尻叩きと浣腸と、マゾ行進。

あたしが思うに、この世で最も大切にしたくなる男はM男だと思う。
大切にされたいし、大切にしたい。
ひょっとしてこれが愛なのかもしれないけど、私はまだそれを受け取ったことがないから良く分からない。
一度きちんとM男からそれを受け取ってみたい。
 
《第一章》


26年前、つまり私が生まれた年から恋の神様はバカンスに出かけたようで、私は男と付き合ったことがない。
つまり私は処女だ。
キスの味も知らないし、男と肌を重ねたこともない。

白状すると、多分恋の神様はバカンスに出かけたのではなくて、私の背の高さや体格に問題があって、神様でも解決できない状態にあるのだと思う。
具体的な話、私の体格は『炉』なのだ。
男を知らない理由はもう一つ有る。
私は、私が教師を勤めるこの学園の卒業生だ。
エスカレーター式に幼稚園から大学まで上がったせいで男を知らない。
だって、この学園は基本女子校だから。
教師はもちろん理事長、校長から幼稚園の生徒に至るまで全て女性のみ。
結果恋もせず、男も知らず、26まで処女のまま。
もちろん胸は膨らまなかった。
私は自分の体系や自分が処女であることを強く恥じている。
コンプレックスに感じている。

だが、そんな私に恋の神様はチャンスをくれた。
つまりは、学園に初めて男子が来る。
ついにわが校も共学になったのか・・・と思うだろう?
違う。
公式には共学だが、実質女子のための男子入学・あるいは転入を認めたのだ。
女子のための男子・・・つまりは女子に奉仕してくれる男子限定で入学を認める。
女子に奉仕してくれる男子などという回りくどい言い方は、あまり説明に向いていなかったかもしれない。
訂正する。
マゾヒズム性癖を持ち、女子を敬い、女子を崇拝する男子に限り入学を認める。

わが校は一応エリート校だ。
卒業生の生涯年収は一般的なサラリーマンの3倍から4倍が普通。
一般的な大卒のサラリーマンが生涯年収3億円程度ならわが校の卒業生は、9億から12億程度。
月収換算すると、おおよそ180万円から250万ぐらいがわが校の卒業生では適正な給与といえる。もちろんこれはボーナスを含めた年収から逆算したものなので、実際の月の手取りは半分程度、90万から125万ぐらいだろう。
私はまだ2年目の新米教師なので、手取りで90を少し超えたくらいしかもらえていないが・・・。
話を戻そう。
社会に出てこのくらい稼ぐ女性となると、悲しいことに伴侶となる男性は二つに一つしかない。
妻の年収には遠く及ばず、半ばヒモ状態でプライドを守るためだけに働く惨めな男か、ハイリスクを取って起業し成金になった小金持ち、あるいは生まれた時から金持ちのボンボン。
つまり、惨めな普通の男か金持ちか。
この2パターンだ。
どちらにせよ彼らを伴侶として幸せな人生がおくれるかと考えた時、どこか薄幸の香りがするだろう?
私たち女性は特にソウイウモノが苦手だし、嫌いだ。

だがここに一つだけ抜け穴がある。
マゾな男子だ。
彼らは私たちを金持ちのように軽く扱ったりしない。むしろ私たちの意志や行動を最優先にしてくれる。
お金は十分に私たちが稼げる。下手に「男のプライドが〜」等と言って、心のどこかで女を侮辱したりしない。
(分かっていない男性が多いが、男性の頼れるところはお金だけではない。強さやタフさ、優しさは女より男の方が深く、熱い。これは誇りに思って良いと思う。まぁ、処女の私が言っても説得力は無いのだが・・・)

つまり私やこの学園の生徒にとって、Mな男子は最上級の“恋の相手”なのだ。

だからわが校ではマゾヒズム性癖を持つ男子に限り、今年から入学、転入を認めた。
いや、求めた。と言う方が正しい。
日本中の学園のM性癖の可能性がある男子に入学・転入試験を受けないかと手紙を出し、入学金その他全ての学費・あるいは学園生活にかかる費用を全額学園側が負担すると言う条件を全面に押し出した。
そして今日、私が受け持つこの3年B組に、待望の男子が転入する。

私は26歳。
相手が高校三年の18歳なら誰にも文句は言われまい。
今のうちにしっかりツバを付けておいて、卒業したら結婚しよう。
一般的に考えて、まだ会ってもいない男子にこんなことを思うのはおかしいと思うかもしれない。
でも私は、転入の際の書類に張られた彼の写真を見て彼のことが大好きになってしまった。

撫でたい。
愛でたい。
モフモフして、いい子いい子して…。
それから悪いことをしたら、子供のようにお尻をペンペンして…。
私が子供の頃先生によくされたように、他の生徒が見ている前で浣腸もしよう。
真っ赤なお尻を晒しながら浣腸された時、きっと彼は悶えてくれるだろう。
あああ。
早くその表情が見たい。
想像する前の、そういう想像をしようと思っただけで太ももが湿っぽくなってしまう。
構うものか。
彼に対する思いが募る楽しさに比べれば、下着の交換などなんの苦にもならない。

さぁ、朝が来る。
彼が初登校する朝が・・・。

 

 

《第二章》

・・・遅い。
まだ来ない。
もうホームルームを始めないといけない時間だ。
なぜ来ない?
もしかして私の欲望に感づいて、逃げてしまったのだろうか?
だとしたらちゃんと謝るから、学園に来て欲しい。
初日から遅刻だなんて・・・。

・・・。

これはもしかしたら初日からしっかりお仕置きして欲しいという、M男子なりのオネダリなのかもしれない。
なんとなくそんなことを感じながら私は、ホームルームに向かわなければならない身体を職員室の椅子に預けたまま、動かないでいた。
他の先生はもういない。
当たり前だ。
皆、受け持っているクラスか、各準備室に向かってしまった。
広い職員室にただ一人。
私は彼を待つ。


・・・。

ダメだ。
我慢できない。
優しく接してあげようと思ったが、やっぱり厳しく接しよう。
初日から遅刻なんて許せない。
こんなにあたしは期待しているのに、それを初日から裏切るなんて許せない。

だから私は懲罰室のケイン(籐で出来たお尻叩き用のムチ。イギリスが本場だが、シンガポール等でも盛んに教育現場で採用されている)を自分の机に置いた。
それから浣腸器。
浣腸液の自重でどんどんア○ルが苦しくなる一番きつい吊り浣腸器だ。
この二つは私が人生で受けた体罰の中で最も恥ずかしい体罰だった。
いきなり遅刻したM男子には、いきなり一番恥ずかしいお仕置きが妥当だろう。
そうだ!
首輪も付けさせよう。
犬のように引き回すのも乙に違いない。
ああ、いけない。
股がまた湿っぽく蒸してきた。
せっかく蒸れないように大きめのワンピーススカートを着てきたのに・・・。


《第三章》

「遅いっ!!!」
私が怒鳴ると、彼はビクっと肩を震わせて、うつむいた顔をさらに深くうつむかせた。
申し訳無さそうにしている男子というのはそれだけで可愛いし、もっと可愛くなって欲しいと思ってしまう。
つまりもっと「申し訳ない」という気持ちを募らせてやりたくなった。
だってそっちの方が可愛いから。
私は彼のズボン、とりわけ股間に視線を落とした。
男性の制服であるズボンがこの学園では目新しいと言うこともあったけど、それ以上にこの中に男の象徴が収まっているのかと思うと、どうにも見たくなる。
私は父のチ○ポというものを見たことがあるが、それ以外では経験が無い。
包茎だろうか?
それとも短小?
もしかしてマゾのクセにズル剥けのぶっといのが出て来るのだろうか?
教師としてまずは、そこから確認するのも悪くない。

「脱ぎなさい。ズボンとパンツ。
初日から遅刻する生徒には懲罰が必要だわ。
秩序を乱す人間には罰がある。
当然よね。
さ、脱ぎなさい」
「・・・そんな・・・でも、僕・・・」
彼は聞いてもいないのに、言い訳を始めた。
もちろん最後まで聞いてあげるつもり。
だってその方が長く彼と二人だけでいられる時間が増えるから・・・。

でもその言い訳は聞くに堪えない話だった。
「転校初日に、交差点で頭をぶつけた?
それも二度、金髪ボインと黒髪メイド服に?
別々の交差点で?
そして金髪ボインちゃんに言いがかりを付けられて、いろいろとお世話をしていたらこの時間になってしまった・・・?
つまりはそういう話?」
「・・・はい。
信じてもらえないかもしれませんが・・・」
「当たり前でしょっ!?
作り話にしてももう少し面白くおかしく話しなさい」
「・・・でも、本当なんです・・・」

正直に言うと、私はその話が嘘だとは思っていなかった。
多分ウチのクラスの“あの女子たち”だ。
バッチリ、心当たりがある。
一人は、彼の言うところの金髪の女。
未華子で間違いない。
この学園の理事長の娘。
私の天敵。
一生徒の分際で「将来理事長の席を譲る」と、他ならぬ現理事長が公言しているせいで学園内ではまるで覇者のように振舞っている。
学園の権力は彼女に集中しているといっても良い。
だがもしも未華子が未華子だけだったのなら、私は負けたりしない。
未華子よりも厄介なのはその未華子に、文字通り絶対服従を決め込む黒髪メイド。
仄火の方だ。
とてつもなく。
とてつもなく意思が固く、頭が回る。
論理でこの女に勝てるのは事実上不可能だとさえ思える。
少なくとも私は挑まないし、挑まれないようにしている。
自分が負けると分かっていて、突っ込むのは馬鹿のすることだ。
問題は。
私の目下最大の問題は、この二人が私のクラスの生徒だということだ。
この二人が組むと、(というかいつも二人いっしょなのだが・・・)どうにも手がつけられない。
権力と理論の両輪が回って、手が付けられなくなるのだ。
恐らくは、私よりも先にツバを付けようと目論んだのだろう。
・・・全く。
まぁ、でもそんなことはおくびにも出さないで私は彼の責任を追求することにした。
追加罰の口実が出来たのだから、むしろ喜ばしくさえある。
「先生は、そういう嘘で誤魔化そうとする生徒には、もれなくお仕置きを追加することにしているの。
そうね。
遅刻の罰は、このケインでお尻叩き15回。
嘘をついた罰は、この浣腸器でお酢のお浣腸。
先生が言いと言うまで、浣腸器を抜いてはダメよ。
いいわね?」
「・・・・・・・・・そんな・・・」
正直、M男子と言うのは総じて、嬉しそうな顔をしてお仕置きを受け入れるものだと思っていたが、それは間違った知識だった。
少なくとも彼は、そうではなかった。
お仕置きは・・・嫌なようだ。
嫌というよりも苦手、あるいはお仕置きをさせてしまって申し訳ないといった表情をしている。
もの悲しそうな顔のまま、うつむいて黙っている。
このまま彼の顔を下から覗き込むようにして眺めているのも楽しいのだが、作り笑顔ならぬ『作り怒顔』というのは意外に大変だし、なにより一刻も早くお仕置きをしてあげたい。
だから私は眉間に力を入れて、怒った表情を作ったまま彼のベルトを引っ張って外し、さっさと脱がせた。
彼のズボンと、そしてパンツを。
抵抗は出来ないがオチ○チンは見られてたくないといった顔のまま硬直する彼は、とても、とても・・・、最高に・・・、可愛かった。
パンツを脱がせる時に「・・・やっ」って可愛い声で泣いたのもかなり好印象だ。
パンツは純白のシミのないブリーフを期待していたが、実際は青のトランクスだった。
ここはおいおい、白のブリーフ以外履けないように指導する必要があるだろう。

「さ、手を机につきなさい。
踵を上げて、お尻を高く突き上げるの。
頭は下げてもらえる?
そう。いい子ね。
それから舌を噛まないように歯を食いしばりなさい。
始めるわよ?」
M男子として入学を許可されるだけあって、彼はすんなり言われたとおりのお尻叩きのポーズを取れた。

・・・なぜだろう。
彼の生のお尻を見たら、急に胸がきゅんとなってしまった。
不快感の有る胸の締め付けではない。
むしろこの感覚を、もっと欲しくなる。
自分でも目尻の辺りがトロンと垂れ下がっているのが分かった。
初めての感覚。
肌全体がむずがゆくなる。
言葉にすると、嫌な感じに聞こえるかもしれないが・・・でも全然不快じゃない。
むしろもっと味わいたい。
試しに顔の前で手を軽く振ったら、いつもどおりの風が頬に当たるのに、いつもなら絶対感じない期待感のようなものが手の平から、胸までぶわっと吹きつけてきた。
・・・最高だ。
これが、男にお尻を出させる快感・・・。
お尻を突き出させて、お尻を叩く前の期待感・・・。
あああああ。
とっっても、凄い❤
最高の感覚。

だから、私は何も言わずに彼のお尻にケインをヒュンっと叩きつけた。
だってもう我慢できなかったのだ。
そしたら彼は可愛い声で泣いてくれた。
まるで女の子みたいに・・・。
私は、・・・もうそこからはわけ分からなくなってしまって、腕を高く振り上げてからケインの先を素早くお尻に叩き付け、ただただ私が叩くたびに赤くなるお尻を眺めていた。
そして彼は、お尻を叩かれるたびに足をバタバタさせていた。
多分痛いのを我慢するのと、お尻叩きのポーズを解除しないよう必死だったのだろう。
良い心構えだと思う。

それから段々彼のお股の下にぶら下がっている可愛いタマが、きゅんきゅんと縮み上がって行くのが見て取れた。
雑誌の「M男の気持ちと可愛い仕草」特集に、興奮している時のM男はタマが、痛い時と怖い時はサオが縮み上がると書いてあったが、どうやら本当だったようだ。
私のお尻叩きで興奮している❤
嬉しい。
すっごく嬉しい。
すっごく、すっごく嬉しい❤

だからついつい手首のスナップを必要以上に利かせて、あなたに必要以上に痛い思いをさせてしまっていることはどうか許して欲しい。
それから、あなたのお尻の赤くないところはもう、・・・無くなってしまった。
これ以上叩いたら、お尻の下で血管が破裂して、青くなってしまうだろう。
青くなったら、せっかくのマゾ尻に痣のシミが残ってしまう。
それはそれで可愛いのだけれど、今はまだ我慢。
・・・我慢だ。
結婚したら、痣だらけのシミだらけなお尻に変えても良いが・・・。
今はまだ教師と生徒の関係。
我慢、我慢。

気が付いたら、彼は泣いていた。
文字通り媚びるように、可愛く・・・。
(なんで、可愛い表情が出来るの???)
私は無意識のうちに、机に両手をついてお尻を突き上げたまま泣きじゃくる彼を、頭ごとぎゅっと抱きしめていた。
彼の涙が私の膨らまなかった胸にポタポタこぼれたけど気にしない。
その間ずっと、彼の嗚咽が私の耳を優しく癒してくれたのだから。

私はひとしきり彼の頭をぎゅーっと抱きしめてから、下がり始めた彼のお尻をケインでペチペチして、もう一度お尻を高く突き上げさせた。
理由はもちろん、ア○ルにお浣腸を差し込むため。
厳しい家庭に育った方なら知っていると思うが、浣腸にはつらさと痛さのランキングというものがある。
一番軽いのは、イチジク浣腸みたいな少量で痛みのないタイプ。
これはただウンチを我慢させて、お腹がぐるぐる鳴るのを耐えさせるだけのもの。
二番目は、浣腸器の中でもシリンダータイプのもの。
これは浣腸を“してあげる側”の加減で浣腸液の量が変わるから、お仕置きを受ける側はどうしても従順にならざるを得ない。この学園でも特に素行に問題の有る生徒は毎日でも、このタイプのお浣腸をされるのが普通。
実際、素行の悪い生徒は毎日、年下の風紀委員の女子から浣腸をされている。大勢の前で年下に浣腸されて従順になるくらいなら、不良辞める方が幸せなのだろう。
成果は上々だ。
最後が、今彼のお尻につないでいる自重タイプの浣腸器。
これは常に浣腸液がその自重でお尻に流れ込むので、めちゃくちゃにつらい。
お尻にチューブがつながっている間、ずーっとア○ルをぎゅっと締めていなければ無いし、お腹のぐるぐると、ウンチの我慢の3つが同時に襲ってくる。
しかも、常に痛みや排泄したいという焦燥感の脳内ゲージが上がっていく。
常につらくなる度合いが上がっていく、というのは本当につらい。

余談だが、クラスでテストの点が最下位の生徒は、このお仕置きを受けてもらうことになっている。
まぁ、中間試験や期末試験の後のちょっとしたレクレーションといった所だ。

そんなわけで私は自重タイプの浣腸器の扱いには慣れていた。

私はまず、彼のア○ルにチューブの先っちょを突っ込むために彼のお尻をむにーっと広げた。
思ったとおり。
マゾア○ルは、毛も生えていないし、ピンク色でシワも少ない。
正直なところ、擦れて黒ずんでいるような汚いア○ルじゃなくてほっとした。
とても綺麗。
例えるなら、若い女の子の唇みたいな色艶。
思わず、指でプニプニ押してしまった❤
彼が「ひゃんっ!」と泣いて、マゾア○ルをすぼめたのは御愛嬌。
敏感なア○ルは、やはり良い。
それだけで、M男子としての質の良さが伺えるというものだ。

チューブの先っちょは、男性の亀頭と同じ形になっている風船タイプ。
差し込みやすい上に、抜けにくい。
もしも抜けそうになると亀頭のカリがア○ルの肉壁をゴリゴリ擦ってくれるように出来ている。
男子のア○ルに突っ込むには、最も恥ずかしい形状だろう?
しっかりア○ルに差し込んだら、風船に空気を入れる。
そうしたらもう、括約筋だけで絶対に抜けない。
もちろん手で引き抜くのも不可能だ。
自分では、中の空気は抜けないように出来ている。
誰かが空気の栓を抜いてくれない限り、絶対に抜くことは出来ない。

それを軽くローションで濡らして、彼のア○ルにそーっとゆっくり時間をかけて入れた。
意外とスムーズに入っていく。
多分、マゾ男子たるもの女性を受け入れるために、締め付けがよく、且つ伸縮性の有るア○ルである必要があるのだろう。
すぐに空気を入れ、亀頭型の先っちょが外れないようにした。
「うぐぅ・・・」と、彼がくぐもった低い声を上げたのが妙に嬉しかった。
男の人しか出せない苦しい時の声だったから、そう感じたのか。
あるいは彼のア○ルの中を、この私が埋め尽くしたことが嬉しかったのかもしれない。

浣腸液はお酢を入れておいた。
もちろん、純度100パーセントのお酢。
普通は薄めて薄めて、ほとんどお酢なんて入っていないような水溶液を浣腸液に使うのだが・・・。
今日はこのまま彼を他の生徒に見せるから、できるだけ色のついた浣腸液にしたかった。
かといって、ジュースというわけにも行かない。
厳しい教師という私のポジションもある。
だから、純度100パーセントのお酢。
スーパーに売っている家庭用のお酢そのものだ。
本当に・・・、本当につらいと思うけど、お仕置きをしてくれる女性の都合もあるのだからそこは我慢して欲しい。
それにあなたがつらそうな顔をすればするほど、女子生徒たちは理解する。
「あのM男子はもう、先生のものだ」ということを・・・。

彼は、最初のお酢がお尻の中に入り込んだ瞬間、びっくりするくらいの大声で喚いてくれた。
多分、廊下どころか少し離れた教室でも聞こえただろう。
それから顎をカチカチ鳴らしながら、「もう遅刻しません。もう遅刻しません」と何度も何度も口にして、許しを懇願している。
私はびっくりしたことを彼に悟られたくなくて、一呼吸息を飲んでから言葉を発した。
「そう。反省してくれて嬉しいわ。
でもこんな大声を上げるなんて野蛮よ?
野蛮な男子を女子ばかりの教室に連れて言うのは、少し問題があるわね。
そうだ!
これを付けなさい。
先生が暴れても良いように、リードを引いてあげるわ!」
私はさも、今思いついたようにそう言うと、彼の首に首輪をつけた。
この学園で飼っている大型犬のお下がりの首輪、理事長が迷い込んだ野良犬を飼うのに使っていたものだ。
もっとも今では犬の方が大きくなりすぎて、人間の首には巻けてもその犬の首には巻けないのだが・・・。
もちろん首輪にはリードを付けている。
当然、リードの先は私が握った。
これで彼は私の飼い犬同然だ。
「さ、そろそろ授業が始まるわ。
教室に案内してあげるから、行きましょう」
「えっ!?
この格好でですか?」
「当たり前でしょ?」
「でも、お浣腸されているから、パンツもズボンも・・・」
「それから首輪も?」
「・・・はい」
「全部、あなたが遅刻したのが悪いのだから、仕方が無いでしょう?
それに当学園での懲罰は、他の生徒に晒されるのが普通です。
他の生徒の戒めにもなりますからね。
だからあなたは、お尻丸出しのお浣腸を刺したままで授業を受けなさい。
私が良いと言うまで、首輪を外すことも、お尻を手で隠したりすることも、パンツやズボンを履くこともダメよ。
もしそういうことをしたら、追加で罰を与えるわ。
分かったわね?」
「・・・・・・そんな・・・」
「それから、万に一つもお尻のものは抜けないでしょうから、抜こうと試すのは許してあげる。
でも本当に抜いたら、その場であなたのウンチがばら撒かれることになるってことは良く覚えておきなさい。
いいわね?」

私が、まるで生徒を叱るような、厳しい口調で彼を見下ろしながらそう宣告すると、彼は黙ってうつむいてしまった。
女性に逆らったり、反論したり、わずらわせたりしない。
でも、つらいものはつらい。
そういう気持ちがはっきりと見て取れるマゾ男子らしい態度だった。
でも、もう一歩踏み込んで「分かりました。お仕置きありがとうございます」と、ちゃんと目を見て言って欲しかったというのは、過度な期待だろうか。
ここもおいおい調教しなければ、といった所か。

「あの・・・・・・・」
「なにかしら?」
「その・・・・・・遅刻して申し訳ありません・・・でした・・・」
・・・ふむ。
前言撤回。
お礼も理解も示すことはできなかったが、ちゃんと反省は出来ているようだ。
そういう態度に免じて、少しだけ頭を撫でてやろう。
「そう。いい子ね」

私に頭を撫でられて、彼はパンツを足首にかけたまま蕩けるような吐息を一つ吐いた。

 


とりあえず、ここから先は生徒たちも知っていることだし、とりわけ解釈に余地は無い。
どうしても私が話さなければならないのであれば、私なりの解釈で通させてもらう。
結果、生徒が異論を挟むことになる可能性を孕んでいるが、私は大人として甘んじて彼女らの挑戦を受けよう。


《第三章》

私は彼を教室に案内しなければならなかった。
同時に学園内で、彼に最初にツバをつけたのが私だと公示する必要があった。
だから彼は下半身裸のまま、浣腸器を挿したままで教室まで連れ歩く。
この時間ならどのクラスもホームルームは終わっているだろう。
ホームルームと1時間目の間。
つまりほとんどの生徒が廊下に出ているということだ。
そうだと分かっていて私は彼を教室まで案内することにしたのだ。
公衆の面前で彼の痴態を晒し、彼がどれほど私から被虐し、喘いでいるかを他の女に見せるために。

彼の、真っ赤に腫れ上がって時折ピクピクと痙攣するお尻。
上履きを引きずるように内股で歩く両足。
誰もが一目で分かるお尻に突き刺さった浣腸器のチューブ。
自らの手で持ち上げていなければならないたっぷり多めにお酢の入った浣腸器。
私がリードを引く、首に巻かれたお古の首輪。
そして何よりも、処女なら誰もが驚く勃起したオチ○チン。

かく言う私も彼のオチ○チンが職員室を出た瞬間に勃起し、膨れ上がるとは思わなかった。
こんなにも大きくなるものだったとは意外でならない。
こんな大きなものが果たして自分の中に入るのだろうか?
今までは、自分の指くらいの物しか入れたことが無い。
しかし、これは明らかに「オラナミンC」の瓶くらいの太さが有る。
しかも、トイレットペーパーの芯よりも長い。
・・・。
正直に言うと、とうてい挿入できるとは思えなかった。
しかも、彼のオチ○チンは包茎だ。
仮性包茎と言うヤツなのだろうか?
亀頭の先から、申し訳程度にピンク色の尿道が見えている以外は、皮に包まれている。
・・・ありえない。
皮を剥いたら、どうなるのだろう。
私はドギマギする心を、深呼吸で抑えながら(といってもすぐに呼吸は浅く早くなっていったが・・・。)、彼の首をリードで引いて歩き出した。
このマゾチ○ポを、男を知らない初心で嗜虐欲に満ちた女生徒に見せるために。

階段を上がって教室のある階まで上がると、「わっ」と声が広がった。
無論、声の主は女生徒たち。
そして廊下の両脇に、まるで花道を作るかのごとく並んだ女生徒たちが私たちを見ていた。
否。
彼女らが見ていたのは私ではなく、彼だ。
彼の勃起したオチ○チン。
ギンギンにいきり立ったオチ○チンとは対照的に、どんどんうつむいて暗くなってゆく彼の表情。
犬のように引かれる無様な姿勢。
ア○ルに突き刺さった浣腸器。
私がしっかり叩いて、真っ赤に腫れ上げたお尻。
それらを見て、彼女らは興奮しているのだ。
これから自分もああいうことを男子に出来るようになるのだと、妄想して・・・。

生徒たちは声を上げて笑う者もいれば、仲の良いグループで固まって彼の身体や顔を値踏みしあう者、そしてただただ黙って彼を見つめる者。
 



 
私は彼を自分の教室まで連れてゆくと、今どきあり得ない程デカデカと、黒板に彼の名前を書いて、彼に自己紹介をさせることにした。
普段はつまらなさそうにお澄まししている生徒たちも、今日だけはおしとやかに椅子に腰掛け、私の言葉を待っている。
何があってもこの先楽しいことしか起こらないと彼女たちは知っているのだ。
彼女らの楽しみの生贄となるのは、もちろん・・・彼。

彼は黒板の前まで私に引っ張られてちょこちょこと歩いてくると(男らしく歩けないのは、恥ずかしいからだけではなく、浣腸で今にもウンチが漏れそうだからだと思う。全身が脂汗でびっしょり濡れていた)、クラスいっぱいに埋まった女子生徒たちの前に立った。
彼は左手でオチ○チンを隠すように立って、震えている。
だから、私は彼の叩き慣れたお尻をスナップを聞かせた平手でパチンと叩き、彼を叱った。
「いつまでオチ○チンを隠しているの?
ここは女の園よ。
男は女よりも立場は下なの。
隠し事なんて許されないわ。
その手をお尻の後ろに回しなさい。
自己紹介しながら、女子生徒の皆さんにオチ○チンを見てもらうのよ!」

自分で言うのもなんだが・・・。
よく出来た叱り文句だと思う。
どこにも反論の余地が無いことは誰の目にも明らかだ。
彼は中々観念できないようで、瞳をぎゅっとつぶり、奥歯を震わせていた。
その姿に、私だけでなくその場にいた全ての「女」が熱い、狂おしい吐息を吐いた。
なんて可愛い表情をするのだろう。
愛でたい。
キスして、いい子いい子して、頬にキスをして、謝らせたい。
「ちゃんと御挨拶します。マゾチ○ポを隠して申し訳ありませんでした。許してください」と懇願させたい。
そう思っただろう。
少なくとも私は、強くそう思った。

一方女子はニヤニヤとした表情に変わる者、嫌味の有る目つきに変わる者、そして目がトロンとして頬を緩ませる者。そういう者が大多数を占めていた。
そうでない女生徒は口を両手で塞ぎ、目を大きく見開いて、彼を驚きの目で見つめていた。
一方私は正直に言って少し不満だった。
ちゃんと御挨拶できない彼が、だ。
理由は、自分でもはっきりと分かっている。
彼は私のモノだと示したいのに、私の命令通りに動けないでいる。
挨拶さえマトモに出来ない。
それが不満なのだ。

誰だって自分の家のペットが一番可愛いと思う。
私だってそう思う。
だが、人前で躾通りに動けないマゾほど、主人を苛つかせるものは無いのだ。

生徒たちも、一向に御挨拶を口にできない(オチ○チンは勃起して、いきり立っているのだから、自らが“恥”で勃起してしまうマゾだと挨拶しているようなものだが・・・)彼に不満を抱き始めたようだ。
女子生徒たちの顔が徐々に苛つき、怒り、失望に変わってゆく。
正直に言って、私は彼を他の生徒たちに壊されたくなかった。
卒業後は私が独占するのだから、当然といえよう。
だから、あまりに彼が他の女生徒に嫌われるのは避けたい。
出来れば、クラス中の女子から可愛がられ、愛され、庇護下に置かれている彼をかっさらいたいのだ。
私は彼に助け舟を出すことにした。
「あらぁ?
中々御挨拶できないみたいね。
仕方ない。
じゃあ、まずはその手で隠しているオチ○チンから見てもらいましょう。
ほ〜ら!
左のお手々も、右手と同じように浣腸器を持ちなさい。
出来ないなら、後ろ手に縛り上げちゃうわよ?」
「・・・う・・・、でも・・・・」
「でももヘチマも無いでしょ?」
私の言葉を聞いて彼は左手を離そうとしたが、一瞬チ○ポの裏スジが女生徒に見えそうになると、最前列の生徒たちが「わぁ」と声を上げたので、すぐに隠してしまった。
勃起していることはすでに誰の目にも明白。
仮性包茎だとばれるのが嫌なのだろうか?
それとも、もしかして彼のオチ○チンは他の男性に比べて“恥”以外の何者でもないほどに、卑小なのだろうか?
とにかく、1分くらい彼は何も出来ないままうつむいていた。
もしもここが、奴隷面接の場だとしたら(高給取りの女性は、エプロン奴隷等を飼うためにマゾを面接することがある)、とっくの昔に不合格だろう。
そういう意味で彼はまだまだ甘ちゃんの、未成熟なマゾなのかもしれない。
元来の教育の観点からは、ここでしっかりと自分から自己紹介できるようになるまで待つべきなのだろうが、今回はそうも言っていられない。
だから私は彼の左手を、半ば怒りに任せて後ろ手に捻り上げ、浣腸器を持つ右手と併せて彼の腰の辺りで縛り上げた。
当然、彼は身体を左右に振って抵抗したが、所詮はマゾ男子の力。
女教師たる私にかなうはずも無く、彼はマゾチ○ポを今日から毎日顔をあわせるクラスの女子全員の前に晒した。
勃起しながら体をよじるのでマゾチ○ポは、まるで手を振るようにバイーン、バイーンと元気よく左右に振れた。
見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、健康的に左右に振れていた。

当然女子からはどっと、一気に噴出したように笑いが漏れる。

保険体育の授業で見る一般的な男性器写真のそれとはまったく、違う。
明らかに、皮がかぶったおチ○ポ。
まるでマスコットキャラのように元気よく左右に振れるおチ○ポ。
マゾチ○ポがドクドクと脈打っているのは、彼が恥ずかしくて嬉しいからだ。
そういう次第を理解した女子が笑わないはずが無い。
最前列の生徒の中には、写メまで撮る生徒もいる。
元来携帯は、授業中は使用禁止なのだが・・・。
まぁ、今回は大目に見よう。

私は彼の腕をねじり上げたまま、
「お名前は?」
と、まるで子供をあやすように、優しく言った。
下手に反抗できないよう、優しく・・・優しくだ。
「――――、です」
女生徒たちは、彼が名乗ると一斉に「きゃあ❤」と声を上げて喜んだ。
早速ニックネームを考案して、提案する者までいる始末だ。
私は、彼の最初の一歩を褒めてやるために、彼の左のお尻を平手でピシャンと軽く叩いた。
どうやら意図は伝わったらしい。捻り上げられている腕に篭っていた力がくんっと軽くなった。
「転入ということだけど、この学園であなたがしなければならないことはわかっているわね?」
「・・・はい」
私はもうひとつ、彼のお尻を同じように叩く。
「具体的に何をしなければならないのかしら?」
「・・・女性に対する・・・ご奉仕・・・です」
ついつい自分の口角が上がってしまうのが自分でもわかった。
私はまるで取り繕うように表情を作り直してから、また彼のお尻をピシャリとやった。
「そうね。
じゃあ、今日から一緒にお勉強するクラスメイトにあなたがどういう人間か伝えないといけないわね。あなたはどういう人間なのかしら?」
「・・・あの・・・」
女生徒たちは全員、まるで罠にかかる動物を見つめるハンターのような目で彼を見ていた。
・・・多分、私自身も、だろう。
「僕は・・・・・・マゾ・・・です」
クラス中に「きゃぁあ!」という歓喜の声が響いて、私は彼の言葉の甘さに視界がトロンとしてしまった。
私よりも一回り若い女生徒たちは全員が、獲物を捕らえたハンターの顔になっていたことは言うまでもない。

――あははは。言っちゃった!!!――
――自分から言うなんて・・・信じられない!!――

そんな感じの目だ。
普段おしとやかで通す彼女らだが、今はその本性を隠そうともしない。
無理もない。
理解できる。
その通りだ。
そう思って当然だ。
たった一人だが、私たちは手に入れたのだから。
念願のM男子を・・・。

 


《第4章》
さて、この朝の話を終える前にひとつ、彼にしたことがある。
その話をさせてもらおう。

私が彼の両手をねじり上げて縛った話はしたはずだ。
その際、彼が持っていた浣腸器・・・どうなったと思う?
結論から言うと、彼それを床に落としてしまった。
そうなるとどうなるか。
液体というものは、水位の低い方に流れ出る法則がある。
となると、彼のア○ルに突き刺さっていた浣腸のチューブからは・・・。

幸運にも、クラスの床に彼の排泄物はブチまかれることはなかった。
浣腸器の容量が大きかったおかげで、その中に逆流するだけでコトは済んだ。
もちろんこれは、私たち女子の側の発想で・・・。
彼はその場にいる全員に、浣腸器のチューブからウンチと浣腸液の混合溶液がチュルチュルと流れ出てゆくのを見られてしまった。
止めることも、抑えることもできずにただただチューブから浣腸器に溜まってゆく黒っぽいモノは、彼に更なる脂汗と震えをもたらす。
匂いがなかったのは不幸中の幸いだっただろうか?
私の答えは「NO」だ。
もしもあの時、排泄物臭がクラスに充満したら、初心な女子高生はその場で彼に失望しただろう。
彼は匂いというリアリティが欠けたまま、目の前でうんちをお漏らしするという、ある意味最も初心な女子が望む形で、恥を晒したのだ。

しかし教師として、担任として、私は彼に罰を与える必要があった。
教室でウンチを漏らす男子は、厳しく罰せられて当然だからだ。
「駄目じゃない!
こんなところで、ウンチしてっ!!!
あなたはトイレに行くことも知らないの?!
分かったわ。
今後は、ウンチやおしっこをしそうになったらすぐに周りが対処できるように、あなたは全裸でいなさい!!!
全裸なら、おしっこしそうとかウンチしそうとか回りの人が分かってくれるでしょう?
いいわね!?」
彼は黙って、一度だけうなづいた。
そう。
これが、彼が全裸で学園生活を送ることになった理由だ。
否。
この時までは全裸といっても、首輪だけははずさせなかった。
アレは、彼が私のものだという証明だから。

「はいはい。
じゃあ、クラスのみんなは彼がおしっこしそうになったり、ウンチをしそうになったらトイレに連れて行ってあげて。
多分、ちゃんとトイレにできないだろうから、大変だろうけど彼がしてる間、ずっと見ていて、トイレ指導してあげて。
お願いよ」
普段絶対にまとまらない私の生徒たちは、二人を除いて一斉に
「は〜い❤」
と声を揃える。

当然のようにその場で全裸にひん剥かれ、仄かに艶めくピンク色の乳首を、女子たちから
「ひゅーひゅー♪」
「まぁ!なんて恥ずかしい乳首なのかしら?」
とイジられることになった彼を、私はニンマリとしてしまった顔のまま見つめていた。
 





体験版はここまでです。
続きは本編でお楽しみ下さい。