調教希望な桃萌子のお部屋 体験版
第1話
ガチャンッ……
「やっぱり今はこっちでしょ。これだけ量もあれば、すぐにオシッコもしたくなるよね……?」
自販機の前で迷った末に、私はスポーツドリンクを選ぶことにした。
本当は久しぶりにミルクココアも飲んでみたかったけど、今は二度目のお漏らしを優先したかったのだ。
ずっと公園のジョギングコースを歩き回りながら、いつ誰に見つかるかを警戒しながら、おかしな隠れんぼを続けていたせいで、実は汗をかいていたのだ……身に着けている体操着が、ほんの僅かだけ汗ばんでいた。
コクッ、コクッ、コクッ……
「んんっ……すっごく美味しくってたまらない。どんどん身体に染み込んできちゃう」
自販機から取り出したペットボトルを開けると、私はすぐ口を咥え込んでいた。
両手で構えたペットボトルを傾けながら、スポーツドリンクを少しずつ飲み干すと、冷やされた水分が一気に全身へ行き渡ってくる。
ほんの僅かだけ火照っていた上半身が、冷たい液体で少しずつ染み渡る感触が嬉しくてたまらない。
スポーツドリンクを飲み続けながら、どれだけ身体が新しい水分を欲していたのか、私はありありと思い知らされていた。
コクンッ、コクンッ、コクンッ……
(まだ、誰も近づいてこないよね。こんな格好のまま、ずっと立ったままじゃ目立っちゃうよぉ……)
スポーツドリンクを飲み干す間も、私は周りの様子をそっと確かめる。
水分を摂るのに夢中になる間に、もし誰かが自販機の傍に近づいて、はしたないお漏らし姿を覗かれる状況だけは避けたい。
本当は明るい自販機から離れれば良いはずなのに、今でもその場に立ち尽くしたまま、私はひたすらひたすらスポーツドリンクを飲み続けていた。
さすがに半リットルもあるせいで、スポーツドリンクを一気に飲み込むのも大変なのだ。
コクンッ……コクンッ……
「うぅっ……さすがに全部飲み込むのは大変かも。とりあえず自販機の傍から離れなきゃ」
あまりに量が多いペットボトルを口にしながら、私はじれったい思いを抱えていた。
水分を補給する間、自販機の前から身動きが取れないせいで、いつ誰かにはしたない下半身を覗かれるかも分からない。
さすがにスポーツドリンクを全て飲み切れないと感じて、私は途中でペットボトルから口を離そうと考えていた。
口に含んだ分だけでも、十分に体内へ水分を摂り入れられたので、残りは尿意が訪れるのを待つのも兼ねて、マラソンコースを歩きながら飲み続けようと考えていたのだ……
フルフルフルッ……
「あ、あうぅんっ……! もうオシッコがしたくなってきちゃったの?!」
ペットボトルから口を遠ざけようとした矢先、私はおかしな声を上げてしまう。
ひとりでに下半身を震わせながら、何かが続々と下りてくる感覚……紛れもなく、私がずっと待ち望んでいた尿意そのものだった。
想像した以上に早く訪れた尿意に、私自身驚かされてしまう。
まるで飲み込んだスポーツドリンクが、すぐにオシッコへ変わり果てたような感覚だった……身体中に浸透した水分のせいで、私は思わず両脚を擦り合わせていたのだ。
気持ちが落ち着かなくなるほど、激しい勢いで尿意が迫ってきて、あと少しも身体が堪え切れそうにない……
シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ……
「は、はうぅんっ……私ったらこんな場所で、オシッコをお漏らししちゃってるんだ」
両脚を重ね合わせた格好のまま、私はついに尿意へ屈してしまった。
大事な部分があっけなくこじ開けられると、膀胱の中に溜まったオシッコが、一気にショーツの内側へ溢れ出してくる……すでに股間の周りが濡れていたせいで、下半身の欲求に身体が持ち堪えられなかったかもしれない。
股間やお尻の辺りにも、生暖かい液体の感触が広がると、すぐブルマの裾部分や表面から、新しいオシッコが溢れ出してくる……自販機の照明に照らされて、紺色の生地をすぐ濡れ光らせてくる。
立っている場所のせいで、私はすぐ恥じらいの気持ちに駆られてしまう……明るい自販機の前に立ったままでのお漏らしを、いつ誰かに見られてもおかしくなかった。
すぐにでもこの場を離れないといけないのに、はしたない液体で濡れた脚が震えたまま、少しも身動きが取れそうにないのだ。
ショワショワショワッ、ヒタヒタヒタッ……
「んくうぅっ……どうしよう。やっと乾きかけたばかりなのに、またこんなに濡らしちゃって……」
思いもしない形でしでかした失禁行為を、すでに私自身では止められなくなっていた。
そよ風を下半身に受けるたびに、私は肌寒さを感じて、そのたびに股間から湧き上がってくる、新鮮なオシッコの温もりに気持ちを寄せてしまう。
気づいたら自分から股間を緩めるまま、体内に溜まり始めたオシッコを垂れ流し続けていたのだ。
再び失禁行為をしでかした後も、私ははしたなく濡れる下半身を見つめたまま、おかしな気分に苛まれていた。
穿いているブルマとショーツの内側を駆け巡りながら、久々に下半身へ行き渡るオシッコの温もりを確かめられるのが、今の私には何より嬉しくてたまらない。
私は自分の意志で、はしたないお漏らしを二度も繰り広げているのだ……
チョロチョロチョロッ、ジュワジュワジュワッ……
「もっと私、オシッコを出せちゃうんだから。ずっと寒くてたまらなかったから、もっとお漏らしして暖めなくっちゃ……」
延々とオシッコを垂れ流しながら、私はおかしな欲求に駆られてしまう。
冷え込んだ下半身を暖めるために、オシッコで覆い尽くしたいと考えていたのだ。
ブルマやショーツのほとんどがオシッコまみれで、さらには太股から足首までを伝っている状況なのに、私はもっとお漏らしを続けたいとすら思い込んでいた。
おかしな考えだとしても、胸の奥を昂ぶらせる感情に、すでに私の気持ちは奪われていたのだ。
普通に考えれば、年頃の女の子としてあまりにはしたない考えかもしれない……それでも私は、お漏らししたオシッコの感触を心地良いとすら感じ始めていた。
コクッ、コクッ、コクッ……チョボチョボチョボッ。
「んんっ……どんどんオシッコが溢れてきちゃうよぉ」
気づいたら私は、ペットボトルを再び咥え始めていた。
ペットボトルを傾けると、まだ冷たいスポーツドリンクがどんどん口の中に入り込んできて、飲み込むたびに股間からオシッコを溢れさせていた。
すでに下半身のほとんどがオシッコまみれになっていたせいで、靴下に生温かい液体が染み込んだり、靴の中にも続々と入り込んでくる。
どれだけ両脚がオシッコで浸されているか、すでに肌の感触で思い知らされていた私だけど、気づいたら両膝を重ね合わせていた。
足元に続々と零したオシッコすら、勿体なく感じてしまう……少しでもオシッコの温もりを逃さないよう、しっかりと両脚を閉ざしてしまう。
恥じらいの気持ちに覆い被さるように、今まで感じたこともない興奮が続々と湧き上がってくる。
立ち昇る湯気で下半身が包まれるうち、ついには鼻をくすぐるようなニオイまで漂ってくるけど、私はなかなかお漏らしを止められそうにないのだ。
ご主人様の命令を、ちゃんとやり遂げられたのが嬉しかったし、ずっと待ち望んでいた瞬間を迎えられたおかげで、私は心の底から嬉しくてたまらない……