概要
音の作成
再生
ファイル出力
サンプル
仕様
著作情報


概要


Material Fact SE は
ゲームや映像作品などに使用する SoundEffect・効果音 を作成するツールです。

当バージョン 「Attack sound」 は、衝撃音・打撃・剣での攻撃 などの音を専門とした物です。




体験版ではスライダの稼動域が限定されます。
起動テスト用に使用してください。

製品版では置ける音色数も多くなり、外部のwavも読み込めるので
体験版より遥かに多いバリエーションのサウンドを作成できます。

ツールのホームページにあるサンプル動画で確認できます。

http://www.fudougai.com/rabiswhite/tool/mfact-se-as/



音の作成


画面左上のボックス内から「音色」を黒いコード盤へドラッグすると音色を置くことができます。




左から
 空振り  炸裂音  打音  木  金属  裂音  飛沫音    ( ボリューム  リバーブ  イコライザ )

これらを合成することで、音を作ります。



音色は 横位置が再生時間 になります。
長さは右端をドラッグすることで変更できます。      ※固定長の物もあります。

縦位置は音の高さではありません。
下から順に合成されるので、エフェクトを挟む時に順番が重要になります。


[Shift] キー… 複数選択  複数値セット  音色移動時時間固定
[Ctrl] キー… 複数選択  複数値セット  音色コピー
[Del] キー… 削除   ※削除は音色を画面下部にドラッグでもできます。

が可能です。


右クリックでミュート(合成無し)にできます。
複数選択している時は [Shift] [Ctrl] で一括 On / Off できます。




パラメータ



ボリューム  
ボリューム山場 
炸裂分子量

ランダムシード
音域山場    
ノイズ

音高     
山場コントラスト
爆音化

音域     
        
遅れ


この表の命名はおよその目安です。
必ずしもこの使われ方をするとは限りません。

また、同時に複数存在するものもあります。
「空振り」「裂音」「飛沫音」では、2つの流れが存在するので同じセットグループがあります。


「ランダムシード」はランダム具合を複数のコードで同じにする時に使います。
この値を変えると材質や音の出方が多少変わります。

ほとんど変わらないものもあります。


スライダはスライド中に横位置を変えると細かく変更できます。
マウス右ドラッグでは、初位置を変えずに数値を加減できます。




エフェクト




 ボリューム調整 リバーブ(残響)イコライザ



音色は下から順に合成されるので、エフェクトのかかり方は置く位置で変化します。



・ボリューム調整は範囲指定でかけられますが、開始点や終了点が不自然に途切れることになるので
 チェックしながら使用してください。

・リバーブは長さ調整ができます。
 開始点は関係なく、存在する音に対して長さ分伸ばします。

・イコライザは常に全体にかかります。


合成ボリュームが大きいと雑音が入ることがありますが、
小さめで合成し、ボリューム調整の全体掛け+爆音化で調節してください。



再生


画面右上のボタン以外にも、ショートカットキー[A][S] で再生ができます。

 ※[A]はオール・[S]はソロ

パラメータを変更しながらの即時確認作業となるので、[A][S]の使用を推奨します。


[Enter]でも[A]と同様に再生できます。




再生ボタンは好きな位置に移動させることができます。



ファイル出力


画面右上の 「PloF」 「Wav」 ボタンがファイル出力になります。



何も指定して無い場合は、ツールを起動したフォルダに 「new.wav」 が出力されます。
 ※ショートカットキー 「W」 でも wavファイル を出力できます。

出力ファイルは常に上書きされます。




プロジェクトファイル


拡張子「.mfsa」

プロジェクトファイルは
 ツール画面 にドラッグすると、音色パラメータ設定を 新規ロード
 コード盤   にドラッグすると、音色パラメータ設定を 追加ロード します。

wavファイルは ロードしたプロジェクトファイルと同じ名前で同じ場所 に出力されます。




プロジェクトファイルではないファイルをドラッグした時は、プロジェクトファイルとみなして名前を取得するので
活用してください。


これは作成途中でプロジェクト名を変更する時にも使えます。

空の「.mfsa」ファイルを作り、ドラッグすることで作成途中のデータを引き継げます。
 (中身の無いファイルはロードしないため)
※ただし、コード盤以外にドラッグしないと名前は変わりません。



サンプル


sampleフォルダ内にサンプルのプロジェクトファイルがあります。
ツール画面(コード盤以外)にドラッグして新規ロードします。


音の作成とツールは、「絵とペイントソフト」の関係になります。
より良い効果音を作成するために技術が必要になります。

適切に組み立てるとクオリティは上がりますので参考にしてください。



仕様


動作確認Windows XP / Vista
最低画面サイズ800×600
出力形式wavフォーマット PCM 44100hz 16bit モノラル 固定
最大再生時間 2秒    製品版 10秒
入力形式wavフォーマット PCM 8000〜48000hz    ※製品版
最大合成数体験版 3    製品版 64



使用上の注意


ファイルの破損やPCの損害などは自己責任のもとで使用してください。

製品版での出力wavファイルは創作利用に限り、商用使用が可能です。



著作


当ツール本体の著作権は Rabis White にあります。
プログラムを無断で改造・第三者への複製配布を行うことは禁止しています。


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