【冬真】 「ぷふぁ、あぁっ……そ、そこ、はっ?」
口から出ていった尻尾の感触を次に感じたのは、お尻の……穴だった。
【アリア】 「ボーヤ、ここに興味はある?」
唾液で濡れた尻尾の突端が、肛門の上をぬるぬると動く。
【冬真】 「ひああっ……! な、んで……うひっ、そんなとこっ……?」
【アリア】 「なんでって? もちろんここに用があるのよ」
尻尾が上下に揺れた。まるで肛門やその周囲をマッサージをするように。
窄まりの中に入ってくるような動きさえ感じて、全身に悪寒が走る。
【アリア】 「キミくらいの年頃のコは柔らかくてイイわね。これなら楽に入るわ」
【冬真】 「は、入る……って……ま、さかっ……?」
【アリア】 「ウフフ、そうよ? これからね、アタシの尻尾をキミのお尻の中へ突っ込むの――」
最悪の想像を淫魔が笑って肯定した。
【アリア】 「大丈夫、痛くなんてしないわ?」
【冬真】 「や、やめ――ううわっ!?」
肛門の周囲を揉み込んでいた尻尾の先端が、窄まりの中心に狙いを定め圧力をかけてきた。
【冬真】 「うううっ、やめ……ろぉっ!」
【アリア】 「フフ、キミやっぱりいいわ。無抵抗なコを教材化するのはホントつまらないもの」
淫魔は僕の必死の抵抗を笑って受け止める。
それもそのはず、豪快に暴れたつもりが、実際はほんの少し腰を左右に振り腕をぶらつかせただけだったんだから。
【アリア】 「ほらほら、どうしたの? もっと暴れてみなさい? でないと、串刺しにしちゃうわよ?」
【冬真】 「く、くうぅぅぅぅ……っ」
全身が淫気に浸され、いくら力を込めても腕も足もまともには反応してくれない。
尻尾の標準を逸らさせることすらできない。
そうこうしている間にも、肛門に押し当てられた尻尾の圧力が増してくる。
【アリア】 「いいの? もうちょっとで入るわよ? フフ、入っちゃうわよ?」
【冬真】 「うううぅぅぅっ!」
閉じた肛門がミリ単位でこじ開けられる。
【アリア】 「ウフフ、粘るわね? なら――」
胸のあたりの胴着が裂かれ、カリッと乳首を擦られた。
【冬真】 「――ひぐっ!?」
針を突き刺されでもしたかのような鋭い電気が走った。
【アリア】 「人間の体はね、淫魔界では人間界よりずーっと敏感になるのよ。乳首なんて、特にね?」
勃起した乳首を擦られるたび、走るピンク色の電気がビリビリと走り体が仰け反ってしまう。
【冬真】 「うひっ、やめ、てっ……そこぉ、乳首、触らない、で……っ」
【アリア】 「いいわよ、その代わりこっちを責めるけどね?」
【冬真】 「あっ……!? う、んぐううぅぅぅぅっ!?」
括約筋から意識が逸れ、肛門を弛緩させてしまった隙を見逃さず、尻尾がめり込んできた。
グイグイと左右に揺れ、あるいは回転しながら、開きかけの肛門を掘削してくる。
【冬真】 「うぎっ……んぐっ、あぐっ!」
肛門がダイア型の先端部によってズズッ、ズズッと強制的に開門させられていく。
そして、一番太い部分が関門を抜けると――にゅるんっと一気に腸内に滑り込んできた。
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