「うぅっ…」
グチュグチュッ。
千尋が自分の立ちション姿を、姉の美柚だけでなく、同い年の碧衣にまで覗かれてしまい、
とっさに自分のオチンチンを隠そうと、その場しゃがみ込んだ結果、
穿いているパンツとズボンを、自らのオシッコでビショビショに濡らしてしまったのです。
濡れたパンツとズボンはすでに、出したてのオシッコまみれになって、
すでに穿けない状態になってしまったので、仕方なしに千尋はお尻やオチンチンを晒した、
下半身丸出しの姿のまま、母親のゆきみが待つ車内へと、戻る羽目になってしまったのです。
母親のゆきみは、用を足しに車を出て行った筈の千尋が、
ズボンやパンツを穿かないまま、下半身丸出しの姿で帰ってきた姿を目にして、
思わず驚かされてしまうのですが、さらに千尋は今回も、
用を足す事に失敗して、ズボンやパンツを濡らしてしまった事実にも気付かされて、
どんな反応を見せれば良いかが分からず、ずっと目を見開いてしまうのです…
「ほら、千尋ちゃん。タオルを貸してあげるから。」
「う、うん…」
年頃の男の子として、惨めな気持ちを感じながらも、下半身を晒してしまう千尋の姿を眺めながら、
母親のゆきみはとりあえず、備え付けてあったタオルを千尋の前に差し出します。
自分の恥ずかしい姿を晒したまま、目の前にいる母親にうまく言葉を返せないまま、
千尋は母親のゆきみから、すぐに手渡されたタオルを受け取って、
すぐに濡れ続けてしまった、自分の下半身を隠し始めるのですが、
何も身につけてない、無防備な状態の下半身に、柔らかいタオルの生地が僅かにくすぐる度に、
千尋は自分のあられもない姿を見下ろしながら、ありありと思い知らされてしまい、
つい恥じらいの気持ちを感じてしまうのです…
(ひどいよ、美柚お姉ちゃんったら。ボクが立ちションしようとしているところを、
碧衣ちゃんと一緒に、勝手に覗きこんでくるんだもん…)
本当は千尋も、お外で用を足そうと試みたにも関わらず、
溢れ続けるオシッコで穿いているズボンとパンツを濡らしてしまったのか、
その理由を母親のゆきみの前で、本当は訴えたい気持ちでいっぱいだったのです。
年頃の男の子としても恥ずかしい立ちション姿を、姉の美柚だけでなく、
同い年の碧衣にまで覗かれそうになってしまったと言うハプニングのせいで、
上手く用を足す事も出来ずに、結果として穿いていたズボンとパンツを、
オシッコで濡らしてしまったのだと、母親のゆきみに対して、
今すぐにでも告げてしまいたい気持ちでいっぱいだったのです。
しかし、血の繋がっていない母親のゆきみを前にすると、
何故か千尋は緊張してしまい、恥ずかしい格好を晒し続けている自分への罪悪感で、
千尋の心の中がいっぱいになってしまいます…
(それにしても、どうしようかな…これからお買い物に出かけないといけないのに、
パンツとズボンが濡れちゃってるし…)
千尋が何よりも心配した事は、これから家族でショッピングモールにお出かけする筈だったのに、
途中で耐え切れなくなるまでの、強い尿意に襲われてしまい、
用を足そうと思って車の外へと飛び出したら、立ちション姿を覗かれるのが恥ずかしくなって、
結果的に、穿いているパンツとズボンを濡らしてしまったのです。
ただでさえ、何度も家族の前で恥ずかしい姿を晒してしまっただけでなく、
このままでは自分のせいで、折角のお買い物が中断になってしまうかもしれない。
そう思うだけで千尋は無防備な下半身のまま、
ますます罪悪感に襲われて、心を痛めてしまいます…
「困ったわねぇ。千尋ちゃんがズボンとパンツを濡らしてちゃうなんて、思わなかったから…」
「ご、ごめんなさい…」
千尋が予想していたとおりに、母親のゆきみは目の前で繰り広げられた状況に、
こんな恥ずかしい格好では、ショッピングモールでお買い物には向かえそうもないと、
つい困った顔を見せながら、言葉を洩らしてしまいます。
オシッコでズボンとパンツを濡らしてしまった千尋は、目の前で少し悩ましげな表情を見せてくる、
母親のゆきみに対してひたすら頭を下げて、謝り続ける事しか出来ません。
下半身何も身につけていない状態で、新しい母親のゆきみを自分の手で困らせてしまった事で、
千尋は惨めな気持ちを感じて、ますます気持ちを沈ませてしまうのです…
「とりあえず、千尋ちゃん?下に何も穿いてないのも恥ずかしいでしょ?
紙オムツを用意してあるから、これを穿きなさい?」
「あ、ありがとう…」
母親のゆきみは、下半身丸出しのままでずっと、自分の前で謝り続けている、
千尋の姿を目にしながら、いくら男の子と言えども、
何も穿いていない状態で放っておくのもよくないと考えて、
千尋の為に用意してあった、薄い水色の紙オムツを差し出してきました。
本当は千尋も、小さな子供みたいに紙オムツなんて穿きたくは無かったのですが、
自分一人でちゃんと用を足すと約束しておきながら、目の前にいる母親のゆきみを困らせる結果を、
自ら招いてしまった事への反省から、素直に受け取った紙オムツを自分の手で広げて、
恥ずかしい気持ちを抱えながらも、足を通し始めていきます…
カサカサッ。
「うぅっ…」
誰かに穿かせてもらうのでは無く、自ら紙オムツを穿く羽目になってしまった千尋は、
改めて足を通した紙オムツを目の当たりにして、恥ずかしい気持ちを感じてしまいます。
少しためらいがちに、薄い水色の紙オムツに両足を通して、
少しずつ自分の腰回りへと持ち上げていくうちに、
カサカサとした感触を、肌に感じて始めてしまうのです。
それでも千尋は素直に、あまりにも無防備な状態の下半身を、
恥ずかしい下着の紙オムツで覆ってあげる事しか、今の千尋にとっては反省の意味も籠めて、
母親のゆきみに対して詫びる代わりに、恥ずかしい下着の紙オムツで、
自らのお尻を包み込むしか、方法が無かったのです…
「さすがに紙オムツを穿かせてあげたと言っても、今の千尋ちゃんの格好のままで、
お買い物に出かけられないわね…」
「そ、そんなぁ。折角これからお買い物だって、楽しみにしてたのに…」
今まで穿いていたズボンやパンツの代わりに、自ら車の中で、紙オムツを穿く事になった千尋は、
やっと車内で丸出しだった、お尻やオチンチンを隠す事が出来たにも関わらず、
カサカサと乾いた感触を受けてつい、恥じらいの気持ちを感じて、思わず身をよじらせてしまいます。
千尋が紙オムツを穿いてくれた事で、やっと事態は収集したのですが、
さすがに紙オムツだけの姿で、大勢の人が行きかうショッピングモールに、
このまま買い物へと出かけるのは無理だと感じた、母親のゆきみは、
可哀想な姿を晒し続ける千尋を気遣って、一度お家に引き返そうかと口にしてしまいます。
しかし、母親の言葉を受けて碧衣は、わざと千尋に当てつけるかのように、
折角お洋服を買ってもらえるのにと、お家に引き返すのを嫌がってみせるのです…
(ど、どうしよう…ボクが上手く立ちション出来なかったせいで、
お買い物が出来なくなっちゃったよぉ…)
自分がオシッコをうまく出来なかったせいで、買い物が中止になってしまう…
同い年の碧衣からのプレッシャーを受けてしまった千尋は、ますます心を痛めてしまいます。
母親のゆきみも、姉の美柚や碧衣の前で、あきらめの表情を見せてくる中で、
段々と千尋は追い詰められて、車内に漂う雰囲気に、ついには耐えられなくなってしまうのです。
この状況を何とかしなければいけない…千尋は恥じらいの気持ちを必死に押さえ込みながら、
折角楽しみにしていた、お買い物を中止させない為にと、ついこんな言葉を口にしてしまいます…
「あ、あの…ボク…」
「あら、どうしたの?千尋ちゃん。」
母親のゆきみが、今日の買い物を中止せざるを得ないと口にしている中で、
なんと千尋は恐る恐る身を乗り出して、残念そうな声を洩らしてしまう、
母親のゆきみに対して、声をかけていきます。
千尋が急に震えた声を発してきたので、思わず母親のゆきみは質問を返していくのですが、
さらに千尋は家族を気遣って、とんでもない事を自らの口から、告げてしまうのです…
「ほら、一緒に行こうよ、千尋ちゃん。」
「う、うん…」
千尋が車内で紙オムツを穿いてから数十分後の事でした。
ついに家族全員でショッピングモールに辿り着く事が出来たので、広い通路の中を歩き始めます。
先を進む姉の美柚の後を、一生懸命追いかけ続ける千尋だったのですが、
どうしても自分の下半身が気になってしまい、沢山の家族達や人々が行き交う、
千尋がショッピングモールの構内を歩き続ける時も、
つい何かが気になってしまい、ずっと身をよじらせてしまうのです…
グッ…
(ど、どうしよう…ついにボク、紙オムツを穿いたままで、
こんなに人が大勢いる場所を…歩いちゃってるんだ。)
なんと千尋は、車内で下半身紙オムツを穿いただけの、あまりにも無防備な姿のままで、
ショッピングモールの構内を歩き続けていたのです。
用を足す時に穿いているズボンまでも濡らしてしまったせいで、
当然、お尻を包んでいる紙オムツを隠せない状態だったのです。
それでも千尋は、恥ずかしい事態を引き起こしてしまった自分の為に、
買い物を中断させてしまうのが申し訳ないと、恥ずかしがりながらも自ら、
下半身紙オムツ姿のままで、ショッピングモールに繰り出そうと、
母親の前で告げてしまったのです。
千尋はせめて自分の恥ずかしい姿を隠す為にと、
Tシャツの裾を一生懸命伸ばして、膨らんだお尻を隠そうとし続けるのですが、
なかなか恥ずかしい下着を、裾の短いTシャツでは、うまく隠す事が出来ません。
Tシャツの生地を両手で引っ張り続けながら、穿いている紙オムツを、
誰にも見られないように努力を続けるのですが、Tシャツの生地がどうしても足りない為に、
前の部分を隠そうとすると、逆に反対側のお尻の生地が持ち上がって、
穿いている紙オムツを露わにしてしまうのです。
どう頑張っても、穿いている紙オムツを隠せない状況のままで、
モールの通路を歩き続ける千尋だったのですが、通路内を行き交う誰かとすれ違う度に、
どうしても自分のお尻に視線が当たり続ける事が気になってしまい、
恥じらいの気持ちを感じ続けて、顔を火照らせてしまいます…
ギュッ。
「ほら、千尋ちゃんが迷子になると大変だから、一緒に手を繋ごうね?」
恥ずかしい紙オムツ姿を、ショッピングモールの通路内で晒し続けている状況を、
つい恥ずかしがってしまう千尋の姿を見て、姉の美柚はとんでもない悪戯を企んでしまいます。
なんと姉の美柚は、両手を離せない状況の千尋に対して、わざと片手を掴んでいきます。
そして無理矢理に、恥ずかしがる千尋の手を引っ張ったままで、
うまく紙オムツ姿を隠せないように仕向けてしまったのです。
「えっ、美柚お姉ちゃん…あんっ!」
フリッ、フリッ、フリッ…

沢山の人が行き交う通路内で、年頃の男の子にも関わらず、
まるで小さな子供が穿くような紙オムツを穿いた姿を晒し続けてしまう…
通路を歩く度に、膨らんだお尻が揺れ続けてしまうので、
千尋はさらに自分の膨らんだお尻を晒し続ける結果となってしまい、
年頃の男の子にも関わらず、紙オムツを穿いたままで過ごしていると言う、
あまりにも恥ずかしい姿に対して、どうしても肌を震わせ続けてしまうのです。
それでも姉の美柚は、わざと弟の千尋を辱める為に、
一度握りしめた手をずっと離さないまま、無理矢理自分のペースで、千尋を歩かせてしまうのです。
片手だけでは、どんなにTシャツの裾を引っ張り続けても、もう片方の裾が持ち上がってしまうので、
お尻を包む紙オムツを上手く隠せずに、つい恥じらいの気持ちから、脚をモジモジさせ続けます…
「なんとかモールに来る事が出来たけど、これからと何処に行こうかなぁ…」
「もうっ、まずは最初に、千尋ちゃんのズボンを買ってあげるのが先でしょう?」
「確かに…このまま紙オムツを穿いたままってわけにはいかないわよね?」
ずっと自分の膨らんだお尻を晒し続けながら、恥ずかしがる千尋を後目に、
わざと素知らぬ顔をしながら、美柚は母親のゆきみに対して、
折角ショッピングモールに来たのだから、これからどこに向かおうかと話を持ちかけていきます。
しかし母親のゆきみは、ずっと下半身紙オムツ姿で、
ずっと紙オムツで膨らんだお尻を隠せずに、恥ずかしがっている千尋の姿を見かねて、
まずは千尋の紙オムツ姿を隠す為の、ズボンを手に入れる事が必要だと、
娘の美柚を前にして、言葉を返し始めます。
母親の言葉を聞いて、千尋は少しだけホッとするのですが、
それでも紙オムツを穿いたままの姿で、当分の間ショッピングモールを歩かされてしまうと言う、
年頃の男の子としてあまりにも耐えがたい状況に、
思わず顔を俯かせたままで、歩き続けていたのです。
ズボンも穿けない状況のままで、お尻包み込む紙オムツを満足に隠す事が出来ない状況に、
千尋はずっと、自分の恥ずかしいお尻を、これ以上誰にも見られたくないと言う気持ちだけしか、
考える余裕が無かったのです…
「でも、どうする?このまま紙オムツ姿の千尋ちゃんを、
モールの中に歩かせ続けるのも、可哀想だよ?」
「そうねぇ。私もこのモールに来たのは初めてだから、
どこにお洋服のお店があるかもわからないし…」
これ以上、紙オムツ姿の千尋を連れて、モールの通路内をこのまま、
無理に歩かせてしまうのも、さすがに可哀想だと感じた母親のゆきみは、
すぐにでも洋服店を探そうとするのですが、今日訪れたショッピングモールは、
まだ来るのが初めてだったので、一体どこに向かえば、
洋服店まで辿り着けるのかが、あまりにも広い周囲を見回しても、
少しも分からない状態だったのです。
母親のゆきみが、目的地も定められずに少し困っている様子だったので、
姉の美柚も同じように、洋服を売っているショップがうまく見つけられないと言葉にするのですが、
本当はショッピングモールの構内で、もっと千尋の恥ずかしい姿を晒し続けたいと、
イタズラな気持ちを働かせて、あまり真剣には洋服のショップを探そうとはしません…
「あっ、ねぇ見てよ。ここってプレイルームになってるんだね?」
「本当ね。あの子達、随分楽しそうに遊んでるわね?」
上はTシャツを着ているにも関わらず、紙オムツ姿を晒したままで、
千尋がショッピングモールの通路内を歩き続けてから数分後の事でした。
モールのコーナーの一つに、とても賑やかな声が響き続ける場所を見つけたので、
母親のゆきみは思わず、足を止めてしまいます。
母親のゆきみが立ち止まった場所は、
千尋よりも背の低い子達が遊び続けている、プレイルームでした。
色とりどりの遊具を使って、とても楽しそうに遊び続けている様子に、
つい千尋もつられて、遊び続ける子達の様子を確かめてしまいます。
「う、うん…」
(やだ…あの子達も今のボクみたいに、紙オムツなんて穿いてるんだ…)
プレイルームで遊び続けている子達の様子を見て、千尋がどうしても気になってしまうのは、
下半身紙オムツ姿のままで、自分の姿を恥じる事も無く、
一生懸命手足を動かしながら、夢中になって無邪気に遊び続けていたのです。
恥ずかしがる様子も無く、穿いている紙オムツを晒し続けている子達の姿を目にして、
つい千尋は自分自身の紙オムツ姿を意識させられてしまうのです。
本来なら紙オムツと言う下着は、プレイルームの遊具で無邪気に遊び続けている、
まだトイレの管理が自分で出来ないような子達の為にあるような下着で、
ましてや学校に通うような年頃の千尋が、本来穿くような下着では無い代物だったのです。
しかし千尋は現に、今日もオシッコを失敗したせいで、ズボンとパンツを濡らしてしまった結果、
下半身紙オムツ姿のままで、ショッピングモールの通路を歩き続けてしまったのです。
千尋はついプレイルームの子達の姿を見ながら、自分の恥ずかしいお尻を振り返ってしまったので、
つい恥じらいの気持ちから、顔がひとりでに火照ってしまうのです…
「ねぇ、ママ。丁度いいから、千尋ちゃんにここで待ってもらおうよ。
その間に私達がお洋服を買いにいけるし。」
「美柚ちゃんも良い事を思いつくわね。千尋ちゃんも紙オムツを穿いたままじゃ、
恥ずかしくて歩きづらいでしょう?」
「やだ、ボク、こんなところで待ち続けないといけないの?!」
しかし姉の美柚は、可愛い弟の千尋が、紙オムツ姿を晒している状況に、
改めて恥じらいの気持ちを感じている最中に、
なんと洋服のショップを探すまでの間、背の低い子達が遊び続けるプレイルームに、
千尋を残してしまおうと言い出してしまったのです。
美柚の言葉を受けて、母親のゆきみもすぐに賛同してしまい、
このまま紙オムツ姿の千尋を、モールの構内にずっと連れて歩き続けて、
恥ずかしい姿を他人の目に、これ以上触れさせなくても済むだろうとまで、口にしてしまいます。
しかし千尋は、自分と同じように紙オムツを穿いたまま、
プレイルームで遊び続ける子達の姿を眺めているだけでも恥ずかしいのに、
このまま同じ空間に取り残されてしまう事を恐れて、すぐに拒み始めます。
遊具で楽しそうに遊び続ける子達と同じ格好を晒しながら、
まるで子供のように、紙オムツ姿を晒し続ける子達と一緒に遊ぶようにと言われてしまったせいで、
千尋はさらに恥じらいの感情を感じ続けて、思わず焦り始めてしまうのです…
「しょうがないでしょ、千尋ちゃん。」
「千尋ちゃんのお洋服を買ってくるまでの辛抱だから、大人しく待っててね?」
「そ、そんなぁ…」
しかし母親のゆきみは、プレイルームに取り残される事を嫌がり続ける千尋に対して、
千尋の為の衣服を買うまでの間、大人しく待ち続けるようにと、改めて告げてしまいます。
これから自分達は千尋の為に、新しいズボンを買う事を約束した上で、
これ以上お尻を紙オムツで包んでいる姿を晒さない為に、
同じく紙オムツ姿で遊び続けている子達と一緒に、同じ空間で待つようにと説明し続けるのです。
千尋はどうしても、プレイルームのコーナーの中に入る事を、ためらいがちになってしまうのですが、
姉の美柚は無理に手を引っ張って、遊具で遊び続ける子達の輪の中に、
紙オムツ姿を晒しながら恥ずかしがる千尋を、無理矢理交ぜてしまうのです…
「それじゃあ、千尋ちゃんのお洋服を買ってくるまで、大人しく待ってるのよ?」
「う、うん…」
ちゃんと千尋が、自分よりも背の低い子達が遊び続けるプレイルームの中に入った後で、
母親のゆきみは姉の美柚と碧衣を連れて、新しい洋服を買ってあげる為に、
すぐにその場を立ち去ってしまいます。
プレイルームの中に一人、取り残されてしまった千尋は、
Tシャツの裾をどんなに両手で引っ張り続けても、
うまく隠し切れない紙オムツ姿のまま、段々と遠ざかる3人を見送りながら、
新しい衣服を手にして戻るまでのしばらくの間、ずっと待たされ続けてしまうのです。
(ママ達、早く戻ってこないかなぁ…いくらプレイルームで、
待ち続けるようにって言われても、恥ずかしくってたまらないよぉ…)
モールの通路内を歩き続ける人影にすぐに紛れ込んでしまい、
3人の姿を目で追えなくなってしまった千尋は改めて、
自分が取り残されてしまった、プレイルームの中を振り返り始めます。
プレイルームの中では相変わらず、自分よりも背の低い子達が楽しそうに遊び続けます。
お尻を包む紙オムツを、別に恥ずかしがる事も無く見せつけながら、
無邪気に遊具を使って遊び続ける姿を目の当たりにしている中、
背の高い千尋の存在は明らかに、際立っていたのです。
自分とは場違いな場所に取り残された事で、
ますます恥じらいの気持ちを感じてしまい、身を固めてしまうのですが、
それでも勝手に一人で、広いモールの構内を彷徨うわけにも行かずに、
ただその場に立ち尽くす事しか出来なかったのです…
「ねー、あの子ももしかして、ボクみたいに紙オムツを穿いてるの?」
「こらっ、人のことを指差しちゃ、失礼でしょ?」
モール内のプレイルームの中では、背の高い千尋の姿は明らかに目立ってしまうので、
ずっと遊び続けていた子達も、千尋の存在に気づき始めます。
そして早速、千尋はプレイルームで遊んでいた子達の一人に、すぐに声をかけられ始めます。
千尋の元に不意に駆け寄った子は、自分よりも明らかに背の高いにも関わらず、
まるで自分のように、紙オムツを穿いている千尋の姿を見上げながら、
明らかに自分より成長しているにも関わらず、未だにおトイレが上手く出来ないまま、
どうして紙オムツを穿いてしまっているのかと、疑問に感じたまま、率直に尋ねてしまいます。
急に指を指しながら、千尋の紙オムツ姿を不思議そうに眺め続けている子の姿に、
すぐに母親は気が付いて、顔を赤らめている千尋に軽く頭を下げながら、
年頃の男の子らしからぬ、紙オムツ姿をしている事が、
どうしても気になってしまう様子の子をすぐに、引き離してしまうのですが、
紙オムツでお尻を膨らませている姿を、無邪気に指摘されてしまった千尋は、
自分の姿がどれだけ、年頃の男の子としてみっともない姿なのかを、
改めて思い知らされて、思わずうろたえてしまうのです…
「あっ…うぅっ。」
(どうしよう…やっぱりボクの姿、ヘンだよね?
小さな子供じゃないのに、紙オムツを穿いてるなんて…)
千尋は、明らかに他の子より背の高い自分が、まるでオシッコの管理が一人で出来ない為に、
紙オムツを穿かされたまま、背の低い子達と一緒の空間に取り残されてしまった、
自分自身をすぐに恥じてしまいます。
モールの通路内を歩き続ける通行人達にも、紙オムツでお尻を包んでいる、
自分自身の姿を見られ続けているだけで、あまりにも年頃の男の子には、
不似合いな格好と場所で過ごし続けているせいで、
千尋はどれだけ自分自身の姿が、年頃の男の子として、
ありえない状況に置かれているのかを思い知らされて、気持ちを沈ませてしまうのです…
このまま、もし3人が自分のもとに戻ってこずに、
このままプレイルームの内部に取り残されてしまったら、
身体こそは年頃の男の子らしく成長しているにも関わらず、
まるで一人では、オシッコの管理が出来ないような錯覚すら感じてしまい、
プレイルームの端で立ちつくしたまま、少しも動く事も出来ずに、
段々と寂しい気持ちを感じ始めて、目に涙を溜め始めてしまいます…
「千尋ちゃん、お待たせ。お洋服を買うのに手間取っちゃって。」
「ちゃんと、千尋ちゃんの為にお洋服、買ってきたからね?」
「あ、ありがとう…アレっ?」
紙オムツが似合うような年頃の子達と一緒に、不似合いな格好のままで一人、
プレイルームに残され続けてしまった千尋は、なんとか涙を流さずには済んだのですが、
ずっと気持ちを沈ませたままで待ち続けて、数十分後に家族が戻ってきた事で、
沈み続けていた気持ちを、やっと切り替える事が出来ました。
千尋がずっと待ち侘び続けていた、母親のゆきみと姉の美柚、そして碧衣が戻ってきたのです。
先程、約束をしたとおりに、千尋が着る為の洋服を手にしていた事で、
やっと恥ずかしい紙オムツ姿を晒さなくて済むと、すぐに千尋は嬉しそうな顔を見せていきます。
母親のゆきみから衣服を受け取った後で、すぐに千尋はズボンを穿こうと開き始めるのですが、
その時に千尋は、手に持った衣服を広げきったところで、
ある事実に気づかされてしまい、驚きの表情を見せてしまいます…
「ねぇ…どうしてズボンじゃなくって、スカートなんて、ボクに渡してきたの…?」
なんと母親のゆきみが渡してきた衣服は、ズボンではなくスカートだったのです。
別に女の子でもないのに、どうしてスカートを渡されてしまったのか、
少しも理由が分からずにいた千尋は、ただ茫然とするばかりだったのです… |