オレのオチンチンを返して! 体験版
第4話
コンコン、ガラガラガラッ。
「失礼します……」
放課後にクラスメート達が帰るのを見送った後、可菜子は保健室へと向かっていた。
恐る恐るドアを開けて、中にいた果歩へそっと挨拶を交わす。
あらかじめ交わしていた約束を果たすため、果歩と顔を合わせていたのだ。
「可菜子ちゃん、来てくれてありがとう。わざわざ呼び出しちゃってごめんなさい……武留くんがどんな調子なのか、可菜子ちゃんから見た意見を聞かせてもらえないかしら?」
保健室にやってきた可菜子を、果歩はすぐに出迎える。
椅子を差し出しながら、さりげなく可菜子へと言葉を交わす。
特殊な方法を用いて武留へのお仕置きを執り行った後、どんな様子で日々を過ごしているのかを学級委員である可菜子の口から聞き出すつもりでいたのだ。
「そうですね……おかげで武留も悪戯を止めてくれたみたいなんです。いつもよりちょっと元気がないのが気になるんですけど……先生、どんな風に武留を叱っちゃったんですか?」
果歩から投げ掛けられた質問を受けて、可菜子はすぐに返事を返す。
数日前よりよそよそしい態度が気になるものの、果歩にお仕置きしてもらったおかげか、女子達への悪戯もなくなって良かったと明かしていたのだ。
はしたない悪戯の被害に遭わずに済んでいるのを喜びながら、一体どんな方法で武留にお仕置きをしたのか教えて欲しいと口にする。
「そう言えば、まだ可菜子ちゃんには教えてなかったわよね。口で言うよりコレを見せてあげた方が分かりやすいと思うから、ちょっとこっちに来てもらえるかな……」
ガチャッ。
尋ねられた質問に答えるため、果歩はさりげなく可菜子を呼び寄せる。
物置のドアを開いて、中に保管していた代物を可菜子にも見てもらいたいと誘い出す。
口で説明するより実物を見てもらった方が、可菜子にもすぐ理解できるはずだと踏んでいたのだ。
「あの、先生? これって一体、何なんですか……?」
いきなり果歩から見せつけられた代物に、可菜子は思わず頭を捻ってしまう。
薄く色づいた液体で満たされた瓶の中で、何かしらの器官が浮いていたのだ。
まるで何かの生き物のようなおぞましい形状を目の当たりにさせられて、つい脅えずにいられない。
「さすがに可菜子ちゃんも驚いちゃって当然だよな。これはね、武留くんのオチンチンを切り取ったものなのよ?」
頬を引きつらせている可菜子をよそに、果歩はとんでもない事実を切り出す。
ホルマリン溶液の中で浮かんでいる代物の正体は、武留の下半身から切除したばかりのオチンチンだと口にする。
はしたない悪戯をしないよう、武留の身体からオチンチンを取り上げた後、ホルマリン漬けにして保管していると言い張るのだ。
「や、やだっ! どうして私なんかに、こんなおかしなものなんて見せてきちゃうんですか!? それに先生ってば、どうして武留の……大事な部分なんて、本当に切っちゃったんですか?」
フルフルフルッ……
あまりに考えられない果歩の言葉に、可菜子は耳を疑わずにいられなかった。
いくら自分達への悪戯を止めてもらうためだとしても、まさか身体の一部を切り取られてしまうなど思いもしなかった……まさか武留が、男子として大事な部分を奪われる目に遭っていたなど考えもつかなかった。
本当にそんな惨い処遇などを武留に仕向けてしまったのか、つい尋ねずにいられない。
いくら目の前に浮かんでいる器官を見せつけられても、すぐには信じられそうになかったのだ。
「そんなの決まってるじゃない。どうやら武留くんってば女の子の身体に興味があるみたいだから、お股を作り替えてあげたの。トイレも不便してるみたいだから学校で過ごす時もオムツに頼ったり、結構苦労してるみたいなんだから?」
戸惑っている可菜子を相手に、果歩はさらに説明を繰り広げていた。
武留の下半身からオチンチンを切除する代わりに、女の子の気持ちを分かってもらうために膣へ作り替えておいたと口にする。
まだ武留も女性器の感覚に慣れてないせいか、ずっと紙オムツを穿いたまま放課後まで過ごしていることを、可菜子にだけは伝えておきたかったのだ。
「そ、そんな……いくら武留にお仕置きして欲しいって言っても、まさか……大切な部分まで切っちゃう羽目になるなんて思わなかった。私、一体どうすれば……先生、元の身体には戻してあげられないんですか!?」
ヒクヒクヒクッ……
今まで知らなかった出来事の数々に、可菜子は唖然とさせられる。
武留の身体からオチンチンを切除するだけでも考えられないのに、下半身を女の子のように作り替えられて、紙オムツの着用まで余儀なくさせられていたなど思いもしなかった。
あまりに不憫な武留の境遇を、つい思い悩まずにいられない。
たとえ悪戯への報復だとしてもあまりに可哀想過ぎるので、すぐにでも元の身体へ戻して欲しいと果歩へ訴えていたのだ。
「そんなに慌てないで、可菜子ちゃん……ほら、ちょうどお茶も淹れた所だし、もし良かったら一緒に飲まない?」
コトンッ。
取り乱している可菜子へ、果歩はそっと話し掛ける。
とりあえず落ち着いて欲しいと頼みながら、用意していたお茶をさりげなく差し出す。
武留が抱えている事情のすべてを、学級委員である可菜子にだけはしっかりと伝えておきたかったのだ。
「あ、ありがとうございます……んんっ」
コクッ、コクッ、コクッ……
果歩に薦められるまま、可菜子は恐る恐るお茶を口にする。
せっかく用意してもらったものを拒むのも良くなかったので、果歩に言われたとおりにとりあえず一息つくことにしたのだ。
お茶を少しずつ飲み込む間も、おかしな胸の鼓動がなかなか静まりそうになかった。
「……実はね、可菜子ちゃん。ちょっと相談したいことがあって、わざわざ放課後に来てもらったのよ。武留くんから切っちゃったオチンチン、このままホルマリンに漬けっ放しにするわけにもいかなくって。これからどうすれば良いか、可菜子ちゃんにも意見を聞かせてもらえないかしら?」
お茶を飲み干したばかりの可菜子へと、果歩は再び言葉を交わす。
ホルマリン漬けにした男性器を見せつけながら、ずっと悩んでいた相談を持ち掛ける……切除したオチンチンをずっと身体から取り外したままだと機能不全を起こしてしまう可能性もあったので、なるべく早いうちに手を打たなければいけなかった。
預かっているオチンチンをどう扱えば良いのか、可菜子へと尋ねていたのだ。
「そ、そんなの決まってます! すぐに武留の身体に返してあげれば……あうぅっ」
フラフラフラッ……
果歩の質問に答えようとした途端、可菜子の身におかしな事態が引き起こされる。
すぐに武留へ返した方が良いと訴えるつもりだったのに、上手く口が回らなくなっていたのだ。
気づいたら椅子にも座っていられないほど、徐々に意識が薄れていく。
ギュッ。
「ごめんなさい、可菜子ちゃん。武留くんだけじゃ可哀想だし、可菜子ちゃんにもたっぷり付き合ってもらうわね……?」
椅子から転げ落ちそうになっていた可菜子を、果歩は寸前の所で支えていた。
可菜子の身体をしっかりと抱き締めながら、眠っている様子をじっくりと覗き込む。
武留に関する相談も済んだので、大切な役割をこれから可菜子に果たしてもらうつもりでいたのだ……
* * * * * *
「う、うぅん……ひぃっ!?」
モゾモゾモゾッ。
意識を取り戻した矢先、可菜子は悲鳴を洩らさずにいられなかった。
気づいたら衣服や下着を脱がされ、裸体のまま保健室のベッドに寝かしつけられていたのだ。
はしたない格好を取り繕おうとした矢先、あっけなく身をこわばらせてしまう。
身動きを取るたびに、下半身に言い表しようのない違和感が押し寄せてくるのだ。
プルプルプルンッ。
(やだ、どうして何も服を着てないのよ……それに、どうして私のお股にこんなおかしなものが生えてきちゃってるの!?)
被さっていたシーツを恐る恐る引き剥がした途端、可菜子の視界にとんでもない代物が飛び込んでくる。
下半身の真ん中辺りに、指より太い器官がぶら下がっていたのだ……おぞましい形状を目の当たりにさせられて、つい恥じらわずにいられない。
股間から生えている部分の正体を探るうちに、とんでもない事実に気づかされる。
先ほどホルマリンの中で浮いていた武留のオチンチンと同じような代物が、何故か下半身に存在していたのだ……
「おはよう、可菜子ちゃん。もう目が覚めちゃったの? もう少し寝てても良かったのに……」
可菜子の悲鳴が耳に飛び込んできたので、果歩がすぐに姿を見せる。
どうやら目を覚ましたようなので、可菜子のいるベッドへと駆けつけていたのだ。
そっと話し掛ける間も、ベッドに腰を下ろしたまま唖然としている可菜子の姿をつい気にせずにいられない。
「きゃんっ!? 先生ってば、いきなり入ってこないでくださいっ! もしかして先生が、私の服を脱がしちゃったんですか……?」
ヒクヒクヒクッ……
保健室の奥からやってきた果歩に、可菜子は恐る恐る質問をぶつける。
眠っていた間に引き起こされた下半身の状態を、何としても果歩から聞き出すつもりでいたのだ。
どうして裸のままベッドに寝かされたまま、まるで男の子のような部分が下半身にぶら下がっているのか、あまりに気になってたまらない。
果歩の返事を待ち構える間も、なかなか落ち着きを取り戻せそうになかったのだ。
「ふふっ、可菜子ちゃんってば恥ずかしがっちゃって……起きたらお股にオチンチンなんて生えちゃってるんだもの、さすがに驚いちゃっても仕方ないかもしれないわね?」
驚いてばかりいる可菜子に、果歩はとんでもない事実を切り出す。
股間にぶら下がっている代物は、紛れもなくオチンチンだと可菜子に伝えていたのだ。
背筋をこわばらせながら、恐る恐る下半身を覗き込む可菜子の様子につい興味をそそられずにいられない。
「そ、それじゃ私の身体に……おかしなものがついちゃってるのって、先生の仕業なんですか!?」
果歩の言葉に耳を傾ける間も、可菜子は茫然とせずにいられない。
眠っている間に身体を弄り回されて、下半身にオチンチンを生やす羽目になるなど思いもしなかった。
おかしな焦りに苛まれるまま果歩に文句をぶつけようとする間も、なかなか言葉がまとまらない。
どうして武留だけでなく自分にも理不尽な真似を仕向けてしまうのか、果歩の思惑を少しも理解できそうになかったのだ。
「えぇ、可菜子ちゃんにもさっき見てもらったと思うけど、お股についてるのは武留くんのオチンチンなの。すぐ身体に馴染んでくれたみたいだし、こんなに相性がぴったりだったなんて思わなかったんだから?」
戸惑っている可菜子のために、果歩はさらに説明を続ける。
武留の身体から切り離した部分の機能を保つため、さらには可菜子にも異性の気持ちを理解してもらうため、眠ってもらっている間にオチンチンを移植してしまったと口にする。
下半身から垂れ下がっている部分を見つめながら、意外にも身体の相性が良かったのを振り返らずにいられない。
「い、いくら何でも酷過ぎます! こんなおかしなもの、すぐ身体から取ってください……はうぅっ!?」
ヒクヒクヒクッ。
果歩から告げられる言葉の数々に、可菜子はさらに困り果ててしまう。
意識を失っている間にオチンチンなどを下半身に移植させられるなど、いくら武留のためだと言われても到底納得できそうになかった。
すぐに元の身体に戻して欲しいと訴える可菜子に訴えようとした矢先、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
何としても頼みごとを聞いてもらわなければいけないのに、とんでもない方法で言葉を遮られてしまったのだ。
ギュムッ。
「可菜子ちゃん、そんなに嫌がらないで……オチンチンってとっても敏感な部分なんだから?」
慌てている可菜子を相手に、果歩はとんでもない行動を繰り出していた。
さりげなく下半身へ手を差し伸べるまま、股間にぶら下がっているオチンチンを弄り始めていたのだ……柔らかい状態のまま垂れ下がっている部分の感触に、つい興味を惹かれずにいられない。
大事な部分全体に指先を絡ませながら、先端や胴体を軽く捏ね回す。
「や、やだ。先生ってば。いやらしい真似なんてしないでって言ってるのに……ひうぅんっ!?」
ゾクゾクゾクッ。
突然果歩から仕向けられた行為に、可菜子はあっけなく喘いでしまう。
目にするのも恥ずかしい部分などを、いきなり果歩に弄られる羽目になるなど思いもしなかった……どんなに身を捩らせても、果歩の手を少しも払い除けられそうになかった。
下半身を走り抜けるおかしな感覚に、つい身悶えずにいられない。
股間に垂れ下がっている部分がどれだけ敏感なのか、いやらしい手つきから否応なく思い知らされる。
「ふふっ、ちゃんと神経も通ってるみたいね……どうかしら、可菜子ちゃん。こんな体験、なかなか出来ないことなんだから。保健体育の授業だと思ってたっぷり味わってみて……?」
コリュコリュコリュッ、クニュンッ。
何度も腰をくねらせる可菜子の仕草を、果歩はじっくりと見据えていた。
ほんの少し触っただけで感じてしまうほど、どうやらオチンチンにしっかりと神経が通っているらしい。
あまりに過敏な反応を観察しながら、様々な部分へと指先を滑らせる。
可菜子への愛撫を続けながら、移植したオチンチンの感覚に少しでも慣れてもらうつもりでいたのだ。
「そ、そんなこと言われても……きゃうぅんっ!?」
ピクピクピクッ、ビュクンッ!
さらなる異変を引き起こした下半身に、可菜子はますます驚かされる。
可菜子の手によって隅々まで撫でられるうちに、オチンチン全体がひとりでに震え上がって、気づいたら股間の辺りで起き上がっていたのだ。
今まで感じたこともなかった全身の火照りや、下半身を駆け巡ってくる感触をつい意識せずにいられない。
ただでさえ見ているだけでもはしたない形状をしてる部分が、ここまで巨大な代物に変わり果ててしまうなど考えられない事態だった。
「ど、どうしてお股の部分が。こんな急に大きくなっちゃったの……!?」
モジモジモジッ。
おかしな変貌を遂げたオチンチンの様子に、可菜子はあっけなく怯んでしまう。
ほんの少し弄られただけで、先ほどまで垂れ下がっていたはずの部分がみるみるうちに膨れ上がって、下半身からしっかりと反り返っていたのだ。
指などとは比べものにならない太さや長さに、つい圧倒せずにいられない。
恥じらうあまりに視線を逸らした後も、大きくなった部分が腰の動きに合わせて何度も揺れ動いてくるのだ。
「可菜子ちゃん、保健体育の授業で習わなかった? これが『勃起』って現象で、男の子なら当たり前のことなんだから……でも移植したばかりなのに、こんなに大きく膨らんじゃうなんてさすがに思わなかったわ?」
うろたえている可菜子を相手に、果歩はさりげなく説明を始める。
どうやらオチンチンを弄っているうちに勃起を引き起こしたようだと、可菜子の耳元にそっと教え込む。
男の子なら誰でも体験する現象だと踏まえた上で、施術したばかりなのに見事な勃起を引き起こすほど、オチンチンがしっかりと身体に馴染んでいる証拠だと言い張るのだ。
「そ、そんな……私、これでも女の子なのに……ふぐぅっ!?」
ブルブルブルッ。
次々と果歩が囁いてくる言葉に、可菜子は思わず耳を疑ってしまう。
女の子のはずなのに、どうして男子と同じような真似を繰り広げてしまったのか、未だに気持ちが飲み込めそうになかったのだ。
変わり果てた下半身を視界に入れないよう顔を背けた矢先、つい声を震わせずにいられない。
膨れ上がった部分を少しも取り繕えないうちに、またしても果歩におかしな行為を迫られてしまったのだ。
シュコッ、シュコッ、シュコッ……
「もう、可菜子ちゃんってば。まだ素直になれないの? オチンチンを勃起させちゃうほど、いやらしい気分になっちゃってる証拠なんだから……このままたっぷり気持ち良くさせてあげなくっちゃ?」
怖じ気づいている様子も構わず、果歩は可菜子を相手にいやらしい行為をけしかける。
お腹の辺りにも届きそうなほど起き上がっているオチンチンをしっかりと握り締めて、全体を思いっ切りしごいていたのだ。
しっかりと指先を絡めたまま上下に手元を動かす間も、つい胸を躍らせずにいられない。
未だに嫌がっている反応とは裏腹に、堅く張り詰めた部分の表面が幾度も脈打つ様子にすっかり意識を吸い寄せられていたのだ。
「や、やだぁっ……お願いだから、そんなはしたない所なんて弄らないでぇ……はふぅっ!」
カクカクカクンッ……
果歩の手つきに合わせて、可菜子はあっけなく喘いでしまう。
ただでさえ敏感な部分なのに、果歩に迫られるまま延々とオチンチンをしごかれていたのだ……くすぐったいような感覚が下半身を走るたびに、つい身を捩らせずにいられない。
下半身をしつこく弄り回してくる手つきを少しも払い除けられないうちに、おかしな予感が脳裏をよぎってくる。
はしたない部分への刺激とともに着々と全身が火照ってきて、少しも抑え切れそうになかったのだ……
「も、もうこれ以上はダメなのに……くひいぃんっ!?」
ビクビクビュクンッ、ブビュルビュルッ。
身悶えを繰り返すうちに、可菜子はとんでもない状態へと追いやられてしまう。
背筋を思いっ切り跳ね上がらせながら、おかしな悲鳴を周囲へと撒き散らしていたのだ。
全身を駆け巡る神経に屈するまま、つい身悶えずにいられない。
気づいたらオチンチン全体が揺れ動くのに合わせて、先っぽからおかしな液体まで飛び出してくるのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……は、はひいぃんっ!?」
ゾクゾクゾクッ、ビチビチビチィッ。
おかしな拍子に引き起こした現象に、可菜子は唖然とさせられていた。
今にもはち切れそうなほど膨れ上がったオチンチンが脈打つのに任せて、白く濁った液体が続々と噴き出してくる……糸を引きながらシーツに絡みつく様子や、周囲に漂う異臭につい圧倒せずにいられない。
しでかした粗相を恥じらう間も、ひとりでに震え上がるオチンチンからおかしな代物が溢れ出るのを少しも止められそうになかったのだ。
(どうしよう……オチンチンの先っぽから、変なものなんて出しちゃってる。私の身体、一体どうしちゃったの?)
下半身で繰り広げられている状況に、可菜子は思わず言葉を失ってしまう。
果歩の手によってオチンチンを弄られるまま、先っぽから見たこともないような液体などを吐き出してしまったのだ……胸の鼓動が段々と静まるのに合わせて、つい困惑せずにいられない。
段々と垂れ下がっていく部分の先端にも纏わりつく液体の正体や、思い掛けない拍子に繰り広げてしまった現象の正体など、どんなに考えても理解できそうになかったのだ……
「ふふっ、可菜子ちゃんってば。精液まで出しちゃうほどオチンチンを使いこなしちゃうなんてね……まさか可菜子ちゃんに、こんな素質があったなんて思わなかったんだから? 武留くんのオチンチン、可菜子ちゃんにつけてあげて良かったみたいね?」
茫然としている可菜子を相手に、果歩はさりげなく言葉を交わす。
どうやらオチンチンを愛撫するうちに射精までやり遂げてしまったようだと、可菜子のために説明していたのだ。
手の平に収まるほど縮み上がった部分や、シーツに張りついている精液の量をじっくりと観察しながら、とんでもない提案を可菜子へと持ち掛ける。
移植したばかりとは思えないほど身体に馴染んでいるようなので、しばらく武留のオチンチンを預かってもらいたいと改めて頼み込んでいたのだ。
「せ、先生ってば。お願いだから、恥ずかしいことなんて言わないでぇ……あ、あふぅんっ!?」
モジモジモジッ、ヌチョチョッ。
果歩のおかしな言い分に戸惑いながら、可菜子は文句すらこぼせそうになかった。
小さくなった部分に指先が絡むたびに、激しい刺激の余韻が響いてきて、ひとりでに声を震わせてしまうのだ。
いやらしい手つきを受けるたびに、つい息を切らさずにいられない。
下半身にぶら下げる羽目になった部分の存在など未だに受け入れられそうにないのに、敏感な部分へと駆け巡る、言い表しようのない鮮烈な快感に段々と意識が吸い寄せられてしまうのだ……
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