【scene4-巨根の姫壺】
シェリルの処刑は延期され彼女は【自然派同盟】と呼ばれる
ゼントラーディー人のコロニー群へと輸送された。
三島他数名の指揮官クラスと数十名の護衛、医療チームが同行していた。
【自然派同盟】とは敵対している訳でもなく特に危険は無い。
その半数以上がフロンティア正規軍のパイロットであり整備士等も含めると
実に八割以上が軍関係に仕事に従事している。
最も友好的ゼントラーディー人と言ってもよい。
ただ、主義主張の違いからマイクローン化を断固拒否しているのであった。
その力は軍内部では相当なモノが有り三島も無碍には出来なかったのだ。
融合が進んだため刑務所の構造等は合一化されているがサイズが違う。
ゼントラーディー人は概ね10メートル前後の巨人なのだ。
ソコの刑務所にシェリルは下着も着けずいつもの手術着を纏い
失神したまま拘束され吊るされていた。