排泄管理被検体・麦香 体験版

第5話

「それじゃあ麦香ちゃん、もう準備も整っていることだし、一緒に行きましょう?」

万樹子は別の日に麦香を呼び出して、またサンプリングの業務を続けようと誘い始めていき、
研究所の中であらかじめ準備を整えた後、不意に研究所の外へと向かわせ始めていく。

今日もインターンの仕事を始めるために待ち受けていた麦香に対して、
失禁用ショーツを身に着けた状態での検証を企てていた万樹子だけど、
下着を穿いた状態での日常生活を観察するため、どうしても屋外を舞台に選ぶ必要があったのだ。

「万樹子センパイ、幾らサンプリングのお仕事だって言っても……
まさか研究所のお外でも、こんな恥ずかしい実験まで始めちゃうだなんて」

またしても万樹子に連れられる形で、恥ずかしい実験を押し付けられることになった麦香だけど、
今回は研究所から外へと連れ出される状況に、どうしても不安な気持ちを感じてしまう。

今までは研究所の内部で執り行われた、自分でも恥ずかしくてたまらない内容の実験を、
まさか屋外でも始めてしまうなど、麦香には少しも考えられなかったのだ。

「もう、麦香ちゃんってば。ちゃんと普段どおりに落ち着いてよ。
用意した下着を穿いている以外は、なるべく普段どおりに過ごしてもらいたいんだから」

少しも落ち着きを取り戻してくれない麦香を、万樹子は何度も言葉でなだめつつ、
しっかりと手首を握り締めたまま、決して自分の前から逃そうとしない。

確かにこれから始める実験の内容は、麦香にとっては恥ずかしくてたまらない代物だとしても、
会社で開発した失禁用ショーツの機能を試すために、どうしても必要不可欠だったのだので、
万樹子は無理強いしてでも、これから待ち受けるサンプリング業務を執り行うつもりでいたのだ。

ギュッ。
「万樹子センパイってば、本当は今でも恥ずかしいんですから……
こんな下着なんて穿かされたまま、お外まで過ごさないといけないなんて……」

万樹子にしっかりと手を握られながら、目的地である街中のカフェへと連れて行かれる最中も、
麦香は腰の辺りでスカートが揺れ動く感覚を受けて、なかなか戸惑いの表情を崩せそうにない。

自分でも実際に身に着けた状態のまま、股間から溢れ出すオシッコをしっかりと受け止めてくれる、
失禁用ショーツの穿き心地に安心感を覚えつつ、それでも本来の自分には似つかわしくない、
不恰好なデザインをした下着を思い知らされると、麦香は今でも顔の火照りを感じてしまう。

あまり誰の前でも晒せないようなデザインの下着を、何としても取り繕いたかった麦香は、
長めのスカートで下半身を隠しながら、どうしてもぎこちない素振りを戻せない。

フリフリッ……
(やっぱり、失禁用ショーツの厚い生地が当たってて、変な穿き心地だよぉ……
本当にこれから私、恥ずかしい実験をお外でも始めないといけないなんて……)

万樹子から連れられる形で街中を歩き回る途中の道で、麦香も後ろを歩きながら脚を動かす最中、
股間からお尻に掛けて厚く作られたパッドの感触を、嫌でも下半身に思い知らされてしまう。

いくら屋外で失禁用ショーツの実用性を確かめる必要性があったとしても、
女子大生であるはずの自分が、尿意を催してもトイレに少しも間に合わずに、
厚いパッドへとオシッコを滲ませてしまう事実を、麦香は幾度と無く意識させられるのだ。

麦香は何度もスカートの上からお尻を確かめたり、周囲の状況を振り返ったりを繰り返しつつ、
オバサン臭い下着を身に着けている自分を、誰かに感づかれてないかが不安でたまらない。

「もう、麦香ちゃんってば。あんまり遠慮なんてしないでよ。
今日は私がおごってあげるから。もうノドだって渇いてるはずでしょう?」
コトッ。

屋外へと繰り出している最中にも関わらず、なかなか緊張を隠せない麦香の姿に、
万樹子も段々とじれったい気持ちを感じながら、しっかりと手を引っ張っていき、
最初の目的地であるカフェへと脚を踏み入れて、そのまま紅茶の注文まで始めていく。

屋外でも失禁用ショーツを身に着けたまま、なかなか気持ちを取り戻せない麦香に、
少しでも落ち着いてもらう意味合いも込めながら、万樹子はそっと紅茶を薦めることにした。

「そ、それは……だって万樹子センパイが、研究所を出る前に飲ませてくるせいで……あうぅんっ」

万樹子から差し出された紅茶のカップを覗き込みながら、麦香は思わず生唾を飲み込んでいき、
本当に目の前の紅茶を飲み干しても構わないものか、ずっと一人だけで思い悩んでしまう。

実は研究所を立ち去る前に、失禁用ショーツだけでなく利尿剤まで飲み込んでしまった後で、
あられもない生理現象を呼び起こすことが、今の麦香にとっては何よりも恐ろしく感じて、
万樹子から仕組まれようとしている目論見に、ためらいの気持ちを感じずにはいられなかった。

それでも効果を及ぼし始めた利尿剤によって、すでにノドの渇きを訴え始めていた身体のせいで、
どんなに麦香が理性を働かせようと試みても、目の前に用意された紅茶に意識を奪われていく……

「今の麦香ちゃんは特別なショーツを穿いているから、
お外でおトイレを我慢出来なくっても平気なはずよ?
あまり我慢も健康に良くないから、すぐに飲んでしまいなさい?」

利尿剤による激しいノドの渇きを身に受けながら、すぐにでも紅茶に口を付けたいにも関わらず、
少しもカップを手にしてくれない麦香の様子に、万樹子も思わず言葉を掛けながら、
冷めないうちに紅茶を飲み干してしまうよう、改めて目の前で言い聞かせていく。

麦香がすでに利尿剤を口にした以上は、すでに効果を及ぼしている利尿作用のせいで、
ノドの渇きを堪えるのも大変な事実や、今はスカートの下に失禁用ショーツを穿いているから、
すぐには屋外で失態は冒さないはずだと、万樹子は何度でも言い聞かせてみせる。

「は、はい。万樹子センパイ……んんっ」
コクッ、コクッ、コクッ……

万樹子の言葉に耳を傾けながら、すぐには紅茶を口に出来ないと思い込みつつ、
段々と身体の本能に屈してしまい、ついに麦香は新たな水分を受け入れ始めていく。

本当は万樹子に差し向けられるまま紅茶を飲み干すなど、麦香は今でもためらい続けていたけど、
激しいノドの渇きを紅茶が潤してくれる感覚に、どうしても胸をときめかせてしまうのだ……

「ふうっ……ありがとうございます、万樹子センパイ」

万樹子から手渡された紅茶を、一気に飲み干してしまった麦香は、
空になったカップをテーブルの上に置きながら、思わずお礼まで告げてしまう。

目の前に紅茶を差し出されるまま、すぐさま飲み込んでしまう素振りなど、
理性より本能の方を優先させてしまう自分に、だらしないと自分自身が思い知らされつつ、
ヒリついたノドの渇きを静めることが出来た事態に、麦香は感激の気持ちがどうしても収まらない。

「ふふっ。とっても良い飲みっぷりね、麦香ちゃん。
やっぱり今穿いている下着、とっても安心でしょう?」

想像していた以上に利尿剤の効果が強力なのか、紅茶をすぐさま飲み込んでいった麦香の姿に、
万樹子も思わず驚かされつつ、すぐに嬉しそうな笑みまで浮かべてみせる。

カップを手に取ることすらためらっていた麦香が、ノドの渇きに急かされるまま飲み込む様子から、
失禁用ショーツを穿いての実験を、屋外を舞台にしてもしっかりと確かめられそうだと、
何気無い笑みまで浮かべながら、万樹子も胸の奥底で思い込んでいく。

「ヤダっ、万樹子センパイってば……あんまり見ないで下さい。
今だって本当は、こんな下着に頼ってしまうなんて、恥ずかしいんですから……」

目の前にいる万樹子が向けてくる視線が、徐々に下半身へと向けられる状況に、
麦香はすぐさま気づかされてしまい、思わずスカートの上から股間を押さえ込んでしまう。

普段穿いている下着とは違い、股間から溢れ出るオシッコを受け止める目的のため、
パッドを仕込まれて厚く作られている股間など、麦香は今でも探られたくなかったのだ。

椅子の上で脚を閉ざしているときに感じる、股の膨らみに今でも違和感を覚えながら、
あまり見られたくないデザインの下着を気づかれないよう、スカートで下半身を隠す麦香だけど、
すでにショーツの正体を知り尽くしている万樹子の前では、無駄なあがきと化してしまう。

「それでも、万樹子センパイ……今回のお話を頂けて本当に助かりました。
まだ大学でも他の子達、就職先がなかなか決まらないって悩んでいるみたいで」

万樹子から向けられる視線に肌を震わせつつ、麦香は少しでも逸る気持ちを誤魔化したいために、
大学内の生活を話題に、他愛もないお喋りを二人で一緒に繰り広げていく。

女の子として恥ずかしいと思い知らされつつ、OGである万樹子から長期のインターンを誘われて、
本当は嬉しい気持ちを感じていたことや、同級生では就職活動に苦戦している子も多いことなど
二人っきりだからこそ告げられる事柄を、麦香は自分から話し続けてみせる。

「万樹子センパイにお仕事を紹介してもらえて、だいぶ気持ちにも余裕が出てきて……うぅっ」
モジモジモジッ……

失禁用ショーツを身に付けている事実や、利尿剤の効果が及んでいる事実なども忘れて、
万樹子を相手にお喋りへと夢中になっていた麦香だけど、
途端に下腹部へと襲い掛かる感覚のせいで、思わず小さな呻き声を洩らし始める。

万樹子と一緒に過ごすカフェの中でも、ついに尿意を催し始めて、大して時間も経たないうちに、
下半身の欲求がますます強まる状況に、麦香はどうしても慌てふためいてしまう。

今でも椅子の上へと腰掛けたまま、必死に両脚を閉ざし続けたり、
さらには上半身を前へと倒したり、激しい感覚をひたすら堪え忍ぶ麦香だけど、
利尿剤によって呼び起こされた感覚が、耐えるのも難しい事実まで思い起こさせられる……

(どうしよう、私ったら……もうおトイレに行きたくなってきちゃった。
たった一杯だけ紅茶を飲んだだけで、もうこんなに早く……)

目の前に万樹子が視線を向けてくる最中にも関わらず、麦香は少しも言葉を続けられないほど、
催し始めた尿意が激しくなる様子に、着々と気持ちが追い詰められていく。

いくら利尿剤の効果が身体へと及んでいる状態だとしても、たった一杯の紅茶を口にしただけで、
あっと言う間に膀胱へと蓄えられて、下腹部の中で続々と蠢きながら、
生理的現象を呼び起こす状況に麦香も戸惑いを感じずにいられない。

さらには自分のいる場所が研究所の一室ではなく、店員や他の客達がいる喫茶店だったので、
いくら自分の身体がおかしな状況に置かれたとしても、日常の光景が広がる中では、
絶対にはしたない行為など出来ないと、麦香の気持ちはますます焦り出してしまう。

ギュッ。
「ダメよ、麦香ちゃん。きっとおトイレに行きたくなっちゃったのよね。
それでも今はサンプリング業務の途中でしょう?」

椅子に腰掛けながら脚を震わせて、今にも勝手に自分の元を立ち去ってしまいそうなほど、
すでに浮き足立っている麦香の手首を、万樹子はすぐさま掴み始めていく。

確かに屋外でのサンプリング業務で、麦香が普段以上の緊張を感じているとしても、
最後まで検証を続けてもらうためには、失禁用ショーツを身に着けている状態で、
決して普通の方法でなど用を足させないよう、万樹子はずっと目を光らせていたのだ。

「そんなぁ、万樹子センパイってば……周りに他のお客さんだっているのに、
こんな場所でおトイレを我慢出来なくなっちゃったら大変だって言うのに……」

ついには万樹子から手首まで掴まれてしまい、カフェのトイレを借りるどころか、
少しもテーブルから立ち上がることすら許されない麦香は、ますます逸る気持ちに襲われてしまう。

いくらサンプリング業務を抱えている身だとしても、まさか屋外のカフェを舞台にして、
ずっと下腹部に襲い来る尿意を堪え切れないまま、
はしたない行為を強いられるなと、麦香には少しも考えられなかったのだ。

利尿剤によって激しい感覚を呼び起こされてしまい、少しでも油断をしでかしたが最後、
すぐにでも恥ずかしい生理現象を冒してしまうはずなので、
麦香は一刻も早くトイレへと駆け込みたい気持ちで支配されてしまう。

「もうっ、麦香ちゃんってば。今穿いている下着を実際に使う人達だっているのよ。
今の麦香ちゃんみたいに、少しもおトイレに間に合わないまま、
穿いているショーツの中を濡らしながら過ごさないといけないんだから……」

目の前でずっと慌てふためきながら、すぐにでもトイレに向かいたいと訴える麦香に対して、
万樹子は今でも手首を離さないまま、決して普通の方法で用足しなどさせてくれない。

どんなに恥じらい続けたとしても、麦香には託されたサンプリング業務として、
実際に失禁用ショーツを頼っている人の気持ちを、たとえ屋外のカフェを舞台にしても、
万樹子はこのまま無理強いさせてでも、何としても理解させておきたかった。

麦香の下半身へと穿かせた失禁用ショーツは、一回分程度のオシッコならパッドで受け止めて、
決して外には漏れ出さないはずだから、失禁行為を止められない人達と同様に、
恥ずかしい状況をこの身で味わってもらおうと、万樹子は着実に仕向けていく……

「ま、万樹子センパイってば……あうぅんっ!」
フルフルフルッ、ショワショワショワッ……

激しい尿意に見舞われながら、少しもテーブルから立ち上がることすら許されず、
ついに麦香は下半身を震わせながら、はしたない生理現象を冒してしまった。

カフェに用意された椅子へと腰掛けた格好のまま、麦香は両膝を震わせながら、
膀胱の内部へと蓄えられたオシッコが、股間から少しずつ溢れ出していくと同時に、
失禁用ショーツの内部で厚く当たってくる、層になったパッドへと徐々に滲ませ始めていく。

ついに屋外でも冒してしまった失禁行為に、もしかしたら座っている椅子の上を、
はしたない液体で浸してしまいそうな可能性に、麦香はどうしても引け目を感じてしまうけど、
ひとたび緩んでしまった股間は、再び自分の手で閉ざすことすら難しく、
膀胱の中身を全て出し尽くすまで、延々と恥ずかしいせせらぎを生み出してしまう……

シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ……
(どうしよう、私ったらカフェの椅子に腰掛けたまま、
まるでおトイレみたいに、オシッコまで溢れさせちゃってるんだ……)

股間から遠慮がちに溢れだしていったオシッコのせいで、徐々に下着の股間部分が滲みだして、
濡れ続ける感触を肌に押し付けられるうちに、麦香はますます膀胱の力を緩め始めてしまう。

本来なら激しい尿意に見舞われるまま、トイレ以外の場所で排尿行為を始めるなど、
世間的には決して許されない行為だと、麦香は何度も肌で思い知らされつつ、
それでも股間から迸っていくオシッコは、少しも収まらないどころか段々と勢いまで増していく。

今でも身に着けている失禁用ショーツの内部では、身体から延々と湧き出す恥ずかしい液体が、
股間だけでなくお尻の方にまで広がっていき、決して下着の縁からこぼれないとしても、
麦香の下半身へと幾らでも、生温かく不快な感触を押し付けてくるのだ……

「ふふっ、麦香ちゃんってば。ついにオシッコを出しちゃってるのね。
それでも穿いているショーツが、しっかりとオシッコを受け止めてくれるはずだから……」

ずっと目の前で顔を俯かせたまま、恥ずかしげに肩を震わせてしまう麦香の様子から、
ついにカフェの店内でもはしたない失禁行為を冒してしまった事実を、
同じテーブルの席へと腰掛けながら、傍で眺めている万樹子も感づき始める。

遠目には人の気配がある状況にも関わらず、ついに始めてしまった排尿行為を、
段々と赤らめた顔を俯かせてしまうほど、分かりやすい恥じらいの反応を見せてくる麦香に対して、
ちゃんと失禁用ショーツが受け止めてくれるはずだと、万樹子は小さな声でさりげなく告げていく。

グシュグシュグシュッ。
「あうぅんっ……万樹子センパイってば。そんな恥ずかしいことなんて聞かないで下さいっ」

続々と下半身がはしたない液体で濡れていく感触を、一人だけで取り繕うのも大変だった麦香は、
さらには万樹子から言葉まで掛けられて、どうしても引け目を感じずにはいられない。

いくら利尿剤に急かされている身とは言え、本来なら人目をはばかられる行為すら、
平然としでかしてしまった自分自身に、麦香は濡れ続ける下半身とともに思い知らされてしまう。

確かに万樹子が告げていたとおりに、穿いている失禁用ショーツのおかげで、
トイレ以外の場所ではしたなく溢れさせたオシッコも、下着の中に留まっているとしても、
麦香は周囲の状況を顧みながら、激しい罪悪感にも苛まれていくのだ……

「それじゃあお会計を済ませちゃおうね、麦香ちゃん……その前に少しだけ確かめさせてね?」
スリスリッ。

麦香が公共の場所でもはしたない行為を冒した後で、今でも赤らめている顔を俯かせたまま、
恥ずかしげな素振りを取り繕えないようなので、万樹子はすぐに会計を済ませようと申し出てきた。

万樹子は自分が手を引く形で、そっと麦香を椅子から立ち上がらせた直後、
下半身の状況をどうしても確かめたいために、スカート越しに下半身へと触れ始めていく……

グシュグシュッ。
「ひゃうぅんっ……ま、万樹子センパイってば。
急にみっともないお尻なんて、触らないで下さいっ……!」

不意にお尻を撫で付けられる感触に、麦香は思わず震えるような悲鳴を洩らしながら、
それでも下半身から手を遠ざけてくれない万樹子のせいで、ますます店内で身を捩らせてしまう。

麦香が先ほどしでかした失禁行為のせいで、身に着けているショーツの中身では、
大量に溢れさせたオシッコが広がっている状況にも関わらず、
さらには万樹子から下半身を弄られてしまい、肌に張り付く感触を幾度も押し付けられていく。

どんなに自分の思いを訴え続けても、万樹子が少しも手を離してくれないせいで、
穿いている失禁用ショーツの内部に、自らのオシッコを未だに蓄えている状況のまま、
麦香は幾度も下半身を震え上がらせながら、はしたない素振りをなかなか止められそうにない……

「ちゃんとオシッコも持ち堪えてくれているみたいね、ニオイもちゃんと抑えられてるし。
これからもサンプリングを続けさせてあげるからね、麦香ちゃん」

軽くお尻に触れただけにも関わらず、あまりにも分かりやすい反応を見せてしまう麦香に対して、
万樹子はどうしても失禁用ショーツの機能を垣間見るために、容赦なく両手を差し伸べてしまう。

スカートの上から失禁用ショーツの様子を探りながら、まだオシッコが零れていないかを、
何度も下半身の様子を確かめたり、鼻をくすぐるようなニオイが漏れだしていないか、
万樹子はわざわざ顔まで近づけて嗅ぎ始めてまで、丹念に麦香の下半身を確かめ続けてくるのだ。

スリスリッ、グシュグシュッ。
「あの、万樹子センパイ……本当にこのままバスまで、乗ってしまうつもりなんですか?
こんなにお尻だって濡れてて気持ち悪いのに……」

激しい尿意に襲われるまま、ついにカフェの中で失禁行為を冒してしまった麦香は、
すぐにでも内部が濡れた下着を脱ぎたいにも関わらず、さらなるサンプリング業務を言い渡されて、
先ほどより重たくなった下半身を抱えながら、ついにはバス停にも辿り着いてしまった。

先ほどまで乾いていたはずの下着内が、はしたなく股間からこぼしてしまったオシッコのせいで、
股間からお尻部分まで濡れている状態のまま、周囲に他の人達がいる道端を歩くだけでも、
麦香にとっては精一杯だったにも関わらず、何とバスにも乗ろうと万樹子から告げられていたのだ。

「大丈夫よ、麦香ちゃん。立った状態でもオシッコだってショーツから漏れ出してこないし、
最後までサンプリングのお仕事を続けないといけないんだから」

あまりにも目の前で慌てふためきながら、少しも落ち着きを取り戻してくれない麦香に対して、
今でもしっかりと失禁用ショーツがオシッコを食い止めているから、
このまま二人で一緒にバスまで乗っても大丈夫だと、万樹子は何度も言い聞かせていく。

カフェからバス停まで歩く最中も、麦香の身に着けている白いスカートには、
少しもオシッコが漏れ出さないことを確かめつつ、別に誰にも迷惑を掛けてないにも関わらず、
一人だけ落ち着かない方が、かえって周囲から怪しまれてしまうとまで万樹子は告げ始める。

「そ、それは分かってるんですけど……もうダメぇっ!」
シュルシュルシュルッ、グシュグシュッ……

万樹子からの説得を耳にしながら、何とかして気持ちを落ち着かせようとしていた麦香だけど、
バス停の前でずっと立ち尽くしている最中、またしても激しい生理現象へと見舞われてしまった。

カフェからバス停までを歩く道のりの最中に、麦香はまたしても尿意を催し始めてしまい、
少しもトイレに立ち寄ることすら出来ないまま、股間から新たなオシッコを噴き出し始めていく。

膀胱から溢れだしたオシッコの量こそ、先ほどの失禁行為よりは少ないものの、
それでも新たな温もりが下着の内部を掛け巡りながら、
股間からお尻付近までを滲ませていく状況に、麦香は激しい動揺を抑えられない。

「あら、麦香ちゃんってば。またオシッコをお漏らししちゃったの?
そろそろバスも到着しちゃうわよ?」

ガードレールに寄りかかるような姿勢のまま、スカートから伸びる脚を震わせて、
またしても麦香が屋外でしでかした失禁行為を、傍にいる万樹子は決して見逃さなかった。

座っている格好だけで無く立った状態でも、下着内に広がる肌触りの悪さに身震いを起こしつつ、
それでも足下にオシッコが漏れ出す形跡の無い様子を、万樹子は丹念に観察を続けながら、
バスの車内でも実験を続けようと、さらに麦香の腕を引っ張り続ける。

「万樹子センパイってば……ショーツの中がオシッコで一杯で、
もう耐えられないよぉっ……あうぅんっ」
グイッ。

すでに二回目の失禁行為をしでかした麦香は、失禁用ショーツの中に備え付けられたパッドが、
今にもオシッコを滲ませそうなほど膨らんでいる状況を、すぐさま自らの下半身で思い知らされる。

いつショーツからオシッコが漏れ出すの、少しも分からない状況で、
重たくなった下着を下半身に抱え込みながら、はしたないニオイを周囲へと振り撒いて、
誰かを不快にさせてないかと不安がる麦香だけど、少しも万樹子が解放してくれないまま、
ひたすら停留所の前でバスの到着を待つよう言いつけられてしまう。

「ほら、麦香ちゃん。早くバスに乗り込むわよ?」

バス停へと辿り着いてから十数分後、ついにバスが到着し始めたので、
万樹子は麦香の背中を無理に押す形で、遠慮なしに車内へと乗り込んでしまう。

すでに麦香が停留所の傍で立ち尽くしたまま、二度目の失禁行為を冒したせいで、
身に着けている失禁用ショーツも限界が近い事実を、万樹子も僅かながら不安を覚えつつ、
最後まで今回の実験を続けさせようと、半ば強引にバスの中にも連れ込んでいく。

シュルシュルッ、グシュシュッ……
「ど、どうしよう……万樹子センパイ。全然オシッコが止められなくって……
このままじゃ本当に、ショーツが持たなくなっちゃうよぉっ」

ついには万樹子に差し向けられるまま、内部がオシッコでまみれている下着のまま、
バスの座席にも腰掛け続ける麦香だけど、席の上へと腰を落とした直後、
下半身がはしたない液体で濡れる感覚にも見舞われて、ますます焦りの気持ちを抱えてしまう。

それでも座席から立ち上がれないまま、ついにバスが出発を始めてしまい、
車内が揺れ続けるのに合わせて、麦香は少しずつ股間からオシッコを溢れさせ続けて、
だらしなく緩んでいる股間のまま、幾度もの失禁行為を断続的に繰り返していく。

カフェの椅子は濡らさずに済んだとしても、腰掛けている座席を濡らす懸念も思い知らされつつ、
失禁用ショーツに仕込まれていた厚いパッドが、腰掛けた座席の上で濡れた感触を広げて、
さらには不快な感触に促される形で、麦香は股間からオシッコを滲ませてしまうのだ……

「あと少しの辛抱よ、麦香ちゃん。
とりあえず研究所の傍まで付いたらバスを降りましょう……あら大変!」

乗客も少ない車内にも関わらず、少しも普段どおりに振る舞えない麦香を万樹子も気にかけつつ、
とんでもない事実を目の当たりにして、思わず困ったような表情を見せ始める。

恐る恐る覗き込むようにして、麦香の下半身を確かめていくと、
あられもない状況が繰り広げられていた事態に、万樹子もさすがに思い悩まされてしまう。

「ま、万樹子センパイ……ヤダぁっ! どうしよう……
ついにショーツがオシッコを受け止めてくれずに、まだ溢れてきちゃうよぉっ!」
グシュグシュッ。

傍で立ち尽くしている万樹子の視線を受けて、麦香も自分の目でスカートの様子を探っていくと、
何と今まで存在すらしなかったはずの、薄黄色く染まった染みが滲みだしていたのだ。

思わず座席から下半身を持ち上げると、スカートの後ろ側はさらに大変な事態を迎えていて、
下着の形に恥ずかしい染みが広がるだけで無く、さらには麦香の座席にも被害を及ぼしていた。

今まで下半身への不快感へと苛まれながら、オシッコを受け止めていた失禁用ショーツから、
はしたない液体が続々と滲みだしていく状況に、麦香も思わず目を疑ってしまう……

「きっと、麦香ちゃんのお漏らししたオシッコの量が多過ぎたせいで……
もうオシッコを持ち堪えられなくなっちゃったのね?」

目の前で慌てふためきながら、すぐにでも誰かの助けを借りたいほど、
スカートや座席までも水浸しにしてしまった麦香に対して、
万樹子も溜め息混じりに言葉を告げるしかなかった。

恐らくは穿いている失禁用ショーツが、オシッコを受け止められる限界を超えてしまうほど、
麦香が所構わずオシッコを溢れさせ続けた挙げ句、生地の表面か裾部分から、
内部に留まっていたオシッコが漏れ出したのだと、万樹子もそっと事情を振り返ることしかできない。

「そ、そんなぁ。万樹子センパイぃっ……まだ私、オシッコを止められそうに無いのに……」
ヒタヒタヒタッ、グシュグシュッ……

ついには身に着けているスカートや、腰掛けている席の上にまで、
自らの股間から滲み出るオシッコのせいで、はしたない染みまで広げてしまった事実に、
麦香はずっと腰を浮かせたまま、未だにバスの車内で困り果てることしか出来なかった。

まだ目的地にも着いてないバスを降りることすら出来ず、自らの股間から溢れさせた液体を、
はしたなく席の上で撒き散らしている状況にも関わらず、麦香は再び激しい尿意を催していたのだ。

利尿剤のせいで激しい生理現象に襲われ、膀胱が少しも言うことを聞いてくれないまま、
麦香は席の上で力無く下半身を震わせながら、
股間から新しいオシッコを溢れさせて、ついには席ごと下半身を水浸しにしてしまう……

「ごめんなさい、この子がどうしてもオシッコを我慢出来なくなっちゃったらしくて、
座席を一つダメにしてしまったようで……本当にご迷惑をおかけしてしまって」

やっとバスが終点へと辿り着いた後で、万樹子は覚悟を決めて麦香を立ち上がらせていき、
バスの車内で粗相をしでかした事実を、二人で一緒に謝り始めていく。

本来なら成人を迎えた身にも関わらず、公共の場所をはしたない液体で汚してしまった事実など、
運転手の前でも頭を下げるだけでも、万樹子にとっては顔から火が出るような思いだった。

「ご、ゴメンなさい……うぅっ!」
ポタポタポタッ……

万樹子が恥じらいの気持ちに苛まれる以上に、今でも下半身をオシッコで浸しながら、
恥ずかしい滴を足下にこぼしていた麦香は、運転手や乗客達の前で少しも顔を持ち上げられない。

バスの車内でしでかした失禁行為によって、座席を台無しにしてしまった事実は、
他の乗客にも知れ渡ることとなり、惨めな下半身へと沢山の視線を向けられる状況など、
いくら屋外での検証を強いられていた身でも、麦香には一秒たりとも耐えられる状況では無かった。

それでも自分とともに頭を下げてくれる万樹子とともに、あられもない行為を必死に詫び続けながら、
どんな表情を自分の元へと向けてくるのか、少しも顧みることすら出来なかったのだ……

「さすがに今日は麦香ちゃんに、無理をさせ過ぎてしまったわね。
どこからオシッコを溢れさせてしまったのか、
ちゃんと検証しておきたいから……すぐに研究所へと戻りましょう?」

万樹子は最後まで傍へと付き添いながら、恥ずかしい失態の舞台となったバスが遠ざかるのを、
二人で一緒に見送り続けた後で、そっと麦香の怯え切った気持ちも慰めていく。

確かに人前で失禁行為を露わにさせられて、どんなに恥じらいの気持ちを抱えたとしても、
まだサンプリング業務を続けている最中なので、麦香がどれだけ大量のオシッコを溢れさせて、
失禁用ショーツを決壊させたのかを確かめる必要があると踏まえつつ、
このまま二人で一緒に研究所まで戻ろうと、万樹子はためらいも無く告げてくるのだ。

ピチャピチャッ、ヌチュヌチュッ……
「そんなぁ、万樹子センパイってば……
こんなにオシッコまみれの格好なんかで、もう歩けないよぉっ……」

バスの運転手から乗客達から向けられる、肌に突き刺さるような視線から、
やっと解放されたばかりの麦香だけど、万樹子から無情にも告げられた言葉に、
ますます戸惑いの気持ちを抱え込んでしまう。

今でも失禁用ショーツやスカートなどは、殆どがオシッコで覆われている最中にも関わらず、
バス停へと二人で一緒に置き去りにされた後でも、研究所までの最中にどれだけの人数に、
みっともなく濡れる下半身を確かめられるのか、麦香は今でも不安な気持ちが収まらないのだ……

排泄管理被検体・麦香
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