美少女母娘『パルフェ・シスターズ』屈辱のスライム姦 体験版

体験版 第1話

「ねぇ、ママ。お昼も食べ終わったし、次はあっちのおもちゃ屋さんに行こうよ?」
「もう、杏子ってば……この間も新しいおもちゃを買ってあげたばかりじゃない……?」

 吾妻 菜々緒と娘の杏子は、休日を利用して繁華街へ出掛けていた。
 二人一緒に賑やかな場所を歩き回っている間も、杏子が何度も周囲を振り返る。
 どうやら新しいおもちゃをねだっているようだと気づいて、菜々緒もつい頭を抱えずにいられない。
 新しいお洋服でも買おうと考えていたのに、なかなか玩具店から離れようとしないのだ。

「……きゃーっ! 誰か、助けてぇっ!?」
「やだ、お願いだからおいていかないでよ……ひんっ!」
「一体どうして、こんな目に遭わなきゃいけないんだ……!」

 杏子の様子に手を焼いていた拍子に、おかしな事態が引き起こされる。
 建物の向こう側から、突然誰かの悲鳴が聞こえてくる。
 どうやら何者かに襲われているらしく、酷く脅え切っているようなのだ。

「……ねぇ、ママ。さっきの聞こえた?」
「えぇ……一体どうして、あんなに騒いじゃってるのかしら……?」

 耳元に飛び込んできた悲鳴に気づいて、杏子と菜々緒はすぐに方をこわばらせる。
 買い物に繰り出していた途中なのに、どうやら事件が引き起こされているらしいのだ。
 互いに顔を見合わせると、すぐに現場へと向かい出す。
 建物の向こう側へ走っている間も、言い表しようのない胸騒ぎが一気に押し寄せてくる。

グニュルグニュルグニュルッ……!
「ふふっ、それにしても本当に凄い慌てっぷりね……その調子で、もっと邪魔なものを壊してしまいなさい!」

 現場に辿り着くと、思いも寄らない状況が視界に広がってくる。
 黒い革の衣装に身を包んだ女怪人が、軟体生物を従えて繁華街にやってきていたのだ。
 何度も周囲を睨みつけながら、平然と命令を下していく。
 不気味な形状をしたスライムをけしかけて、街の人達を襲撃するつもりでいたのだ。

ビチビチビチィッ、ジュワジュワジュワッ……
「……ひぃっ! 立った一瞬で、あんなに溶けちゃってる!」
「このままじゃ私達まで、あのスライム達に襲われちゃうかも……!」
「そんなこと急に言われたって……大体、どこに逃げればいいって言うのよ!?」

 女怪人の言葉に合わせて、スライムがすぐに襲い掛かってくる。
 街の中を縦横無尽に這いずり回りながら、孔の部分から液体を吐き出してきたのだ。
 溶解液を浴びせられた途端、みるみるうちに建物が溶けて一部が崩れ落ちていく。
 弾力性のあるスライムがぶつかるたびに建物が壊れていく様子を目の当たりにさせられて、周囲にいる人達もすっかり落ち着きを失ってしまう。

「……大変! このままじゃ街が台無しになっちゃうかも!?」
「杏子、このままじゃ間に合わなくなるかもしれないわ。私達も急ぎましょう……!」
タッタッタッタッ……

 周囲が騒然とする中、菜々緒は杏子とともに現場へと走り出す。
 大勢の人達が逃げ惑う中、何とかして被害を食い止めるつもりでいたのだ。
 いきなり出現したスライムによって周りの建物が壊されたり、街の人達を標的にさせられている様子など黙ってみていられそうになかった。
 段々と目的地が近づくにつれて、つい肩を張り詰めずにいられない。

「あら、まだこんな所に誰かが残ってたなんて……目障りだから、さっさと退治してしまいなさい?」
ヌリュヌリュヌリュッ。

 現場に向かおうとしている二人をよそに、女怪人は平然と辺りを見回す。
 散々スライムが暴れ回った後なのに、どうやら誰かが物陰に潜んでいたようなのだ。
 片隅で縮み上がったまま震えている様子に、つい興味をそそられずにいられない。
 たまたま出くわした一般人を標的に、すぐにでもスライムをけしかけるつもりでいたのだ。

カクカクカクッ、ドサッ!
「……あうぅっ! お願いだから助けてぇっ……!?」

 女怪人に命じられるまま、スライムが徐々ににじり寄ってくる。
 軟体を揺らしながら距離を詰めてくる様子に気づいて逃げ出そうとした途端、気づいたら地面に躓いて転んでしまった。
 体勢を立て直そうとしている間も、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 たまたま出くわしただけなのに、おかしな連中の餌食にさせられようとしていたのだ。

「……お待ちなさい! これ以上、あなたの好き勝手にはさせないわ!」
「デリシャス・スゥイーツ・ドレスアップ……!」

 今にもスライムに襲われようとした直前、いきなり誰かが割り込んでくる。
 ついに現場へ辿り着いたので、逃げ遅れた人をすぐにでも救い出すつもりでいたのだ。
 女怪人の前へと立ちはだかったまま、一緒に呪文を唱える。
 目の前にいる相手をしっかりと睨みつけながら、みるみるうちに変身を遂げていく。

「……くうぅっ! このブラック・プティング様に刃向かおうだなんて……あなた達、一体何者なの!?」

 いきなり現れた二人の姿に、女怪人『ブラック・プティング』も思わずひるんでしまう。
 街を襲撃している途中なのに、まさか誰かに邪魔させられるなど思いもしなかった。
 目の前にいる相手に文句をぶつけている間も、つい呆気に取られずにいられない。
 強烈な光が視界に飛び込んできて、まともに目も開けられそうになかったのだ。

「ほんのり甘い幾重もの紡ぎ……パルフェ・モンブラン!」
「甘酸っぱい果汁たっぷり……パルフェ・プラム」
「貴方の悪行、たとえお天道様が見逃しても私達が許しません! パルフェ・シスターズ、ただいま見参!」

 相手が茫然としている隙に、二人は平然と言葉を切り出す。
 ベレー帽とベネチアンマスク、ブローチやカフスボタンが特徴的なワンピースやタイトスカートに身を包んでいたのだ。
 マントをなびかせながら、菜々緒と杏子はそれぞれ『パルフェ・モンブラン』『パルフェ・プラム』へと変身を遂げる。
 美少女親子『パルフェ・シスターズ』と名乗りを上げながら、目の前にいる敵と立ち向かうつもりでいたのだ。

「ぱ、パルフェ・シスターズですって!? わざわざ街まで繰り出してきたばかりなのに、こんなに早く邪魔しにくるなんて……!」

 いきなり目の前に現れた二人のヒロインにブラック・プティングは思わず言葉を詰まらせてしまう。
 折角スライムを引き連れて繁華街を襲うつもりでいたのに、派手な格好をした二人の親子に阻まれてしまうなど考えられない事態だった。
 平然と立ちはだかっている相手の姿に、ついひるまずにいられない。
 ずっと楽しみにしていた行為を見ず知らずの相手に邪魔させられてしまうなど、さすがに予想外の事態だった。

「とりあえず、今のうちに逃げてください!」
「あ、ありがとう。パルフェ・シスターズ……おかげで助かりました!」
フラフラフラッ……

 ブラック・プティングがひるんでいる隙に、二人は倒れていた人の元へ駆け寄っていく。
 モンブランがスライムとの間に割り込むと同時に、プラムがすかさず倒れている人を助け出す。
 スライムの元から引き離してもらった後、襲われていた人はすぐにお礼を返す。
 いつ餌食になってしまうかも分からない中、まさか二人のヒロインが駆けつけてくれるなど思いもしなかったのだ。

「街の人達もいなくなったことだし、今度はあなたの番よ。覚悟しなさい!」
「私達がいる限り、あなたの好き勝手にはさせないわ……!」

 襲われていた人を逃がした後、二人はすぐに身構える。
 これ以上の被害が出ないよう、すぐにブラック・プティングと立ち向かうつもりでいたのだ。
 相手の様子を窺っている間も、つい肩をこわばらせずにいられない。
 互いに睨み合っている中、スライムが目の前で不気味に揺れ動いていたのだ。

「まさか、こんな時に限って邪魔が入るなんて。このブラック・プティング様に逆らおうだなんて、何と忌々しい相手なのかしら……こうなったら、たっぷり相手してあげるから覚悟しなさい!」
グヂュルグヂュルグヂュルッ……!

 目の前に立ちはだかっているパルフェ・シスターズを相手に、ブラック・プティングは平然と言葉をぶつける。
 わざわざ名乗りを上げてまで街の襲撃を邪魔しに来る、生意気な二人組をすぐにでも懲らしめるつもりでいたのだ。
 すぐ二人を標的にするようスライム達に命令を下間も、あまりに苛立たずにいられない。
 計画を平然と阻もうとしてくる二人の姿が、あまりに忌々しくてたまらなかった。

「そんな簡単にやられるものですか……えいっ!」
バシィッ!

 ブラック・プティングに命じられるまま接近してきたスライムに、二人はすぐに立ち向かう。
 地面を踏み込んだまま思いっ切り片脚を上げて、キックを繰り出していく。
 スライムを蹴った瞬間、表面がまるで水面のように波打ってくる。
 一瞬だけ形が歪んだかと思えば、すぐ元の形状へと戻っていく。

タプンッ、プルプルプルッ……
「……やだっ! ちゃんと当てたはずなのに……もしかして、私達の攻撃が全然効いてないの!?」
「そんな、これも駄目だって言うの……モンブラン、一体どうしたら良いの!?」

 次々と群がってくるスライムと対峙するうちに、二人はとんでもない事実に気づかされる。
 何度もキックやエルボーを繰り出しているはずなのに、少しも手応えがなかったのだ。
 どうやら自分達の攻撃が軟体に吸収させられているようだと気づいて、つい焦らずにいられない。
 スライムを退治するどころか、目の前から追い払うことすら出来そうになかったのだ。

「ふふっ、もしかして素手で戦うつもりだったの? 残念だけど、この子達はどんな衝撃にも耐えられるよう作られているのよ。あなた達の攻撃なんて全然通らないはずなんだから?」

 慌てている二人の様子をじっくりと眺めながら、ブラック・プティングはとんでもない事実を口にする。
 軟体が受け流してしまうので、どんなに殴っても効き目がないはずだと言い放つ。
 無駄な攻撃ばかり何度も続けている様子など、あまりに滑稽でたまらない。
 威勢良く名乗りを上げていたはずなのに、スライムの退治に苦戦している様子を平然と嘲笑っていたのだ。

「そ、そんな……このままじゃ、また街が壊されちゃうかもしれないのに!?」

 ブラック・プティングから告げられた言葉の内容に、二人とも思わず耳を疑ってしまう。
 まさか自分達の攻撃が、スライムにまったく通用しないなど考えられない事態だった。
 小刻みに揺れ動くスライムの表面を見つめながら、つい茫然とせずにいられない。
 すぐにでも退治するつもりでいたのに、スライムの特殊な体質に手を焼いていたのだ。

「どうやら、あなた達の目論見が外れちゃったみたいね……さっきまで生意気なこと言ってきた分、たっぷり仕返ししなくっちゃ?」
ニュルニュルニュルッ!

 困り果てている二人をよそに、ブラック・プティングはさらに言葉を続ける。
 すぐ反撃するよう、平然とスライムに命令を下す。
 生意気にも立ちはだかってきたヒロイン達がひるんでいる様子に、思わず興味をそそられてしまう。
 散々計画を台無しにさせられた分、たっぷりと返り討ちにするつもりでいたのだ。

「やだっ! こっちに来ちゃうみたい……!?」
「プラム、とりあえず離れるわよ……!」
フラフラフラッ……

 徐々に距離を詰めてくるスライムの様子に、二人はさらに焦ってしまう。
 まともに攻撃も当てられないまま、自分達を標的に襲い掛かってきたのだ。
 互いに顔を合わせている間も、思わず表情を曇らせてしまう。
 反撃の機会を窺うため、一旦相手との距離を離すくらいしか成す術がなかった。

「ちょ、ちょっと待ってぇ……きゃんっ!?」
グラグラグラッ、ドサッ。

 モンブランの後を追い掛けている途中、プラムはとんでもない事態に陥ってしまう。
 崩れた足場に引っ掛かって、運悪く躓いてしまったのだ。
 地面に倒れた瞬間、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 一刻も早くスライムの元から逃げ出さなければいけないのに、あっけなく体勢を崩してしまったのだ。

「ぷ、プラム……くうぅっ!?」

 いつの間にか離れてしまったプラムの姿に気づいて、モンブランも思わず慌ててしまう。
 一緒にスライムから遠ざかるつもりだったのに、まさかプラムと離ればなれになってしまうなど予想外の事態だった。
 プラムの様子を窺っている間も、あまりに気懸かりでたまらない。
 なかなか本人が立ち上がろうとしないうちに、スライムが徐々に近づいてきていたのだ。

「残念ね、絶対に逃がしてあげないんだから。まずはこの子から始末しちゃおうかしら……ほら、さっさと始めなさい!」

 困り果てているモンブランをよそに、ブラック・プティングはじっとプラムの姿を覗き込む。
 スライムから逃げ惑っていたかと思えば、まさか転んでしまうなどさすがに想像すらつかなかった。
 あまりに間抜けな格好を平然と嘲笑いながら、平然と言葉を切り出す。
 倒れているプラムを標的にするよう命じた途端、スライムがみるみるうちに膨らんでいく。

「い、嫌っ……きゃんっ!?」
ビチビチビチィッ!

 スライムの元から少しも抜け出せないまま、プラムはとんでもない事態に陥ってしまう。
 とっさに立ち上がろうとした途端、スライムの溶解液を浴びせられてしまったのだ。
 肌に飛び散ってくる不気味な液体に、つい慌てずにいられない。
 少しも体勢を立て直せないうちに、まんまと反撃を喰らってしまっていたのだ。

ジュワジュワジュワッ、ボロボロボロッ……
「……ひんっ! ちょっと浴びちゃっただけなのに、どうしてこんな簡単にコスチュームが台無しになっちゃってるの……!?」

 スライムの吐き出した溶解液によって、とんでもない現象が引き起こされる。
 身に着けていたコスチュームがみるみるうちに溶けてきて、気づいたら胸元が露わになっていたのだ。
 丸出しになった乳首を目の当たりにさせられて、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 戦闘中に衣服を台無しにさせられて、はしたない格好をさらけ出す羽目になるなど考えられない事態だった……

「や、やだっ! お願いだからもう止まってってば……あうぅっ!?」
モジモジモジッ。

 しつこく纏わりつく溶解液を少しも払い除けられないまま、プラムはすぐに縮み上がってしまう。
 溶解液で溶けたコスチュームが次々と剥がれ落ちてきて、上半身を丸出しにさせられてしまったのだ。
 とっさに両手で胸元を覆い隠した後も、つい泣き言を洩らさずにいられない。
 相手に立ち向かうどころか、はしたない格好を取り繕うだけで精一杯だったのだ。

「ぷ、プラム……! 待ってて、すぐ助けてあげるから……!」
タッタッタッタッ……

 窮地に陥っているプラムを庇おうと、モンブランがすぐに駆けつける。
 自分の傍から離れている隙におかしは辱めを強いられてしまうなど、さすがに考えられない事態だった。
 慌ててプラムの元へ向かっている間も、つい焦らずにいられない。
 もしかしたら丸腰のまま立ち尽くしているうちに、もっと酷い目に遭わされてしまうかもしれないのだ。

「ふふっ、ちょっと胸が見えちゃっただけなのに。こんなに慌てちゃってるなんてね……今度はあなたが餌食になりなさい、それっ!」
グジュルグジュルグジュルッ!

 自分から近づいてくるモンブランの様子に気づいて、ブラック・プティングは平然と立ちはだかっていく。
 どうやらプラムを庇うことしか頭にないみたいなので、たっぷりとモンブランの相手をするつもりでいたのだ。
 すぐにモンブランを標的にするよう、平然とスライムに言い放つ。
 スライムが次々とうねりながら、二人の間に割って入っていく。

「やだ、もうこんな近くに来ちゃってるなんて……んんっ!」
ビチャビチャビチャッ!

 続々と群がってくるスライムに行く手を遮られるうちに、モンブランは思わぬ反撃を喰らってしまう。
 プラムを救い出そうとした途端、スライムの溶解液を浴びせられてしまったのだ。
 胸元の辺りに降り注いでくる液体の様子に、つい戸惑わずにいられない。
 避ける間もなく、スライムの孔から噴き出した代物を胸元で受けてしまっていたのだ。

ジュワジュワジュワッ、プルンッ!
「そんな、もうこんなに服が台無しになっちゃってるなんて……はうぅっ!?」

 目の前で繰り広げられる現象に、モンブランも思わず目を疑ってしまう。
 みるみるうちにコスチュームが溶けていき、あっけなく乳房を丸出しにさせられてしまったのだ。
 ひとりでに揺れ動く胸元の様子など、あまりに恥ずかしくてたまらない。
 その場に立ち尽くしたまま縮み上がっている間も、ボロボロになった衣服が次々と剥がれ落ちていく始末だった。

「このままじゃスライムの餌食になっちゃうわ……プラム、とりあえず離れましょう!」
「も、モンブラン……あうぅっ!?」
グイッ。

 丸出しになった上半身を庇いながら、モンブランはプラムの元へと駆け寄る。
 縮み上がっているプラムの両脇を抱えながら、一緒にスライムから遠ざかっていく。
 モンブランに寄り添いながら逃げている間も、プラムはすぐに言葉を詰まらせてしまう。
 何とか窮地から脱したはずなのに、なかなか落ち着きを取り戻せそうになかったのだ。

ジリジリジリィッ、タユンッ。
(こっちの攻撃が全然当てられないのに……こんな形で反撃を喰らってしまうだなんて!?)

 プラムを抱えたまま逃げ出している間も、モンブランは別のことに気を取られてしまう。
 動き回っているうちにコスチュームがさらに破れてしまい、上半身が丸見えになってしまっていたのだ。
 はしたない格好を人目に晒してしまった事態など、つい恥じらわずにいられない。
 すぐにでも相手に立ち向かわなければいけないはずなのに、何度も揺れ動く乳房の様子にすっかり翻弄させられていたのだ。

「や、やだっ! こんなに胸が丸見えになっちゃってる……ひんっ!?」
ギュッ。

 やっとの思いでスライムの元から抜け出した後も、二人はすぐに縮み上がってしまう。
 丸出しになった乳房を覆い隠したいあまりに、まともに身構えられそうになかったのだ。
 肌の表面を風が撫でつけるたびに、言い表しようのない気まずさに苛まれてしまう。
 どれだけ自分達がはしたない格好をさらけ出しているのか、嫌と言うほど痛感させられていたのだ。

「ふふっ。さっきまでの威勢はどうしたのかしら? それにしても、こんな格好のまま外に立ってて恥ずかしくないのかしら?」

 困り果てている二人の様子を、ブラック・プティングは平然と嘲笑ってくる。
 ほんの少し溶解液を浴びせただけなのに、ここまで二人が弱り果ててしまうなどさすがに予想外の反応だった。
 まだ成長途中で乳首を尖らせているだけのプラムの胸元とは対照的に、見事な丸みを帯びたまま揺れ動いているモンブランの乳首につい興味をそそられずにいられない。
 どんなに両手を添えても、はしたない格好を隠し切れていないのが何とも滑稽でたまらなかった。

「も、元々はあなたのせいじゃない! 私達だって、隙でこんな格好をしてるわけじゃ……くうぅっ!?」
ヒクヒクヒクッ……

 あまりに挑発的なブラック・プティングの言い分に、モンブランはますます困ってしまう。
 すぐにでも反撃しなければいけないはずなのに、少しも脚を踏み出せそうになかった。
 周囲にいる人達から浴びせられる視線に気づいて、つい縮み上がらずにいられない。
 もし下手に動いてしまえば、自分達のはしたない姿を大勢に見られてしまうはずなのだ。

「も、モンブラン。このまま変なものを浴びせられちゃったら、今度は裸にされちゃうかもしれないよ……?」
「プラム、そんなに慌てないで。きっと、何か良い方法があるはずだから……」
モゾモゾモゾッ。

 なかなか反撃の機会を窺えないまま、二人はすぐに背筋をこわばらせてしまう。
 はしたない格好をすぐにでも取り繕いたい反面、いつ相手がスライムをけしかけてくるかも分からないので、ひたすら身構えるしかなかった……丸出しになっている乳房をどれだけ人目にさらけ出してしまうのか、あまりに気懸かりでたまらない。
 スライムを退治する術を何とかして捻り出さなければいけない中、言い表しようのない不安が忍び寄ってくる。
 もしかしたらスライムに太刀打ち出来ないまま、さらに酷い目に遭わされてしまうかもしれないのだ……

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