【過去】

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よっと…何か飲むか？

じゃあ、コーヒー2つお願いします。

早いなぁ、お前がうちのチームに来て半年か…

うまくやってるよなぁ…

器用っていうか…まぁ実力もそこそこ付いて来たし

少し、ゆっくり仕事してもいいんだぞ？

こう言っちゃあ悪いかもしれないが

お前…俺に似てるんだよ

一人で仕事…何とかしようとするだろ？

もう任せられる事は下に任せてもいいんだぞ？

分かる！分かるけどな…

んで？話ってなんだ？

え…話ってそういう事かって？

あ…いや…なんて言うか…

あのな、俺…

【コーヒーが届く】

あ…どうも…。

…上司として聞かなくていいからな？

そもそも、上司としてこんな感情を持った時点で

俺は俺に絶望したんだが…

あー分かった！言うから。

人として、一人の女性として、俺はお前が好きだ。

こんな事、会社の人間に思うのは初めてで…

どうしていいものか…勿論！

お前は俺よりは若いし…美人だし…あ…いや

容姿がどうって事じゃなくて…今はどんな言葉も

おじさんにはコンプライアンスが…ま、まぁ…

お前に告白した今の時点でアウトか…

ああ…いや…すまない…そんな目で見られてるって…

気分、良くないよな…

ただ…まぁ、覚悟は出来てる。

あそこ辞めたっていい。それくらい、その…最後の恋なんだろうって…

まあ、ちゃんと言っておく。

好きだ。結婚を前提に、俺と…

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しっかし良く覚えてるなぁ！

んで、俺からだと問題かもしれないからって

お前が言ってくれたんだよな。

え？そこは覚えてない？

何だよ！都合が悪い事は忘れた振りしやがって…

…俺はあの時、当たって砕けろっていうか…

ほぼ無理だと思ってたよ。

まぁ、だから、俺は感謝してるよ。

こんな、夢みたいな、お前との生活を送れて。

仕事はまぁ…ケジメってヤツもあったが、

もっと俺なりに、デザイン以外の事もやりたかったしな。

…にしても、メシ…作りすぎちまったか…

こりゃ明日もシュクメルリだなぁ…

いいよ、俺が食べるって。

それより…クリスマスプレゼントなんだが…

【プレゼントを取り出す】

何か、分かるか？

この前、約束したよな。

用意出来たらって…

【ケースを開け】

多分…俺の方が先に死んじまうと思うけど…

その、人生、ずっと…お前と一緒に居たい。

俺と、結婚してくれないか？

【彼女うなづく】

あああー！良かったぁ！

断られたらどうしようかと…まぁ確かにそうだけどよ…

色々考えちまって…

それじゃあもう、今日、今から俺の嫁さんだよなぁ。

ふふふ…何だよ気持ち悪いって！

ああそうだよ！緊張しててテンションおかしかったんだよ！

自分でも分かってたんだ…

改めて、これからもよろしくな。

もっと、お前に好きで、愛してもらいたいんだ…俺は。

んで、それよりもっと、もっともっと、

俺が、お前を愛していきたいから…。

【キス】




