Six Senses

おはようkiss


おはよう〜。
朝だよ、起きて。
休みだからって、いつまでも寝てちゃダメだぞ。
ホント、キミって一人だとダメなんだから。
わざわざボクが起こしに来て上げてるんだから、
ありがたく思いなさいよね?

ほら、起きろー!

むむ、手ごわい。
よ〜し。
ほーら、起きないと〜。
こちょこちょしちゃうぞ〜!

それー、こちょこちょ、こちょこちょ!
うりゃ、うりゃ。
こちょこちょ、こちょこちょ!
どうだ、どうだ?
参ったか?
こちょこちょ〜、こちょこちょ〜!

・・・。
ええ〜、これでも起きないの!?
もう〜、気持ち良さそうな寝顔しちゃって。

(寝顔に見とれる感じで)
・・・。

(気持ちを変えて)
じゃあ、とっておきのスペシャルで起こしちゃうぞ!
覚悟しろよ〜!
いっくぞ〜!

ちゅっ。

驚いた・・・?
えへへ・・・。

・・・って、え?
ええ!?
まだ、起きないの!?
信じられないんですけど〜。

え?何?
よく分からなかったから、・・・もう1回!?
な、何よ〜、それ〜!!
う、うう〜〜。
じゃ、じゃあ、も、もう1回、だけ、だよ。

・・・ちゅっ。

・・・目、覚めた?

くす。
お・は・よ。
ねぼすけさん。

ん?何?
起きたけど、もっとちゅー?

うあ、ななな、何言ってるんだよ、キミは〜!
さ、さっきのは、と、特別なの!
もう〜〜、甘えないでよね!

・・・、ま、まあ、どうしてもって言うなら、
して上げても・・・、いいよ。

どうせキミにキスしてくれる女の子なんて、いないんでしょ。
それじゃ、あまりも可哀そうだから、
幼馴染のボクがして上げるよ。

じゃ、心の準備はいい?
いくよ。

・・・あう。
ちょっと、目、閉じてよ。

ど、どうしてって、だ、だって、そんなに見つめられてたら、
恥ずかしいって言うか・・・、い、いや、じゃなくて!
キミはキスしたことないから知らないだろうけど、
そういうもんなの!
分かったら、さっさと目をつぶんなさいよ!

(小声で)
あう。
・・・目を閉じられても、結構、恥ずかしい・・・かも。

え、いや、こっちの話し、こっちの話し。
じゃ、行くわよ。

ちゅっ。

・・・いいよ、目、開けても。

・・・好きです。
ずっと前から、言おうと思ってたの。
やっと・・・、言えた。

好きです、大好きです。

ちゅっ、ちゅっ。

うふ、何か変な感じ。
ね、もっとしたいな、キス。

ちゅっ、ちゅっ。
ちゅっ、ちゅっ。

あのね、ボクね、ずっと、キスする時って、
鼻が邪魔にならないのかなって思ってた。
・・・意外と大丈夫なんだね。

う、な、何よ〜。
何、ニヤニヤ笑ってんのよ!
もう、バカバカ!

こうしてやる〜!

(SE:ドタバタ)

え?
え?
わ、わわわ!

(SE:ドサ)

あ・・・、ああ・・・。
や、やだ、何・・・?
腕、放してよ。
痛いよ・・・。

(キミにキスされる)
ん?
・・・ちゅっ。

・・・は・・・。
し、仕返しって、もう〜〜〜。

ん・・・、キミって、ホントはボクよりも力、強かったんだね。
いつもは、手加減してくれてたんだ。

何か、ボク、かっこ悪。
ずっと、キミのこと守ってるつもりだったのに。
違ったんだね。

あ・・・。
どうしよう、何か、さっきから胸がドキドキしてるの。
キミのそんな顔、初めて見たから。

ううん、怖いとかじゃなくて、その・・・。
・・・かっこ、いいな、って・・・。

うわわわ、み、見ないで、今、ボクの顔を見たら、絶交だからね!

や、ヤダヤダ!
分かった、分かったよ、ちゃんと言うから。
言うから!

そ、その、・・・かっこいい、よ。

ふわあ〜!
恥ずかしい〜!!

(強引にキスされた感じで)
はむ・・・、ちゅっ。

ちゅっ、ちゅっ。
ちゅっ、ちゅっ。

ん〜〜、ぷはぁ!
息をさせろ〜!
殺す気か!

はぁ、はぁ。
もう、イジワル。

・・・でも、好き。

あは。
好きです。
大好きです。
ずっとずっと好きでした。
これからも、ずっとずっと傍にいてもいい?

あは、嬉しい。

ちゅっ。
ちゅっ、ちゅっ。

・・・くす。
キスって、気持ちいいね。

あ、もう起きないと、時間だよ!
遅刻しちゃうよ!

ええ?今日はもういいって。
ダメだよ。
用事があるって言ってたじゃん!

え?
今日はボクと1日中、こうしてたいから・・・?

え、あ、そ、だ、あ。

ん?
ちゅっ。
ちゅっ、ちゅっ。

も、もう。
知らないからね。

ちゅっ、ちゅっ。

じゃあ、今日は1日、二人でこうしてキスしてよう。
ふふふ。

ちゅっ、ちゅっ。
ちゅっ、ちゅっ。

・・・愛してる、くす。

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