女騎士と姫君と鉄仮面

体験版 第5話

「ほら、さっさと歩け!」
「い、嫌っ! お願いですから離してください……!?」
フラフラフラッ……

 兵士達に取り押さえられたまま、ロップは地下に連れられていた。
 未だに気が引けずにいられない中、相手が強引に手首を掴んでくる……あまりに乱暴な扱いを強いられて、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 たどたどしい足取りで段差を踏み込むうちに、言い表しようのない気配が忍び寄ってくる。
 耐え難い心細さに苛まれている間も、今さら引き返せそうになかったのだ。

(どうしよう、ただでさえヴェラと離ればなれにさせられて怖くてたまらないのに……もしかしたら私、これから酷い目にでも遭わされてしまうの……!?)

 地下の通路を延々と歩き続ける間も、ロップはひとりでに縮み上がってしまう。
 ただでさえヴェラと引き離されて不安なのに、兵士達に絡まれるまま見知らぬ場所へ連れられようとしていたのだ。
 どんなに嫌でたまらなくても、彼らの手を少しも払い除けられそうになかった……自らの無力さを、つい思い悩まずにいられない。
 これからどんな仕打ちを迫られてしまうかも分からない中、ただ相手の言いなりになるしかなかったのだ……

(やだ、こんな薄気味悪い場所なんかに連れてきて……これから何を始めるつもりなの!?)

 狭い通路を歩き続けるうちに、ロップはある場所へと辿り着く。
 鉄製の扉を開けたまま中に飛び込むと、薄暗い部屋が視界に飛び込んできたのだ。
 物々しい雰囲気を思い知らされて、つい戸惑わずにいられない……鉄格子などで仕切られている様子など、まるで牢屋のようにしか思えそうになかった。
 その場に立ち尽くしたまま縮み上がっている間も、強引に背中を押されるまま部屋の奥へと向かわされてしまうのだ。

グイッ。
「さて、そろそろ準備に取り掛からないとな……お嬢ちゃん、しばらくの間だけおとなしくしてもらうからな!」

 怯え切っている本人の様子も知らず、兵士達は平然とロップに絡んでいく。
 拷問室へ到着したので、すぐにでも準備に取り掛かるつもりでいたのだ。
 細い肩を掴んでいる間も、可憐な少女がどんな表情を浮かべてしまうのか、つい期待せずにいられない。

「や、やだっ! お願いだから離して……きゃんっ!?」
ズルズルズルッ。

 兵士達に取り囲まれるうちに、ロップはとんでもない目に遭わされてしまう。
 手足をしっかりと取り押さえられて、衣服を次々と脱がされてしまったのだ。
 乱暴な手つきでボタンを外されるたびに、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。
 どんなに身を捩らせても、彼らの手を少しも払い除けられそうになかったのだ。

「す、すぐに服を返してください……ひんっ!?」
ギチギチギチィッ!

 兵士達に衣服を剥ぎ取られるまま、ロップはついに裸体をさらけ出してしまう。
 はしたない格好を恥じらう間もなく、強引に壁際へ追い立てられていく。
 両手や両脚を強引に引っ張られるうちに、手足に鎖まで繋がれてしまった……おかしな拍子に身動きを封じられる事態に、つい焦らずにいられない。
 どんなに頑張っても頑丈な枷に阻まれて、丸出しになっている部分を少しも取り繕えそうになかったのだ。

(まだ何も聞かされていないのに、こんなはしたない格好にさせられてしまうなんて。このままじゃ私、本当に酷い目に遭わされちゃう……!?)

 気づかぬうちに陥ってしまった事態に、ロップはすっかり困り果ててしまう。
 おかしな部屋に閉じ込められたかと思えば、衣服を強引に奪われるまま裸体を晒したまま磔にさせられてしまったのだ。
 あられもない姿を人目に晒すような事態など、あまりに恥ずかしくてたまらなかった。
 膨らみかけの乳房や大事な部分まで見られてしまい、これからどんな目に遭わされてしまうのか、考えることすらためらわずにいられない……

コツッ、コツッ、コツッ……
「ありがとう、あとは私に任せてもらえないかしら……?」

 茫然としているロップの元に、不意に誰かがやってくる。
 兵士達に取り囲まれるまま磔にさせられている少女の姿を、もっと間近で拝むつもりでいたのだ。
 手足を広げたまま裸体を晒している彼女が項垂れている様子に、つい興味を惹かれずにいられない。

「や、やだっ! あなたは一体、誰なのですか……!?」
フルフルフルッ……

 いきなり耳元に飛び込んできた足音に、ロップはすぐに気を取られてしまう。
 拷問室の奥に、まさか自分以外の誰かが潜んでいたなど思いもしなかった。
 恐る恐る質問している間も、つい言葉を震わせずにいられない。
 どんなに相手の様子を探ろうとしても、周囲が薄暗いせいか相手の表情すら窺えそうになかったのだ。

「そう言えば初対面だったわよね、ロップ姫……私はこの拷問室を取り仕切っている『拷問士』なの。これから長い付き合いになるはずだからよろしくね……さて、世間知らずなお姫様をどんな風に可愛がってあげちゃおうかしら……?」

 頬をこわばらせているロップを相手に、ヴェラは自己紹介を始める。
 自らを拷問士だと名乗った上で、怯え切っている少女を相手にさりげなく挨拶を交わす。
 彼女に少しでも状況を理解してもらおうと、拷問器具を自慢げに見せつけてくるのだ。

「い、嫌っ……! そんなおかしなものなんて、こっちに押しつけないでください……!?」
ヒクヒクヒクッ……

 相手の言葉に耳を傾けるうちに、ロップはさらに縮み上がってしまう。
 これから自分がどんな目に遭わされてしまうか、とんでもない方法で思い知らされていたのだ。
 目の前に佇んでいる相手に訴えている間も、つい言葉を詰まらせずにいられない。
 無防備な格好のまま磔にさせられた後、少しもこの場から逃げられそうにないのだ。

「そんなに焦らないで、まだ顔を合わせたばかりじゃない……決めたわ。早速これを試してみようかしら?」

 震え上がっているロップの様子も構わず、拷問士はすぐに準備へと取り掛かる。
 目の前にさらけ出されている裸体をじっくりと見据えながら、傍らに置かれている道具の一つを取り出す。
 透明な筒のついた鋭い針を構えたまま、少しずつ距離を詰めていく。

「……ひぃっ?! そんな針なんかを使って、何をするつもりなんですか……!?」
ガクガクガクッ。

 いきなり突きつけられた凶器に、ロップはすぐに怯え切ってしまう。
 まだ拷問室に連れられて間もないのに、とんでもない仕打ちを仕向けられようとしていたのだ。
 恐る恐る質問をぶつけていていた矢先、ひとりでに悲鳴を洩らしてしまう。
 まともな身動きすら取れない中、ほんの少し仰け反るだけで精一杯だったのだ。

「ロップ姫、ちゃんとおとなしくしていなさい……この部分が丁度いいかしらね、えいっ!」
ジュブブッ!

 嫌がるロップの様子も構わず、拷問士はとんでもない行為を仕向けていく。
 太股をしっかりと取り押さえたまま大事な部分をこじ開けて、針の先端を内側へ突き刺していたのだ。
 鋭い針を身体の奥底へ潜り込ませたまま、底の部分を少しずつ押し込んでいく。

「あ、あぐうぅっ……!?」
ジリジリジリィッ!

 いきなり下半身に押し寄せてきた刺激に、ロップはあっけなく意識を奪われてしまう。
 鋭い針などを、いきなり大事な部分に突き刺してくるなど思いもしなかった。
 身体の内側を引き裂くような痛みが走ってきて、つい悲鳴を張り上げずにいられない。
 あまりに耐え難い拷問から何としても逃れなければいけないのに、どんなに身を捩らせても鋭い凶器を少しも引き抜けそうになかったのだ。

ギチギチギチッ、ズブズブズブゥッ……
「もう、ロップ姫ってば。あまり暴れないでよ? 大事な部分が傷ものになっちゃったら台無しになっちゃうんだから……!?」

 もがき続けるロップをしっかりと取り押さえたまま、拷問士は平然と処置を続ける。
 しっかりと針を押し込んだまま、筒の中に込められていた薬液を膣の内側に注ぎ込んでいく。
 薄桃色をした肉芽部分が徐々に腫れ上がっていく様子に、つい感心せずにいられない。
 まだ誰にも捧げていない部分がこれからどんな風に変わり果ててしまうのか、すっかり期待させられていたのだ。

「ひぐっ、うぐっ……はひぃいっ!?」
チュプンッ!

 下半身を駆け巡ってくる猛烈な痛みを堪え忍んでいた矢先、ロップはすぐに悲鳴を洩らしてしまう。
 強引に腰を掴まれたまま身動きを封じられているうちに、何故か針を引き抜かれていたのだ。
 おかしな仕打ちから何とか逃れられた後も、つい息を切らさずにいられない。
 大事な部分などに鋭い針などを突き立てられていたせいか、激しい刺激の余韻が身体の奥底から響き渡ってくるのだ。

「そう言えば、この道具を見るのもきっと初めてのはずよね……これは『注射器』と言って、お薬を体内に注入するための道具なの。きっと、あなた達の国には存在しないはずだから、驚いちゃっても当然かもしれないわね……?」

 痛みに打ち震えているロップを相手に、拷問士は平然と言葉を交わす。
 さすがに本人も理解できなくて当然だと気づいたので、どんな処置を施したのか、ロップのために説明することにしたのだ。
 手に握り締めている針は注射器と言う器具だと口にした上で、体内に特殊な薬液を注ぎ込んだと言い放つ。
 大事な部分に押し込んだ薬液がどんな風に作用してしまうのか、ロップがどんな反応を見せてしまうのか、考えるだけで期待せずにいられない。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! 私の大切な部分に、どんなお薬を入れてしまったの……!?」
ヒクヒクヒクッ……

 段々と痛みが引いていく間も、ロップはなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 今まで見たこともなかったような道具を肌に刺されるだけでも堪えられないのに、おかしな薬液などを注入させられてしまったのだ。
 恐る恐る質問をぶつけている間も、つい戸惑わずにいられない。
 おかしな拷問を迫った後、何故か彼女が離れた場所に座りながらじっと視線を向けてくるのだ。

「あら、もしかしてロップ姫も気になっちゃったのかしら……ふふっ。じきに分かるはずだからおとなしく待っていなさい?」

 ロップの裸体をじっくりと見つめたまま、拷問士はさりげなく返事を返す。
 いちいち口で説明するまでもなく、薬液の効果を嫌と言うほど思い知るはずだと平然と言い放つ。
 膨らみかけの乳房や細い腰つき、先ほど指でこじ開けていた部分の形状を振り返りながら、変化が現れるまで当分待ち続けるつもりでいたのだ。

「そ、それは一体どう言う意味なのですか……はうぅっ!?」
ゾクゾクゾクゥッ!

 あまりに不可解な相手の発言に戸惑う間もなく、ロップはすぐに悲鳴を洩らしてしまう。
 鋭い針を刺された部分が、ひとりでに疼き出してきたのだ。
 段々と熱を帯びてくる様子に、つい驚かずにいられない。
 今まで感じたこともないような感覚が一気に押し寄せてきて、少しも抑え切れそうになかったのだ。

「……い、嫌ぁっ! どうして私のお股が、こんなおかしな形になってしまっているの……!?」
ムクムクムクッ、ミシミシミシィッ……!

 恐る恐る下半身を見下ろした覗き込んだ途端、ロップの視界にとんでもない代物が飛び込んでくる。
 大事な器官の一部分が膨らんできて、みるみるうちに形状を変化させ始めてきたのだ。
 ひとりでに盛り上がってくる部分の様子に、つい焦らずにいられない。
 まるで蛇の頭のような代物などが、股間の辺りから徐々に生え始めてきていたのだ。

プルプルプルッ、ピクピクンッ!
(やだ、何かがお股から生えてきて……まるで、別の生き物みたい!?)

 下半身に引き起こされている現象に、ロップは度肝を抜かれてしまう。
 身体の一部が肥大化して、今まで見たこともないような器官が徐々に出来上がっていく様子を目の当たりにさせられていたのだ。
 大事な部分がおかしな形状に腫れ上がっていく様子に、つい茫然とせずにいられない。
 自分でも良く分からないうちに、みるみるうちに股間がおかしな形状へ作り替えられようとしていたのだ……

「や、やだっ! お願いだから元に戻ってぇ……ひうぅんっ!?」
モゾモゾモゾッ。

 下半身の一部が盛り上がるたびに、ロップはひとりでに身を捩らせてしまう。
 股間から生えている部分が脈打つたびに、今まで感じたこともないような刺激が押し寄せてくるのだ。
 膨らんでいる器官がいかに過敏なのか、嫌と言うほど思い知らされる。
 どんなに認めたくなくても、股の間から伸びている器官が身体の一部だと言う事実をどうしても覆せそうになかった。

「ロップ姫ってば、そんなに慌てないでもいいじゃない……さっき注入したお薬で、あなたの身体に『オチンチン』を作ってあげたのよ。それにしても、こんな立派な形に仕上がってくれるなんて本当に興味深いわね……?」

 取り乱しているロップを相手に、拷問士は説明を切り出す。
 先ほど膣に注入した特殊な薬液によって、肉芽から男性器を生成している途中だと平然と言い放つ。
 まだ性の経験すら持ち合わせていないはずの少女が、男性のように立派な器官をぶら下げている様子などあまりに滑稽でたまらない。

「そ、そんな……まだお嫁にも行っていないのに、どうしてそんな惨い目に……あひぃいんっ!?」
ギチギチギチッ、ブルンッ!

 拷問士から告げられた言葉の内容に、ロップは思わず耳を疑ってしまう。
 あまりに破廉恥な事実を聞かされても、決して受け入れられそうになかった……おかしな代物によって異性のような股間をぶら下げる羽目になるなど、あまりに考えられない事態だった。
 恐る恐る彼女に文句を洩らしている間も、ひとりでに言葉が途切れてしまう。
 着々と盛り上がっていく逸物が揺れ動くたびに、たまらない刺激が一気に走り抜けてくるのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……はひいぃんっ!?」
ピクピクピクッ!

 何とか下半身の疼きが収まった後も、ロップは息を切らしてしまう。
 延々と身悶えを続けるうちに、膣の一部分が卑猥な形に盛り上がってしまったのだ。
 ものの見事に変わり果ててしまった下半身を見つめるたびに、つい顔を逸らさずにいられない。
 はしたない部分に翻弄させられる中、さらにおかしな目に遭わされてしまったのだ。

ギュムッ、ミシミシミシィッ。
「どうやら、しっかりとお薬が効いてくれたみたいね……ふふっ。こんなに逞しいものが生えてきてしまって。さすがに可愛らしいお顔には不釣り合いかしら?」

 腰をくねらせているロップの様子も構わず、拷問士はさらなる行為を繰り広げていく。
 下半身に手を伸ばして、作りたての逸物をしっかりと掴んでいたのだ……しっかりと熱を帯びたまま堅く張り詰めている様子に、つい興奮せずにいられない。
 華奢な身体に不釣り合いなほど、下半身に立派な逸物が出来上がっていたのだ。
 胴体部分を軽くしごくたびに震える様子に、ますます興味を掻き立てられていく。

「や、やだっ! お願いだから離してください……きゃんっ!?」
ガポッ。

 拷問士の手で股間を弄られるたびに、ロップはあっけなく悲鳴を洩らしてしまう。
 ただでさえ下半身をおかしな形状に作り替えられて困っているのに、さらなる仕打ちを迫られるなど思いもしなかった。
 忙しなく身を捩らせていた矢先、つい戸惑わずにいられない。
 透明な容器を持ち出してきたかと思えば、逸物全体を包み込まれてしまったのだ。

カチャカチャカチャッ、ギチギチィッ!
「どうやら、ちゃんとオチンチンも出来上がったみたいだし。そろそろ次の準備に取り掛からないといけないわね?」

 戸惑っているロップをよそに、拷問士はさらに下半身を弄繰り回していく。
 これから控えている行為の下準備として、透明な容器を逸物全体に被せていたのだ。
 ロップの腰から手を離した後も、つい興奮せずにいられない。
 ほんの少し触れただけで腰をくねらせてしまうほど、どうやら順調に作りたての逸物が身体に馴染んでいるらしいのだ。

「も、もうお願いですから……もうおかしな目になんて遭わせないで、ひぐうぅっ!?」
ガクガクガクッ!

 下半身におかしな道具を装着させられた直後、ロップはあっけなく身悶えを引き起こしてしまう。
 管に繋がれた物々しい機械を拷問士が操作した途端、敏感な部分を一気に刺激させられていたのだ。
 慌てて腰を引っ込めた後も、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。
 何度も身を捩らせているはずなのに、全身に響き渡ってくる振動を少しも避けられそうになかったのだ。

ギシギシギシィッ、ピクピクピクンッ!
(やだ、お股に生えてきた部分がどんどん吸われちゃって……すっごく痛くってたまらない!?)

 下半身に駆け巡ってくる刺激に、ロップはあっけなく意識を奪われてしまう。
 腰に装着させられた器具の内側で、逸物を強引に吸い込まれていたのだ……今にも引き千切れてしまいそうなほど、痛いような感覚が押し寄せてきてたまらない。
 あまりに苦しくてたまらない中、股間に取りつけられた責め具をどうしても取り外せそうになかった。
 盛り上がっている部分にしっかりと吸いつきながら、敏感な部分をしつこく弄り回してくるのだ……

「は、はひぃいんっ……! お願いだから、おかしなものをお股から外してくださいぃっ!?」
モゾモゾモゾッ、クネクネクネッ……

 壮絶な拷問を強いられるうちに、ロップはすぐに弱音を洩らしてしまう。
 男性のような股間などを作られたばかりなのに、敏感な部分を延々と刺激させられる仕打ちなど、あまりに気持ちが持ち堪えられそうになかった。
 酷い目に遭わせないで欲しいと訴えていた矢先、あっけなく言葉が途切れてしまう。
 猛烈な痛みとは別の、おかしな感覚が身体の奥底から徐々に押し寄せてきたのだ。

「駄目よ、ロップ姫。捕虜の分際でわがままなんて絶対に許さないんだから。せっかく特製のお薬でオチンチンを生やしてあげたんだから、たっぷり子種を搾り出してしまいなさい……?」

 もがき続けるロップを相手に、拷問士は平然と説明を始める。
 下半身に逸物を作り上げるだけでは物足りなかったので、搾精器を使って強引に精通させるつもりでいたのだ。
 しっかりと神経も走っているようなので、新しく作り上げた器官を身体に馴染ませるために射精を果たすよう平然と言い放つ。

「そ、そんな。男の人みたいな真似なんて絶対に出来るわけないのに……きゃはぁんっ!?」
ガクガクガクッ、ビクビクビュクンッ!

 拷問士の言い分に茫然とする間もなく、ロップはとんでもない瞬間を迎えてしまう。
 おかしな機械によって敏感な部分を刺激させられた挙げ句、ついに絶頂へと達してしまったのだ。
 下半身を一気に駆け巡ってくる刺激に、つい喘がずにいられない。
 ずっと弄り回された部分が考えられないほど熱を帯びてきて、ひとりでに悶絶まで引き起こしてしまう。

ブビュルビュルッ、ビチビチビチィッ!
(どうしてなの……お股の部分が熱くなってきちゃって、白いものが一気に溢れ出してきちゃうなんて!?)

 下半身に引き起こされている現象に、ロップはすっかり意識を奪われてしまう。
 限界まで膨らみ切った部分がひとりでに揺れ動きながら、先端部分から白く濁った液体などを噴き出してしまっていたのだ。
 おかしな拍子にしでかした粗相に、つい焦らずにいられない。
 粘ついた液体が逸物から飛び出すたびに、言い表しようのない感覚が一気に全身へと押し寄せてくるのだ……

「ふふっ、随分と気持ち良さそうな顔しちゃって。そんなに初めての射精が嬉しくてたまらないのかしら? これからたっぷり、ロップ姫のオチンチンを弄り回してあげるから覚悟しなさい……!」

 可愛らしい喘ぎ声に耳を傾けながら、拷問士はさらにロップへと言葉を交わす。
 大事な部分を慰めるうちに、ついに射精を引き起こしてしまったと教え込んでいたのだ……透明な容器の内側が、粘ついた液体によって満たされる様子などあまりに面白くてたまらない。
 どうやら逸物も嬉しがっているようだと言い張りながら、思う存分精液を吐き出すよう平然と言い放つ。

「そ、そんな……あふぅんっ!? もうお願いですから破廉恥な真似なんて……くひぃいんっ!?」
ゾクゾクゾクッ……ドピュピュッ、ビュルビュルビュルッ!

 拷問士から聞かされた事実に驚いている間も、ロップはまたしても喘いでしまう。
 おかしな器具によって逸物を刺激させられるたびに、立て続けに射精を引き起こしてしまっていたのだ……敏感な部分を刺激させられるたびに、つい身悶えずにいられない。
 精液を噴き出すたびに、幾度となく息を切らしてしまう。
 まるで男性のように精通まで果たしてしまった事実を、嫌と言うほど下半身に叩き込まれていたのだ……

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体験版 第4話
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