寺田武が起こした事件、痴漢百鬼夜行とも称されたあの事件、
「痴漢王」と称された痴漢師の逮捕により、
世は大痴漢時代を迎えることになる。
そんな時代に生まれ、性に目覚めた少年「佐山武」、
彼もインターネットで大痴漢時代の到来を知り、
痴漢というものの魅力に取り付かれていた。
そして、いつかは痴漢王の称号を手に入れるべく、
自分の痴漢百鬼夜行を作り上げることを決心した。
―佐山武 ○学○年 学校―
ちょうど蝉が鳴き始めた日差しの強い午後、体育の時間、絶好のプール日和。
武の股間は膨らんでいた。
いつものプールの時間は男女2人の教師がつくことになっていたが、
この日は男性教師が出張で不在となっていた。
武はこの日を狙っていた。
女性教師が1人になるこのプールの日を。
「武ちゃん、本当にヤるんだね」
数人の少年たちが、武に耳打ちしてくる。
「当然だろう?俺たちは痴漢百鬼夜行だぜ」
武は、○学○年にしては身長が大きく、
170cmくらいにとどこうかという程だった。
そのため、喧嘩にもめっぽうつよく、
力で自らの百鬼夜行をつくり始めていたのだ。
「じゃあみんな、最初は準備運動ですよ!!」
女性教師が準備運動を始めた。
女性教師の名は葛西洋子、29と三十路ぎりぎりだが
中々のプロポーションを誇る。
とくに、歩くたびにゆれる胸と眼鏡の組み合わせは、
少年たちの股間を大きく刺激していた。
武たちは構わず、準備運動をしながら言葉を続けた。
「普通に練習した後は、自由時間だ。
洋子先生を何とか一緒に誘い、そこで・・・ヤるぞ!!」
「OK!」
「こらそこ!ちゃんと運動しなさい!」
「はぁい!!」
注意した洋子の目に、怪しく微笑む少年たちの心の表情までは
移るはずが無かった・・・。
「よーし、じゃあ残りの時間は自由時間ね!!」
「はぁい!!」
「やったぁ!!」
授業も終わりに差し掛かる頃、プールは自由時間となった。
洋子はプールから上がり、生徒たちを監視していた。
「先生、先生も一緒にあそぼうよ!」
「えーどうしようかな?」
「ねーいいでしょー」
今日の監視している教師は洋子だけ、
洋子は少し迷ったが、半ば強引に少年たちに体を引っ張られ
言われるがままプールに入った。
「じゃあ、怪力ごっこね!!先生を持ち上げろー」
「おー!!」
武の号令で、10人ほどの生徒が水の浮力により
洋子を持ち上げた形をとった。
「どうだー先生!」
「すごいすごい!」
(ふふっ、○学○年生にもなるけれど、単純なものね)
洋子はそんなことを思いながら、されるがままにプールに浮かんでいた。
少年たちの、大人の部分も知らないで・・・。
「ん?」
ふと、お尻の方に違和感を感じた。
今まで持ち上げていた手が、何かイヤラシイ手つきに感じたからだ。
そうしている内に、どんどん他の箇所も少年たちの手によって揉まれたり
撫でられたりと、おかしな方向へ向かっていく。
「ちょ・・・ちょっと、何なの?」
「マッサージ屋さんでーす!!先生、疲れてると思ってさ」
「そ・・・そか、みんな優しいの・・・ね」
せっかくの生徒たちの好意を無下にするわけにもいかず、洋子はそのまま身を任せた。
(それにしても・・・変な感じね、○学生だからといって・・・男に体を触られているんだから・・・)
触っているのは生徒、と言い聞かせていたが洋子の体は少年たちのマッサージにより、
少しずつではあるが感度を高められていく。
(そろそろ頃合か・・・)
若干洋子の頬が赤みを帯びてきたのを、武は見逃さなかった。
サッと武が手を上げた。
それを見て、少年たちが更にきわどいところをマッサージし始める。
武は母子家庭だった。
そのため、母親が仕事で出ている内に武の家でAV鑑賞をし、皆で性感帯をみっちり研究していたのだ。
洋子のムッチリとした胸部に、小さな突起物が現れる。
それに触れないように、少年たちはマッサージから愛撫に変換していく。
「んっ・・・ふっぅ・・・」
(もう、こっちのもんさ)
軽く漏れた洋子のあえぎ声を、武は逃さなかった。
下半身も、いつのまにかお尻や股に水着が食い込んでいき、
Tバックとなってきていた。
少年たちは更にそのTのきわどい部分を愛撫していく。
「あ・・・はぁ・・・」
(おかしいわ・・・何か・・・おかしい・・・)
洋子は異変に気づき始めていたが、いつの間にかがっちりと
周囲を固められていたため、身動きが取れない状態になっていた。
(つ・・・強い、今の○学生がこんなにも力が強いなんて・・・しかも武君、
まるで大人に押さえ込まれているかのようだわ・・・このままじゃ・・・ヤられる!!)
「ちょっとみんな・・・やめぇ、あぁっ!!」
洋子はやっと、自分が犯され始めていることに気づき注意をしようとしたが、
ふいに摘み上げられた乳頭への刺激で、思わず言葉を止めてしまった。
「先生、気持ちいいんですか?」
クリックリと何度も何度も乳頭がこねくり回される。
水着の上だったが布一枚のようなもの、どんどんと感度を上げられていく。
「はっぁぁ・・何言って・・止めて・・・もっぅあぁぁ」
(本当に・・・○学生なの・・・こんな・・・キモチイイナンテ・・・)
○学生の手によって、自分の女の部分を引き出されるなんて、思っても見ないことだった。
しかし、その葛藤よりもどんどん性欲が膨らみ、理性を奪っていく。
「胸が感じる女って、楽だよね。さて、もうあそこもぐっしょりかな?」
「何言ってるの!?あ・・ヒィィウゥ」
不意に、水着の中に少年たちの手が入り込み、クリトリスと秘部をなで上げた。
「もうヌルヌルだよぉ」
「止め・・・アッハ・・ハァ・・・アッツアッツアァ・・」
じっくりとマッサージによって引き起こされた感度は、最高潮に近いものとなっていた。
完全に、洋子は少年たちの手の上で転がされ始めていたのだ。
「じゃあ、やってやるぜ」
武の目の色が変わり、洋子の秘部の中に人差し指をいれ始めた。
「あっぅ駄目・・ぬきな・・さい・・・たけ・・アッツアゥゥゥ・・アッツ」
「これからですよ先生!」
絡みつく秘部の肉の触感を感じつつ、武はピストンのスピードを上げていく。
「アッアッアッアアア・・ダメダメ・・・アッ・・・・アァァ!!!」
(キモチイイ・・・ああ・・・生徒に・・・私・・・ヤられてるのに!!)
速く、そして的確に、武の人差し指は痛みを与えないように精密に
秘部を貫いていく。
それは、痴漢師の一人、「ピストン岡田」のピストンを彷彿させる程だった。
武は○学生ながら、素晴らしい痴漢の技をかねそろえていたのだ。
「アーーアアゥゥゥ・・・アッツアアッツダメ・・・ダメー!」
「先生、何が駄目なんだい、キモチイイのかい!!」
「キモチイイノ・・・アッアアアモウ・・・ダメラノ・・・イッツ・・イッチャイィソウ・・・」
(きもちいい・・・イキタイ・・・私・・・生徒の指でイッチャウ・・・!!)
どんどんと高まる性欲も、ピークを向かえはじめていた。
武もどんどんとテンションがあがり、指のピストン速度を上げていく。
「ラメェ・・・アァァァ・・ダメァ・・・ア・・・イ・・・」
「なにやってんだ!!授業はとっくに終わってるぞ!!」
少年たちの興奮度も最高潮、絶好の機会に野太い声が割り込んできた。
我に返った少年たちは時計を見た。
もうすでに、授業が終わっていなければならない時間だった。
次の授業に現れないことを不思議に思った担任が、プールに現れたのだ。
「どうした・・・ん?洋子先生、もしかして溺れたのか!?」
担任の目には、洋子が溺れ、少年たちがみんなで助けようとしていると写ったのだ。
「そ・・そうです、いきなり先生が・・・」
「そうそう、だからみんなで俺たち・・・必死で・・」
担任の絶好のパスに、少年たちは何とかごまかすことができた。
「そうか、よくやった、幸い息もあるようだ。とりあえず、保健室に運ぶ。
各自、着替えて教室に戻ってるように!!」
そういうと、担任は洋子を抱え、保健室に急いで戻った。
「あと少しだったのに、あのクソ担任が!」
「全く、空気よめよ・・・どうすんだよ武ちゃん?今日を逃したら・・・」
「そうだな・・・俺に策がある。みんなは教室に戻っていてくれ」
(絶対にアイツを性ドレイにしてやる。その素質があの女にはある・・・)
「先生、大丈夫でしたか」
武は着替えをスグに済ませた後、いち早く保健室に向かっていた。
「おう、武か、少し落ち着いたみたいだ。
洋子先生、今日は帰った方がいいかもしれん。
家の方に連絡入れて起きますので」
洋子はコクンと頷いた。
「武、一応先生が家族の方に連絡を入れてくる。
授業は自習だと言っといてくれないか?」
「分かりました。先生」
担任は頷くと、職員室へと電話に向かった。
(さて、時間の勝負だな・・・)
少しの間沈黙の時間が流れた。
洋子は生徒に犯されかけ、更に感じてしまったことへのショックで、
武は仕掛けのタイミングを計ることで。
(いきなり襲っても、騒がれてはここでは厄介だ・・・。どうしたらいい・・・)
痴漢の技術は高くなったが、本当に人を襲うのはこれが初めてだった。
絶対的な経験不足があせりを産み、中々冷静な判断ができないでいた。
(くそ・・・このままでは・・・)
刻一刻と時間は過ぎていく。
「先生の家族・・・電話に出なかったな。おかしいな・・・」
スタスタスタ・・・
あれやこれや考えているうちに、担任の声とともに足音が近づいていた。
(まずい・・・あのカス、もう帰ってきやがった!)
ガラッ!
「洋子先生、どうやら家族の方は留守のようでした」
「そうでしたか・・・」
保健室のドアが開く瞬間、武は何とかベッドの下に身を隠した。
(とりあえず、様子を伺うしかないな・・・)
「それにしても、泳ぎが得意な洋子先生が溺れるなんて珍しい」
「はぁ・・・」
(何だコイツ、やけになれなれしいな。ただの堅物教師だったはずだが。
しかし、ここまで抱き上げて運んだこともそうだ・・・。何だろうこの違和感は・・・)
武が感じた違和感は、正しかった。
担任はベッドに腰を下ろし、いきなり洋子の唇を奪ったのだ。
一瞬何が起きたか、覗き見ていた武にも洋子にも分からなかった。
「何するんですか!!ハァ・・・」
洋子が突き放した刹那、今度はまだ火照りが収まらない乳頭を担任の両手が捉えた。
(な・・・まさか・・・先生まで・・アァ・・・)
不意打ちを喰らい、洋子の性欲が一気に引き上げられる。
担任は慣れた手つきで乳頭から愛撫を秘部に繋げ、洋子を犯していく。
「アァ・・・先生・・・ダメ・・・」
(キモチイ・・・男の子たちの手より・・・キモチイノ)
「アッアアッ・・・アツイ・・・モウ・・・キモチイノォォ・・・」
魔法にかかったかのように、洋子の口はだらしなく開き、
下の口もだらしなく担任の指を受け入れる。
完全に理性が跳び始めてきているのだ。
(分かった・・・、コイツ・・・チチクリマンボウか!!)
痴漢の魅力に取り付かれた武は、一通りの痴漢師の特徴を知っていた。
通り名「チチクリマンボウ」、札付きの痴漢師。
乳、クリトリス、マ●コ、そして最後に自分の棒(または遠隔ローター)によって止めを刺す。
(教師って噂があったが、まさか担任だったとはな!!)
「アッツアッツアア!!」
せっかく、自分たちが引き出した洋子の女の部分を、
目の前でかっさわれることが、武はくやしくてくやしくてたまらなかった。
しかし、大痴漢時代が始まってから痴漢師の暗黙の了解がある。
それは、「いかなることがあっても、痴漢中の獲物を横取りしてはいけない」
というものだった。
○学○年生ながら心は痴漢師、武は必死でこらえた。
「さぁ先生、もっと気持ちよくなりたいでしょう?」
担任はポケットからローターを取り出した。
遠隔操作ができるもので、洋子は去れるがままにローターを秘部にはめ込んだ。
ヴィィィィ
「アァァァ!!」
メモリは最小値だったが、むき出しにされた性欲は収まる気配は無く、
貪欲に洋子は性欲にのめりこんでいく。
(キモチイ・・・モウ・・・ドウデモイイ・・・ガッコウダロウト・・・)
「さぁ洋子先生、もっと気持ちよくなりますよ・・・」
カリリッと担任は中くらいまでメモリを回した。
「アァァ・・・モット・・・アァ!!」
(モット・・・モット・・・シテェ!!)
学校だということを忘れ、どんどんと洋子の声も大きくなっていく。
武はそんな洋子のあえぎ声を聞きながら涙を流し、唇をかみ締めていた。
(畜生・・・ちっくしょう!!)
「さぁ、先生・・・、ついに最高にしてあげましょうね」
「アァ!」
(コンナシンドウ・・・サイコウニサレタラ・・・アァ・・・イキタイ!!)
洋子は絶頂に向かっていた。
もう、イクことしか頭に無かった。
担任の指がメモリに掛けられる。
そのとき!!
「すいませんね、保健室空けてしまって」
保健室の先生が、不意にドアを開けたのだ。
焦った担任はローターのリモコンをとっさにベッド下に放り投げた。
「ん・・・洋子先生、あぁ、顔に赤みがあれば大丈夫だね。
そういや先生、授業はいいんかね?」
(このババァ!!)
痴漢師にとって一番腹が立つのは痴漢に失敗することではなく、
他人に痴漢を止められることだ。
腸が煮えくり返るとこをいつもの教師スマイルに戻し、
担任は保健室を後にした。
担任が保健室を後にしたのを見て、武はローターのスイッチを切り、
ポケットに入れた。
「洋子先生、ちょっとまた席をはずすけど、大丈夫かぇ?」
「ええ、大丈夫です」
保健室の先生はまた外へと出て行った。
武は痴漢の神に感謝した。
「洋子先生・・・ばらされたくなかったら・・・」
「もっと・・・奥まで・・・入れてください・・・」
「はぁい!!」
科学の時間、今日は男性教師が出張に行っていることから
武のクラスに洋子は臨時の教師として教鞭をとっていた。
いちいち、言う言葉がいやらしく聞こえるのは、
もちろん、ローターが秘部に入れたままになっているからだ。
(やった、ついに・・・あの洋子先生を・・・)
武は心の中で笑っていた。
一度は自分の手から滑り落ちた獲物が、また手に入ったのだから。
「先生!こっち!」
「先生、此処はどうやるの!!」
武の仲間たちが縦横無尽に洋子を呼びこむ。
「アァ・・・はい、今行くわァ・・・」
(ああ・・あんまり・・・うごかさないで・・・)
立っているのがやっとだったが、生徒を無視するわけにもいかず、
洋子は生徒たちに答える。
だが・・・。
クリクリ!!
「アァ!!」
モミモミ!
「ヒィ!」
カガミ込んだら、ちらりと覗く乳頭を、警戒していればお尻を刺激され、
洋子の教師としての理性を奪っていく。
「先生、こっちこっち!!」
武が洋子を呼ぶ。
もう、いかざるをえなかった。
小さな痴漢師に、従うしかなかった。
(もう・・・・・・・)
ギュチュグチュ!
歩くたびに秘部がイヤラシイ音を立てる。
武に近づくたびに、愛液が太ももを伝っていく。
もう下着は、ベタベタした液で一杯だった。
洋子は武の前にたどり着いた。
「ごくろーさん。じゃぁな」
武はローターのメモリを、一気に最大値までまわした。
「アァ・・ァァァァアアアア!!!ク・・・ル・・・キチャウ・・・・アァァァァァァイクゥゥゥウゥ!!」
プシャァ!!!!
大きな水溜りをつくり、洋子はその場に倒れこんだ。
それを見て、武は不気味に微笑んだ。
(俺は・・・痴漢王になる・・・)
佐山武、後に痴漢王の運命に導かれていく者である・・・。