服従使用人〜ご主人様の命令は絶対! 体験版第1話 |
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「ねぇ、瞳子さん。一体どういうつもりで、理久にあんなヒドい叱り方をしてしまったの?」 広々とした屋敷に務めている使用人が、ある事件を引き起こしてしまったせいで、 主人の娘から部屋に呼び出されてしまい、こっぴどく叱られていた。 使用人をわざわざ部屋まで呼んで、引き起こした事件を問い詰めている、 女の子は『綾華』と言う名前で、栗色の髪をポニーテールに結えていて、 思春期を迎えたばかりのお年頃なせいか、まだ幼さの残しながらも気品を感じる顔立ちから、 可愛げな印象を感じさせながらも、屋敷に住まうお嬢様としての威厳も保っている。 「申し訳ございません、綾華お嬢様。私のせいで…… 理久お坊ちゃまがお部屋で塞ぎ込んでしまったのか、重々理解しております」 自分よりも背の低い綾華から、ずっと部屋の中で叱られていたのは『瞳子』と言う名前で、 年は二十代半ばにも関わらず普段からウェーブのかかった、 艶のあるダークブラウンの髪をなびかせて、凛々しさを感じさせる顔立ちや瞳から、 まさに淑女と言った装いを露わにしている、屋敷へ仕えている使用人の女性だった。 それでも今は自らのしでかした不祥事を、主人の娘である綾華から叱られている最中で、 普段の凛とした佇まいを見せることなく、ひたすら綾華の前で頭を下げ続けることしか出来ない…… 「そんな言い訳なんかで、私が満足するわけが無いでしょう?! それもこれも…… 使用人の瞳子さんが、弟の理久が辛くあたったのが、全ての原因なんですからね!」 どうして本来の主人である父親では無く、娘の綾華が自分より年上なはずの、 使用人の瞳子を咎め続けているのか……実は本来の主人である父親が戻らないため、 娘である綾華が実質、広々とした屋敷の主として振舞っているのだ。 目の前で頭を下げている瞳子に対して、さらに綾華はさらに口調を強めて、 あくまでも屋敷の主人として振舞いながら、年上な瞳子が相手でも構わずに叱り付けている。 「あ、綾華お嬢様……申し訳ありません」 自分よりも年下な女の子である綾華に対して、使用人と言う立場に置かれている瞳子は、 しでかした自らの失態を思い知らされるたびに、詫びの言葉を述べ続けることしか無かった。 主人である旦那様に雇われている身の瞳子は、たとえ自分より年齢が下だとしても、 娘の綾華にはどうしても頭が上がらずに、どんなに激しい責を身に受け続けて、 胸の内では屈辱に感じる行為を強いられても、ただ耐え続けることしか出来ないのだ。 ぶつけられる言葉に耳が痛くなるまで、娘の綾華が幾度も叱り付ける理由は、 瞳子自身が一番理解していたことだっただけに、 綾華から激しくぶつけられる言葉以上に、自らの失態を悔やんでも悔やみきれない。 「大体、瞳子さんが、理久のオネショ癖が治らないからと言う理由で、 無理に叱りつける真似なんてしたせいで、理久が朝から一度も…… 部屋から出てこなくなっちゃったのよ。食事の時間にも下りてこなくなっちゃって」 瞳子が部屋に呼び出されてまで、娘の綾華から長々と怒鳴りつけられている、 そもそもの理由と言うのは――綾華の弟にあたる理久が、今朝もしでかしてしまい、 なかなかオネショ癖を治さないのを、使用人の瞳子が叱り付けてしまったのが事の発端だった。 お布団に世界地図を広げてしまった理久を、瞳子が頭ごなしに叱り付けてしまったせいで、 なんと理久が一度も部屋から出てこなくなったので、たまらずに姉の綾華が瞳子を呼び出して、 弟の理久に心配を向けたい気持ちの分まで、瞳子に対して激しい叱責をぶつけているのだ。 「綾華お嬢様、申し訳ございません。私もどうやって、理久お坊ちゃまに詫びればよいか……」 理久が泣き崩れる姿を目の当たりにして、激しい罪悪感に襲われていた瞳子は、 まるで弟に対しての仇討ちであるかのように、姉の綾華から幾度も叱り付けられてしまい、 ずっと下げ続けている頭のとおりに、ますます気持ちが落ち込んでしまう。 本来は瞳子自身も使用人として、弟の理久がしでかすオネショ癖を気に掛けていて、 少しでも自立心を芽生えさせたいために、今朝は理久のしでかしたオネショを問い詰めたのだ。 それでも招いた結果は、自分の手で理久を泣かせただけでなく、部屋の中で籠り続けたまま、 今でも一人で枕を濡らしていると思うだけで、瞳子はますます意気消沈させられる…… 「今さら謝りたいって言っても、ここに理久も来てはくれないのよ? 大体、理久のオネショ癖が治らないのも、お父様が海外の出張から、 なかなか戻ってきてくれないせいなのに……そこのところ、瞳子さんは忘れちゃったのかしら?」 目の前にいる瞳子が頭を垂れながら、反省の気持ちを現しているにも関わらず、 少しも綾華は身を引かないまま、さらに瞳子の前で詰め寄るばかりだ。 弟の理久がなかなかオネショ癖を治してくれないのは、そもそも父親が長期出張に出払って、 ずっと寂しい思いをさせられるせいで、本来なら自分達家族同士の問題で、 ましてや他人である立場の瞳子が出しゃばる隙など無いと、ますます綾華は眉を吊り上げる。 「重々理解しております。私は綾華お嬢様と理久お坊ちゃまの面倒を看る為に、 このお屋敷に住まわせてもらっている立場で……」 瞳子は綾華からぶつけられる言葉の数々に、しっかりと聞き耳を立てながら、 さらに反省の気持ちを見せ付けるために、改めて自ら置かれている立場を噛み締める。 屋敷の主人である父親の出張が決まった際に、第二次性徴を向かえた後で、 年頃の女の子なりの自立心が芽生え始めた綾華ならともかく、 まだ幼さの残る理久を一人ぼっちにさせない為に、使用人として瞳子が招かれたのだ。 瞳子も自分が託されている仕事を――弟の理久に寂しい思いをさせない為に、 使用人として面倒を看続けると言う事実を思い返しつつ、絶対に冒してはならなかったはずの、 理久に避けられてしまった結果にも気づかされて、ますます瞳子は胸に痛みを覚えてしまう…… 「確かに口では分かっているようね……でも瞳子さん? 気持ちでは少しも理解してくれないじゃない。私達の本当の気持ちを」 綾華も瞳子の言葉を耳にしながら、使用人としての立場を理解している事実を、 わざわざ瞳子自身に振り替えさせた後で、少しも追求の手を緩めることは無かった。 本来なら寂しがりやな弟の理久を、泊りがけで面倒を看る役目だったはずの瞳子が、 自分達の気持ちを少しも汲んでくれてない証拠だと、さらに綾華は畳み掛けてくる。 「あ、綾華お嬢様……」 瞳子は綾華から告げられた口調を前にして、思わず背筋を仰け反らせながら、 それでも激しい叱責を受け続けている最中は、決して逃げ出すことなど出来ない。 主人である父親がいない中、綾華は屋敷の主として振舞うため、 さらには弟の理久への特別な愛情も抱えたまま、 本来なら他人であるはずの瞳子に対して、どうしても冷たく当たってしまう節がある。 「本当なら瞳子さんは、お父様が海外から戻ってこないで、 ずっと寂しい思いをしている理久を慰めるのが役目なはずでしょう?! どうして逆にオネショを問いつめるような真似が、平然と出来てしまうのよっ!」 目の前にいる瞳子がうろたえているにも関わらず、さらに綾華は睨みを利かせながら、 ますます瞳子に対して詰め寄っていき、自分自身と理久しか感じることのない、 特別な気持ちまで思い返しながら、理不尽に言葉をぶつけてくる。 どうしても屋敷を開けがちな父親の代わりに、大事な弟である理久を助けたいと言う思いから、 綾華には弟の理久を溺愛し過ぎている傾向を抱えていて、理久を傷つける存在など、 たとえ父親が招き入れた使用人の瞳子でも、決して気持ちを許すことができない。 「も、申し訳ありません。綾華お嬢様……」 本来なら理久の面倒を看ないといけない立場の瞳子が、オネショ癖を不意に咎めたせいで、 逆に避けられるような事態を、どうして招いてしまったのかと綾華に告げられてしまい、 瞳子は何も返す言葉が浮かばないまま、ひたすら詫びの言葉を述べ続けることしかできない。 それでも綾華から責任まで負われてしまい、ますます追い詰められる瞳子は、 二人っきりの部屋の中で肩を震わせながら、下げた頭を少しも持ち上げられないのだ…… (少しでも理久さまが自分からオネショを治してくれるのを期待したばっかりに……私としたことが) 綾華が感情のままに告げてきた、屋敷内で託された使用人としての役目は、 本来なら瞳子自身が一番良く理解していたからこそ、少しでも自分だけの力で、 恥ずかしい癖を治してもらいたいために、今朝はわざと叱るような態度を見せることにした。 それでも実際に招いたのは、今まで自分を慕っていた理久が、みるみるうちに泣き顔を露わにして、 ついには部屋の中で閉じこもってしまい、さらには姉の綾華から叱られるという事態だった。 少しでも理久を思っての行動にも関わらず、事態が悪い方向へと進んでしまった状況を、 瞳子は胸の奥底で、ひたすら後悔の念に苛まれてしまい、自分より年下の女の子であるはずの、 綾華からの叱責から辛い重圧がのしかかるとともに、見えない隔たりの存在にも気づかされる…… 「私は別に平気だけど、ずっとお父様もいない状態のまま、 屋敷で一人ぼっちで過ごしている状態が、今の理久にどれだけ堪えているのか…… ちゃんと瞳子さんは考えてくれているのかしら?!」 何も言い返せずに頭を下げるばかりの瞳子に対して、必死の思いで許しを乞いたい為に、 同じような台詞しか喋ってこない素振りを目の当たりにして、 さらに綾華は苛立ちを募らせて、胸に刺さるような言葉まで平然とぶつけてしまう。 目の前では反省の気持ちを見せながら、もしかしたら反省の気持ちなど存在せず、 大人の女性である瞳子からすれば、自分の説教が小娘の戯言にしか考えず、 ただ聞き流しているだけかもしれない……そんな疑念が綾華の内で渦巻くほど、 ますます激しい感情が沸きあがっていき、さらに気持ちをえぐるような言葉と化していく。 本来なら大事な弟の理久の為に存在しているにも関わらず、使用人の責務を果たせないどころか、 理久を結果的に傷つけて何の反省も感じないのかと、綾華は感情のままに瞳子を叱り付ける。 「綾華お嬢様……私も旦那様から理久お坊ちゃまを託された時に、 しっかりと事情を聞かされております」 呼び出された部屋の中で、綾華から幾度も言葉をぶつけられている最中も、 瞳子はひたすら頭を下げ続けながら、主人から託されている役割を呟くことしか出来ない。 自分が主人である旦那様から託された役目――二人で住むにはあまりにも広すぎる屋敷の中で、 使用人として懸命に働きながら、母親のいない理久に寂しい思いをさせないために、 優しく接し続ける責務を課せられていると、瞳子は何度も綾華の前で返事を返しながら、 しでかした失態を反省しつつ、少しでも綾華に認めてもらうよう、必死の思いで努めるしかなかった。 「それなら、どうして理久をあんなに……厳しく叱りつけちゃったって言うのよっ! 理久がどれだけ、瞳子さんの心ない言葉でショックを受けているのか…… 少しも理解できてないんじゃないのっ?!」 どんなに反省の気持ちを示したとしても、少しも瞳子の態度に納得しない綾華は、 ますます部屋の中で声を張り上げながら、弟の理久を言葉で傷つけた事実を責め立て続ける。 確かに年頃の男の子としては恥ずかしいオネショ癖を抱えていたとしても、 かけがえの無い存在である理久を、一介の使用人である瞳子に叱られてしまい、 さらには部屋に閉じこもるまで落ち込んでしまったことが、どうしても綾華には許せなかったのだ。 「あ、綾華お嬢様……申し訳ございません。私がいたらなかったせいで……」 主人の息子である理久を、どれだけ蔑ろに扱っていたのか、綾華の言葉で痛烈に思い知らされて、 瞳子はますます気持ちが縮み上がってしまい、綾華の前で肩を震わせることしか出来ない。 本来なら年下である綾華の言葉によって、生意気そうな口振りのまま、 すでに成人である自分が辱められる状況など、精神的に耐えられるも難しい状況にも関わらず、 使用人という立場を託されてしまった瞳子は、主人の娘である綾華には絶対に頭が上がらない。 実際に自分がしでかした失態によって、理久を傷つけたのは紛れもない事実で、 娘の綾華からどんなに理不尽な言葉をぶつけられたとしても、 ひたすら身に受けるしか他に道など無かったのだ…… キュンッ。 「くうぅっ……!」 どんなに瞳子が反省の気持ちを見せようとしても、少しも綾華からの許しをもらえずに、 足が棒に感じるまでの長い説教が繰り広げられるうちに、ついに瞳子は表情を歪め始める。 あまりにも綾華からの説教が長引いたせいで、ついに瞳子は尿意を催し始めてしまい、 ずっと部屋の中で立ち尽くす最中も、段々と張っていく膀胱から、ついには鈍い痛みにも襲われる。 (どうして、こんな大事な時に……今は絶対に綾華お嬢様の前から、 離れられない時だって言うのに……!) 今は綾華から部屋に呼び出されて、自らしでかした失態を問い詰められている最中で、 自分の意識を尿意などに向けるべきではない……そう頭の中で必死に思い込みながら、 一度気づき始めてしまった生理的現象は、ますます瞳子の気持ちを支配していく。 普段から広大な屋敷の使用人として務める瞳子は、掃除や洗濯などの家事を一人でこなしつつ、 どうしても用を足すタイミングを上手く取れずにいたのが秘かな悩みで、 実は綾華から部屋に呼び出される直前も、下腹部に僅かだけ重たさを感じていた。 さらには部屋の中で立った姿勢のまま、綾華から激しい叱責を受け続けて、 自らの失態を思い返してしまい、激しく気持ちが落ち込んでしまった事態も、 瞳子が抱えていた尿意を呼び起こす原因と化していたのだ。 フルフルフルッ…… 「う、うぅんっ……」 本来なら一刻も早く綾華からの許しを得る為に、目の前のお説教に意識を向けるべきところを、 どうしても激しい尿意に気持ちを奪われ始めて、ついに瞳子は小さな呻き声まで洩らしてしまう。 膝まで小刻みに震わせながら、時間とともに膀胱が膨らんでいく状況にも関わらず、 少しもトイレへと向かえないどころか、部屋の中で立ち尽くすことしか許されない状況に、 ついに瞳子の気持ちが限界を迎え始めていたのだ。 「あら、瞳子さんってば……私が大事なお説教を続けてるのに、 もう聞き飽きたとでも言いたいのかしらね?」 少しも説教の内容に集中出来ずに、脚をモジモジさせ始めた姿に、 綾華はすぐに睨みを利かせながら、どうして説教を続けている最中にも関わらず、 不意に落ち着きを無くしてしまったのか、ますます瞳子の前に詰め寄ってくる。 本来なら自分が納得出来るまで、ひたすら説教を聞き入れないといけない立場にも関わらず、 両脚の内側を擦り合わせながら、まるで自分の言葉に意識を向けられない、 瞳子の素振りをどうしても綾華は許せずにいた。 「そ、そんな事はございません。綾華お嬢様……んんっ」 モジモジモジッ…… どうしても止められない素振りを、不意に綾華から尋ねられてしまった瞳子は、 思わず返答に戸惑いながら、改めて目の前に視線を向けて、 今でも綾華の続けている説教に意識を向けていると、必死の思いで綾華に対して訴え続ける。 すぐにでも襲い掛かってくる尿意に対して、激しい衝動を押さえ込もうと身を捩らせないと、 耐えるのも難しい状況にも関わらず、たとえ耐え難いほどの感覚に襲われたとしても、 これ以上の失態を見せないために、瞳子は必死の思いで身をこわばらせるのだ。 (お願いよぉっ……綾華お嬢様の前で、これ以上の失態を晒してしまったら、 ますます私の素振りを咎められてしまうから……) しっかりと胸を張った格好のまま、体内から溢れ出しそうなオシッコを留める為に、 膀胱に力を加えて閉ざしきった上に、両脚も重ね合わせることで、膀胱への力を応援し続ける。 今は綾華から説教を受けている最中にも関わらず、激しい生理現象が押し寄せては、 使用人としての責務も捨て去って、一刻も早く用を足すように、 執拗に身体の内側から響く信号に、瞳子はどうしても自分自身を恨まずにはいられなかった。 「それなら、どうして瞳子さんは……私が大事なお説教を続けている最中も、 ずっと脚の震えを止めてくれないのかしら?」 激しい尿意に襲われながら、それでも必死の思いで取り繕うとする瞳子の素振りに対して、 さらに綾華は追求を続けながら、瞳子の気持ちを揺さぶるような言葉まで容赦なくぶつけてくる。 口では何度でも反省していると告げているはずの瞳子が、どうして目の前で膝を震わせて、 少しも自分の説教に集中出来ていないのかと、綾華は腕組みをしながら瞳子の姿を睨みつける。 本当は綾華も薄々、瞳子が抱えている尿意に気づき始めていたけれど、 一度でも始めた自分の説教を、たかが用を足したい程度の事柄だけで、 使用人の瞳子を見逃そうと言う気持ちなど、今の綾華には持ち合わせていなかったのだ…… 「も、申し訳ありません。綾華お嬢様……私もしっかりと、 お嬢様の大事なお言葉に耳を傾けておりますので……」 フルフルッ…… 最初は必死の思いで耐え忍んでいたはずの尿意に、段々と瞳子の気持ちが屈し始めてしまい、 ついには太股の震えが収まらなくなるほど、襲い掛かる尿意の波も激しさを増していく。 本来なら綾華の気が済むまで説教を受けなければいけない状況にも関わらず、 どうしても大事な部分への疼きが収まらずに、さらなる失態を綾華の前で見せてしまう…… そんな恐れすらも瞳子の気持ちを追い詰めてしまう。 懸命に膀胱の括約筋を締め続けながら、それでも体内に溜まり続けたオシッコによって、 無理にでも恥ずかしい行為を迫ってくる状況に、瞳子は今でも身体中に緊張を走らせながら、 刻一刻と体内で蓄えられる、大量の水を必死の思いで塞き止め続ける。 「そんな嘘なんて、今の私には通用なんてしないんだからっ! もしかして私が年下だから、ずっと大事なお説教を聞き流していたわけじゃないわよねっ?!」 そんな瞳子の懸命な努力にも関わらず、さらに綾華は眉を吊り上げながら、 自分の説教が続く間は意識を向けて、反省を促さなければいけない立場にも関わらず、 どうして踊るような素振りまで続けるのか、少しも追求を緩めようとしない。 たとえ用を足したい状況に見舞われたとしても、弟の理久への惨い仕打ちと比べれば、 自分の説教など大したこともないはずだから、無理にでも耐えてもらおうと綾華は思い込んでいた。 目の前にいる瞳子が身を捩じらせながら、少しも自分の説教を聞き入れてくれずに、 まるで今いる部屋から立ち去りたい気持ちまで抱えているような仕草に、 綾華は自分なりの威厳を見せつけるために、さらに瞳子へと辛く当たってしまう…… グイッ! 「ひぃっ……! あ、綾華お嬢様。これ以上はご勘弁ください……」 しっかりと綾華から身体を掴まれたまま、本来向かいたい場所とは、 真逆の方向へと身体を向けられてしまい、ますます用を足せない状況を強いられてしまい、 ついに瞳子は震えるような悲鳴まで洩らしてしまう。 どうしても説教に及び腰な態度を見せてしまう瞳子に対して、 綾華はしっかりと両肩を掴みかかると、さらにドアから無理に遠ざけるような行動にも及んできた。 本来なら女性として激しい尿意を強いられて、トイレに少しも迎えない状況に追い込まれるなど、 あまりにも耐え難いほどの苦痛にも関わらず、年上の女性相手に威張りたい気持ちのまま、 無理にでも主従関係を突きつけようとする綾華から、今の瞳子は少しも逃れられないのだ…… 「ダメよ、瞳子さん。私のお説教はまだ終わってないんだから。 ちゃんと瞳子さんが反省出来るまで、絶対にこの場から逃がさないんだから……」 使用人として屋敷内で仕える時には考えられないほど、とても弱々しい素振りの瞳子に対して、 さらに綾華は気持ちを燃え上がらせながら、ますます部屋の隅まで瞳子を追い詰めていく。 ずっと膝を震わせながら、内股にした脚を戻せず、少しの距離を歩くだけでも難しい状況から、 今の瞳子がどれほど逼迫した状況なのか、綾華には手に取るように理解できてしまう。 それでも綾華は両手に力を込めたまま、震えの収まらない瞳子を決して逃さず、 さらに部屋の隅まで追い込みながら、本来なら大人の女性である瞳子を、 自分の手で打ち負かしてしまいたい、邪な欲望までも沸き上がっていたのだ。 「も、申し訳ありません。綾華お嬢様。お許しください……あうぅっ」 カクカクカクッ。 ついには綾華の前で泣き出しそうな表情まで見せながら、瞳子は勝手に洩れだす呻き声のまま、 どれだけ自分が激しい尿意で苦しめられているのか、必死の思いで綾華の前で訴え続けていく。 張りつめた背筋を少しでも緩めてしまえば、すぐにでも膀胱が大量の水で押し広げられる状況に、 今でも瞳子は耐え続けるだけで精一杯なのに、膀胱を満たし続けるオシッコの量は増すばかりだ。 あまり長い時間は押し寄せる尿意に耐えられない状況を、瞳子は幾度も思い知らされながら、 このまま綾華に追い詰められる状況が続けば使用人としてどころか、 大人の女性として考えられない事態にも、瞳子は及んでしまいそうな予感すら感じていた。 「そんな言い訳をすれば、私が許してあげるとでも思ってるのかしらね、瞳子さんってば……あら?」 本来なら整っているはずの表情を歪めながら、必死の思いでお説教から逃れたい瞳子に対して、 さらに綾華は不敵な笑みを浮かべながら、ついには部屋の隅にまで追いやってしまう。 もう一人では歩くのも難しそうなほどに、ずっと膝の震えが止まらない様子から、 目の前にいる瞳子がすぐにでも屈服してしまう状況を、 間近で眺めているだけでも綾華には嬉しくてたまらないのだ。 すでにお説教の内容など忘れてしまい、本来なら自分でも敵わないような、 遥かに年上な女性が段々と弱っていく様子を拝んでしまおうと目論んでいた綾華は、 直後にピタリと動きを止めてしまった瞳子に、思わず身を仰け反らせていく…… 「も、申し訳ありません。綾華お嬢様。もう私の身体からお離れになってください……うぅっ!」 シュルシュルシュルッ、ポタポタポタッ…… 不意に綾華が顔を向けてきた最中、瞳子は耐え忍んでいた尿意に気持ちが屈してしまい、 大人の女性として晒してはいけない、あまりにも恥ずかしい瞬間を迎えてしまった。 ずっと閉ざし続けていた膀胱に、上手く力が込められなくなっていた瞳子は、 お尻を包み込んでいたショーツを、少しずつオシッコで濡らし始めたかと思えば、 恥ずかしい温もりに気持ちが屈してしまい、さらに激しい奔流を下着の中で作り上げていたのだ。 身体の内側から噴き出したオシッコは、みるみるうちに下着の中を駆け巡っていき、 さらには薄い生地を突き抜けた直後に、ストッキングで包まれた脚を伝いながら、 股間の中央から滴りを生み出してしまい、さらには足下に恥ずかしい水溜まりまで広げてしまう。 「あら、瞳子さんってば……おトイレを我慢していたなんてね。 ずっとお説教に夢中になっていたから、さすがに私も気づかなかったわ……」 ついに瞳子の失禁姿を目の当たりにした綾華は、行く手を塞いでいた手を下ろしながら、 目の前で繰り広げられている痴態を、みっともない瞳子の姿を面白がって覗き込んでくる。 使用人として屋敷内で務めている最中には決して想像すらつかない、瞳子の露わにした粗相姿に、 綾華は今まで抱え込んでいた怒りも忘れて、思わずあっけに取られてしまう。 第二次性徴を迎えた自分でも、ましてやオネショ癖が治らずにいる弟の理久ですらも、 決して冒さないような失態を瞳子がしでかした事態に、綾華は意識を吸い寄せられるばかりだ。 フルフルフルッ……ジュクジュクジュクッ。 「あ、綾華お嬢様……こんな失態を晒してしまって、本当に申し訳ありません。 どうやってお嬢様にお詫びをすれば……うぅっ!」 ついにトイレ以外の場所で、さらには主人の娘である綾華の前で、 はしたない失禁行為を晒してしまった瞳子は、自分を苦しめ続けていた尿意から、 やっとの思いで解放されたにも関わらず、ますます震えが止められなくなってしまう。 ひとりでに身体から溢れ出すオシッコのせいで、穿いているショーツやストッキングまで濡らして、 自分の足下にも恥ずかしい水音や跡まで残している姿を、ついには綾華にも確かめられているのだ。 綾華からのお説教を受けている最中にも関わらず、少しも反省の気持ちを見せられないどころか、 あまりにも大人気ない素振りすら晒してしまった後で、どうやって詫びの言葉を告げれば良いのか、 今の瞳子には少しも思い浮かばず、恥ずかしい温もりで張り付く下半身を抱えたまま、 自らの失態に対しての激しい動揺が少しも収まってくれない…… 「さすがに瞳子さんに粗相をさせてしまうなんてね、 私もさすがに瞳子さんを、厳しく咎めすぎてしまったかもしれないわね」 ついには使用人の瞳子がしでかした粗相のせいで、部屋の床が汚されたにも関わらず、 綾華は今まで見せなかったような優しげな言葉まで、瞳子の前で投げかけながら、 やっと気持ちを納得させることが出来たと洩らし始める。 瞳子が使用人として務めようとし続ける素振りを、 延々と目の前で見せ付けられていた綾華は、まだ思春期を迎えたばかりの自分では、 どうしても大人の女性を屈服させられない状況に、どうしても納得がいかなかったのだ。 それでも目の前で失禁行為まで冒しながら、しおらしい態度を見せ始めた瞳子の姿に、 ついには恥をかかせて申し訳ないとまで、綾華はそっと呟き始めてきた。 グシュグシュッ、ピチャピチャピチャッ…… 「そ、そんな事などございません。全ては私の失態です……あぁっ。 こんなにみっともない姿など、絶対に晒してはいけないと言うのに……」 目の前で軽く頭を下げながら、憐れみの視線をぶつけてくる綾華の姿に、 瞳子は激しい動揺に襲われてしまい、濡れ続ける下半身を震わせることしか出来ない。 本来なら使用人として務めなければいけない立場である自分が、 綾華からの説教に耐え切ることも出来ずに、ついには失禁などという、 子供じみた行為まで冒してしまった自分が、今の瞳子にはどうしても許せなかったのだ。 瞳子はどんなに自らの粗相を悔いても、股間から止め処なく溢れ出して、 さらには足下に水溜まりまで作り上げてしまった状況は、 どんなに努力を重ねても取り繕えない事実を、ありありと自分の身体で思い知らされて、 自らの失態を悔いながら、どんな顔を綾華の前で見せれば良いか分からないのだ…… (やっと瞳子さんってば、心の底から反省出来たみたい。 さすがに効き目が強すぎるかもしれないけど、だらしない下半身と一緒に、 しっかりと私が瞳子さんを躾けてあげる必要があるかもしれないわね……) 自らの粗相を嘆きながら、ますます目の前で震え上がってしまう瞳子の姿に、 ますます綾華は意識を向けながら、少しも視線を遠ざける気持ちになどなれない。 本来なら自分よりも遥かに年上である瞳子が、スカートの内部からオシッコを溢れさせながら、 自らしでかした失禁行為を必死に謝り続けて、今にも泣き出しそうな表情まで拝ませてくれるのだ。 ついに瞳子の弱みを握ることが出来た綾華は、大人の女性としてだらしない下半身を抱えながら、 今でも使用人として必死に振舞おうとする素振りに、段々と熱い感情を漲らせながら、 しっかりと自分の手で瞳子を躾けてしまおうと、秘かに胸の奥底で思い込んでいく…… |
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