肥溜少女 体験版
芽亜里編 第1話
「あ、あうぅんっ……!」
フルフルフルッ。
芽亜里は教室の椅子へと腰掛けたまま、少しも立ち上がろうとしない。
教室に辿り着いた後、すぐに自分の席へと向かって、休み時間も同じ格好のまま過ごし続けていた……新しい学校に転校したばかりで、まだ教室の雰囲気に馴染めてなかったのだ。
さらには朝早くから押し寄せた、おかしな感覚に思い悩んでしまう……
ゾクゾクゾクッ……
(学校に行く時も、こんなに寒くてたまらないなんて……!)
冷たい風に吹かれたまま、学校まで道のりを歩き続けるうちに、芽亜里は激しい悪寒に苛まれてしまった。
地方都市から引っ越したばかりで、田舎の学校に通うだけでも大変な思いをさせられていたのだ。
ただでさえ新しい気候に身体が慣れてないのに、お家から学校へと向かうまで、あまりに遠い道のりを歩き続けるだけでも辛くてたまらない。
教室に入った後も、なかなか肌寒い感覚を収められそうになかった。
(それに、本当に私まであんなことをしないといけないの? いくら何でも、おトイレを花壇で済ませないといけないなんて……)
教室の中で過ごす間も、芽亜里は居心地の悪さを思い知らされてしまう。
数日前に先生から聞かされた、とんでもない風習に思い悩まされていたのだ……花壇の手入れをするために、もし学校で用を足す時に、トイレではなく花壇まで向かわないといけないのだ。
屋外で下半身を晒すような行為だけでなく、さらには排泄物をひり出しながら、肥料に使うなど考えられそうになかった。
前の学校では考えられなかった、おかしな風習のせいで気が重くなってしまう。
何度も周りを見回しながら、女子達の様子を確かめずにいられない……あまりに恥ずかしい先生の言いつけを、本当に女子達がやり遂げるつもりなのかを気にしていたのだ。
ギュッ……
(お腹の調子も、あまり良くないのに。放課後になるまで、ずっとトイレに行けないなんて考えられないよぉ……!)
女子達の様子を窺いながら、芽亜里はますます気持ちが落ち着かなくなってしまう。
学校の中で過ごす間、ずっとトイレを利用出来ない状況を思い悩まずにいられない……たとえ生理的欲求に駆られたとしても、まさか花壇で下半身を露わにしたまま、はしたない真似など出来そうになかった。
おかしな緊張に駆られながら、少しも気持ちを紛らわせるために、両手でお腹を押さえ込んでしまう。
数日前からお腹の調子を崩していて、もしかしたら放課後までの間に、おかしな感覚に苛まれてしまうかも分からない……
「ねぇ、芽亜里ちゃん。少しは新しい学校に慣れた?」
芽亜里が一人で思い悩んでいると、不意に誰かが話し掛けてくる。
ずっと席に腰掛けたまま、誰とも会話を交わそうとしない芽亜里の様子に気づいて、園芸委員の梢恵が様子を確かめに来ていた。
都会の方から転校して間もない芽亜里が、ちゃんとクラスに馴染んでいるかを気に掛けていたのだ。
芽亜里の様子を窺いながら、そっと言葉を投げ掛ける。
「え、えぇ……ありがとう。みんなの話に、ちょっと入っていけなくって……」
モジモジモジッ。
梢恵の姿に戸惑いながら、芽亜里は恐る恐る返事を返す。
まさか教室で過ごす間に、梢恵の方から話し掛けられるなど思いもしなかった。
おかしな素振りを怪しまれたくないので、梢恵の前で平静を取り繕う間も、どうしても困惑せずにいられない。
まだ教室の雰囲気に馴染めずにいた他に、梢恵の姿を目にするだけで、どう言葉を交わせば良いかを思い悩んでしまう……
(そう言えば、梢恵ちゃんって園芸委員だったはずなのよね? 本当に梢恵ちゃんも、あんな恥ずかしいことを始めるつもりなの……?)
梢恵とのお喋りを続ける間も、芽亜里はおかしな考えごとを始めてしまう。
数日前に女子達全員へと課せられた、とんでもない方法での花壇のお世話を気にせずにいられない……園芸委員を任された梢恵も、恥ずかしい行為を繰り広げてしまうのか、どうしても本人に尋ねたかったのだ。
屋外で下半身を晒したまま、花壇へと排便を繰り広げた後、さらには土と一緒に混ぜ合わせながら、排泄物を自分の手で押し潰す行為など、頭の中で振り返るだけで戸惑わずにいられない。
いくら梢恵が園芸委員の役割を抱えていても、年頃の女の子として考えられないような、おかしな田舎の風習を受け入れられるのか、考えるだけで焦り出してしまう。
本当なら梢恵や他の女子達にも確かめたかったのに、おかしな話題などをどうしても持ち出せそうにないのだ……
* * * * * *
「ひ、ひうぅんっ……!」
ブルブルブルッ……
おかしな疑問を抱えながら、ずっと教室の中で過ごしていた芽亜里だけど、気づいたらおかしな素振りを取ってしまう。
お昼休みを迎えた辺りから、おかしな感覚に苛まれ始めていたのだ。
なるべくお腹に刺激を与えないよう、じっと席に腰掛けたまま体調に気を配る間も、どうしても不安に苛まれずにいられない。
ずっと恐れていた状況を思い知らされるまま、思わず呻き声を洩らしてしまう。
ギュルギュルギュルッ、ゾクゾクゾクッ……
(どうしよう、急にお腹がおかしくなっちゃって……学校のおトイレだって使えないから大変なのに)
着々と押し寄せる便意に、芽亜里はすっかり思い悩んでしまう。
朝に感じた悪寒が、時間が経つうちに下腹部の欲求へと変わり果てていたのだ。
腸内が揺さぶられるまま、続々と押し迫る感覚の波に焦らずにいられない。
もし便意を催してしまった場合は、学校のトイレではなく、わざわざ花壇まで向かわないといけないのだ……上級生が見せたような姿を、これから自分も晒さないといけない状況など、どうしても拒まずにいられない。
思春期を迎えた身にも関わらず、屋外で下半身を晒したまま、花壇で排便をしでかすなど、どうしても気持ちが許せそうにないのだ。
とんでもない状況に苛まれながら、放課後まで我慢を続けないといけない状況にも気づいて、ますます落ち着きを失ってしまう……
フラフラフラッ……
(このままじゃお腹が持たなくなっちゃうから……すぐおトイレまで行かなくっちゃ?)
みっともない衝動に駆られるまま、芽亜里は恐る恐る席から立ち上がる。
抱え込んだ便意を、放課後まで我慢出来そうにないと考えて、こっそりトイレに向かうつもりでいたのだ。
先生に言い渡された役割を果たせないのを申し訳なく感じながら、それでも女の子として考えられない行為など、どうしても出来そうになかった。
そっと周りを振り返りながら、誰かに気づかれないかを確かめずにいられない。
「あれ、芽亜里ちゃん。一体どこに行こうとしてるの?」
教室から立ち去ろうとした矢先、芽亜里は不意に声を掛けられる。
声のする方を恐る恐る振り向くと、園芸委員の梢恵が傍へと佇んでいた。
ずっと席に腰掛けていたはずの芽亜里が、どこかへ向かおうとしているのに気づいて、すぐ呼び止めることにしたのだ。
フルフルフルッ……
(どうしよう、私がトイレに行こうとしてるの、梢恵ちゃんに気づかれちゃっうなんて……?!)
すぐ傍に立っている梢恵の姿に、芽亜里はすっかり戸惑ってしまう。
まともな方法で用を足すために、すぐトイレまで向かわないといけないのに、梢恵の手であっけなく阻まれていたのだ。
梢恵に引き止められた状況に、どうしても焦らずにいられない。
抱え込んだ便意を、放課後まで我慢出来そうにないと思い知らされて、何としてもトイレに向かわないといけないのだ……
モジモジモジッ。
「ごめんなさい、梢恵ちゃん。どうしてもおトイレに行きたくなっちゃって……前の方だから、おトイレまで行っても平気よね?」
おかしな焦りに駆られるまま、芽亜里は梢恵へと返事を返していた。
どうしてもオシッコがしたくなったと告白しながら、何としてもトイレを利用させて欲しいと頼み込む。
学校の花壇に肥料として捧げるのは、排泄物の方だけで済むはずだと考えていたのだ。
梢恵へと言葉を交わす間も、下腹部の欲求に苛まれるまま、ひとりでに下半身を震わせてしまう。
「ごめんね、芽亜里ちゃん……きっとお腹の方も、我慢してるんだよね?」
はしたない頼みごとを始める芽亜里へと、梢恵はそっと返事を返す。
トイレに向かいたいと洩らしていた芽亜里が、両手でお腹を抱え込んでいる様子を思い知らされていたのだ。
きっとお尻の方を我慢しているはずだと気づいて、どうしても指摘せずにいられない。
たとえ恥ずかしい目に遭っても、先生から頼まれるまま、女子達全員で花壇のお世話を続けないといけないのだ。
芽亜里が困り果てているのを知りながら、勝手にトイレに向かおうとしたのを見逃せそうになかった。
「みんなもトイレじゃなくて、花壇の方で用を足してるんだ。だから芽亜里ちゃんも……花壇でおトイレを済ませてもらいたいの」
申し訳ない気持ちに苛まれながら、梢恵はさらに芽亜里へと言葉を続けていた。
たとえ転校したばかりだとしても、もし便意を催した場合は、花壇で用を足して欲しいと口にする。
他の女子達も先生に言い渡されるまま、わざわざ花壇まで向かいながら排便を続けていたのを思い知らされていたのだ……放課後に花壇へと取り残された排泄物を土とこね回しながら、女子達の努力を指先で思い知らされていた。
花壇の肥料に使うため、芽亜里にも協力してもらいたいと訴える。
ワナワナワナッ。
「そ、そんなぁ。本当にこのままじゃ、お腹が持たなくなっちゃうかもしれないのに……!」
梢恵から突きつけられた申し出に、芽亜里はすっかり困り果ててしまう。
いくら周りの女子達が従っていても、まさか屋外で下半身を晒したまま、花壇で排便するような真似など出来そうになかった。
年頃の女の子として考えられない姿を、用を足すたびに晒してしまうと思うだけで、どうしても思い悩まずにいられない。
下腹部の欲求を抱え込んだまま、梢恵の言葉を拒むことも出来ずに、ますます困惑させられてしまう。
芽亜里の注意を受けた後、少しもトイレに向かえそうにないのだ……
キーンコーンカーンコーン……
(どうしよう、もう休み時間が終わっちゃうなんて……!)
どうしても梢恵を振り切れずにいるうちに、気づいたらお昼休みが終わってしまった。
午後の授業が始まるチャイムを耳にして、芽亜里はますます焦り出してしまう。
梢恵に阻まれるまま、少しもトイレに辿り着けないまま、午後の授業を受けないといけないのだ。
抱え込んだ便意を少しも収められなかった事態に、ますます困り果ててしまう。
ガラガラッ。
「それじゃあみんな、そろそろ授業を始めよっか? ちゃんと席に着いてね……」
便意に苛まれた芽亜里の事情も知らず、先生が教室へと姿を現していた。
教室の中で遊んだり、お喋りを続ける生徒達へと注意を始めながら、すぐ席へ座るよう言いつける。
まだお昼休みの気分が取れない生徒達とともに、すぐに授業を繰り広げるつもりでいたのだ。
「あ、あうぅんっ……!」
モジモジモジッ……
先生に言われるまま、芽亜里は仕方なく席に戻るしかなかった。
本当ならお昼休みのうちにトイレへと立ち寄って、抱え込んだ便意を静めるつもりでいたのに、結局は教室から立ち去ることすら出来ずにいたのだ。
両手でお腹を抱え込んだまま、どうしても困り果てずにいられない。
席に腰掛けた後も、どうしても気持ちが落ち着かないほど、下腹部の欲求を気に掛けていたのだ……
ギュルギュルギュルッ、グルグルグルッ……
(どうしよう……本当にこんなお腹のまま、放課後まで我慢しないといけないの……?!)
これから授業が始まると言うのに、芽亜里はどうしても焦らずにいられない。
着々と強まる便意を、いつまで我慢出来るか、どんなに考えても分からなかった。
もし用を足したい時は、トイレではなく花壇まで向かわないといけないと梢恵に言い聞かされても、どうしても脚を向ける気になれそうにない。
恥ずかしい姿を晒せないあまりに、放課後までの長い時間を耐え続けないといけない状況に、どうしても気持ちが沈んでしまう。
ひとりでに震え上がる腸内を、いつまで堪え切れるのか、どうしても自信を持てそうにないのだ……
* * * * * *
「くうぅっ……!」
ギュッ……
苦しい状況に追い込まれながら、それでも芽亜里はクラスメート達とともに授業を受けるしかなかった。
席に腰掛けた後も、抱え込んだ便意に苦しめられる中、どうしてもトイレに迎えそうにないのだ。
なるべく我慢を続けるために、身を縮めている間も、どうしても背筋を震わせずにいられない。
下腹部の欲求を堪えるのに必死なあまり、目の前では繰り広げられている授業に、なかなか意識を向けられそうにないのだ……
ギュルギュルギュルッ、ゾクゾクゾクッ。
(このまま、放課後まで我慢しなくっちゃ。あんな恥ずかしい格好なんて、絶対に出来ないんだから……!)
続々と押し寄せる感覚の波に、芽亜里はすっかり焦っていた。
いつ身体が便意に屈してしまうかも分からないのに、お昼休みの間に少しもトイレに向かえなかったのだ……園芸委員の梢恵がいる前では、どうしてもトイレに行けそうにないのを思い知らされて、どうしても思い悩まずにいられない。
いくら激しい欲求に駆られても、花壇で排便をするような真似など出来そうになかった。
年頃の女の子として、恥ずかしい姿など晒せそうにないので、抱え込んだ便意を放課後まで耐え抜こうと思い込む。
苦しい感覚を我慢し通すため、授業中も大人しく席に腰掛けながら、なるべくお腹に刺激を与えないよう努めないといけないのだ……
「……それじゃあ、この問題は芽亜里ちゃんに解いてもらおうかしら?」
便意を放課後まで堪えようと思った矢先、芽亜里の身にとんでもない状況が押し迫る。
不意に先生が芽亜里の名前を呼びつけて、黒板の問題を解いて欲しいと言い放つ。
前の学校でどれだけ授業が進んでるかを確かめるため、黒板に書かれた分数の問題を、どうしても芽亜里に答えてもらいたかったのだ。
ガタッ。
「は、はいっ……!」
不意に先生から指名されて、芽亜里はすっかり戸惑ってしまう。
授業の間も大人しくしていたはずなのに、まさか自分の名前を呼ばれるなど思いもしなかった。
クラスメート達から注目を向けられる中、恐る恐る席を立ち上がる芽亜里だけど、どうしても背筋を震わせずにいられない。
黒板へ向かうどころか、本当はじっとしているだけでも辛いほど、とんでもない下半身の状況を迎えていたのだ……
ガクガクガクッ、ヒクヒクッ……
(どうしよう、本当にお腹がおかしくてたまらないのに……!)
黒板に向かう間も、芽亜里はたどたどしい足取りを見せてしまう。
地面に脚を踏み込むたびに、張り詰めた下腹部へと衝撃が響くほど、激しい便意が押し迫っていた。
激しい欲求の波が押し寄せるたびに、どうしても両脚を震わせずにいられない。
抱え込んだ便意を堪えるだけでも辛いのに、さらには歩く仕草を続けるなど、あまりに考えられない状況だった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
ブルブルブルッ……
それでも無理に脚を持ち上げるうちに、芽亜里はついに黒板の前へと辿り着いていた。
クラスメート達の注目を浴びる中、これから黒板の問題を解かないといけないのだ。
すぐに答えを書かないといけないのに、チョークを握り締める手をひとりでに震わせながら、問題を計算することすら出来そうにない。
下腹部の欲求を堪えるのも精一杯なほど、すっかり気持ちが追い詰められていたのだ。
……ブピュッ、ビチビチッ。
「い、イヤあぁんっ……!」
黒板の前に立ち尽くしたまま、芽亜里は弱々しい声を洩らしてしまう。
激しい便意に苛まれるまま、どうしても問題に意識を向けられずにいるうちに、お尻からおかしな物音を立て始めていたのだ。
明らかに放屁音だと分かるような、耳障りのする音を響かせたのに気づいて、どうしても焦らずにいられない。
クラスメート達が注目を寄せる中、しでかした行為のみっともなさを思い知らされる間も、ひとりでに下半身を震わせてしまう。
放屁音をどうしても止められないほど、おかしな現象を引き起こしていたのだ……
ブチュブチュッ、グチュチュッ。
(どうしよう……もうお腹がおかしくなっちゃって、勝手にウンチが出てきちゃうなんて!)
下半身に次々と出来上がる状態に、芽亜里はすっかり震え上がってしまう。
無理な我慢を続けるうちに、ついに身体が便意を堪え切れなくなっていたのだ。
あっけなく緩んだお尻から、次々と排泄物が噴き出してくる……泥のような形状が、次々とショーツの内側に溜まり込むたびに、どうしても背筋を震わせずにいられない。
まだ授業中だと言うのに、抱え込んだ便意に屈するまま、クラスメート達のいる前で失態をしでかすなど考えられなかった。
とんでもない状況に陥ったせいで、気持ちが震え上がる間も、次々とお尻の穴がこじ開けられるまま、おぞましい感触をさらに広げてしまう……
ゾクゾクゾクッ、ヒクヒクヒクッ……
(まだ授業中だって言うのに。もうお願いだから、これ以上出てこないでよぉ……!)
続々と生暖かくなるお尻に、芽亜里はすっかり焦ってしまう。
まさか授業中に便意を堪え切れず、黒板の問題を解く途中に排便をしでかすなど思いもしなかった。
ショーツの内側で押し寄せる、泥状の排泄物による感触を身に受けるだけで、どうしても気まずくてたまらない。
後ろでクラスメート達も見つめる中、これ以上みっともないお漏らしを繰り広げたくないあまりに、思わず全身を引き締める。
たとえ下半身が汚れた後も、授業中にしでかした失態を、何としても隠し通さないといけないのだ……
ブチュブチュブチュッ、ネチョネチョグチョッ。
「だ、ダメだってばぁ……ひぐうぅんっ!」
必死の思いでお尻の穴を塞ごうとした芽亜里だけど、どうしても排便を止められそうになかった。
激しい便意の波に駆られるまま、体内が揺さぶられるたびに、お尻の穴からますます下痢便を噴き出してしまう。
ショーツの内側だけでなく、上に穿いていたタイツにも行き渡る、張りつくような感触に気づいて、どうしても背筋を震わせずにいられない。
どんなに取り繕おうとしても、脚の付け根から太股にも行き渡った排泄物や、お尻から響き渡る排泄音を、どうしても誤魔化せそうにないのだ。
とんでもない状況に陥った後も、腸内が揺れ動くのに合わせて、さらに下痢便をお尻から溢れさせてしまう。
「うわぁ、芽亜里ってば、もしかして漏らしちゃったのか?」
「もう、男子達は黙っててよ。芽亜里ちゃんが可哀想じゃない!」
「芽亜里ちゃん、お腹の調子でも悪くしちゃったの……?」
芽亜里がしでかしたお漏らしに、クラスメート達が注目を寄せる。
黒板の前に立ち尽くしたまま、下半身を震わせたかと思えば、くぐもった音を次々と響かせていたのだ。
さらには弱々しい悲鳴を洩らしながら、スカートの内側から茶色い液体を垂らして、穿いていた白いタイツを次々と染め上げる。
転校して間もない芽亜里が、まさか授業中に粗相をしでかすなど思いもしなかった。
教室じゅうが騒がしくなる間も、芽亜里はその場で震え上がったまま、さらに下半身を汚らしい色合いに汚し続けていたのだ。
ビチャビチャッ、グチュチュッ。
「うわぁ、ウンチがどんどん広がっちゃってる!」
「もしかして床にも垂れてないか? 足元が水溜まりみたいになってるけど……」
「本当だ、このままじゃ芽亜里のウンチで、教室が汚れちゃいそうだよ……」
芽亜里がしでかしたお漏らしに、クラスメート達はすっかり意識を奪われてしまった。
おかしな排泄音が響くとともに、スカートの内側が揺れ動いた後、穿いていた白いタイツが茶色く染まる様子を、ありありと思い知らされていたのだ。
茶色い液体が足元の方へ流れ落ちるとともに、タイツの内側に溜まっていた、泥状の排泄物が表面から盛り上がりを見せる。
芽亜里の漏らした下痢便が、下半身全体へと行き渡るだけでなく、立っている場所にも垂れ落ちてくるのだ。
ワナワナワナッ、ヌチュヌチュグチュッ……
「い、イヤぁんっ……! もうお願いだから、見ちゃダメぇっ……!」
次々と騒ぎ立てるクラスメート達の様子に、芽亜里はすっかり気持ちを取り乱してしまう。
抱え込んだ便意に屈するまま、次々と噴き出す下痢便で下半身を汚すだけでも大変なのに、みっともない醜態をクラスメート達にも見られていたのだ。
クラスメート達から続々と浴びせられる言葉を背中に受けるだけで、どうしても震え上がらずにいられない。
あまりに考えられない事態に怯えるうちに、思わずその場で泣き崩れてしまう。
思春期を迎えた身にも関わらず、下腹部の欲求を我慢し切れず、人前で失態をしでかす事態など、どうしても気持ちが受け入れられそうになかった。
自らしでかした失態を悔やむ間も、お尻の穴が疼くたびに、体内に溜まっていた泥状の排泄物が溢れ出して、そのたびにクラスメート達が騒ぎ出すのだ。
みっともなく下半身を汚し尽くした後も、腸内を駆け巡る便意が収まらず、さらに汚らしい代物をお尻の辺りへと蓄えてしまう……
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