szmCt ありそうな質問と回答

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結構本気でネットをいろいろ探してみてください。いろいろ紹介はしていますが、私自身が試していない話も結構あります。

szmCt と openMSX 「だけ」で何ができますか?

さすがに「だけ」では正直ほぼ何もできません。C-BIOS は ROM カートリッジソフト(の吸い出しイメージ)を起動できるところまでの実装です。

具体的に入手が難しいけれど欲しいのは…

逆に代替品や手段があって合法で使えるのは…

ハードウェアに関してはおおむね openMSX 側で対応済みで、例えば MSX-MUSIC に使われる OPLL とか SCC とかは他に必要な用意はありません。それどころか V9990 とか Moon Sound とか同人ハードウェアに属するものまで数多く対応しています。主な問題はソフトウェアの合法入手の難しさなのです。

過去の資産を楽しみたいという話だと、依然 MSX 実機からのシステム ROM やゲームなどの ROM 、あるいはフロッピーディスクのイメージファイル化は必須となっています。プロジェクト EGG で遊べるものなら基本的に openMSX はいらないでしょう。

今から合法の範囲で本体吸出しとかできる?

吸い出しのための知識やソフトウェア類は一通りあるものとして。また吸い出し自体は元機器・元ソフトを保有していればギリ合法という前提で。

2025年2月現在、公式のMSX本体ハード販売が実在します。D4Entraprise 運営の AC MALL から MSX0 Stack を購入できます。私自身は未購入です、turboR互換品待ちなので。

MSX0からBIOSをダンプしてOpenMSXでMSX0相当の環境を作る

もうちょっと前のやつはどう?

過去に販売されていた 1chipMSX や MSX マガジン永久保存版1~3の付属CD-ROM収録のエミュレータも「公式」によるものです。

ただし、永久保存版エミュレータからのシステムROM吸い出しはそこそこ面倒くさそうなのと、1と2は最近の Windows には設置すらできません(ReactOS 上で動かせるという話があります)。かろうじて 3 のものは可。

中古の実機があるけど、今のパソコンにデータを送る手段がないよね…?

さすがに今日のパソコンで使えるフロッピーディスクドライブ自体がなくなってきましたし、中古のMSX自体にドライブがなかったらそれ以前の問題ですね。

実機にさせるカートリッジの形態で、SDカードをハードディスク代わりに使えるものがいくつか過去にあり、回路図まで公開されているものもあるようです。そっちでなんとか頑張るしか。幸い DOS 相当品は Nextor なんかが問題なく使えます。

昔 MSX エミュレータ触ったことあるけど、turboRの本体ROM、扱い違くね?

そうなんですよ。スロット3-3 に MSX View とかがメガROMで収められているのは知ってたんですが、実はそこから16ドット漢字ROM以外のすべてにアクセスできるそうでして。それで 4MBitROM 分全部吸い出してそっちで対応してしまおう、という感じになってるようです。

→ HRA! 氏によるmsx_documents。memory あたりを参照。

自分でゲームを作る場合はどう?

自分でプログラミングからやるんだ、という場合はかなり自由度が上がります。

無償、利用制限実質なし、今日のパソコン側で使える Z80 アセンブラが複数あります。なんなら C 言語を使えるようなものもあるようです。ROM イメージの仕様とかはメガROM含めていろいろはっきりしているので、ROMイメージのレベルで自作しちゃえば C-BIOS だけで起動できます。また、この前提で自作品の ROM イメージを公開されている方もいるようです。

MSXの仕様は、登録前提かつダウンロード不可ではありますがアカシックライブラリーから無償参照できるようになっています。同じところから過去の MSX マガジンも(永久保存版とかは別にして)全部公開されています。手続き上「購入」とありますがゼロ円です。

永久保存版や MSX0 Stack にも開発環境がそろっていますが、こちらはあくまで MSX 上で使うことが前提になっているので今日の感覚ではちょっと辛いかもしれません。BASICとアセンブラはともかく、C言語は C89/C90 どころか「K&R 未満」という代物ですんで…