このたびは『Magical Girl Bad End A2β』の体験版をご利用いただき、ありがとうございます。
 本作品は「Magical Girl Bad End A2α」の続編として制作しておりますが、これを購入されていない方でも楽しんで頂ける構成となっております。
 作品についての不備やご意見がありましたら、お手数ではございますが【mekabutei@gmail.com】までご連絡下さいませ。





■登場人物■


【熾天使マヤ】※本作品のエロ、リョナ系イラストの殆どはこのキャラクターのものになります。
 天界で最強クラスとされる熾天使(してんし)の権能を持つ天使。天界の最高機関『天城』に所属する十二大天使のひとり。
 その力は時に万の軍勢や要塞化された山脈すらも吹き飛ばし、天界に英雄的な逸話を、魔界に畏怖をもたらす。
 権能は彼女が手にする神剣レヴァンテインから放たれるが、神剣を握らずとも戦闘力はそれなり以上のものがあり、状況に応じた柔軟な戦法であらゆる困難を打破する。
 強大な力を持つ一方で政治的な駆け引きは苦手としており、本来なら十二大天使のひとりとして円卓に身を置く立場でありながら、紆余曲折経て現在は人間界で生活している。
 尤も、政争を嫌う彼女にとって人間界でまったり生活する方が性に合っているようだ。




【フェレスティア・ショコラ】※熾天使マヤ以外では、こちらのキャラクターのイラストが1枚だけあります。
 熾天使の力を受け継ぐフェレスティア。
 普段は柊 結衣として学園生活を送りつつ、同棲するマヤの面倒を見てやっている。
 熾天使の力を継いでいるだけありフェレスティアとしての実力は最上級である。
 相棒であるフェレスティア・ハルカの仇を取ろうとして敗北し、熾天使の器であることを見抜かれて魔界へ連れ去られた。




【大天使ミア】
 熾天使マヤの側近のひとり。近接戦闘を得意とし、純粋な剣術による力比べではマヤにも勝る実力を持つ。
 統率力も優れており、マヤが人間界に左遷された後は、マヤが率いていた親衛隊の指揮を代理している。
 人間界に並々ならぬ興味を抱いており、何かと理由をつけては出張したがる。特に映画やゲーム、食文化への興味が強い。




【秘書官シルヴィア】
 熾天使マヤの側近のひとり。元々は諜報部に属していた天使で、高度な情報収集能力と分析能力を持つ。
 魔導書を用いた戦闘も可能だが、後方で戦局を分析し支援に徹するスタイルを最も得意とする。同僚のミアを妙にライバル視している様子。
 人間界にはさほど興味が無いのでミアの人間界語りを疎ましそうに聞いているが、マヤの連絡係として人間界に通う中で少しずつ興味を抱いている。
 趣味は料理とお菓子作り。




【天使長エミリア】
 最高機関『天城』に所属する十二大天使のひとりで、戦使の指揮系統において絶対的な権限を持つ。
 頭脳派タイプで政治的な駆け引きも巧く、これを苦手とするマヤを円卓の内部から間接的にサポートしている。
 かつてはマヤと共に戦う戦友のひとりで、実戦における能力も極めて高い。




【老魔】
 魔族の頂点に君臨する最強の妖魔。
 人より遥かに長寿な魔族においても正確な年齢を知る者が誰一人いないほど高齢で、言い伝えによると2000〜3000歳とされている。
 年老いた外見からは想像し難いほどの実力を持ち、僅かな間なら熾天使さえも上回る程とされるが、これも正確なところはわかっていない。
 抱く野望は魔族の繁栄のみであり、そのためには人間界への侵略が必要不可欠だと考えている。




【姫】
 老魔の一人娘。権力者としても老魔の次席に位置している。
 極めて自己中心的、かつ冷酷なワガママ姫であるが、老魔の血を引いてるだけあり知能と実力は決して侮れず、並大抵の大天使程度ではまず敵わない。
 かつて一人息子を失い大きなトラウマを負った老魔は、姫の肉体に不老不死の秘術を施した。この秘術の副作用として、肉体的な成長が完全に停止している。
 天使の肉体と魔力を用いた『外道技術』の開発研究に特に力を注いでいる。




【アギマ】
 ショコラを捕らえた二人組の淫魔のうち、姉貴分のほう。姉淫魔。
 かつての天魔会戦で熾天使マヤが魔宮への進撃を成し遂げた当時は、魔宮に所属していた。
 天魔会戦の終結に伴い魔宮を離れて一度は隠居し、その後は人間界に潜伏して活動している。
 名誉より命を重んじるタイプだが魔界への忠誠心は未だ強く、鋭い洞察でショコラの戦術的価値を見抜き、マヤの救出より先に魔界へ移送した。




【チビ】
 ショコラを捕らえた二人組の淫魔のうち、ちっこいほう。チビ淫魔。
 常に姉淫魔と行動を共にするが、血の繋がりはない。年齢不詳であるが既に数百歳であり、姉淫魔曰く「精神と肉体の成長が未熟なまま止まった個体」だそう。
 チビという名前は姉淫魔につけられ、実の子供のように大事にされている。
 言動は完全に子供であるが、それ故に権力や地位には無関心であり、信頼する姉淫魔との結束が極めて強い。





 本作品には多くの造語が登場します。
 世界観についての要点となる単語を以下にまとめていますので、一読頂けるとよりストーリーを楽しめるかもしれません。

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※本作品はMagical Girl Bad Endシリーズ「A2α」の続編となりますが、本作の制作に伴い追加された設定が多くあるため、一部A2αの世界観設定とそぐわない部分があります。後日、A2αの方も再調整する予定です。





■本編目次■

プロローグ

一章:決死の大攻勢

二章:決戦の時

三章:青の使い魔

四章:熾天使の敗北

※体験版では四章の途中までお楽しみ頂けます。

あとがき