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「ほ……本当にいいんですか?」
いつもの生徒会室、しかし今日は会長も、小さい人も
姿は無い。それもそのはず、学校はすでに長期休暇に
入っており、構内には少数の教職員の姿くらいしかない。
俺が生徒会室に着いたときには、既にその中は暖房で
暖められており、彼女が着てから、相当時間が経ってい
ることを示していた。
「もう、賭けは賭けでしょ?私の負け♪だからちゃんと」
「賭けたものはお支払いしなくっちゃ☆」
そう。俺は彼女と賭けをしたのだ。
遡ること数週間前。彼女は唐突にある賭けを持ち出してきた。
それは全国統一模試で、もし俺が県内1位になれば、私を
好きにしていいというものだ。俺にとって、何のデメリット
もない賭けのようだが、少なくとも当時の俺の学力では、
県内はおろか学年1位、クラスで1位になることすら夢物語
に近い。そこで彼女は、
「そうねぇ、それじゃ、順位で私より上になったら私から」
「イイコトしてあげちゃおっかな……?」
と持ち出してきたのだ。
相変わらずよくわからない御仁である。
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そして今日はその順位発表の日なのだ。俺と彼女は、示し
合わせて学校へとはせ参じたわけだが……。
「まさか、本当にあなたがこんな、好成績を残すなんてねェ♪」
普段の俺は、この偏差値の高い元・女子高の中でも最底辺を
うろちょろしているダメ男だ。しかしさすがにエロが目当てと
なれば話は違う。
「ふふ、欲望は男を急成長させるんですよ、七条さん。」
俺はきりりと顔を引き締め、2枚目を気取って見せる。
しかしそんな俺を尻目に、彼女は目を細めるだけで、いつもの
ボケもツッコミもしてこない。
「急成長したのは、記憶域だけなの?タカトシ君♥」
ころりと横になった彼女は、はだけたスカートの中に手を
突っ込み、その奥を指で弾きながら妖しい笑みを浮かべる。
「本当に成長したのか、私の身体にお・し・え・て♥」
彼女の指がググ……ッと黒い布地に食い込み、その先端が
柔らかい肉の谷間に埋没する。
それを間近に見た俺は、いつものタカトシを脱ぎ捨て一ッ飛び
に彼女に覆いかぶさっていた。
「あんっ♪もう、そんなに慌てないの。ほら、まずは他に」
「やることがあるでしょう?……もう。……ふふふ。」
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俺は横向きに横になる七条先輩の顔にゆっくりと近寄り、その
柔らかそうなぷりぷりとした唇に自分の唇を重ねた。
ぷにゅんとした弾力とともに、自分のものではない唇粘膜と
接触した感覚に感動する。
そして一旦唇を離すと、次は彼女の制服を脱がすことにした。
「ん……あ、あれ……?この……っ、どうなって……」
普段俺が着ているのと同じ制服。しかし緊張と興奮のためか、
上手く脱がすことができない。いらいらしながら制服の前
ボタンと格闘していると、体の下から七条先輩のクスクスと
笑う声が響いてきた。
「んくくくっ……もう、タカトシ君って童貞丸出しなんだ」
「から♪」
そう笑いながら体を起こすと、自らボタンをぷちぷちと外し、
勢いよくバサリと制服を放り出した。
「……さ、はい♪続きをどうぞ♥」
再びころりと体を横たえた七条先輩。どことなくからかわれ
ていう気がしないでもないが、それもいつものことだ。
俺はさして気に病むことも無く、彼女の体を物色する続きを
再開した。
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一体どれほどの時間が経ったのだろう。俺は彼女の体に夢中
になり、俺の掌が彼女の肌に触れるたび、しっとりとした汗が
互いの肌で交換され、指が皮膚に食い込むたび、びくんと
彼女の身体が小刻みに震える。
「七条先輩……お、俺……もう……」
事の始まりから勃起し続けていた俺の電光妖刀丸は、いつ己
の出番がくるものかと虎視眈々と待ち続けていたのだが、そ
れも我慢の限界。痺れを切らしたのか、自分でも解るくらい
に先走り汁がじゅくじゅくとその切っ先からあふれ出し、股
間の中が気持ち悪いくらいべちょべちょになっていた。
「う……ん……はぁ……っ♪も、もういい……よ。ほら……」
身体をくるりと回し、俺に背を向ける体勢をとった彼女の突
き出された尻の奥からは、とめどなく俺の股間と同じく先走
り汁があふれ出していた。
「そ、それじゃ入れます……って、ああ!しまった……っ!」
なんたることか。俺はうっかり【近藤さん】を持参してくる
のを忘れていたのだ。
生徒会で散々【必ずコンドームしよう!】と謳っておきながら、
その本人が生挿入などできようものか。
「だいじょうぶ……だって、今日はこっちでするんだから♥」
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七条先輩は、突き出した尻から黒い半透けショーツをツツ…と
ずらし、その後ろの穴が露出したところで止めた。
前の穴から散々垂れ流された先走り汁を受け止めていたその
穴は、既にぬらぬらと粘液に光り輝き、何もいじる前から
呼吸に合わせるように、ぱくぱくと開閉を繰り返している。
「こ、こっちでするんですか……?」
俺は両手でもっちりとした尻肉を掴み、そぉっと左右にくつろ
げてみる。みちゅぅ……と粘液の糸を引きながら開かれたそこ
は、まるで掘削作業を終えたばかりの洞穴のごとく、深遠な窪
みを奥へ向けて広げている。
「だ、大丈夫……♥ちゃんと綺麗にしてきたから……ぁぁ♥」
確かにその開かれた部分からは、普通ではこうはならない、どこか
鼻触りの良い香りが漂ってくるようだ。
俺は意を決し、肉棒の先端をその洞穴の入り口にあてがった。
「じゃ、じゃあ行きますよ。痛かったら言ってくださいね……。」
俺は言い終わる前に、徐々にその先端を埋没させて行った。
本来出口である肉の入り口が、挿入に合わせてわずかずつ
内側に巻き込まれていく。
「ひゎっ♥あふあぁぁぁ……は…はいってくりゅぅぅぅ♥」
じゅぶぶぶ……と粘液と粘膜を巻き込みながら、俺の勃起は
根元まで彼女の排泄腔に挿入されていった。
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