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あれは昨日の夜のことだった。

あーどうしたら人生面白くなるだろうか。
手を頭の後ろで組み、ベッドで仰向けになりながら考える。
美少女のおまんこに生で出したいなぁ。
どうにかしてえっちする方法はないものか。
「あなたの望み叶えましょうか」
ん。上半身を起こし周囲を確認するも音を発しそうなものはない。
俺は一人暮らしだ。誰かの声がするはずはない。
幻聴だろうか。だとしたら病んでるな。
「幻聴ではありませんよ」
…こっちの考えていることがわかるのか。
「はい、物分かりがいいですね。なので声に出さずとも考えていただければ伝わります」
ふむ、さきほどの内容も筒抜けというわけか。
「そうですね。なかなか良い思考です」
あれが、良いだと。
「健全で素晴らしいです」
それで一体何のようだ。