実はそれは、以前、愛莉と一緒に写っていた写真の丹紀に一目惚れしたと言う賢一の為に、篤が学園の『丹紀ファン倶楽部』からこっそり買った写真だったのだ。勿論、今日賢一を呼んだのはそれを渡すのが目的ではなかったが、何とも拙いタイミングで明るみにでてしまったのだった。
しかも、その一枚を拾った愛莉がその下から現れた写真を見た瞬間 ――。
身体を、ふる、ふる、と怒りに震わせて叫んだのだった。
「な、なな、な、なんで――っ !? ……に、丹紀ちゃんが真っ裸で……お、おまんこ、おっ広げて――っっ !? 」

カーソルオンで「寝取り間男」の気持ち差分が表示されます
しかし、直ぐに愛莉が呆れた声で言ったのだった。
「ああ……これ、合成写真だわっ ! ……しかも、へったクソっ ! 」
その言葉に賢一が愛莉の手の中の写真を覗き込んだ。
「ほら、首から上だけ貼りつけてるのモロ判りじゃないっ ! 」
「ほ、本当です…ね……」
申し訳ありませんが体験版はここまでです。お気に召しましたら、本篇や他作品もどうぞ宜しくお願い致します。