娘がガングロギャルになったので赤ちゃんから育て直してみた 体験版

体験版 第1話

コンコンッ、ガチャッ。
「失礼いたします……紗理奈! 今度は一体、何をやらかしてしまったんだ!」

 教室に脚を踏み入れると、父親はすぐに娘の紗理奈へと詰め寄ってくる。
 娘が引き起こした不祥事のせいで、学校から呼び出される羽目になってしまったのだ。
 紗理奈の姿を見かけた途端、怒りに任せて怒鳴りつけてくる、

「げっ、オヤジ……どうして学校にまで来ちゃってるんだよ。お願いだからそれ以上近づいてこないで……きゃんっ!?」

 いきなり教室にやってきた父親の姿に、紗理奈もさすがに慌てずにいられなかった。
 平然と距離を詰めてきたかと思えば、顔を合わせた途端に文句までぶつけてきたのだ。
 必死になって言い返しながら、とっさにその場から逃げ回っていく。
 面倒な目に遭いたくなかったので一刻も早く教室から出なければいけないのに、気づいたら身動きを封じられてしまったのだ。

グイッ。
「いい加減にしろ、紗理奈! そもそもお前がおかしな悪さばかりしてるから、いちいち学校まで来ないといけなくなってしまったんだ。いい加減、少しくらい反省したらどうなんだ!」

 勝手にどこかへ行こうとする紗理奈を、父親は強引に引き留める。
 大切な用事が控えているはずなのに、勝手に逃げ出そうとする娘の態度などどうしても見過ごせそうになかった。
 紗理奈の肩を掴んだまま、強引に席へ向かわせる。
 すでに担任も待ち構えていたようなので、無理にでも三者面談を繰り広げるつもりでいたのだ。

「そ、そんなこと言われたって。別に私が悪いわけじゃないじゃん……あうぅんっ!?」
ヨロヨロヨロッ……

 父親から少しも離れられないまま、紗理奈は強引に席へ座らされてしまう。
 何度も身を捩らせているはずなのに、どうしても父親のしつこい手つきを振り払えそうになかった。
 堅い椅子に腰掛けている間も、あまりに嫌でたまらない
 どんなに頑張っても、父親まで巻き込んだ三者面談から脱せられそうになかったのだ。

(いくら何でも、オヤジまで呼び出さなくってもいいじゃないか。どうして私だけ居残りさせられて、三者面談なんて出なきゃいけないんだろう……?)

 父親の隣に用意された席に座っている間も、紗理奈はひたすら思い悩んでいた。
 日頃の態度を問題視させられた挙げ句に、気づいたら担任が父親が呼び出す形で三者面談を繰り広げる羽目になってしまったのだ……自分の知らない間におかしな騒ぎに発展している状況に、ついうろたえずにいられない。
 傍にいる父親の存在を疎ましく思うあまり、すぐにでもこの場から逃げ出したくてたまらなかった。
 居心地の悪い場所にいつまでいなければいけないのか、考えるだけで憂鬱な気分にさせられてしまうのだ……

「本当に申し訳ありません。紗理奈のせいで学校に迷惑ばかり掛けてしまって。お家でも何度も注意しているのに、勉強どころか宿題すらサボるわ、帰りが遅いと思えば私達にも内緒でバイトまでやっている始末で。本当に不出来な娘で、なんとお詫びすれば良いのやら……」

 困り果てている紗理奈をよそに、父親は恐る恐る言葉を切り出す。
 日頃の素行の悪さを、娘に代わって担任に謝っていたのだ。
 進学校にもかかわらず勉強をサボり続けて成績を落とすばかりか、校則を破ってバイトしようとしていた事実など、学校から呼び出されて当然な出来事ばかりだった。
 どう担任に弁解すれば良いのか、つい思い悩まずにいられない。

「……別にバイトくらいいいじゃん。他の学校じゃみんなやってるんだし。大体、この学校だけ今どきバイトまで禁止してる方がおかしいに決まってるのに! それにオヤジさぁ、もしかして私のことをバカにしてるつもりなの……!?」

 父親が口々に発する言葉の数々に、紗理奈はすぐ反論をぶつける。
 あまりに納得できない言い分ばかり持ち出されて、あまりに苛立たずにいられなかった。
 これ以上自分を卑下しないで欲しいと、むきになって父親へ言い放つ。
 自分に対する文句など、もうまともに聞いていられそうになかったのだ。

(大体、どうしてこんな学校に入学させられちゃったんだろう。いくら勉強のためだって言われても、ちょっとバイトしてたくらいで校則違反だなんて、絶対にそっちの方がおかしいはずなのにさ……?)

 父親に口答えしている間も、紗理奈は言い表しようのない腹立たしさに苛まれてしまう。
 自分の意志とまったく無関係に進学校などに入学させられるだけでも嫌でたまらないのに、窮屈な興奮に正直嫌気が差していたのだ。
 ついには三者面談にも連れ出される羽目になってしまうような事態など、どんなに考えても納得できそうになかった。
 自分の主張を少しも聞き入れてもらえない中、父親や担任が話し合っている様子をただ横目で眺めているだけしか出来そうにないようなのだ……

「……てゆーか、オヤジもオヤジでどうして私の話をちっとも聞こうとしないのさ! やれファッションが気に入らないとか、バイトは禁止だとか、もう正直言ってウンザリなんだけど!」

 沸々と湧き上がってくる苛立ちに任せて、紗理奈はついに父親へと文句をぶつける。
 自分のファッションやバイトを認めようとしない父親の言動など、あまりに気持ちが耐えられそうになかった。
 ついには父親へと向かって、思いっ切り大声を張り上げる。
 あまりに理不尽な理由などで自分が延々と叱られている状況から、無理にでも抜け出すつもりでいたのだ。

「紗理奈、いい加減にしないか、先生のいる前だって言うのに……大体、いつから紗理奈は、そんな聞き分けのない子になってしまったんだ!」

 いきなり会話を遮ってきた紗理奈の様子に、父親もさすがに怒らずにいられなかった。
 家でも散々注意しているはずなのに、少しも素行を直そうとしない紗理奈の様子にとにかく手を焼かされ続けていたのだ。
 これ以上学校に迷惑を掛けるような真似をしないよう、担任のいる前で平然と言い放つ。
 何とかして紗理奈を窘めない限りは、また学校から呼び出されるような事態を招いてしまうかも分からないのだ。

「まぁまぁ、お二人とも……一旦落ち着いてもらえますか? ほら、通野もとりあえずこっちを向いてくれないか。このままじゃいつまで経っても三者面談が終わらないだろう?」

 二人の口喧嘩が延々と繰り広げられる中、担任が不意に言葉を切り出す。
 感情的になっている父親を落ち着かせた後、さりげなく紗理奈を呼びつけてくる。
 このままだと三者面談が進められそうになかったので、とりあえず二人に落ち着いてもらうつもりでいたのだ。

「今度は先生まで、大体、勝手にオヤジまで呼び出して。一体どう言うつもりでこんな真似なんか……うっ!?」
カクカクカクッ……

 担任に返事を返そうとした矢先、紗理奈はすぐに言葉が途切れてしまう。
 いきなりペンライトの光を当てられたかと思えば、段々と意識が朦朧とし始めてくる。
 気づいたら眩い光を見つめたまま、少しも身動きが取れなくなってしまった。
 言い表しようのない感覚に段々と陥ってきて、少しも正気を取り戻せそうにないのだ。

「おい、紗理奈。いきなり倒れ込んで一体どうしたんだ……? 先生、紗理奈に何をしてしまっているんですか……!?」

 急におとなしくなった紗理奈の様子を目の当たりにさせられて父親は目を疑わずにいられなかった。
 まだ三者面談の途中なのに、いきなりペンライトを取り出したかと思えば娘の顔に照らし始めていたのだ……あっけなく言葉を詰まらせてしまっている様子に、つい茫然とせずにいられない。
 明らかにおかしな娘の様子に心配を寄せながら、恐る恐る担任に質問をぶつける。
 娘の身に何が引き起こされたのか、すぐにでも担任から聞き出すつもりでいたのだ。

「すみません、突然のことでお父様を驚かせてしまって……このままだと埒が明かないようなので、ちょっと強引な方法で通野をおとなしくさせているだけなのでご安心くださいませ……」

 不安そうな表情を浮かべている父親を相手に、担任は説明を始める。
 今にも紗理奈が暴れ出しそうな勢いだったので、特殊な暗示を用いて鎮圧させている最中だと語り出す。
 とっさに施したはずなのに、いとも簡単に催眠状態に陥っている紗理奈の様子につい感心せずにいられない。

「実は私も、通野の授業態度には本当に普段から頭を悩ませていまして、このままだと他の生徒達への悪影響にもなりかねないので、特殊な『催眠療法』を施そうと前々から計画していたのです。もしお父様の許しを頂ければ、この場を借りてさらに催眠療法を続けたいと思うのですが……いかがいたしましょうか?」

 父親の様子をじっくりと窺いながら、担任はさらに話を続ける。
 普段から紗理奈の素行には手を焼いていて困っていたと前置きしながら、学校の風紀を守るために前々から暗示を試してみるつもりだったと打ち明ける。
 ついには父親に対して、さりげなく言葉を切り出す。
 もし許可を頂ければ、紗理奈への催眠療法を続けたいと申し出ていたのだ。

「そ、そんなことが本当に可能なのですか!? ……もし宜しければ、先生にお任せしてみたいのですが、構わないでしょうか?」

 思い掛けない担任の頼みごとに耳を傾けながら、父親は恐る恐る返事を返す。
 どうやら娘のために何か特別な措置を取ってくれるようなので、担任にすべてを委ねるつもりでいたのだ。
 ほんの少しペンライトを当てられただけで、あっと言う間におとなしくなってしまう娘の様子につい頭を捻らずにいられない。
 未だに状況が飲み込めない中、ただ二人の様子を見届けるしか出来そうにないのだ。

「ありがとうございます、お父様。それでは引き続き催眠療法を進めさせていただきます……通野、これから小さな頃に戻ってみるんだ。学校に通う前の、もっともっと小さな頃まで振り返ってみるんだぞ……?」

 父親にお礼を返した後、担任はさらなる準備へと取り掛かる。
 さりげなく紗理奈の耳元に近づくと、小さな頃の頃に戻ってみるよう紗理奈に言い聞かせていたのだ。
 言葉を囁いている間も、間近から紗理奈の様子を覗き込む。
 彼女がどんな反応を示してしまうのか、しっかり目を見張る必要があるのだ。

「は、はうぅっ……!?」
ピクピクピクンッ!

 担任の言葉に耳を傾けた途端、紗理奈はおかしな反応を引き起こす。
 席に身体を預けたまま、ひとりでに身悶えを引き起こし始めていたのだ。
 身体の内側からおかしな衝動が押し寄せてきて、つい戸惑わずにいられない。
 頬や指先を何度も引きつらせながら、おかしな悲鳴まで撒き散らしてしまうのだ。

「お、おい。紗理奈……一体どうしてしまったんだ?」

 明らかに様子がおかしい紗理奈の姿に、父親はすっかり驚かされてしまう。
 担任が何かを呟いた拍子に、いきなり全身を震え上がらせていたのだ。
 恐る恐る娘に話し掛けている間も、つい焦らずにいられない。
 もしかしたら担任が仕向けてきた行為によって、何かとんでもない事態を招いてしまったかも分からないのだ。

「ご安心ください、お父様。どうやらしっかりと催眠療法が聞いているみたいですよ……通野、さっきから震えっ放しみたいだな。どうしてそんなに震えてしまっているのか、お父様のいる前で、ちゃんと教えてもらえるかな?」

 心配を寄せている父親をなだめながら、担任はすぐに紗理奈へと言葉を切り出す。
 暗示によって小さな頃の状態に戻した途端、忙しなく震え始めた紗理奈の様子などさすがに気になってたまらない。
 どうして身震いしているのか、自分達にしっかり明かすよう平然と詰め寄っていく。

「あ、あうぅっ……分かった。さっきからずっと……オシッコ、我慢してて。おトイレに行きたくってたまらないの」
フルフルフルッ……

 担任の言葉に耳を傾けるうちに、紗理奈はとんでもない事実を打ち明けてしまう。
 何度も腰をくねらせながら、三者面談の間もずっと尿意を我慢し続けていたと洩らしていたのだ。
 はしたない告白を口にした後も、つい縮み上がらずにいられない。
 両手でしっかりと股間を押さえ込んだまま、下半身を駆け巡ってくる感覚の波を我慢し続けるだけで精一杯だったのだ。

「まさか、紗理奈が自分からこんなことを口走ってしまうなんて……これが、さっきおっしゃっていた『催眠療法』と言うものなのですか?」

 思いも寄らない紗理奈の告白に、父親も唖然とせずにいられなかった。
 つい先ほどまで口答えばかりしていた娘が、舌っ足らずな口振りで尿意などを打ち明けてきたのだ。
 明らかに普段とは違う振る舞いに戸惑うまま、恐る恐る担任へ質問をぶつける。
 目の前で繰り広げられているおかしな事態の数々が『催眠療法』の影響なのか、何としても担任に聞かせてもらうつもりでいたのだ。

「えぇ、最初は簡単な暗示から進めていって、段々と本格的な催眠療法を施していくものなんです。ちゃんと効いているか確かめてみたいので、特別に面白いものをお見せいたしましょう……通野、あまり我慢し続けても大変だろう。お父様のいる前で、すぐにオシッコを出してしまいなさい?」

 慌てている父親へ説明を挟みながら、担任は着々と催眠療法を進めていく。
 おかしな告白まで口走ってしまうほど暗示に掛かっているようだと確かめた上で、とんでもない欲求を紗理奈へと突きつける。
 もし尿意を我慢し続けるのが苦しいなら、この場で用を足してみるよう平然と言い張っていたのだ。

「えっ、で、でもぉ……ここ、おトイレじゃないけど、ホントにいいのぉ……?」
モジモジモジッ……

 担任から告げられた言葉の内容に、紗理奈も思わず耳を疑ってしまう。
 いくら下半身の欲求を抱えているのが辛くても、まさか人前で用を足すような真似などためらわずにいられなかった。
 恐る恐る担任の様子を窺っている間も、つい身を捩らせずにいられない。
 未だに恥ずかしくてたまらない反面、すぐにでも身体が持たなくなってしまいそうな勢いだったのだ。

「今の通野は小さい頃に戻っているんだ、どこでオシッコを漏らしてしまっても、きっとお父様が許してくれるはずだよ……ほら、お父様もさっきから見たがっているんだ。さぁ、お股の力を少しずつ緩めてご覧?」

 困り果てている紗理奈を無理にでも説き伏せようと、担任はおかしな主張を始める。
 普段からどんな風に用を足しているのか、この場でお披露目するよう言い放つ。
 父親もいる前で、催眠療法の効き目をしっかり見せつけるつもりでいたのだ。
 太股を何度も擦り合わせる様子に、つい期待せずにいられない。

「う、うん。分かったぁ……はふぅうんっ!?」
カクカクカクッ、ショワショワショワッ。

 担任に言い寄られるまま、紗理奈はとんでもない行為を引き起こしてしまう。
 そっと返事を返しながら身悶えを引き起こした途端、はしたない水音を下半身から響かせていく。
 未だに理由が掴めない中、椅子に腰掛けたまま尿意を解き放っていたのだ……股間を緩めた拍子に、膀胱に溜まっていたオシッコが続々と溢れ出してくる。
 ショーツの内側を駆け巡っていく液体の感触に、つい声を洩らさずにいられない。

「やだぁ、どんどんオシッコが出てきちゃって……このままじゃパンツもスカートもびしょびしょになっちゃうよぉ!?」
シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ。

 着々と濡れていく下半身の様子に慌てている間も、紗理奈はさらに排尿を引き起こしてしまう。
 薄手のショーツだけでは持ち堪えられないほどオシッコを垂れ流すうちに、ついにはスカートまで浸し始めていたのだ。
 下半身が生温かい感触に覆われていく様子に、つい戸惑わずにいられない。
 気づいたら腰掛けている椅子の表面にまで、はしたない液体が続々と広がってくる始末だった。

チョロチョロチョロッ。ピチャピチャピチャッ。
「お、おい。紗理奈……もしかして本当に、こんな場所で粗相してしまっているのか……?」

 あまりに破廉恥な紗理奈の振る舞いに、父親もすっかり茫然とさせられる。
 担任の言葉に頷きながら、いきなり目の前で失禁をしでかしていたのだ……何度も身を捩らせながらスカートの奥底からオシッコを垂れ流す様子など、あまりに目を疑わずにいられない。
 恐る恐る紗理奈に話し掛けている間も、どう娘と接すれば良いのか少しも思いつきそうになかった。
 どうやら担任が説明していたとおりに、本当に小さな頃に戻ってしまったらしいのだ。

「は、はふぅうんっ……ごめんなさい。オシッコ、もう我慢できそうになかったんだもん……あはぁんっ!?」
チョボチョボチョボッ、ジトトトトトッ……

 唖然としている父親をよそに、紗理奈はさらに失禁を引き起こしてしまう。
 下半身のほとんどを派手に濡らし尽くした後もさらにオシッコを垂れ流すうちに、ついには椅子から大量の滴を零し始めていく。
 延々と排尿を繰り広げている間も、つい吐息を洩らさずにいられない。
 ずっと無理な我慢を続けていたせいか、排尿できるのがとにかく気持ち良くてたまらないのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あうぅんっ!?」
ポチャポチャポチャッ、ジュクジュクジュクッ。

 尿意に任せて粗相をしでかすうちに、紗理奈はついにすべてのオシッコを出し尽くすことができた。
 下半身にずっと抱えていた感覚が収まった後も、あっけなく縮み上がってしまう。
 夢中になって排尿を続けていたせいか、気づいたら下半身全体をはしたない液体で浸してしまっていたのだ。
 台無しになったショーツやスカートがお尻や太股に張りついてきて、さすがに気持ち悪くてたまらない。

「通野、もうオシッコは出し終わっちゃったみたいだな。こんなに足元がびしょ濡れになっちゃったけど、こんなに沢山オシッコを我慢していたのかな……?」

 あっけなく失禁を引き起こした紗理奈を相手に、担任はさりげなく質問を切り出す。
 人前で粗相をしでかした感想を、本人の口からしっかり聞かせてもらうつもりでいたのだ。
 頬を赤くしたままうろたえている様子をじっくりと覗き込みながら、これからどんな返事を返してしまうのか、つい興味をそそられずにいられない。

「や、やだぁっ……お願いだから、あんまり見ちゃダメぇっ!?」
モジモジモジッ、ヒクヒクヒクッ……

 担任からぶつけられた言葉によって、紗理奈はあっけなく弱り果ててしまう。
 自分でもよく分からないうちに股間を緩めて、教室の中でオシッコを垂れ流してしまった……はしたない粗相を二人に見られるたびに、つい縮み上がらずにいられない。
 ついには両手で顔を押さえ込んだまま、悲鳴まで撒き散らす始末だった。

「……ふふっ。どうですか、お父様。まさか娘さんが、ここまで簡単に暗示に掛かってしまうなんて、さすがに思いもしなかったでしょう?」

 落ち着きを失っている紗理奈の様子をじっくりと見据えながら、担任は父親へと言葉を交わす。
 どうやら先ほど施した暗示によって、しっかり催眠状態に陥っているようだと父親に説明していたのだ。
 まるで赤ちゃんのように所構わず粗相を引き起こしたのが何よりの証拠だと、自信満々に語り出す。

「た、確かに……どうやら本当に、小さな頃に戻ってしまったみたいな感じですな?」

 担任に返事を返しながら、父親は思わず息を飲んでしまう。
 下半身のほとんどをオシッコで浸しながら鼻をくすぐるような匂いまで振り撒いて、まるで小さな頃のように恥じらっている紗理奈の姿にすっかり視線を奪われていたのだ。
 成長し切っている身体とはあまりに不釣り合いな振る舞いなど、見ているだけで息を呑まずにいられない。
 未だに気持ちの整理がつけられない中、椅子の上から次々と垂れ落ちてくる薄黄色い滴の様子につい視線を吸い寄せられていく。

「……やだっ! パパってば、私のお漏らしなんてそんなに見ないでぇっ……!?」
フルフルフルッ、グシュグシュグシュッ。

 間近から浴びせられる父親の視線を意識させられて、紗理奈はさらに困り果ててしまう。
 決して誰にも見せられないような失態を、寄りにも寄って父親のいる前で演じてしまったのだ。
 とっさに縮み上がった後も、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 身を捩らせるたびに、下半身に広がっているオシッコがしつこく椅子の表面で跳ね回ってくるのだ……

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