ボクが学校公認の男の娘になるまで 体験版
第6話
ガラガラガラッ。
「み、みんな。おはよう……」
お姉ちゃんの『妹』と化した翌日、ボクはいつものように教室へ向かっていた。
いつもどおりに学ランを身に着けたまま、見慣れた教室へ脚を踏み入れる中、ボクはずっと緊張していたのだ。
目の前にいるクラスメート達の姿を目にするだけで、ヘンな素振りをすぐ見せてしまいそうなほど、ボクはおかしな気持ちにさせられていた……
スベスベッ、ギチギチッ……
(どうしよう、ついにボクったら……ブラやショーツを着けたまま、学校まで来ちゃったんだ)
学ランを着込んでいる下で、ボクはとんでもない格好を続けていた。
まるで女の子みたいにブラやショーツを身に着けたまま、いつものように教室へ来てしまった……いつもとは明らかに違う下着を穿いたまま、学校の中で過ごし続けなければいけないのだ。
もしボクが学ランを脱いだら、男の子には許されない格好がすぐ露わになってしまう……今日は体育がないから良いとしても、当分は学ランを脱げそうにない。
普段なら着けないブラの締め付けや、ショーツの柔らかい感触を、制服の下から何度も思い知らされる……浅めのカップで、学ランの胸辺りが持ち上げられているのだ。
(いくらボクが『妹』になったからって……まさか学校で過ごす時まで。お姉ちゃんの下着を着けたまま過ごしちゃうなんて)
ボクが学校へ向かう準備をした矢先、お姉ちゃんから下着を手渡され、身に着けたまま放課後まで過ごすよう言いつけられていたのだ。
お姉ちゃんの穿いていた水色のショーツと、数年前に着けていたと言うジュニアブラまで装着した上から学ランを着せられて、そのまま学校まで向かう羽目になるなんて思わなかった。
もしボクが女の子の下着を着けていることを、学校にいる誰かに気づかれたら大変だって言うのに、ボクはそれでもお姉ちゃんに逆らえそうにない。
ボクの恥ずかしい女装遊びを認めてくれたお姉ちゃんに、『妹』であるボクは付き従うしかないのだ……
ギュッ。
「おはよっ、穂紫っ!」
教室の中で戸惑っているボクへ、親友の楓汰が突然抱きついてくる。
楓汰は小さな頃からの親友で、ボクにとっては幼馴染みのようなものだった。
何の前触れもなく身を寄せながら、楓汰はボクへ話しかけてくる。
「ふ、楓汰ってば……いきなり抱きつかないでよぉっ」
あまりにも無邪気に抱きついてくる楓汰の素振り、ボクはすぐ戸惑い始める。
今でも肩を押さえながら、ためらいもなく身を寄せてくる楓汰の姿に、ボクはどうしても照れずにいられない。
周りにクラスメート達もいるのに、少しも身体を離そうとしない楓汰に、ボクは恐る恐る言葉を投げ掛ける。
楓汰の何気ない素振りが、今のボクには気まずくてたまらない……男の子同士で触れ合うところを、誰かに見られるのはボクでも恥ずかしい。
(もし楓汰に、ボクの着けてる下着が見つかったらどう思われちゃうんだろう……)
さらに今のボクは、制服の下に女の子の下着まで身に着けているのだ。
ブラやショーツを着けたまま過ごしているせいで、ボクは朝早くから女の子の気分を抱え込んでしまう……何気なく距離を詰めてくる楓汰の存在を、ボクはどうしても意識せずにいられない。
女の子らしい振る舞いを続けながら、親友の楓汰に迫られる想像を何度も繰り広げたか、本当に数え切れないくらいだった。
今でも胸元へ両手を回してくる楓汰が、ボクの装着しているブラにいつ気づくかも分からない……きっと楓汰のことだから、教室中で騒ぎを広げてしまうはずだ。
傍にいる楓汰の顔を、ボクはまともに見れそうにない……
「別にいいじゃん、男同士なんだから。それより穂紫ったら、どうして今日はそんなに照れてるんだ?」
今でもボクに抱きついたまま少しも離れず、楓汰はいつもどおりに接してくる。
ボクが困ってるのも構わず、楓汰はさらに言葉を投げ掛けてくる……どうやら楓汰も、いつもと違うボクの素振りに気づき始めたようだ。
楓汰の無邪気な表情を見つめながら、ボクはどうしても言葉を詰まらせずにいられない。
本当なら楓汰の言うとおり、別に男の子同士で寄り添ってもおかしくないはずだ……
(だって、今のボク……制服の下は女の子の格好なんて続けちゃってるんだよ? 楓汰にこんな迫られても、ボクだって困っちゃうんだから)
楓汰の前では明かせそうにない事実を、ボクはそっと胸の中で呟いていく。
学ランの下に下着を着込んだまま、ずっと学校の中で過ごし続ける状況に、ボクは今でも気が引けていたのだ。
自分から学ランを脱がずにいれば、教室にいる誰にも気づかれずに済むはずだ……そう思いながら、ボクはどうしても緊張せずにいられない。
見た目は普段どおりでも、制服の下にとんでもない本性を隠し続けているのだ……
(それなのに、楓汰がずっと迫ってくるから……このままじゃボク、楓汰の前でとんでもない気持ちまで明かしちゃうかもしれないんだから……)
傍にいる楓汰の表情を確かめるだけで、すぐに気持ちがおかしくなりそうだった。
学ランの下にお姉ちゃんの下着を身に着けているせいで、ボクはすでにエッチな気分に傾きかけていたのだ。
女の子の格好を続けながら、エッチな行為を迫ってくる楓汰の姿を何度も思い浮かべたことかも分からない……そんな楓汰が、今ボクのすぐ傍にいるのだ。
楓汰に向けているエッチな感情を思い知らされるだけで、ボクはどうしても引け目を感じずにいられない。
女の子と化したボクを、親友の楓汰が実際にどう感じるかと思うだけで、申し訳ない気持ちを思い知らされてしまう……まさか楓汰も、ボクがおかしな気持ちを抱いているなんて思わないはずだ。
学ランの下に隠している本当の姿を、すぐにでも楓汰に見てもらいたいのに、決して明かせそうにない事実に、ボクはどうしても戸惑わずにいられない……
* * * * * *
キーンコーンカーンコーン……
「穂紫、オレと一緒に音楽室まで行こうぜ?」
そんな気分を抱えているのも知らず、楓汰はいつもどおりにボクへ接してくる。
次は音楽の時間だったので、一緒に音楽室まで向かおうと楓汰は誘い出す。
おかしなイタズラを続けながら、普段どおりに接してくれる楓汰の存在を、ボクはどうしても気に掛けずにいられない……
ギュッ。
「ま、待ってよぉ。まだ教科書の準備も出来てないんだからぁ……」
楓汰が無理に手首を引っ張ってくるので、ボクはすぐ慌て出してしまう。
今でもあられもない思いを抱えながら、たまに自己嫌悪へ陥ってしまうのに、楓汰があまりに気兼ねなく接してくるせいで、ボクはどうしても焦らずにいられない。
そそくさと教科書を用意した後、楓汰に手を引かれるまま一緒に廊下へと繰り出す。
楓汰から握り締められた手の感触に、ボクの意識が少しずつ吸い寄せられる……
スベスベスベッ、クイッ……
(どうしよう、やっぱり女の子の下着を着けてるの。すっごく気になっちゃうよぉっ……)
楓汰と一緒に廊下を歩く時も、身に着けている下着の感触が気になってしまう。
ジュニアブラによって締め付けられる胸元が、学ランの上からでも胸の辺りを持ち上げてくる気がするし、脚を動かすたびに、柔らかいショーツの感触を何度も気づかされる。
学校でも女装を続けている事実を、ボクはどうしても思い知らされずにいられない……見た目はいつもと変わらないとしても、下着だけは女の子の格好を続けているのだ。
いつもと違う下着の感覚を、学校の中で思い知らされるだけで、ボクはどうしても恥ずかしくてたまらなかった。
すぐ傍を通りがかった、セーラー服姿の女子を目で追いながら、自分でも同じような下着を身に着けている事実を振り返って、そのたびにボクは顔を火照らせてしまう。
(どうしよう、女の子の気分が少しも抜け切らないよぉ。こんな気持ちのまま、ずっと楓汰の傍にいないといけないなんて……)
女の子の気持ちを抱え込んだ後、近くにいる楓汰の姿を目の当たりにするだけで、ボクはますますおかしな気分に苛まれてしまう。
他愛もない話を交わしたり、二人で一緒に過ごし続けたり、そのたびにボクは楓汰を意識せずにいられない。
いつもどおりに学校で過ごしている時なら感じなくて済むはずの感情に、ボクは今でも気持ちを迷わせていた……楓汰に手を引かれるまま、いつボクの思いを洩らしてしまうかも分からなかった。
本来なら親友として接しなければいけない楓汰へ、ボクはそれ以上の感情を秘かに向けていたのだ。
もし許されるなら、楓汰から恋人のように扱ってもらいたい……あまりに考えられない思いに駆られるまま、ボクの胸はますますドキドキさせられる。
今でも下着の着用を恥じらいながら、ボクは自ら望んだ格好のまま、楓汰へあられもない気持ちをぶつけたい衝動にも駆られていたのだ……
* * * * * *
コンコンッ。
「お姉ちゃん、お邪魔していい?」
放課後を迎えた後、ボクはお姉ちゃんのいる教室を訪れることにした。
女の子の下着を身に着けたまま過ごした後、一度教室まで訪れるよう、お姉ちゃんからあらかじめ言いつけられていたのだ。
約束を交わしたとおりに、一人だけで教室に残っていたお姉ちゃんへ、ボクはそっと言葉を投げ掛ける。
「いらっしゃい、穂紫ちゃん。今日はちゃんと無事に過ごせた?」
ボクが姿を見せると、お姉ちゃんはすぐ言葉を投げ掛けてきた。
女の子の下着を身に着けたまま、放課後まで誰にも気づかれなかったか、お姉ちゃんはそっと確かめてくる。
学ランの上から視線を向けられるまま、ボクが朝から身に着けていた下着の様子を、まるでお姉ちゃんに確かめられているようだった……
「もう、お姉ちゃんってば。今日はホントに大変だったんだからね? 朝から楓汰に抱き締められたり、胸だって目立っちゃってたかもしれないのに……」
笑みを向けてくるお姉ちゃんへ、ボクはすぐ返事を返していく。
お姉ちゃんから借りた下着の着用を、いつ教室の中で怪しまれるか大変だったと、ボクはすぐ訴え始める。
とんでもない状況を隠し続けないといけないのに、楓汰がいつもどおりに接するたび、どれだけボクが焦ったかも分からない……いつもみたいにボクへ抱きついた拍子に、ブラのカップを制服の上から気づかれるかもしれない。
楓汰やクラスメート達に気づかれることなく、無事に放課後まで過ごせただけでも奇跡だったのだ……
「もう、穂紫ちゃんってば。これから穂紫ちゃんは、私の可愛い『妹』なんだから……」
ギュッ、スベスベスベッ。
ボクが困り果てているうちに、お姉ちゃんはいきなり抱きついてくる。
手を差し伸べるままボクを引き寄せて、さらには学ランの上から身体を確かめてくる……ブラに覆われている胸元や、お尻まで丹念に撫で回すお姉ちゃんの手つきに、ボクはすぐ気持ちを吸い寄せられてしまう。
さらには学ランの上からわざとカップの膨らみを見せつけたり、ズボンの表面からショーツのラインが浮かぶ様子までボクへ教え込む。
女の子の下着を身に着けているボクへ迫りながら、『妹』と化した身として当然なはずだとまでお姉ちゃんは突きつける。
放課後まで誰にも気づかれず、制服の下で女の子の格好を続けていたボクへ、お姉ちゃんは嬉しそうな笑みまで向けてくるのだ……
「お、お姉ちゃんってば。そんなにボクの身体なんて弄らないでよぉっ……あ、あうぅんっ」
ムクムクムクッ……
お姉ちゃんに抱き締められたせいで、ボクはあっけなくエッチな気分に駆られてしまう。
丹念に胸やお尻を撫でてくる感触を思い知らされるまま、ボクはひとりでにオチンチンを膨らませ始めていた。
お姉ちゃんの柔らかい手つきを感じるたびに、ボクはおかしな気分へ駆られてしまい、ついには勃起まで起こしてしまう。
ショーツの内側でどんどん膨らんでくるオチンチンを、すでにボク自身で止められなくなっていた……敏感な部分に柔らかい感触を押しつけられるまま、すでにボクは興奮の気持ちを抱え込んでいたのだ。
さらにはお姉ちゃんに抱きかかえられるまま、女の子の部分ばかり撫で回されるせいで、ボクはますますエッチな気分へ駆られてしまう……
「ふふっ、穂紫ちゃんってば……こんなにオチンチンを膨らませちゃって。もうエッチな気持ちになっちゃったの?」
ズボンの上から膨らみが目立つボクのオチンチンへ、お姉ちゃんはわざとらしく注目を寄せてきた。
手の平をお股へ押さえつけながら、どれだけボクのオチンチンが膨らんでいるか、お姉ちゃんは指先で何度も探り出してくる。
どれだけボクがエッチな気持ちを抱えているか、たとえ学校の中でも構わず、お姉ちゃんはすぐにでも確かめたいらしい。
制服の下に女の子の下着を身に着けたまま過ごして、今にもショーツの生地からはみ出しそうなオチンチンの形状を、ボクは何度もお姉ちゃんに探られてしまう。
このままでは昨日みたいに、お姉ちゃんからエッチな行為を迫られてしまいそうだった。
「だ、ダメぇっ……! お姉ちゃんってば。まだ学校の中だって言うのにぃっ……!」
フルフルフルッ……
あまりにも夢中になって迫ってくるお姉ちゃんへ、ボクは恐る恐る言葉をぶつける。
まだ学校の中にいる状況で、とんでもない行為を始めたら大変なことになると、ボクは何度もお姉ちゃんへ訴えていく。
学ランの下で女の子の下着を身に着けたまま、お姉ちゃんにオチンチンを弄られる瞬間など、誰にも見つかりたくなかった。
学校の中でエッチな行為を始めちゃうなんて、もし誰かに知られたら大変なことになってしまうはずだ……
「確かにそうね、教室の中じゃ場所が良くないから……、穂紫ちゃん。これから部室まで付き合ってくれる?」
グイッ。
ボクの意見を聞き入れた後、お姉ちゃんはすぐ手首を引っ張ってくる。
教室の中だと誰かに気づかれるかもしれないと踏まえて、お姉ちゃんは場所を変えてエッチな行為を始めようと思い込んでいたのだ。
まさかお姉ちゃんは本気で、学校の中でもボクにエッチな行為を続けさせるつもりなのか、どうしても考えずにいられない……
「ま、待ってよぉ。お姉ちゃんってば、これからどこに連れていくつもりなの?」
手を引っ張られるまま、ボクはお姉ちゃんと一緒に教室を後にしていた。
お姉ちゃんはどうやら本気で、学校の中でもエッチな行為を迫る気でいるらしい。
戸惑っているボクも構わず、お姉ちゃんは所属する文芸部の部室へと向かわせてくる。
お姉ちゃんに手を引かれるまま、本当に部室までお邪魔して良いものか、ボクはどうしても考えずにいられない……
* * * * * *
ガチャッ。
「みんな、お待たせ。今日は穂紫ちゃんを連れてきちゃったんだ?」
お姉ちゃんに連れられるまま、ボクはついに文芸部の部室まで辿り着いてしまった。
前にお姉ちゃんから聞いた話では、エッチな漫画や小説の話題で盛り上がったり、自分達で実際に書いたりしているらしい……当然、男の子同士がエッチな遊びを続けるような内容だ。
自分でもこっそり漫画を読み耽りながら、同じようなエッチな気分へ駆られていたボクだけど、まさか他の部員のみんなに紹介されるなんて思わなかった。
お姉ちゃんが一体何を始めるつもりなのか、ボクはすぐ気になってしまう……
「あら、この子が九音さんの弟さんなんだ?」
「案外可愛い子なのね? この子も確か興味持っちゃったんだよね?」
お姉ちゃんとともに部室の中へ立ち尽くした後、年上の部員達が続々と集まり出してくる。
どうやらお姉ちゃんは、ボクのことを他の部員達にも話していたらしい……男の子同士がエッチな遊びを続ける事実や、もしかしたら女の子の格好を続けている事実まで、お姉ちゃんは教えてしまったんだろうか?
興味津々に視線を向けてくる部員のみんなの様子を思い知らされて、ボクはすぐ震え上がってしまう。
お姉ちゃんに呼び出されるまま、部員達が続々と周りを取り囲んでくる……
「お、お姉ちゃん。これから何を始めるつもりなの……イヤぁんっ!」
スルスルスルッ。
続々と近づいてくる部員のみんなの様子に、すっかり縮み上がっていたボクは、お姉ちゃんからとんでもない行為を迫られてしまう。
不意にお姉ちゃんから抱き締められたかと思えば、あっけなく制服を脱がされていた。
後ろから抱きつかれるままズボンを少しずつ下ろされ、ついには初対面だった部員のみんなのいる前で、穿いている下着まで晒されてしまう。
まるでお姉ちゃんみたいに、部員のみんなも熱心に視線を向ける中、露わになった太股を震わせずにいられない……
「お、お姉ちゃん。もうお願いだからボクの身体を離してよぉっ……あ、あうぅんっ」
プチプチプチッ、スルスルッ……
ボクが嫌がっているのも構わず、さらにお姉ちゃんは学ランにも手を掛けてくる。
ズボンを足元まで下ろされた後、もし学ランまで脱がされてしまえば、ずっと身に着けていた女の子の下着が露わになってしまうはずだ。
それでも背後にいるお姉ちゃんは、ボクの身体を少しも手離してくれず、ついには朝から着ていた下着を部員のみんなの前にも見せつけてくる。
誰の前でも明かせない姿を晒された、ボクは思わず悲鳴を洩らしてしまう。
男の子であるはずのボクが、学校でも女の子の下着を身に着けていた事実を、どう部員のみんなが受け止めるかも分からない……
「うわぁ……九音さんの弟さん、もしかして男の娘なの?」
「こんなに可愛い下着なんて着ちゃって。そこまで女の子の格好を続けたかったのかな?」
「九音さんがうらやましいなぁ……こんなに可愛い弟さんが、女の子の格好に憧れてるなんて。すっごく萌える展開だよね?」
お姉ちゃんの手で明らかになったボクの下着姿に、部員のみんなはますます注目を寄せてきた。
朝からずっと身に着けていた水色のブラと、お揃いのショーツを身に着けているボクを見つめながら、周りにいる部員のみんなは嬉しそうに騒ぎ立ててくる。
どうやらお姉ちゃんは、ボクが秘かに続けていた女装遊びを部員のみんなにも教えていたらしい……少しも驚かないどころか、興味津々そうに視線を向ける部員のみんなの様子に、ボクはどうしてもうろたえずにいられない。
困っているボクも構わず、部室の中で部員のみんなは大はしゃぎを繰り広げている……
「ねぇ見て? 弟さんのお股。こんなにオチンチンを膨らませちゃってる?」
「もしかして弟さん。九音さんの下着を着てたせいで、エッチな気分になっちゃったのかな?」
「ヤダぁ。こんなにオチンチンって目立っちゃうものなんだね? 私も見るの初めてだよぉ……」
目の前にいる部員のみんなは、さらにボクの下半身へと顔を寄せてくる。
すでに勃起を続けていたオチンチンの様子を、部員のみんなはショーツ越しに何度も確かめてくるのだ。
女の子なら決して作り上げることのないオチンチンの膨らみを、お姉ちゃんだけでなく年上の女の子達に確かめられるたびに、恥ずかしい気持ちがどんどんこみ上げてくる。
ボクが震え上がっているのも構わず、部員のみんなは少しも離れようとしない……実際にボクが女装を続けたり、エッチな気分に駆られるままオチンチンを膨らませる様子を、どうしても部員のみんなは確かめたいらしい。
「い、イヤぁっ……もうお願いだから。ボクのはしたないところなんて見ちゃダメぇっ!」
ワナワナワナッ……
ますます迫ってくる部員のみんなへ、ボクは必死の思いで訴えを始める。
文芸部の部室へ脚を踏み入れたばかりなのに、年上の女の子達に取り囲まれるまま下着姿を露わにしたり、さらにはエッチな気持ちを抱えていたことまで探られるなんて思わなかった。
あまりに考えられない状況を迫られて、ボクはどうしても戸惑わずにいられない。
部員のみんなから注がれる視線を思い知らされるたびに、ボクはますます焦り出してしまう……お姉ちゃんのブラやショーツを、学校の中で身に着けてしまった事実なんて、ボクは誰の前でも見せたくなかったのだ。
それでもお姉ちゃんは後ろから抱き締めて、部員のみんなの前に身体を突き出したまま、ボクを少しも手離そうとしない……
「ダメよ、穂紫ちゃん。可愛い『妹』になった穂紫ちゃんの姿、みんなも楽しみにしてるんだからね?」
スルスルスルッ……
戸惑うボクも構わず、お姉ちゃんはとんでもない行為を迫ってくる。
興味の収まらない部員のみんなのために、お姉ちゃんはそっとボクの腰へ手を掛けて、穿いているショーツを少しずつ下ろしてきたのだ。
周りにいる部員のみんなの前で、本当に下半身を晒してしまうつもりなのか、ボクはお姉ちゃんの行動に驚かされずにいられない。
それでもお姉ちゃんは嬉しそうな笑みを浮かべながら、さらにボクのエッチな気分を明かそうとしてくるのだ……
プルンッ、ヒクヒクンッ。
「い、イヤぁんっ……!」
少しもお姉ちゃんの手を払い除けられないまま、ボクはとんでもない格好まで見せつけてしまった。
お姉ちゃんの手でショーツを下ろされた後、すでに勃起していたオチンチンを、ついには部員のみんなの前で晒されていたのだ。
異性の前であられもないお股を見せつける状況なんて、ボクはどうしても恥ずかしくてたまらない……いくらお姉ちゃんや部員のみんなが望んでいた行為でも、大きくなったオチンチンを誰かの前で見せつける状況なんて、今でも申し訳なく感じずにいられない。
どんなに引け目を感じていても、お股の辺りでオチンチンが揺れ動きながら、エッチな気持ちをありありと見せつけてくるのだ……
「うわぁ……これが弟さんのオチンチンなんだ? すっごく揺れ動いてるね?」
「こんなのをお股にぶら下げちゃったら、ショーツで隠すのも大変そうだね?」
「見てよ、弟さんのオチンチン……こんなに震えちゃって。何だか可愛く見えてくるね?」
あられもなく晒されてしまったボクのオチンチンへ、部員のみんなはますます注目を寄せてくる。
どうやら勃起を起こしたオチンチンを、部員のみんなはまだ目にしたことがなかったらしい……初めて目にする光景に、どうしても興味を向けずにいられないらしい。
お姉ちゃんが根元から握ってくるオチンチンの様子を、部員のみんなは舐め回すような視線を向けてくる……先っぽが震え上がりながら、それでも下半身から起き上がろうとする様子に、部員のみんなはすっかり意識を奪われていた。
部員のみんなが次々に見せる反応に驚きながら、それでもボクはオチンチンの勃起を止められそうにない……
「ねぇ、みんな。可愛い『妹』のオチンチン。触ってみたいと思わない? 私がちゃんと穂紫ちゃんを捕まえておくから。遠慮なく弄っても構わないわよ?」
ボクの意見も聞かず、お姉ちゃんはとんでもない行為まで言いつけてくる。
何とお姉ちゃんは、はしたなく膨らんでいるボクのオチンチンを、周りにいる部員のみんなに触らせようと誘ってくるのだ。
エッチな気分に駆られるまま、ひとりでに大きくなったオチンチンを、これから部員のみんなに弄り回されるかと思うだけで、ボクはどうしても慌てずにいられない……
「そ、そんなぁ。もうボクを離してよぉっ……きゃんっ!」
クニュクニュッ、ムチュッ……
ボクが嫌がってるのも構わず、ついに勃起したオチンチンを弄られ始めてしまった。
まだお姉ちゃん以外の誰にも触らせてないオチンチンを、興味本位に触れてくる部員のみんなの様子に、ボクはすぐ悲鳴を洩らしてしまう。
まさか部室へ脚を踏み入れた後、部員のみんなに取り囲まれるままエッチな行為を迫られるなんて思いもしなかった……それでも恐る恐る撫で回してくる優しい手つきに、ボクは大事な部分をどうしても反応させずにいられない。
今でも身体を羽交い絞めにされたまま、ボクはお姉ちゃんの手を少しも払い除けられそうにないのだ。
まだ出会ったばかりの、年上の女の子にオチンチンを触れられる状況を、ボクはありありと思い知らされる……
シュコシュコシュコッ……
「その調子よ、穂紫ちゃんも気持ち良さそうな顔をしてるから。このまま私達の手で、オチンチンを気持ち良くさせちゃおうよ?」
部員のみんなが興味本位にオチンチンを撫で回す間、お姉ちゃんもさりげなくアドバイスを始めてくる。
どうオチンチンを弄り続ければ、ボクが気持ち良くなれるのかを平然と教え込んでくる……お姉ちゃんに言いつけられるままオチンチン全体をしごかれたり、さらに玉の部分まで撫で回されるたび、ますますエッチな気持ちが湧き上がってくる。
今でも恥ずかしくてたまらないのに、部員のみんなに弄られるまま、ボクははしたない姿をすぐにでも明かしてしまいそうだった……
「も、もうダメってばぁ……きゃはぁんっ!」
ヒクヒクビュクンッ! ビュルビュルビュルルッ……!
部員のみんなの手でオチンチンを弄られるまま、ボクはずっと恐れていた瞬間まで迎えてしまった。
オチンチン全体を何度も擦り上げられたせいで、あっけなく絶頂を迎えていたのだ。
敏感な部分を弄られたせいで、全身が痺れるような感覚に見舞われて、それでもエッチな気分が収まらないまま、オチンチンの先っぽから熱い液体まで噴き上げてしまう。
オチンチンの先っぽからどんどん溢れる精液を思い知らされながら、ボクはどうしても射精を止められそうにない……
ヌチュヌチュッ、ネチョチョッ。
「うわぁ……これが男の子の精液なんだ。こんなに熱いなんて思わなかったね?」
「それに穂紫ちゃんのオチンチン、まだ震えちゃって……どんどん精液が溢れてきちゃうね?」
「見てよ、私のお手手。こんなに精液まみれになっちゃった」
ボクのオチンチンを弄り続けていた部員のみんなは、先っぽから溢れ出る精液の様子まで探ってくる。
ついに見せつけてしまった射精の瞬間や、手に纏わりつく精液の感触に、部員のみんなはさらに注目を寄せていく。
オチンチン全体が震え上がる様子、勝手に噴き出す精液、さらには精液の粘っこさやボクの表情まで、部員のみんなは延々と視線を向けてくるのだ……
フルフルフルッ、ヒクヒクヒクッ……
「あ、あうぅんっ……ご、ごめんなさい。こんな恥ずかしい姿なんて。ホントはボクだって見せたくなかったのにぃ」
ずっと抱えていた興奮が収まる中、ボクはすっかり震え上がってしまう。
まさか初めて出会った部員のみんなの前で、あまりに恥ずかしい姿まで見せるなど思わなかった。
ボクが学校でも女装を続けている格好や、さらにはエッチな気分のままオチンチンを勃起させて、何度も弄られるまま射精する瞬間まで晒した後、ボクは情けない気持ちに駆られてしまう。
気づいたらボクは、お姉ちゃんに寄りかかりながら泣き崩れていたのだ……
「ごめんね、穂紫ちゃんを驚かせちゃって……でもね。私達もずっと気になってたの。穂紫ちゃんが実は可愛い男の娘で、秘かに女装遊びを続けていたことを。これからも穂紫ちゃんの可愛い姿、みんなの前で見せてくれるかな?」
震え上がっているボクへ向けて、お姉ちゃんは少しずつ言葉を投げ掛ける。
とんでもない事態に見舞われて、落ち着きを失ったボクを慰めながら、お姉ちゃんはさらにとんでもない行為を切り出す。
すでにボクの女装遊びを知り尽くしていることを踏まえながら、部員のみんなの前だけでも本性を明かして欲しいと言うのだ。
あまりに考えられない状況を迫られたボクだけど、お姉ちゃんの優しげな言葉に耳を傾けずにいられない……
「ほ、ホントにボク……みんなの前で女の子の格好、続けちゃっても良いの?」
今でも涙を零しながら、お姉ちゃんへそっと質問を投げ掛ける。
本当にお姉ちゃんや部員のみんなの前で、女の子の格好を続けても構わないのか、ボクは恐る恐る確かめていく。
学校内で女の子の下着を身に着けたまま過ごす行為に、今でも引け目を感じていたボクだけど、女の子の格好を幾らでも振る舞えると聞いて、どうしても注目を寄せずにいられなかった。
お姉ちゃん達に見守られる中、すでにボクの気持ちは傾きかけていたのだ……
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