お兄ちゃん、イカせてあげる!
作・画…漢弾地
・理沙、口姦
「うおっ!」
ガツンと衝撃を受けた恭平はまたもや目を逸らすしかなかった。
「奈央おっぱい大きいんだよ!見たくない?」
理沙は恥ずかしがる奈央の体を掴んで見せようと迫ってくる。
「そういう冗談よせよ!」
「お姉ちゃんっ…」
「何よ。三人でいじり合ったりした仲なのに!」
必死に顔を背ける恭平と恥ずかしがって身を固くしている奈央に理沙はムッとして、
「そんなこと言って、ホントは見たいんでしょ!」
と奈央を突き飛ばし、恭平に抱きつかせようとした。
「きゃっ!」
「え?」
恭平は奈央の悲鳴を聞き思わず振り向く。
同時に、勢いでタオルが取れて全裸になってしまった奈央が胸に飛び込んできた。
「わっ!」
思わず抱き止めると、張りのある奈央の大きな胸が恭平の体に押し付けられた。
「あ!ご、ごめんね!」
顔を真っ赤にして奈央は慌てて離れるが、距離ができたことで恭平に改めて全裸を晒してしまう。一瞬固まるふたり。次の瞬間、
「ひゃうっ!」
と奈央は両手で体を隠して座り込んでしまった。
「あー奈央の裸見たー! お兄ちゃんのエッチ!」
「お前がやったんだろ!」
恭平はからかう理沙に怒りつつも、しゃがんで震えている奈央が泣いているのではないかと心配した。
真っ赤になりながらなんとか顔を上げた奈央は『大丈夫だよ』と言うようにぎこちなく微笑んできた。
どうも極度に照れているだけのようだ。
恭平がホッとしたその時、
「奈央の裸見たんだから、お兄ちゃんも裸になれ!」
と理沙が襲い掛かってきた。
「うおっ!」
倒れ込んだ恭平の上に理沙が馬乗りになる。
その動きで理沙のタオルも取れてしまい、恭平の目の前にスレンダーな裸体があらわになった。
「お前っ…バカ!」
恭平は慌てて横を向いて目を閉じた。
「あたしの裸も見たな?ふふっ。これはお兄ちゃんも脱ぐしかなーい!」
理沙は恭平の服に手をかけ脱がしていく。
「待てよ!おい!」
しかし抵抗すれば裸の理沙に触ることになるため恭平は身動きが取れない。
上着もジーンズも、そしてトランクスまで脱がされてしまった。
(ホントにこいつは子供の頃から悪乗りばっかりして!昔、体を触り合ったのだって理沙が俺と奈央を巻き込んだんじゃないか!まぁ、俺も嫌じゃなかったけど…)
全裸に剥かれた恭平は開き直って体をふたりの前に晒し、
「さ。これでおあいこな。終わり!服着ようぜ!」
悪乗り終了を告げる。
「……」
「……」
しかし、姉妹は黙ったまま答えない。
「…?」
恭平は目を開けた。
すると、ふたりはすっかり男らしくなっている恭平の体を凝視していた。恭平のチンポは膨らみ固くなりかけている。
「おい…」
雰囲気の急変に恭平は戸惑ったが、遅かった。
「ね…オチンチン、触っていい?」
頬を紅潮させ妖しい声音で理沙が言う。
その手は既に恭平の股間に伸びていた。
(いや、まずいだろ!…でも、子供の頃みたいにちょっと触って終わる感じだったら…)
恭平も正直冷静ではいられなくなっていた。
心の中で言い訳をしつつ、
「ああ…」
と答える。ほぼ同時に手が触れた。
理沙は両手で恭平のチンポをつついたり転がしたり握ったりして感触を味わっていく。
息が荒くなり、乳首がツンと固くなって興奮している様子が恭平にも見て取れた。唇が乾いたのか、理沙は舌でペロリと口元を舐め、
「んふぅ…」
と甘い吐息を漏らす。
(うわ…まずい)
恭平のチンポが一気に固く大きくなった。
その光景に目を奪われた奈央は自分の体を隠すことも忘れて恭平の体に近づいて、姉の手が愛しそうに触れているチンポを見つめた。
「触ってみる?」
「うん…」
理沙が聞くと奈央はほとんど聞き取れない小さな声で、しかしはっきりと答え、おずおずとチンポに手を伸ばした。
ちょっと触れてびくっとしたが、大事そうに指先でゆっくりと包むように触れていく。
「う…」
おっかなびっくり触ってくる感触が、恭平のそれをますます固くしていった。
「もっと強くしても大丈夫だよ。こするように動かして」
と理沙がアドバイスを送る。
「うん」
奈央はチンポを凝視しながら頷き、夢中になって言われるままに手でしごいた。
「ちょっ…そんな風にされたら…」
「ほら、お兄ちゃんも触ってあげて」
理沙は恭平の手を掴んで引っ張り、奈央の股間を触らせた。
「わっ!おい!あ…」
驚いて手を引こうとした恭平の指先が奈央の秘部を撫で上げた。そこはすっかり濡れて、クリトリスが固く突起していた。
「ふあっ!!」
指がクリトリスを弾くようにこする。
奈央はその一撃でイってしまい、恭平のチンポを掴んだまま股間付近に顔を埋めるように倒れ込んだ。
「だ、大丈夫か?」
恭平は慌てて支えようとしたが、うっかり動くと奈央の顔にチンポが触れてしまいそうで身動きが取れない。
「気持ち良かったんだね、奈央。じゃあ今度はお兄ちゃんを…」
理沙は奈央の顔を上げさせ、その口を恭平のチンポへと向けさせた。
「待てよ理沙…」
恭平は制止の声を上げるが、奈央をイカせた指の感触に興奮を抑えきれず、期待に思わず奈央の口元を見つめる。
「…できない…やったことないもん…」
奈央は俯いた。
「じゃあ、あたしがするから見てるんだよ」
「うん…」
再び理沙が恭平のチンポを掴み、奈央が真剣な眼差しを向ける。
期待に固く大きく膨らませてしまっていた恭平はもう抵抗することができなかった。
ピチャピチャッ…
理沙の舌が先を舐める。
指でカリを愛撫しながら全体に舌を這わせていき、そして勢いよく一気に咥えた。
「!」
奈央が息を呑む。
理沙は頭を振って大きな動きでフェラをする。
ジュブジュブといやらしい音が部屋に響いた。喉の手前まで咥え一気に引き抜き唇をカリに引っ掛け、また咥え込む。
その動きの繰り返しはまさに口でするセックスだった。
「う…おっ」
積極的な理沙らしくキュウキュウと激しく吸われ気持ち良い。
「んっ…んんっ…はっ…はぁっ…んっんっ」
理沙は時折呼吸を整え、一生懸命フェラを繰り返した。お姉さんぶった口ぶり程は経験が無いようで、舐めながらチラチラと不安げに恭平の様子を伺ってきた。
(こいつは子供の頃から大人ぶってたけど、本当はいつも俺のことを頼りにしてたんだよな…)
恭平はそんな理沙を可愛く思い、
「理沙…気持ちいい。お前の口をムチャクチャにしたい!」
その頑張りに応えようと立ち上がった。
「あ…」
理沙は思わず口で恭平のチンポを追いかけ正座する体勢になる。
そして喜びの表情を見せ、
「うん…お兄ちゃん…オチンチンで、あたしの口を…犯して…」
と言うと口を開けた。
恭平は理沙の頭を抱えるようにして、その口に突き込み激しく腰を動かした。
「ん!んんっ…」
「……!」
妄想界の住人は生きている。
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