変態診療〜匂い立つ彼女たち〜
体験版1
「ほら、笠村さん。どうです? 私の言った通りに、靴の臭いでホントに治ったでしょう?」
「あぁ……やった…………はぁ……はぁ……」
笠村は自分の怒張し切ったペニスを見てやっと微笑んだ。その姿はあの日から全く変わっていなかった。そこには旧友との再開を思わせる感動があった。彼はやっと本当の自分が戻ってきたように感じた。
そして、笠村は今まさに性の快楽に取り憑かれていた。靴の臭いに陶酔しながら剛直を情けなく震わせる。彼は何より今この場で絶頂することを望んだ。数ヶ月ぶりの昂ぶりをどうしても抑えられないのだ。
笠村は甘えるような目つきで市ヶ谷を見た。そして、今にも爆発しそうなこの肉棒をどうにか処理してもらうことを願った。
「ふふ……♥」
靴の臭いを嗅ぎながらペニスを震わせる笠村を見て、市ヶ谷は恍惚とした表情を浮かべた。EDの回復と共に堰を切ったように性欲を発露する彼が可愛くて仕方がなかった。
「どうしたの、笠村さん? EDはもう治ったんだから、診療は終了よ。もう靴の臭いは嗅がなくてもいいのよ」
市ヶ谷は敢えて意地悪なことを言った。
「……そ、そんな」
「ほら、早く返してくれないかしら? これ以上嗅いだって何の意味もないわ。私、無駄なことは嫌いなの」
市ヶ谷はそう言って笠村の手からハイヒールを引き剥がそうとする。
しかし、笠村は安心毛布のように一向にそれを離そうとはせず、ひたすら鼻呼吸を続けていた。今だ薄れぬ濃厚なフェロモンを脳髄に流し続けるのだ。
笠村は靴の臭いを嗅ぎながら、その持ち主たる市ヶ谷の顔を眺めた。少し頬を火照らせて眼鏡をくいっと上げる彼女はあまりに美しかった。そして、そんな彼女からこれほどの悪臭が放たれるのだと思うと、大きく胸が高鳴った。市ヶ谷のような美麗な熟女が、容貌とは相反する強烈な足臭を放つというそのギャップが彼のハートを射止めたのだろう。
そして、笠村はこの靴の臭いの温床たる市ヶ谷の足を直接嗅ぎたいと思った。彼女の足裏から放たれる濃厚なフェロモンを身も心も蕩けるまで味わって味わって味わい尽くしたかった。彼女のベージュのストッキングが恋しくて堪らなかった。
そんな笠村の思考を、市ヶ谷は全て見抜いていた。
「あらあら、そんなにがっつきながら嗅いじゃって。もうすっかり臭いフェチのド変態さんに成り果てちゃったわね。ちょっとフェロモンの濃度が濃すぎたかしら」
「せ、せんせい……せんせぃ…………」
「な〜に? どうしたの、笠村さん」
と、市ヶ谷は笠谷の耳元に口を近づけて囁く。
「私のくさぁ〜〜い臭い嗅ぎながら、エッチなことしたいの?」
ビクッと笠村の体が大きく痙攣した。市ヶ谷の艶声に性的興奮をさらに煽られる。。
「ねぇ、どうなの? パンッパンに膨らんだチンチン、このまんまでいいのかしら〜?」
市ヶ谷はそう言って笠村の乳首を摘んで捻る。キュッ…♥ キュッ…♥とこねくり回して彼を快楽の沼へと誘う。
「あぁ……♥ はぁんっ……♥」
甘い喘ぎ声を漏らして笠村は甘い快感に浸る。ひんやりとした指先にくりくりくりくりと乳首を弄ばれ、劣情をさらに練りこまれる。触れてもいないはずのペニスから先走りが溢れ、口から涎が垂れる。
そして、鼻に届く靴の臭いが乳首責めの快感をさらに助長する。そして、いやらしい目つきで妖艶な微笑を湛えている市ヶ谷の色気が、彼の胸をキュゥ…♥と締め付ける。彼女に責められたくて堪らない。どうにかこのまま射精させてもらいたい――
「か、嗅がせて……♥」
息も絶え絶えに笠村は言う。
「お願いしま、す…足のニオイ……嗅がせて…………♥」
血管を巡らせ真っ赤に怒張したペニスを痙攣させながら、笠村はそう懇願した。
待ってましたとばかりに市ヶ谷はにやついた。
「まったく、仕方がない患者さんねぇ……」
と困ったような表情を浮かべながらも、市ヶ谷はもう片方のハイヒールも脱いで診察台に上がり、笠村の太もも辺りに腰を下ろした。そして、彼に足裏を見せ、誘惑するように足指をむにむにと動かした。
「でも、あなたのオチンチンがこうなったのは、私の責任でもあるものね。アフターケアを疎かにしては優秀な女医とは言えないわ。きちんと鎮めてあげなくちゃね♥」
市ヶ谷はそう言って怒張した熱い肉棒を握ると、力強く上下に扱き始めた。
それがもたらす刺激はあまりに強烈で――
「あぁぁ……! あぁあぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!」
全身を激しく痙攣させて笠村は悶えた。久しき快楽が彼の脳を一瞬にして蕩けさせた。全身の細胞が浮き足立って片端から崩壊していくような感覚。彼はあれだけ大切そうに嗅いでいたハイヒールを手から落とし、診察台に爪を立てる。でなければ全てが壊れてしまいそうだった。
「うふふ、ちょっと扱いただけなのにそんなに気持ち良いの? そんな調子だと全然体がもたないわよ?」
カウパー腺液をペニス全体に塗りたくるように、ズリュ…♥ズチュッ…♥ニュクッ…♥と笠村の肉棒を上下に擦る。ついでに空いている手で睾丸を揉みしだき、至高の悦楽の助長とする。
「それから……とっておきのご・ほ・う・び。それっ♥」
市ヶ谷はベージュのストッキングを伸ばし、笠村の顔面を優しく踏んだ。
彼女の強烈な足の臭いが直接――
「ふぐっ、むぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥♥」
笠村は打ち上げられた魚のように腰を跳ねさせ白目を剥いた。市ヶ谷の足は驚愕に値するほど臭かった。酸っぱい汗の臭いと独特の納豆臭が靴の中よりも万倍強く香り、彼の鼻腔を滅茶苦茶にかき回した。一朝一夕では醸成されないような、コッテリ濃厚の凄まじい足臭だ。
当然汗で蒸れに蒸れており、じっとりと湿った感触が顔全体に広がった。ぬちゃぁ…♥ ぬちゅぬちゅ…♥ とぬめった汗が肌を侵食する。通常の感性を持った人間ならば不快な感触でしかないだろうが、笠村にとっては天使の抱擁に等しかった。それが市ヶ谷の足の感触であれば尚更である。
笠村は夢中になって市ヶ谷の足臭を嗅いだ。そして、堪らずに舐め始めた。足汗たっぷりのストッキングの足裏に口を付け、一滴の汗すら逃さないように舌で絡めとる。唇を吸い付けてチュウチュウと啜る。口中に塩っ辛い濃厚な足汗エキスが広がり、爆竹のように舌で弾けた。味覚神経が脳にその甘美な味を流し込み、さらなる性的興奮を募らせるのだ。
「あははっ、足なんかに夢中になっちゃって。どう? 私の足汁ジュースのお味はいかが? お代わりはいくらでもあるから、た〜んとお上がりなさい?」
そう言いながら、市ヶ谷は足をぐにぐにと動かして笠村の顔面を蹂躙する。踵、土踏まず、足指、と足裏を満遍なく擦り付ける。
そして、滾々とカウパーを漏らすペニスを淫らな手つきで恣とする。裏筋やカリ首を親指と人差し指のコンビプレーでキュッキュと捻りながら、皮を上下に扱いて粘着質な音色を奏でさせる。
次第に亀頭がぷくりと膨らんでピクッ♥ ピクピクッ♥ と小刻みな脈動を始める。甘美な絶頂が刻々と迫っている。笠村は市ヶ谷の強烈な足の臭いに塗れながら、数ヶ月ぶりの絶頂を迎えようとしているのだ――
「じゅるっ♥ じゅるるっちゅぱちゅぱ♥ ちゅぅぅっ♥」
「必死になって吸っちゃって……♥ ねぇ〜、先生の足とってもクサいでしょ〜〜? どんなニオイ? 汗の酸っぱいニオイ? それとも濃厚な納豆のニオイかしら? うふふ、実はねそのパンスト、三日間履きっぱなしなの。もちろん、洗濯なんてしてないわ。汗でムレッムレになってたのがそのまんま。昨日、一昨日でかいた汗がたっぷり染み込んじゃっててね、もうクサくてクサくてしょうがないのよ。濃厚なフェロモンでムンムンなの♥ でも、笠村さんはこのクサい足が大好きなのよね? もっともっと味わいたのよね?」
「ぶちゅぅっちゅるるるっ♥ にちゃぁねちゃぁ…………♥」
「ほら、あなたの唾でぬるぬるになっちゃった足で乳首クリクリしてあげる。どう? 気持ち良いでしょう?」
市ヶ谷は爪先を器用に使って笠村の乳首を弄り回した。円を描くように、穿り返すように、くすぐるように……。
「ゥあぁァッ♥ あァぁぁッ♥♥」
乳首責めのこそばゆい快感に、笠村はキュゥッと腹部を凹ませて喘いだ。快楽の濁流がさらに勢いを増して彼を飲み込んだ。
笠村は激しく悶えながらもその手で市ヶ谷の足を顔面に押し付けながら、彼女の足裏を臭い、そして、口一杯に頬張って、芳醇な味わいを堪能した。特に指先の臭いと味の濃厚さは他の追随を許さぬものだった。その部分はまさに快楽の泉だった。
笠村は指の股に鼻を擦りつけて吸引し、足脂や皮質や汗の混じった強烈な臭いに頬を綻ばせる。そして、堪らずに口でしゃぶってストッキングの繊維に染み込んだ大量の足汗を味わい、嚥下する。それはそれは不快な臭いと味と喉こしであるはずなのだが、彼は瞳をハートに染めながらチュウチュウと味わって飲み込んだ。全てが快楽に直結していたのだ。
娼婦のリップもさながらの手淫、痺れるような乳首責め、そして、悶えるほどの強烈な足の臭い――
三重の螺旋となって脳を穿つそれらに、今の笠村が耐えられるはずもなかった。
貯蔵庫で眠っていた白濁が熱を滾らせて亀頭の先へと尿道を一直線に奔走する。肉棒が激しく脈動し、それを絶頂の合図とする。
「ほら、イきなさい? 足のくっさぁ〜〜い香りに満たされながら、溜め込んだ真っ白な子種を全部全部ぜぇ〜〜〜んぶ吐き出すのよ? な〜んにも考えなくていいのよ。ただくっさい足の臭い嗅ぎながら白いおしっこお漏らしすればいいの。 い〜い? 分かったぁ?」
「ふぐっ♥ ふぐぐぅぅ〜〜〜〜♥♥♥♥」
「いくわよ〜〜。それっ、ぴゅっぴゅぅ〜〜〜〜♥」
市ヶ谷はそう言って笠村の睾丸をギュッと強く搾った。
「ンッ!!! ンアア〜〜〜〜〜ァァ〜〜〜〜〜ッッッッッ♥♥♥♥♥♥♥」
びゅっびゅぅ〜〜〜〜びゅるるるるるっ ドピュッドピュ ぴゅぅ〜〜〜っ
真っ赤に膨らんだ亀頭から、噴水のような勢いで精液が放たれた。尿道をうねるようにして這い上がりながら天を目指して次から次へと噴き出す。数ヶ月の間息を潜めていた白濁が熱湯のような熱を滾らせながら、性の喜びを体現するようにその身を宙に躍動させるのだ。
射精に伴う快感も通常の自慰行為とは比にならないほどだった。市ヶ谷の手練な手淫妙技と乳首責め、加えて足裏の激臭が笠村の快楽中枢を滅茶苦茶に蹂躙した上での、数ヶ月ぶりの射精だったため、その絶頂感は今までに感じたことのない、凄まじい気持ち良さだった。あまりの衝撃に肉体から魂が乖離するような感覚に陥った。脳汁が溢れ出して彼の脳を激しく浸す。
笠村は精液を撒き散らしながら、市ヶ谷の脚に激しく抱きついて臭いを嗅ぐ。湿った足から放たれるそのフェロモンがさらに射精を加速させる。
「は〜〜い♥ よくぴゅっぴゅできたわね〜〜♥ すごいわぁ、ぷりっぷりの濃厚ザーメンがたっくさん……こんな激しい射精初めて見たかも……♥」
身に降りかかる精液で服や眼鏡を汚しながら、市ヶ谷は目を輝かせて笠村の射精を観察した。引き続きペニスを扱いてさらに精液を搾り取る。睾丸を揉んで精液の噴出を活発にさせる。
やがて、十数秒間に渡ってたっぷり精液を搾り出し、笠村の射精は終わりを告げた。周囲に飛び散った精液は照明に照らされて、てらてらと輝いていた。