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敵は敵。そして味方も敵…?
先に捕虜になっていた大喬は、今や甄姫の忠実な下僕だった。
「尚香様。暴れてはいけませんよ。うふふっ」
「は、放して! 何するの!?」
「さあ、お待ちかねの貫通式ですわよ」
「ひいっ! いやーっ!」
孫尚香は必死に抗おうとするが
大喬と甄姫に抑え込まれ、逃げることが出来ない。
「うふふふ…。痛いのは最初だけですよ」
大喬の瞳が妖しく笑う。
「そのうち、体の中を掻き回されてよがり狂うようになりますから…」
「いやっ、いやーっ! 誰か…誰か助けてーっ!!」
救いを求める悲鳴を聞き届ける者はいない。
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