【ユリカ】
「――というわけで、アタシが下になったよ、トーマ」

【ユリカ】
「これで、トーマのケツマ×コたーっぷり犯してあげるからねっ」

【冬真】
「ひっ……!?」

 見せつけられた、本来は人間の女を犯すためのインキュバスのペ×ス。

 それはどうひいき目に見積もっても、僕のペ×スの倍は太い。長さも五割り増し。

 彼女はそれで、僕を――。

【冬真】
「そ、そんなのっ……そんな大きいの、入るわけっ……」

【ユリカ】
「だいじょぶだって。キミの可愛いケツマ×コにだって、ちゃーんと入るからさっ」

【エナ】
「そうそう。退魔師だったら淫魔の好物くらい知ってるでしょ?」

 淫魔に襲われやすいのは、童貞と処女。

 そのどちらもが、夢のような快楽を得ている――。

【冬真】
「でも……っ、だったらこんな、こんなのおかしいじゃないかっ……インキュバスが、男を犯す、なんてっ……そんなことっ」

【ユリカ】
「聞いたことないって? アハハハ、まあそーかもねっ。人間界であえてオトコを狙うインキュバスは少ないし――」

【ユリカ】
「オトコがお尻にチ×ポ突っ込まれてヨガらされたことを、そうそう話したりするかなぁ?」

【ユリカ】
「あとさー、マゾとかホモの何割かは、インキュバスに犯されたせいじゃないかなって思うんだけど?」

【冬真】
「――っ」

【エナ】
「本当はトーマも期待してるんじゃないの? おち×ちん、かちかちになってるよ?」

【冬真】
「んんっ……! だ、だってそれは……あんたたちが、触るから……っ」

 淫魔の肌や体臭は、著しく人間の性欲を刺激する。興奮してしまうのはどうしようもない。

【エナ】
「ふうん、本当にそれだけかなぁ?」

【冬真】
「ほ、他に……何があるって……」

【ユリカ】
「ケツマ×コ、犯されてみたいって――思ってきてんじゃないの、ってことだよ」

【冬真】
「そんなこと、思うわけ……うあっ!?」

 淫魔の巨大な肉棒が、お尻の穴に押し当てられた。

 異様な熱と一緒に、淫気が肛門に染み込んでくる。

【冬真】
「うっ……あ、あああっ……し、しびれ……?」

 淫魔と触れている部分から力が抜けて、穴が自然と緩んでいくのがわかった。

【ユリカ】
「ほらどお? これなら、入りそうでしょ?」

【冬真】
「……う、でも、でもぉ……っ」

 彼女のペ×スはあまりにも凶悪すぎる――。

【ユリカ】
「じゃあそろそろ入れるよ、トーマのア×ルバージンもらっちゃうからねっ」

 僕の股を広げる手に力がこもり、ア×ルに口づけしている淫魔の肉棒がドクンと大きく脈打った。

【冬真】
「あああっ、や、やめっ……!!」

【エナ】
「じっとしてなよ」

 もう一人の淫魔が体重をかけて、ただでさえ痺れて動きにくい体を押さえつけてきた。

【冬真】
「う、ぐ……う、うぅ……」

【エナ】
「んふふ、トーマってばいい顔してる」

【ユリカ】
「ああもお、アタシも見たいんだけどなぁ。チ×ポ突っ込まれるときのトーマの顔」

【エナ】
「ユリカは初めてもらえるんだからいいでしょ。声は聞かせてあげるし」

【ユリカ】
「ま、いっかー。それじゃトーマ、今度こそ――いっくよーっ!」

 先端がズヌヌッと肛門を押し広げ、めり込んできた。

【冬真】
「う、うああああっ……!?」

【ユリカ】
「アハハハ、入るよ、トーマのケツマ×コにチ×ポ入っちゃうよっ?」

【ユリカ】
「あれぇ、どうしたの? 犯されたくないんでしょ? ねえほら、逃げないでいいのかなっ?」

 淫魔は笑いながら掘削を繰り返して排泄孔をこじ開けようとする。

【冬真】
「ぎいっ……! がはっ、ぐああっ……!?」

 いくら肛門が緩んでいるといっても、淫魔のペ×スは僕のそれより倍は太く、亀頭冠に至っては握り拳に近い。

 かつてない異物の侵入と通過に、括約筋は当然のように伸びきり悲鳴を上げていた。

【エナ】
「トーマ――痛いの?」

【冬真】
「ぐうぅっ、あが……痛いっ、きつ、いよぉ……ぬい、てぇ……っ」

 無理矢理に拡張される肛門は軋み、激痛を発し、今にも裂けてしまいそうだ。

【エナ】
「楽にしてなよ。もうちょっとの辛抱だから」

 淫魔の手が硬直した肌を撫で、額に吹き出た脂汗を拭っていく。

 その優しい手つきに、少し体が弛緩して。

【ユリカ】
「そうそう、もうちょっとで一番太いところが、入るから――ねっ!」

 その隙を逃さずに巨根が圧力を加えてきた。

 

 


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