気がついてからしばらくは状況が飲み込めなかったが、それでも次第にとんでもない事態になっていることだけはわかった。
とにかくまず俺は人を捜した。
その時はまさか、ここが無人島などとは思ってもいなかったのだ。
島の中心らしき方向に向かって進み、一時間もしないうちに向こう側の海岸に出たときは愕然とした。
まさかここは孤島なのか?
それを確かめるため、次に海岸沿いにそって俺は歩いた。
そして、一人の少女を見つけたのだ。
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