅくちゅくちゅ‥

「くちゅくちゅほぐしたららめえぇぇぇぇぇえーーーーっ!!!」




びちゅっ‥ナメクジが触れているところから、愛液が噴き出しました。

ミムジィの両足指がたまらなさげに、ぎゅっと締まっています。


「おほぉぉんっ‥ほお〜〜〜‥‥‥‥‥んっ‥

可愛らしい歌声。夢見心地で性の絶頂に達したミムジィ‥

しかし、それはほんの前戯に過ぎませんでした。


膣口がぱくぱく蠢くのが面白いのか、

噴き出す生蜜が美味しかったのか、

充分に熱くほぐれきった粘膜に、いぼナメクジはいよいよ侵入を始めます。


いぼいぼの柔らかな身体が処女膜を広げ、

熱い粘膜へと呑み込まれていきます‥


「‥‥‥‥‥‥‥‥‥!!!」

過敏な「女の中」へナメクジが入ってくる感覚‥その快感といったら!


瞳孔がしゅう、と開き、全身にどっと汗の粒が浮きます。


声をあげることも出来ません。


ぬちゅ‥うにゅる‥

ゆっくりと膣を這い進まれ、快感はさらに、爆発するような勢いで膨れ上がります。


収縮した膣に反応したのか、

ナメクジが中で、心地よさそうにのたうちました。


ゆっくり‥永く永く‥


うにゅう‥ぬりゅ‥うねっ‥ん‥

ねるぅ‥うにゅうにゅっ‥ぬろう‥


それがとどめの愛撫でした。―(つづく)




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