「お帰りなさいませ、ご主人さま♪」
メイドたちが玄関でボクを出迎えた。
総勢五名。輝くような笑顔と、紺のメイド服。それぞれがボク好みで若い……といってもみんなボクより年上なんだけど。
「お帰りなさいませ」
と、真ん中の一人が微笑らしきものを見せる。
楚々とした和風美人だ。ロングヘアにした黒髪が、輝くような天使の輪を作っている。
彼女は麻衣子。
我が家の副メイド長である。
「いかがなさいましたか?」
「……なんでもない」
靴を脱いで、家にあがる。
すぐさまメイドの一人がボクの鞄を持つ。もう一人が、制服の上着を脱がせてくれた。
「弥生は?」
麻衣子に聞く。
「キッチンにいると思いますが……呼んでまいりましょうか」
「……。いい」
この副メイド長は背が高い。並ぶとボクより頭一つ出る。
そして絶対的にスタイルが良かった。手足がすらりと長く、出るところは出ている。モデルさんのような体型だ。
「ご主人様♪」
メイドが二人、左右から腕を組んでくる。
クールな麻衣子とは対照的に、満面の笑顔である。
肘に胸のあたる感触。甘い匂いがしてくる。
ボクとメイドたちはリビングに入った。
広い部屋だ。我が家にいる10人のメイド全員を並べても、まったく息苦しくないだけのスペースがある。
その一角。ソファにボクは腰をおろす。
両サイドにメイドが一人ずつ付く。
「お手々をきれいきれいにしましょうね〜」
二人は暖かい濡れタオルで、左右からボクの両手を拭いてくれる。
さらに別のメイドが二人、足下に座った。
女の子座りのまま、ボクの靴下を脱がし、足の裏と甲を拭く。
「あーー」
目をつぶり、ボクはため息をついた。
タオルのさらさら、ざらざらした感触が気持ちいい。
股間がもぞりとしてくる。
と、目の前に誰かが立った。
麻衣子である。
紺のロングスカートに、白いヘッドドレス、ブラウス、エプロン。メイド服がよく似合っている。
麻衣子は無表情に胸のボタンを外し始める。
ブラウスの下から白とピンク色のブラジャーが現れた。
肩のヒモを外す。
ホックを留めたままブラが下に落ちる。
おっぱいだ。
大きい。それでいて重力に逆らうかのごとく、形を保ち、上を向いている。乳首は色素が薄く、上品な形と大きさである。
見事なおっぱいだった。
オチンチンが熱くなる。
麻衣子を完璧なメイドとすると、この巨乳も完璧さの一部に含まれているだろう。
麻衣子はタオルを手に、立て膝でボクにまたがった。
目の前に張りのある白い乳房が突きつけられる。青い血管がかすかに浮いている。かすかに揺れる。
今すぐ触りたいが、ボクの手は左右のメイドたちにつかまれている。
副メイド長はタオルでボクの顔を拭いた。
丁寧に、荒っぽく。
冷たいとも言えるまなざしで、まだ汚れたところがないか確かめる。
まるで厳しく、優しい姉のようだった。
「……おっぱい」
「え?」
麻衣子はやや小首を傾げる。
「おっぱい……」
「胸をどうするんですか、ご主人さま?」
悠然とした微笑でボクを見る。
「食べたい……」
「これは食べ物ではありませんよ」
と、美人のメイド長は胸を自ら持ち上げた。
固く尖った乳頭が強調され、前に出る。
ボクは舌を伸ばして、ぺろりとなめた。
濡れた乳首がぷるんと跳ねる。
麻衣子はくすりと笑った。
おっぱいを必死に吸う。
唇で引っ張る。
「アハハ、ご主人様、赤ちゃんみたい」
「おっぱいおいちいでちゅか〜」
両脇のメイドたちが頭をなでてくる。
麻衣子はボクの肩に腕を回した。
「ん〜」
顔に胸がおしつけられた。
暖かいものが上下に動く。すべすべした肌。おっぱいはボクの顔に沿って形を変え、その柔らかさを伝える。
「お口の中も綺麗にいたしましょう」
麻衣子は胸を離して、ボクに顔を近づけた。
唇が触れ合う。
何か熱くてぬるぬるしたものが侵入してきて、ボクの舌を捕まえる。
ぐちゅぐちゅぐちゅ
容赦のない動き。
変幻自在の舌がボクを舐め尽くし、吸い尽くす。
「んっ……」
やっと麻衣子が離れた。
口のまわりが彼女の唾液でべちゃべちゃになった。
横からタオルが出て、ボクの口をぬぐう。
「こちらも綺麗にしましょうね」
麻衣子はかちゃかちゃとボクのベルトを外す。
メイド二人に持ち上げられ、腰が軽く浮く。
制服のズボンとパンツが一気にずり下ろされた。
「っ」
勢いで仮性包茎チンチンが激しく揺れる。
「もう大きくなってる〜」
「ぷるんぷるんしてますね」
メイドたちが笑う。
「毎日洗ってさしあげているのに、臭いますね」
フローリングの床にひざまづく麻衣子は、中指でボクのチンポを下から支える。
「ひあ……」
それだけで感じてしまい、声が出る。
ズボンが完全に脱がされる。
足を拭いてくれていたメイドたちは、ボクの膝のあたりに抱きつく形となった。
その真ん中に麻衣子がいる。
「かぶっているから、汚れがたまるのですよ、ご主人様」
副メイド長は人差し指と中指で、ゆっくりと皮を剥いていく。
「んあっ!」
つるりと亀頭が露出した。
「うわー、汚い」
「ちんかすだらけだね」
と、言われるほどに、ボクの亀頭は汚かった。
「お汁が出てる」
先っぽから透明の液体が垂れていた。カウパーだ。
「奉仕のしがいがあるというものです」
麻衣子はボクのことを見上げた。それなのに逆に見下されてる気分になる。
前髪をかき上げる。赤い舌が伸びる。
生暖かいものが尿道口に触れ、先走り汁をなめとる。
「んひゃっ!」
強い刺激に身体が震える。
左右のメイドがボクの手をしっかり握って支えてくれる。
ニコニコと笑いながら顔を凝視してくる。メイドたちはボクの恥ずかしい姿を見るのが大好きなのだ。
美人メイドの舌はゆっくりと動く。
べろりべろり
湿ったざらざらしたものが、ボクのチンカスをふき取っていく。
「あひゃっ」
顔が熱くなる。
腰がガクガクと動く。
「あっあっ……あっ!」
麻衣子の舌での奉仕に、爆発してしまいそうだ。
と、突然それが終わった。
麻衣子が離れたのだ。
「これで綺麗になりました」
と、汚れた舌を口にしまう。
「え……終わり?」
「ええ、もう充分でしょう」
唾液に濡れたボクのオチンチンがぴくぴく動く。
「ご不満そうですね、ご主人様。私の奉仕に何か問題がありましたか?」
「……」
「きちんと言葉でおっしゃってください、ご主人様」
いつもの悠然とした冷たい笑み。
「もっと……して……」
ほとんど泣き顔でボクは漏らした。
「何をすればよろしいのですか?」
「オチンチンを……ぺろぺろして」
「舌でなめるだけでいいのですか?」
麻衣子は股間に口を近づけ、息を吹きかける。
本来――ボクは主人である。麻衣子の雇い主だ。
フェラチオさせたかったら、一言命令し、頭をつかんで、チンポを口に突っ込んでやればいい。
それなのにボクは……
「しゃぶって! 気持ちよくしてッ!!!」
泣きながらメイドに懇願していた。
「承知いたしました、ご主人様。この小さな男性器を口で奉仕させていただきます」
麻衣子は上品にボクのチンチンをくわえた。
「あふっ」
メイドがボクの敏感なところを包んでいる。
ゆっくりと唇が前後に動く。
「……んっ!」
麻衣子のぬめった粘膜が、むき出しの亀頭を擦る。
ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ
目を閉じ、麻衣子はゆっくりとフェラチオする。
「あ――――!!」
ボクは絶叫しながら腰を突き出す。
じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ
舌がいちいち尿道口にあたる。
「あっ、ご主人様、イきそうな顔になってる」
「まだ始めたばかりなのにね」
左右のメイドは、ボクに顔をくっつけ、目を凝視する。
足下のメイドは、下からボクの顔をじっと観察する。
「ほら、イっちゃっていいでちゅよ、ご主人様」
「出してください。恥ずかしい顔を見ててさしあげますから」
ぎゅっと手を握ってくる。
「だめっ、見ないで!!!」
そう頼んでも、「うふふ」と笑うだけだ。
「たくさん出ちてくださいね、ご主人様」
「イっちゃえ、イっちゃえ♪」
急激に口の前後動が早くなる。
麻衣子はいつものテクニックを使わず、とにかく射精させようとしている。
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ
「イくッ!!! 出ちゃう!!! あ――――!!!」
全身に力を込め、ボクは放出した。
びゅびゅびゅ!!!
弾丸を撃ち出すかのような勢いで、副メイド長の口内に精液を叩きつける。
同時に頭の中で何かが弾ける。
全身の血が沸騰し、ボクをピンク色の海に突き落とす。
「イってる、イってる♪」
「出してる時のお顔だ」
「すごーい。気持ちよさそう」
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
麻衣子は口淫の勢いを緩めない。
最高速度でボクのチンポをしごき続ける。
びゅびゅっ! びゅーっびゅっびゅっ
「ひっ……あっ……」
ボクは一定のリズムで射精を続ける。
そのたびに素晴らしいオルガズムがやってくる。
「ほーら、もっと出してください」
「もっと、もっと、気持ちよくなってね♪」
ボクは麻衣子の口に遠慮なく何度も放ち続けた。
びゅうっ びゅっ びゅっ
やがて勢いは衰えていったが、まだまだ麻衣子の奉仕は止まらない。
ぴゅっ…… ぴっ…… ………… ……
完全に射精を終えたのを確認してから、少しずつスピードを落としていく。
「終わったみたい」
「気持ちよかったー?」
「たくさん出した?」
メイドは手を握ったまま、ボクにキスし、唇をなめまくる。
「ご主人様のイっちゃう顔、最初から最後まで見ちゃった♪」
「泣きながら叫んでたよね。あ〜ん、出ちゃう〜って」
「女の子みたいだったよ、ご主人様」
「ご主人様は女の子みたいに攻められるのが好きなんだよね」
「まだおこちゃまなのに変態のマゾだからね」
メイドたちがけらけら笑う。
ボクは涙を浮かべながら、ただ身体をぷるぷる振るわせていた。
《メイドデータ》
名前…麻衣子
身長…高い
バスト…Fカップ
家事…A
Sっ気…SSSSS
髪型…ロングヘア
性格…きつい
備考…副メイド長
▽
「弥生――」
ボクは台所に入る。
「どうしたんですか、ご主人様」
夕食の準備をしていたメイド二人が、やや驚いたように聞いてくる。
驚くのも無理はない。いまのボクは下半身裸で、泣きべそを書いている。
「……弥生は?」
「弥生さんなら、お風呂に行くといってましたが」
すぐにフルチンで風呂場へと向かう。
「弥生……!!」
脱衣場に飛び込む。
我が家の風呂は大浴場、とまでいかなくともかなりの広さがある。
今そこは誰もおらず閑散としていた。
「……」
ふと気づく。
ボクの家にはメイド用の寝室がいくつかあり、各部屋にシャワーが備え付けされている。メイドたちは普段それを使っているはずだ。
「――弥生!!!」
と、弥生の部屋のドアをあけるが……やはり誰もいなかった。シャワーが使われている形跡もない。
「どこいったんだよ……弥生……」
肩を落として、ボクは自分の部屋へと戻った。
開け放たれたドアから中に入る。
自室はそれほど広くない。中央に巨大なベッドが置かれている。部屋の半分を埋めるほどの大きさである。キングサイズのベッドを二つ組み合わせたものだ。
腰掛けていたそのメイドが立ち上がる。
「おかえりなさい、ご主人様」
にっこりと笑う。
清潔にツーテールにまとめた髪。
麻衣子を冷たいモデル系の美人とすると、こちらは明るいアイドル系である。
「弥生!」
ボクは正面から抱きついた。
「どうなさったんですか、そんな格好で」
弥生はぎゅっと抱き返してくれる。
「いじめられたの、麻衣子たちに」
「えー。じゃあ、私が責任を持って叱っておきますね」
などと言う弥生は、若くして我が家のメイド長である。両親の代からボクに仕えており、過去から現在にいたるまでボクのお気に入りであり続けている。
「弥生、どこに行ってたんだよ。探したのに……」
メイド長はベッドに腰掛ける。主人であるボクは、弥生の胸から膝にかけてのあたりにすがる形となる。
「ご主人様が帰ってくる前にお風呂に入ってたんです。ちょっとキッチンの方でお仕事して、汚れたので」
そういえば弥生からは石けんのいい香りがする。着ているメイド服も洗い立てだ。
弥生に顔をすりつける。
「もう……ご主人様は甘えん坊なんだから……」
と、お気に入りのメイドは、髪と背中をさすってくれる。
甘い匂いを存分に吸い込み、ボクは弥生にもたれかかる。
じんわりとメイド服越しに体温が伝わってくる。
幸せな瞬間である。
主人であるボクはどれだけメイドに甘えてもいいのだ。
「失礼します、ご主人様……」
誰かが開いたままのドアをノックし入ってきた。
この声は、志穂だ。
ボクはくるりと反転し、弥生に背中を預ける。
「おやつをお持ちいたしました……」
志穂は我が家の最年少メイドにして、一番の美人である。年齢でボクより少し上、美しさで弥生、麻衣子よりわずかに上といったあたりだ。色素が薄いらしく、肌が透き通るように白く、髪は茶色がかっている。『可憐な美少女』という言葉がよく似合う。
「本日のおやつは、弥生さんの作ったカスタードプリンです」
志穂がベッドに上がり、お盆を置く。
ガラスのお皿に、生クリームたっぷりのカスタードプリンが四つほど並ぶ。
「プリン?」
「たくさん作ったんですけど、みんなが味見するから減っちゃいました」
弥生は笑いつつ、背中からボクのことを抱く。
ボクは特別甘いもの好きではない。ひょっとしたらみんなで味見するためにプリンを作ったのではないか――とひらめいたが、口にはしなかった。
「あれ……?」
ボクは志穂のスカートに手を突っ込み、太ももをさすりながら声をあげた。
「スプーンないよ」
そう、お盆にはガラスのお皿が載ってるだけで、食べるためのスプーンがないのだ。
「――――」
志穂は自らの人差し指をプリンに突っ込んだ。
生クリームをすくい取り、ボクに指をつきつける。
「ご入り用なら持ってまいりますが……」
「……いい」
ボクはそのスプーンが気に入った。
パクリと志穂の指をくわえる。
甘さ控えめの上品な生クリームだった。
ちゅぱちゅぱ指をしゃぶる。
志穂は人差し指についたボクの唾液をなめとり、またプリンをすくう。
「私のもどうぞ」
弥生も指をスプーン代わりとしてボクの口元に運ぶ。
ふたりのメイドがボクの口にプリンを突っ込む。
「ん〜」
カスタード、生クリーム付きの指を二本分唇で吸う。
志穂は人差し指と中指でプリンの大きな塊をすくう。
ボクの口に近づけ……自分で食べた。
口を開けたボクは空振りである。
弥生が笑った。
志穂はプリンがのった舌をボクに見せる
一回咀嚼。食べるのかと思ったら違った。
また口を開けて、崩壊したカスタードプリンをボクに見せた。
キスしてくる。
プリンをボクの方に押し込む。
甘い舌が絡みついてくる。
くちゅりくちゅり
女の唇や舌はなぜか甘いものだが、そこに糖分の甘みが加わる。
「……」
志穂が目を閉じたまま口を離した。
「あっ、ずるい。楽しそうなことしてる……」
ドアからショートヘアのメイドが入ってきた。
おっとりした顔と声。
巨乳メイドの由佳である。
「ご主人様……由佳のも食べてください」
ベッドにいそいそと上ってきて、肩を出す。彼女が着ているのは、脱ぎやすい新しいタイプのメイド服だ。肩と胸を外すだけで……大きなおっぱいがぽろりとこぼれ落ちる。すごいのは、これだけの巨乳だというのに、自重で垂れず、丸い形を保っていることだ。どんと前に突き出されている。
由佳は乳首に生クリームを塗りたくる。
「ご主人様……、私のおっぱい食べてくださいますか?」
両手で巨乳を支え、ボクの顔の前に出す。
「うん♪」
ボクは大好物にしゃぶりついた。
おっぱいはそれだけでなめたくなるものだが、そこに甘い味がついている。
べろべろ舌を動かし、必死になめる。
「ご主人様、おいしいですか……?」
由佳は嬉しそうに主人の頭をなでた。
「うん」
鼻で返答しながらしゃぶり続ける。
ベッドが揺れた。
志穂が立て膝になったのである。
スカートをめくる。履いていた下着があらわとなった。
色はもちろんのこと彼女に似合う白。ややローライズでレースをあしらったデザインだ。
志穂はするするとパンツを下げ、足から抜く。
ベッドに腰を落とし、大股開きになった。
剃毛処理済みの股間はつるつるだった。
ひっそりと閉じた女性器が鎮座している。
志穂のおまんこには、まだボクのオチンチンを通していない。処女のままのほうがいやらしいんじゃないかと思って、そのままにしているのだ。
志穂は恥ずかしそうにボクを伺い、割れ目にカスタードプリンと生クリームを塗る。
「ご主人様……いかがでしょうか……」
スカートを持ち上げ、しっかりと股間が見えるようにする。
顔を真っ赤にしているが、ボクと目をあわせ続ける。
「食べる!」
ボクはこれに飛びついた。
志穂の開いた股に顔を埋め、おまんこをなめあげる。
「!」
ぴくっと志穂の腰が動いた。
すじに沿ってぺろぺろ。
プリンをなめとっていく。
「ん……っ」
処女の最年少メイドは、スカートを持ち上げたまま、刺激と羞恥に耐える。
「ご主人様、大きくなってますよ〜♪」
弥生が後ろからボクの肉棒を握った。
「ひっ……」
舌の動きを止めてしまう。
「弥生の作ったおやつはおいしいですか?」
と、メイド長はゆっくりボクをしごき始める。
――今日のおやつは最高だった。
メイドというお皿にのせた手作りカスタードプリン。
ボクは身体をのけぞらせ……
「んひゃあっ!!」
出してしまった。
精液が飛び、志穂の股間にかかる。スカートの裏地が汚れる。
あまりに興奮して、爆発してしまったのだ。
「ありゃりゃ、出ちゃいましたね」
弥生は手の動きを早め、残りの精子を絞り出してくれた。
志穂は自らの性器についた、精液と唾液、残ったプリンを手ですくいとる。
ボクと目をあわせたまま、それを口に運ぶ。
弥生お手製プリン、ザーメン添えをちゅるちゅる吸っていく。
「濃くて……とてもおいしいです……」
かすれるような声で言う。
可憐な志穂の手と口が、汚いもので汚される。
「あれ、また大きくなってきましたよ」
弥生は、優しく、強い刺激にならないように、ボクのモノをなで回す。
「んくっ…」
出したばかりというのに、すぐさま気持ち良くなってくる。
じっとボクの目を見ながら、白濁液をなめる、志穂。手も舌も唇もどろどろだ。
「んっ、あふっ、あうっ」
弥生のこねくりまわすような手つきが、的確にポイントをつく。
「出る、出ちゃう……!!」
弥生の手の動きが速くなる。
志穂はかがんで口を開けた。ボクの精液を受け止める構えだ。
「出ちゃう!! イく――――っ!!!!」
びゅくくくっ
白濁液を放った。処女メイドの舌上にどろりと降り注ぐ。しごかれ、さらに精子を口内に飛ばす。
帰宅してから三度目の射精だが、勢いも量もかなりのものだった。それだけメイドたちに興奮させられたのだ。
志穂は喉をならし、精子をすべて飲んでくれた。
おいしそうにため息をつく。
「志穂ちゃんずるーい。あたしも飲みたかったのに……」
おっぱい丸出しの由佳が抗議した。
まったく怒ってるように聞こえないのが、おっとりした彼女らしかった。
《メイドデータ》
名前…弥生
身長…普通
バスト…Dカップ
家事…A
Sっ気…SSSS
髪型…ツーテールおさげ
性格…明るい
備考…メイド長
名前…由佳
身長…普通
バスト…Hカップ
家事…B
Sっ気…SSS
髪型…ショートカット
性格…おっとり
備考…ナンバーワン巨乳
名前…志穂
身長…低い
バスト…Cカップ
家事…C
Sっ気…SSSS
髪型…セミロングヘア
性格…無口
備考…最年少
▽
「一つ、私たちはご主人様に誠心誠意ご奉仕します」
メイド長、弥生が高らかに宣言する。
『私たちはご主人様に誠心誠意ご奉仕します』
残りの九人が唱和する。
「一つ、私たちはご主人様を第一に考えます」
『私たちはご主人様を第一に考えます』
ボクの自室。
メイドたちがずらりと横に整列している。
総勢十名。
これが全員ボクの、ボクだけの専属メイドなのだ。
今、彼女たちはおっぱいを丸出しにしていた。身につけているのは、パンツ、足下のフリル付きハイソックス、頭のヘッドドレスのみ。
二十個のおっぱいが並ぶさまは壮観だ。むろん、これらはすべてボクの所有物であり、どうしてもいいのである。
キングサイズのベッドから腰を上げる。
視線を右から左に。おっぱいを観察する。
メイドたちはいずれも巨乳だ。平均でEカップ。最年少の志穂でもCカップはある。
ボクはまずどれから食べようかと迷い、結局、手近な乳首にむしゃぶりついた。
おっぱいを両手でつかみ、左右の尖った先端を吸いまくる。
「一つ、私たちはご主人様のご命令にすべて従います」
『私たちはご主人様のご命令にすべて従います』
気にせずそのメイドは唱和した。
「一つ、私たちはご主人様に命令される前に自分からご奉仕します」
『私たちはご主人様に命令される前に自分からご奉仕します』
今度は隣のメイドの背後に回る。
後ろから乳房をわしづかみ。パンツ越し、お尻にチンポをぐいぐい押しつける。弾力とさらさらした布の感触。これだけで出してしまいそうだ。
「それでは……ご主人様」
弥生がおっぱい中のボクの前に来て、小首を傾げ、微笑む。
「今夜のご命令をどうぞ」
「えーと、どうしようかな」
両手でメイドのおっぱいをもみつつ、肩越しに弥生の笑顔を眺める。
くりっとした大きな目。丸顔にして童顔。弥生はいつも年齢より若く見られている。
胸はDカップくらいだ。我が家のメイドにしてはそれほど大きくないが、乳首、形のバランスが良い。
「今夜は甘えたいですか、それとも私たちにいじめて欲しいですか」
「うーん」
迷ってしまう。
「甘えるのも、いじめられるのも、どちらもお好きですものね」
さらにメイド長は微笑む。
「では、まず甘えるのはいかがでしょう。その後でたっぷりいじめて差し上げます」
と、提案する。
「うん、じゃあ、そうして♪」
ボクは笑顔でうなずいた。
お尻に押しつけていたオチンチンが、期待でさらに固くなる。
「はい、わかりました、ご主人様」
「ご奉仕します!」
と、メイドたちが歓声をあげボクのまわりを取り囲んだ。
「ご主人様♪」
弥生が立ったままボクをぎゅっと抱き寄せた。
やわらかな胸に押しつけられる。
「愛してますよ、ご主人様」
包容。
髪と背中をなでられる。
目を閉じ、お気に入りメイド長の甘い体温の中にボクはひたる。
それからキスされた。
まず軽く唇が触れる。優しく、優しくそれは動く。
ボクは口を開き、舌を前に出しておねだりする。
生暖かく甘いものが押しつけられた。弥生の舌だ。
弥生がボクの舌を唇をなめまわす。じゅるじゅる吸う。最初はじっくり。それがだんだんと激しく濃厚なものに変わる。
うっとりしながらボクはキスの奉仕を受ける。
「ずるいです、弥生さん、私たちにもご主人様ください」
メイドの誰かが口を挟んだ。
「えー……、貸すだけだよ」
渋々、弥生はボクを離した。
舌の先から糸が引く。
「ご主人様可愛い」
メイド三人に囲まれ、同時に頭をなでられる。
さらに別のメイドたちが胸のあたりや、背中、腕をなでる、さする。
「こっちに来てください!」
ボクはメイド二人に抱きかかえられた。ベッドにお尻から落とされる。連結したキングサイズの巨大ベッドが揺れる。
「はい、ご主人様の大好きなおっぱいでちゅよー」
と、ボクの顔は文字通り四方から巨乳に挟まれた。
メイドたちはゆっさゆっさとおっぱいを上下に揺らし、やわらかいものを顔と頭に押しつけてくる。おっぱいって本当に素晴らしい。
「ご主人様、ここにどうぞ」
弥生がちょこんとベッドの上に座って、自らの膝を指さす。
おっぱい責めから解放されたボクは、弥生の太ももに抱きついた。
横の態勢で膝枕してもらう。
弥生はボクの肩をなでる。
「ご主人様は本当に甘えん坊さんでちゅねー」
別のメイドが顔を近づけてくる。
「ん……」
横になったままキスしてくれる。
ねっとりとした感触に全身の力が抜ける。
「仰向けになってください」
言われた通りにすると、次のメイドがキスしてくる。
仰向けで、順番にボクはディープキスの奉仕を受けた。
舌を絡み合わせているだけなのに、とろけてしまいそうだった。
ボクはただただ口を半開きにし、目を閉じ、メイドたちの舌を代わる代わる受け入れる。
余ったボクの手を誰かが両手でつかんだ。胸に押しつける。
さらに足の甲を握られる。どうするのかと思ったら、舌で舐めはじめた。たっぷり唾液を絡ませ、足の指をしゃぶりまくる。
さらに別のメイド二人が両乳首を吸う。
「はふっ」
身体が反応する。
「ここ弱いよね、ご主人様」
「乳首が弱いなんて女の子みたいだね」
メイド二人は、舌先でボクの乳首を転がす。
「んふっ!」
ディープキスは続いているため、あえぐのも一苦労だ。
「それじゃ、こちらもご奉仕させて頂きますね♪」
こちらとは暴発寸前のボクの息子のことだった。
舌が一斉に絡みついてくる。
「んっ……! んふっ!!」
いったい何人が奉仕しているのだろう。
カリ、竿、玉、鈴口、裏筋。ありとあらゆるところをべろべろなめられる。
「あふう」
ディープキスされ、乳首を吸われ、おっぱいを手に押しつけられ、足をしゃぶられ、そしてチンポをなめられている。
高まったパワーを抑えきれない。
「ん――っ!!!」
身体が浮き上がる。
ボクは達した。
びゅくくくくっ!!
尿道口から白濁液を撃ち出す。
びゅびゅびゅ!!!
おっぱいをぎゅっとつかむ。
メイドたちの体重が快感を支えてくれる。
びゅびゅっ! びゅっ! びゅっ!
ボクは遠慮無く精子を飛ばした。
メイドたちは舌の動きを止めない。
それに沿って何度も何度も脈打つ。
奉仕が緩んだのは、射精の波が収まった段になってからだった。
「気持ちよかったですか?」
弥生が上からボクを覗きこむ。膝枕したまま、ずっとボクを見守ってくれていたのである。
「ん……」
メイドたちによるキス攻撃はまだ続いていた。
ゆっくりと舌をねぶられながら、鼻で答える。
「もっともっと楽しんでくださいね」
それを合図に、メイドたちが濃厚な愛撫を再開する。
「!!」
熱い舌が全身のあちこちを責めまくる。
ボクはなされるがまま身体を振るわせる。
「ふっ……!」
体中への刺激が一点に集中していく。
それは圧縮され、どんどん高まる。
お尻のあたりに力が入る。
「ひゃふっ!」
びゅうーーっ!
またもボクはイった。
びゅくくくくくっ
射精しようとしなくても自動的に精子がほとばしる。メイドたちが導いてくれる。
びゅびゅっ びゅびゅっ
何も考えず、射精をくり返す。
びゅぐっ びゅぐっ
真っ白になった頭でとにかく快楽だけをむさぼる。
「ふふっ、ご主人様、気持ちよさそう」
何度も何度も律動し、ようやくボクはそれを終えた。
ぐったりとベッドに全身を沈める。身体に力が入らない。
「……」
休みを置かない連続射精で、肉体のエネルギーをすべて使い切ってしまったかのようだ。
射精後の余韻が本当に心地よい。このまま眠ってしまいそうだ……
「弥生……」
つぶやいて、ふと、ボクは目を開く。
そうだ。今日はまだ弥生に何もしてもらっていない。
「はい、ご主人様。弥生はここにいますよ」
メイド長はタオルでボクの口元についた唾液をぬぐう。
「私が奉仕いたしましょうか?」
「してぇ」
おねだりする。
弥生はボクの上半身を起こし、軽くキスしてくれた。
優しくタオルで身体を拭きながら、志穂と由佳に目配せする。
二人がベッドに横たわった。
メイドの中でも巨乳の由佳と、貧乳の志穂(といってもCカップはあるが)。並んだおっぱいは段になっている。
「どうぞ♪」
由佳がおっとりと手を広げる。
ボクは二人に抱きつき、おっぱい谷に顔を突っ込んだ。頭と肩に手を回される。
「じゃあ膝をついてください」
後ろから弥生に腰をぐいっと持ち上げられる。
バックの姿勢だ。
「お尻の穴が丸見えですよ」
楽しそうに弥生はオチンチンをしごき始めた。
「んっ!」
メイドたちの唾液がローション代わりとなる。
恥ずかしい態勢に、もうボクの息子はガチガチになっていた。
「こちらにもご奉仕しましょうね」
ぬるりとしたものが肛門に触れた。
「!」
なめられている。
ボクの可愛い弥生が、ボクの汚いところをなめているのだ。
「ふっ!!」
ぐにゅぐにゅと舌が入ってくる。
瞬時にボクは高められる。まるで下半身にある射精のシステムをわしづかみにされたかのようだった。
「!!!」
直前に二回出していようと関係ない。
後ろからお尻に舌を突っ込まれ、チンポをしごかれ、すぐさまボクは達した。
びゅびゅっ!
メイド長が強制に近い形でボクをイかせたのだ。
「あーん、おなかにかかってますぅ」
由佳と志穂が下から、震える体を支えてくれる。
びゅくっびゅくっ
プルプル震えながら、メイド二人に白濁液を吐きかける。
「えへへ、たくさん出ましたね」
射精が終わると弥生は舌を引き抜いた。
「終わってもまだまだ固いままですよ」
射精後の敏感な陰茎を指先でなでられる。
「うあ」
またもや快感が引き起こされる。
メイドたちとエッチなことをすると、ボクは興奮のあまり射精のインターバルがものすごく短くなる。特にお尻を責められると何度でも連続発射可能だ。
「ご主人様、ちょっと待っててくださいね。麻衣子ちゃん、お願い」
「ええ」
後ろのほうで何かのバトンタッチが行われた。
おっぱいに顔が埋まったままなので何かはわからない。
ぱちん
お尻を軽く叩かれる。
「ご主人様、今どれだけ恥ずかしい格好をなさっているかわかりますか?」
冷たい声。
副メイド長の麻衣子だ。
お尻にぬるぬるしたものが塗りつけられる。ローションだろうか?
「四つんばいになってお尻の穴をひくつかせてるところを、みんなが見てますよ」
感情を交えず、だがあざけるように麻衣子は言う。
「見てますよー」
メイドたちが笑う。
たっぷりのローションをお尻の割れ目に塗りたくられる。
指がアナルにかかる。
「ふっ」
全身がしびれる。
「ほら力を抜いてください」
麻衣子のしなやかな指が、ボクの門を叩く。
「中指でご主人様のお尻を犯してさしあげますよ」
ローションに助けられ、それはぬるりと入ってくる。
「やっ!!」
腰をそらして、思わず叫ぶ。
指がボクの中でぐにぐに動いた。ゆっくり抜き差しされる。
「恥ずかしい格好でメイドにいじられるの大好きでしょう?」
「あーっ!!」
お尻をかき混ぜられる。
「本当にご主人様は女の子みたいですよね。背が低いし、華奢だし、顔も女の子そっくり。でもご主人様みたいに、バックでお尻を犯されるのが大好きなマゾは、女でもなかなかいませんよ」
さぐるように指が動く。
「やっ! はふっ!!」
神経を直接いじくられているかのような刺激。
「あら……、こちらが苦しそうですね」
ぬるぬるした手のひらがボクの肉棒を握った。
「!!」
それだけで出してしまいそうになる。
「お尻をいじってるだけなのに、完全に最高潮の状態ですね。お尻を責められていることに興奮してるんでしょう?」
ローション手コキが始まる。
にゅるにゅる
ぐちょぐちょ
両手が有機的に動く。
「ご主人様、気持ちいいですか?」
にゅるにゅるにゅるにゅる
的確なチンポを擦る動きに、
「あーーーーっ!! ――――――!!!」
爆発した。
全身の熱が尿道口から弾ける。
麻衣子が言うように――――
ボクはメイドたちにいじめられるのが大好きだった。恥ずかしいことをされたい。たっぷりいじくられて射精したい。
「出てます」
ボクの下になっている志穂が静かに報告した。
「あら。もう」
副メイド長は言いながらも手コキを続ける。
「またご主人様、イっちゃったね」
「ほら、見て。まだまだ出てるよ」
ささやきあうメイドたち。
どくっどくっどくっ
射精するごとにボクのお尻は麻衣子の指を締め付ける。
身体がガクガク震える。
「女の子みたいです。可愛いですよ」
出し尽くした段になって、やっと麻衣子は奉仕を止めた。
屈辱を与えられながらの射精に、ボクは悦びを感じていた。
「出したはずなのに、まだカチカチ。本当にお尻を責められるのお好きですね」
「あーん、ずるい、麻衣子ちゃん。出しちゃだめだよ」
どこに行っていたのか、弥生が突然の抗議の声を上げた。
「大丈夫よ、ご主人様は早漏だし何回でもイけるから」
麻衣子は冷たく笑い、ようやくお尻から指を抜いた。
「あふん」
妙な声を出してしまう。
「エヘヘ、ご主人様。これ見てください!」
楽しそうな弥生の声にボクは顔を上げた。
――それがボクの鼻面に突きつけられる。
「私、オチンチンが生えたんですよ」
ピンク色のそれはソーセージにそれは似ていた。
大きさは固くなったボクのと同じくらいだ。
「いかがですか、ご主人様。これ、こう見えて柔らかいんですよ」
ペニスバンド。
弥生は人工の男性器を股間からそそり立たせていたのだ。
たっぷりつけられたローションが先っぽから垂れ、精液のように見える。
「そ、それ、どうするの?」
「もちろん、ご主人様に後ろから挿入して、犯すんですよ」
照れたような、楽しそうな笑顔を見せる。
「うそっ」
「前々からご主人様のお尻に奉仕してさしあげたいと思っていたんです」
「そ、そんなの駄目だよ」
これまで散々、ボクはメイドたちに指や舌でお尻の穴をいじられてきた。
だからといって、ペニスバンドで犯されるのはちょっと違う。この小さなペニスは、指くらいの大きさしかないけど……痛くはないだろうけど……入れられるのは……違うのだ。
「ご主人様、オチンチンがぴくぴくしてます。興奮してる証拠です」
麻衣子が後ろから報告した。
「そんなわけないよ!」
否定するが、どうやらボクの身体はメイドにお尻を犯されたがっているらしい。自分でも思ってなかったほど、ボクはマゾの変態だったようだ。
「ご主人様の処女を頂きますね」
声を弾ませ、後ろに回った弥生はボクの腰のあたりをつかむ。
本当にバックのような体勢だ。
「充分に濡れてますね」
指がボクの秘部をまさぐる。
「っ」
あれだけローションまみれの指でいじられたのだ。いつ入れられてもいい状態だろう。
「いきますよ」
何かがボクのお尻に押しつけられた。
弥生の疑似チンチンだ。
意外と柔らかいのがわかる。プラスチックではなく、ゴムとかシリコン系の素材なのかもしれない。
「それでは……、ご主人様の初めてを頂きます」
「入れちゃえー」
「早く、早く」
まわりのメイドたちがはやしたてる。
「ご主人様……愛してますよ……」
ぐにゅるぐにゅる……
それがボクの中に侵入した。
「ふうっ……」
ぐにゅりっ
ローションの導きのもと、それはボクを貫いた。
異物感があるが痛くはなかった。
「アハハハ、本当に入ってる」
「ご主人様、処女卒業おめでとうございます」
「お尻に入れられてますよ」
キャーキャー騒ぐメイドたち。
「痛くないですか、ご主人様?」
弥生の尋ねに、大丈夫、と答える。
「では」
グラインドが始まる。
人工のオチンチンがボクのアナルを犯す。
「あっ、はっ」
独特な感覚が神経を走り抜けていく。
「ご主人様、お尻で感じてる」
「変態だからね」
「後ろからメイドに犯されて喜ぶのって、ご主人様にぴったりの姿だよね」
「恥ずかしい姿をみんなで見てて差し上げますからね」
と、口々に言いつつ、横から乳首をつまんでくる。
弥生のピストン運動は優しいものだった。
「あっ、ひあっ、あっ、あっ、あっ」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ
それがアナルを往復していく。
「ひゃあああ!!!」
ボクはベッドの上で身体をねじり、突然射精した。
「!!」
スイッチを押されたかのように精子を吐き出す。
「イったー!」
「お尻で感じてイっちゃった……」
「本物の変態だ」
びゅくっびゅくっびゅくっ
次から次へと波に襲われる。
オチンチンに触れられてもいないのに、お尻と乳首だけで射精してしまった……
情けなさに涙が出てくる。気持ちよくて泣いてしまっただけかもしれないけど。
「はーっ」
満足げな弥生のため息。
「ご主人様、気持ちよかったですか……?」
と、疑似男性器を引き抜く。
「エヘヘ、男の人の気持ちが分かりました。入れるのってこんなに楽しかったんですね。弥生、本物のオチンチンが欲しいです。それで女の子のご主人様に……」
「それは違うでしょう、弥生さん」
副メイド長、麻衣子が言葉を挟む。
「え? 何が?」
「男のご主人様をいじめるのが楽しいんでしょう」
「そうですよ、弥生さん。ご主人様は男の子なのに女の子みたいだからいいんですよ」
「こんなにいいご主人様、滅多にいないですよ。変態のマゾなんて」
「これからも犯し尽くしてさしあげますからね」
メイドに乳首をひねられる。
「ひあっ!」
――ボクが上げたのは明らかに悦びの声だった。
第五話に続く