My video collection — 取扱説明書

バージョン 1.0.0 / マニュアル / 最終更新日: 2026 年 6 月 19 日

はじめに

本製品について

My video collection は、お手元のPCに保存している動画ファイル・音楽ファイルを整理・タグ付け・視聴するためのデスクトップアプリです。

動作環境

項目条件
OSWindows 10 / 11 (64bit)
ランタイムMicrosoft Edge WebView2 ランタイム (Windows に標準搭載、無い場合はMicrosoft 配布版を使用)
必須容量本体約 20 MB + サムネイル/データベース (取り込み点数に応じて増加)
任意で導入FFmpeg (サムネイル生成速度向上・非対応形式ファイルの一部サムネイル生成) / 外部メディアプレーヤー (非対応形式ファイルの再生を疑似的に行うため)

起動方法

zipを解凍して作成したフォルダ内の my-video-collection.exe をダブルクリックで起動します。インストール作業は不要です。

Note 本ソフトウェアでは、クリップボードから画像をサムネイルに設定する機能 を初めて使う際に、Windows の標準コンポーネント (WebView2) がクリップボード参照の許可を求めるダイアログを一度だけ表示します。「許可」を選ぶと、それ以降は表示されません。インターネット送信は一切行いません。詳しくは 6.2 節で説明します。

画面の見方

メイン画面の構成

起動直後のメイン画面 (動画未取り込み)
図 2-1: 起動直後の画面 (まだ動画を取り込んでいない状態)

メイン画面は大きく3つの部分に分かれています。

  1. 上部ツールバー — アプリ名、表示切替、検索、操作ボタン
  2. 左サイドバー — Videos / Categories / Folders などの画面切替、プレイリスト一覧、タグ一覧
  3. メインエリア — 動画 / 音楽 / フォルダ / カテゴリ などの一覧表示

上部ツールバー

要素説明
My video collection左上のアプリロゴ。どの画面からでもクリックでトップ (Videos/Music) に戻ります。
VIDEO / MUSIC動画表示と音楽表示を切り替えます。サイドバーの一覧やメイン表示の中身もモードに合わせて変わります。
Search videos…動画 / 音楽のタイトルで検索します。1文字入れるごとに絞り込まれます。
S M L LLカード表示のサイズを切り替えます。
≡ : 詳細リスト表示 / S・M・L・LL : サムネ大きさの段階。
+ Scanフォルダを丸ごとスキャンして、対応形式のメディアを一括取り込みします。
+ Addファイルを個別に選択して取り込みます。
テーマ切替 (ダーク / ライト)。
設定画面を開きます。

サイドバー

項目説明
Videos / Music取り込み済みのメディア一覧 (VIDEO / MUSIC モードに連動して切り替わります)。
Categoriesタグをカテゴリ単位で並べた画面に切り替えます。
Folders取り込んだメディアを元のフォルダごとに表示します。
Playlists作成したプレイリストの一覧。右の ボタンで新規追加できます。
Tags登録済みのタグ一覧。 ボタンでカテゴリを追加、カテゴリ内のタグはカテゴリの展開で確認できます。
No tagタグが1つも付いていない動画だけに絞り込みます。
Tip サイドバーの各カテゴリ・タグ・プレイリストは、ホバーすると編集ボタン 🖊 と削除ボタン 🗑 が現れます。

表示モード

カード表示 (L)
図 2-2: グリッド表示 (L サイズ) — サムネイルでひと目で識別

右上の S M L LL でメインエリアの表示を切り替えられます。

詳細リスト表示
図 2-3: 詳細リスト表示 — タイトル / 解像度 / 再生時間 / サイズ / 形式 / 日付を一覧で確認

メディアの取り込み

取り込み方法

取り込み方法は4つあります。

方法操作使いどころ
① ドラッグ&ドロップ エクスプローラからメディアファイルやフォルダをアプリのウィンドウに放り込みます。 少数のファイル / 既知のフォルダを手早く追加。
+ Scan 上部ツールバーの「+ Scan」を押し、フォルダを1つ選びます。配下のメディアが再帰的にスキャンされます。 1フォルダにまとまっている動画を一気に取り込む。
+ Add 上部ツールバーの「+ Add」でファイル選択ダイアログを開き、1つまたは複数のファイルを選びます。 特定のファイルだけをピンポイントで追加。
④ 未登録ファイルをスキャン 登録済みフォルダ内に追加された新しいメディアファイルだけを検出して取り込みます (詳しくは 4.2 フォルダ)。 取り込み済みフォルダにファイルが追加された時。
Tip 取り込み中は画面下部に進捗バーが表示されます。サムネイル生成は時間がかかることがあります (特に多数の動画を一度に取り込む場合や、四分割サムネイルを有効にしている場合)。

公式対応形式

本ソフトウェアは以下の形式を「公式対応」としています。これらは取り込み・サムネイル生成・アプリ内再生のすべてに対応します。

種別対応形式
動画コンテナMP4 / MKV / MOV / WebM
動画コーデックH.264 / VP8 / VP9 (HEVC / AV1 は OS の拡張機能で対応)
音声MP3 / WAV / FLAC / OGG / OPUS
Note 上記以外の形式 (AVI / WMV / FLV / DVD の VOB・IFO など) も取り込み自体は可能ですが、アプリ内のプレーヤーでは再生できません。 これらは外部プレーヤー専用として登録され、サムネイル枠が黄色になります (詳細は次節)。

取り込み結果のお知らせ

取り込み処理後、結果モーダルが表示されます。状況に応じて以下のセクションが順に並びます。

取り込み結果のお知らせモーダル
図 3-1: 取り込み結果のお知らせ — 成功・要注意・スキップを分類して表示
分類意味
取り込み完了問題なくライブラリに追加されたファイル一覧。緑色で先頭に表示されます。
外部プレーヤー専用として取り込みました取り込みは成功していますが、アプリ内では再生できないファイルです。サムネイルの枠が黄色のカードがそれです。再生画面から、設定済みの外部プレーヤー (VLC など) で開けます。タグ付けや外部画像によるサムネイル設定は可能です。ただし、プレイリストの連続再生対象には含まれません。
内容が同じ可能性のあるファイル同じ長さ・ファイルサイズのメディアが既にライブラリにあります (今回のファイルは別のパスのため通常通り取り込み済み)。重複していないかご確認のうえ、不要な方は後から削除してください。
既に登録済みのためスキップ同じパスのファイルが既に登録されているため、二重取り込みを防いでスキップしました。
非対応の形式のためスキップ本ソフトウェアが扱えない拡張子のファイル (取り込めません)。
体験版の登録上限のためスキップ体験版のみ。動画・音声それぞれ 20 本までの制限を超えたためスキップ。

外部プレーヤー専用セクションの補助情報

このセクション内には2つのバッジが表示されます。

Tip 全件成功した場合は、ヘッダのアイコンが緑色のチェックになり、サブタイトルも「取り込みが完了しました。」と表示されます。トラブルなく取り込めたことが一目で分かります。
重要 「外部プレーヤー専用」として取り込まれたファイルを再生するには、設定画面で外部プレーヤー (VLC など) のパスを指定しておく必要があります。 未設定のままだとクリック時にエラー画面に案内が表示されます。

整理機能

本ソフトウェアでは、取り込んだメディアをタグ・フォルダ・プレイリストの3種類の軸で整理できます。タグはカテゴリ単位でグループ分けして整理します。

カテゴリとタグ

Categories & Tags 画面
図 4-1: Categories & Tags 画面 — 上部タブでカテゴリ切替、各タグはカード表示

本ソフトウェアでは、動画 / 音楽1本に対して複数のタグを付けられます。タグは カテゴリ でグループ分けして整理します。

カテゴリとタグの構造

カテゴリ&タグ画面 (サイドバー → Categories)

サイドバーの Categories を選ぶと、上部にカテゴリのタブが並びます。タブを選ぶと、そのカテゴリに属するタグがカードで一覧表示されます。

要素説明
カテゴリタブクリックで表示中のカテゴリを切り替え。横スクロール (マウスホイールで横にスクロールします)。
タグカード各タグの代表画像とタグ名・紐づく動画件数を表示。クリックでそのタグが付いた動画一覧に遷移。
タグカード右下のアイコン🖼️+ でカスタムサムネ設定 / 🗑️ でタグ削除。

新規追加と編集

Note カテゴリの並び順は、サイドバー上でカテゴリ行をドラッグ&ドロップして変更できます (カテゴリ内のタグ自体は名前順で固定です)。

ファイルへのタグ付与

以下の方法でタグを付与できます。

  1. サイドバーからドラッグ — タグ名をつかんで、動画カードまたは行に重ねて離す。
  2. 一括付与 — タグ行の ボタンを押すと、現在絞り込み表示中の動画から選択して同じタグを一括で付与します。
  3. 動画再生画面のタグ編集モーダル — 動画情報パネルの「+タグを編集」ボタンを押すとカテゴリ単位でチェック追加・解除ができるモーダルが開きます。
  4. 音楽プレーヤーの ⋮ メニュー → タグを編集 — 音楽再生中はミニオーディオプレーヤーの 3 点メニューから同じタグ編集モーダルを開けます。

フォルダ

Folders 画面
図 4-2: Folders 画面 — 取り込んだメディアを元の保存フォルダごとに表示

サイドバーの Folders を選ぶと、取り込んだメディアを元のディスク上のフォルダ単位でカード表示します。フォルダ毎のファイル件数が確認できます。また、初期状態では含まれているファイルのサムネイルがランダムで表示されます (サムネイルは変更可能です)。

要素説明
フォルダカードクリックで、そのフォルダ内のメディアに絞り込んだ Videos/Music 一覧に遷移。
カード右下のアイコン🔍 未登録ファイル取り込み / 🖼️+ カスタムサムネ設定 / 🗑️ フォルダ内の動画を一括でアプリから削除 (ファイル本体は残ります)。
画像のドロップカード上に画像をドラッグ&ドロップすると、そのフォルダのカスタムサムネに設定できます。

未登録ファイルをスキャン

取り込み済みフォルダ内のファイルが増えた場合、それを検出して追加取り込みできます。

未登録ファイルのスキャン結果モーダル
図 4-3: 未登録ファイルのスキャン結果 — どのフォルダに何件あるかをまとめて表示
  1. 右上の 未登録ファイルをスキャン ボタンを押すと、登録済みフォルダ全てを走査し、未登録メディアファイルの件数をまとめます。
  2. 結果モーダルでフォルダ行をクリックすると、そのフォルダの取り込み選択画面に直接遷移します (図 4-4)。
  3. 個別のフォルダカードに表示される黄色の +N 未登録 バッジからも同じ画面を開けます。
  4. 個別のフォルダカード右下の 🔍 虫眼鏡ボタンからも、そのフォルダだけを単独でスキャンできます。
新規ファイルの取り込み選択モーダル
図 4-4: 新規ファイルの取り込み選択 — チェックを外して取り込み対象を絞れる
  1. 取り込みたいファイルにチェックを入れて (デフォルトは全選択)、取り込む ボタンを押すと、選択済みファイルだけが取り込まれます。
Tip スキャン結果はフォルダから別画面に移動するとリセットされます。再度確認したい場合はもう一度 未登録ファイルをスキャン を押してください。

プレイリスト

プレイリスト「お気に入り」の詳細リスト表示
図 4-5: プレイリスト「お気に入り」の中身 — 詳細リスト表示で順番を確認・変更

作成と編集

  1. サイドバーの Playlists 横の ボタンで新規プレイリストを作成します。
  2. プレイリスト名にカーソルを合わせると 🖊 (編集) と 🗑 (削除) ボタンが表示されます。
  3. 🖊 ボタンを押すと名前を編集できます。Enter で確定 / Esc でキャンセル。
  4. 削除時には確認モーダルが表示されます。プレイリストを削除してもファイル自体は残ります。

動画の追加

プレイリストへの追加方法は2つあります。

動画の削除

プレイリスト表示中、メディアカードを右クリックすると「「(プレイリスト名)」から除く」メニューが出ます。これでプレイリストからのみ取り外し、メディア本体は残します。

並び順の変更

Note プレイリスト表示時のみ、詳細リスト表示でドラッグ&ドロップによる並び順変更が可能です (図 4-5 の赤いハイライト行)。並び順は連続再生の順序に直接反映されます。プレイリスト表示中はソート対象・昇順/降順のセレクタは非表示になります。

検索と絞り込み

上部ツールバーの検索ボックスに文字を入力すると、ライブラリ内のタイトルに対して部分一致検索を行い、メイン一覧が絞り込まれます。1文字入れるごとに即時で絞り込まれます。

検索の例
図 4-6: 検索の例 — 「二人」と入力して該当タイトルだけに絞り込まれた状態

その他の絞り込み

絞り込み方法
タグサイドバーのタグをクリック (複数選択可、AND 条件)。
No tagサイドバーの No tag でタグが一切付いていない動画のみ表示。
カテゴリサイドバーの Categories から特定カテゴリのタブを開いて確認。
フォルダFolders 画面でフォルダカードをクリック。
評価右上の ★ All セレクタで評価フィルタを変更。
ソート順右上の Name / Asc ↑ セレクタで並び順を切替 (プレイリスト表示時は手動順序のため非表示)。

再生機能

動画の再生画面

動画一覧のサムネイル / 行をクリックすると再生画面に切り替わります。

動画再生画面
図 5-1: 動画再生画面 — 下部に再生コントロールが並びます

下部コントロール (左から)

アイコン / 表示役割
動画の冒頭に戻る。
再生 / 一時停止 (キーボードの Space でも切替可)。
次の動画へ。
🔊音量。クリックでミュート切替、スライダーで音量調整。
0:00 / 0:00現在の再生位置 / 動画の総時間。

下部コントロール (右から)

アイコン / 表示役割
自動再生 OFFクリックで自動再生モードを切替。OFF → リピート → 連続再生 → ランダム → OFF の順に巡回します (詳しくは 5.5 自動再生モード)。
1x再生速度切替。1x → 1.5x → 2x → 4x → 0.5x → 1x の順に巡回。
🔖現在の再生位置をブックマークとして保存 (詳しくは 5.4)。
📺シアターモード切替。動画表示エリアが拡大します。
全画面表示。

シークバー

下部の赤いバーは現在の再生位置を表します。クリック / ドラッグで任意の位置にジャンプできます。

動画情報パネル (再生画面の下部)

動画情報パネル
図 5-2: 動画情報パネル — 評価・タグ・プレイリスト・ファイル情報を1画面で操作

再生画面をスクロールすると、次の情報・操作が並びます。

Tip 画面左上の ← Back to List でメイン一覧に戻ります。

音楽の再生バー

音楽ファイルを再生すると、ウィンドウ下部にミニオーディオプレーヤーが固定表示されます。動画と違って画面全体は遷移せず、メイン一覧をスクロール・操作したり、別の曲を選んだりしながら再生し続けられます。なお、上部ツールバーで VIDEO モードに切り替えると、音楽の再生は停止します。

MUSIC モードとミニオーディオプレーヤー
図 5-3: MUSIC モード — メイン一覧の下部にミニオーディオプレーヤーが常駐します

ミニオーディオプレーヤーの構成 (左から)

要素説明
アイコン / カバー画像カスタムサムネを設定している場合はその画像、未設定なら音符アイコン。
曲名 + アーティスト / アルバム曲名にホバーすると鉛筆アイコンが現れ、ファイル名のリネームができます (ディスク上の元ファイルの名前も変わります)。アーティスト / アルバムは編集モードで DB の値のみ更新します (ファイルのメタタグは変更しません)。
👍 / 👎評価ボタン。動画と同じ Good / Bad のトグル。
前の曲へ。
▶ / ⏸ (中央の赤いボタン)再生 / 一時停止。
次の曲へ。
0:00 / 0:00現在の再生位置 / 曲の総時間。
順番 など自動再生モードバッジ。クリックで OFF → リピート → 順番 → ランダムを巡回。動画プレーヤーと共有設定です。
1x再生速度。1x → 1.5x → 2x → 4x → 0.5x を巡回。
🔊 + スライダー音量。クリックでミュート、スライダーで音量調整。
3点メニュータグの編集 / 再リンク / フォルダを開く などの操作。
×ミニプレーヤーを閉じる。

シークバー

ミニプレーヤーの上端の赤いラインが再生位置を示すシークバーです。クリックで任意の位置にジャンプします。

MUSIC 一覧の見方

上部ツールバーの MUSIC を選ぶと、音楽専用の一覧表示になります。詳細リスト (≡) では以下の列が表示されます。

Note 外部プレーヤー専用扱いの音声ファイル (黄色枠) では、再生ボタン部分が「外部プレーヤーで再生」ボタンに置き換わります。設定済みの外部プレーヤー (VLC など) が起動し、本ソフトウェアでは再生できないファイルでも再生できます。

キーボードショートカット

動画の再生画面では、以下のような主要操作をキーボードで行えます (テキスト入力中は無効)。

キー動作
Space / K再生 / 一時停止
J / L10 秒戻る / 進む
F全画面切替
B現在の位置を Bookmark Scenes に追加

音量・フレーム送り・シアターモード切替などを含む全一覧は 9.1 ショートカット一覧 をご覧ください。

ブックマーク

動画の見どころや、また見返したい場面をシーン単位でブックマークできます。

追加

確認・ジャンプ

削除

各ブックマークサムネにホバーすると右上に × ボタンが現れます。クリックで削除します。

Note ブックマークデータは動画とは別の場所に保存されており、ライブラリのエクスポート / インポートでも引き継がれます

自動再生モード

動画 / 音楽の再生が終わったときの挙動を 4 段階で切り替えられます。

モード挙動
OFF終了時に停止します。手動で次を選ぶまで何も再生されません。
リピート同じファイルを繰り返し再生します。
表示順 (順番)現在の一覧 / プレイリストの順序で次のファイルへ進みます。
ランダム現在の一覧から無作為に次のファイルを選びます。

切替方法は3つあります。

Note モードの設定は動画プレーヤーと音楽プレーヤーで共有されます。プレイリスト表示中は、表示順はプレイリストの並び順に従います。
外部プレーヤー専用ファイル (黄色枠) は表示順 / ランダムの対象から除外されます。

外部プレーヤー連携

アプリ内で直接再生できない形式 (AVI / WMV / FLV / DVD の VOB・IFO 等) や、お使いの PC で HEVC / AV1 の OS 拡張が入っていないために再生できないファイルは、設定済みの外部メディアプレーヤーで開く形で再生できます。

セットアップ

  1. 外部プレーヤー (VLC など) を PC にインストール。
  2. 本ソフトウェアの設定画面で 外部プレーヤー EXE のパス を指定。

動作

重要 外部プレーヤーが起動した後の操作は、その外部プレーヤー側のものになります。 ブックマーク・連続再生などの本ソフトウェアの機能は、外部再生中は使えません。

サムネイル

自動生成

本ソフトウェアでは、動画の取り込み時に動画フレームからサムネイル画像を自動生成します。音楽ファイルはサムネイル画像を生成せず、音符アイコンで表示されます。

サムネイル解像度

設定画面の サムネイル解像度 で3段階から選択します。

プリセット解像度用途
LOW320×180容量重視 (動画数が多くディスク節約したい場合)
MID480×272標準 (推奨)
HIGH640×360画質重視 (グリッドの L / LL サイズ表示で映えます)

四分割サムネイル

設定画面の 四分割サムネイル を ON にすると、動画の異なる時間位置から4枚を抽出して 2×2 で配置したサムネイルを生成します。動画の中身を一目で把握できる利点があります。OFF にすると単一フレームのみのサムネイルになります。

Note 動画の時間が極端に短い (数秒) 場合は、4分割の抽出に失敗することがあります。その場合は自動的に単一フレームのサムネイルにフォールバックします。

一括再生成

Videos 画面右上の Batch thumbnail ボタンで、登録済み動画のサムネイルを一括で再生成できます。

再生成対象を選び終わったら、確認後に処理が始まります。動画件数が多い場合は時間がかかります。

カスタムサムネイル

自動生成のサムネイルが気に入らない場合は、自分で用意した画像を設定できます。動画 / 音楽 / タグ / フォルダのカードすべてが対応しています。

方法 1: 画像ファイルをドラッグ&ドロップ

エクスプローラから画像ファイル (JPG / PNG / WebP / GIF / BMP) をカードの上にドラッグして離します。少し止めていると「画像をサムネイルに設定」のオーバーレイが表示され、ドロップで反映されます。

方法 2: クリップボードからペースト

  1. 使いたい画像をブラウザや画像ビューアからコピー (右クリック → 画像をコピー、または Ctrl+C)。
  2. 本ソフトウェアで対象のカードを右クリック → 「クリップボードの画像をサムネにする」を選択。
サムネイルカードの右クリックメニュー
図 6-1: カードを右クリックすると「クリップボードの画像をサムネにする」が表示されます
初回のみ 本機能を初めて使う時に Windows の WebView2 がクリップボード参照の許可ダイアログを表示します (タイトルに「http://localhost:1420 は次のことを求めています:」と出ます)。これはアプリの内部表示用のローカル URL であり、インターネット送信ではありません。「許可」を選択してください。次回以降はこのダイアログは出ません。
クリップボード参照の許可ダイアログ
図 6-2: 初回のみ表示される許可ダイアログ — 「許可」を選択

方法 3: 画像ピッカー (タグ / フォルダのみ)

タグカード / フォルダカード右下の 🖼️+ アイコンから、ファイル選択ダイアログで画像を選びます。

Tip カード用サムネイルは内部的に 640×360 で保存されます。アスペクト比が異なる画像はレターボックス (周りに元画像をぼかして合成) で中央配置されるので、ほぼどんなサイズの画像でも自然に収まります。

解除と再生成

カスタムサムネイルを設定したカードには、ホバー時に右上に × ボタンが表示されます。

  1. × ボタンを押すと確認モーダルが表示されます。
  2. 「解除」を押すと、自動生成のサムネイルに戻ります。
  3. 動画の場合は、改めてサムネが自動生成されます。
  4. タグ / フォルダ / 音楽カードの場合は、デフォルト状態 (アイコンのみ) に戻ります。
重要 × ボタンを押した後の確認モーダルでキャンセルすると、現在のカスタムサムネイルがそのまま残ります。 うっかり解除しても、画像ファイルが手元にあれば再度ドラッグ&ドロップで戻せます。

設定

設定画面の各項目

設定画面
図 7-1: 設定画面 — 上部ツールバーの ⚙ ボタンで開きます
項目役割
次のメディアを自動再生 現在の動画 / 曲が終わった時に、次のメディアを自動で再生します。OFF にすると一本ごとに停止します。
ON にすると下に3つの再生モードが現れ、いずれかを選べます:
リピート — 同じファイルを繰り返し再生
表示順 — 現在の一覧 / プレイリスト順に次の曲へ
ランダム — 一覧からランダム選択
この設定は動画プレーヤーと音楽プレーヤーで共有されます。
ホバー時に詳細を表示 一覧で動画カードにカーソルを合わせた際に、タイトルとタグをポップアップ表示します。
四分割サムネイル 取り込み時のサムネイルを「動画の4箇所から取った4分割画像」にします。OFF にすると動画の途中1枚だけのサムネイルになります。
※ 動画時間が極端に短いと4枚抽出できない場合があります。
サムネイル解像度 取り込み時に生成するサムネイル画像の解像度を選びます。
LOW 320×180 — 容量重視
MID 480×272 — 標準 (推奨)
HIGH 640×360 — 画質重視
※ 既に登録済みのサムネイルには反映されません。一括再生成する場合は Videos 画面右上の Batch thumbnail をご利用ください。
FFmpeg / 外部プレーヤーPATH 入力 クリックで折りたたまれているパス設定欄を展開します (次節)。
タグのインポート / エクスポート グループ名 (カテゴリ) とタグ名を CSV ファイルでやり取りできます。タグの一覧を別環境にコピーしたいときなどに。
ライブラリ全体のバックアップ タグ・評価・サムネイル・プレイリスト・ブックマークなどをまとめて 1つの zip ファイルに書き出し / 読み込みします。PC 移行や万一の事故からの復元用です。最終エクスポート日時もこの欄に表示されます。
アプリデータフォルダを開く 本ソフトウェアの設定・データベース・サムネイル画像が保存されているフォルダをエクスプローラで開きます。
使用許諾契約書 (EULA) 本ソフトウェアの使用条件。
プライバシーポリシー 本ソフトウェアでの個人情報の取り扱い方針。本アプリは完全ローカル動作です。
About / オープンソースライセンス バージョン情報と、本ソフトウェアが使用しているオープンソースライブラリのライセンス一覧。

FFmpeg / 外部プレーヤー

設定モーダルの FFmpeg / 外部プレーヤーPATH 入力 をクリックすると、2つのパス入力欄が展開されます。どちらも任意で、未設定でも本ソフトウェアは動作します。指定した場合は対応機能が拡充されます。

FFmpeg / 外部プレーヤーパス入力欄を展開した状態
図 7-2: パス入力欄を展開した状態 — FFmpeg と外部プレーヤーをそれぞれ指定可能

FFmpeg パス (オプション)

FFmpeg は無料の動画 / 音声処理ツールです。お使いの PC に FFmpeg をインストールしている場合は、ffmpeg.exe のパスを指定すると、以下の機能が拡充されます。

外部プレーヤー EXE (オプション)

VLC media player など、本ソフトウェアでは再生できない形式 (HEVC・AVI・DVD の VOB / IFO 等) に対応する外部のメディアプレーヤーの .exe パスを指定します。

動作説明
外部プレーヤー専用ファイル (サムネ枠が黄色) の再生再生画面のエラー表示から「外部プレーヤーで開く」ボタンが押せるようになります。
コーデックエラーが出た時同じく「外部プレーヤーで開く」ボタンで指定したプレーヤーを起動します。
Tip 推奨プレーヤーは VLC media player です (https://www.videolan.org/vlc/ から無償でダウンロードできます)。 DVD の IFO ファイルなども、関連ファイルを含めて適切に再生してくれます。

パスの入力方法

入力後はパスの有効性が自動で検証され、フォーム右上に状態 (Valid / Error / Checking) が表示されます。

Note FFmpeg と外部プレーヤーのパスはソフトウェア起動の都度再検証されます。プレーヤーをアンインストールしたり、移動したりした場合は、設定画面で再度パスを確認してください。

バックアップと復元

「ライブラリ全体のバックアップ」セクションで操作します。

エクスポート (書き出し)

  1. ライブラリをエクスポート を押します。
  2. 保存ダイアログでファイル名と保存場所を指定します (既定名: Mvc_backup_YYYYMMDD.zip)。
  3. 完了後、最終エクスポート日時が表示されます。

インポート (読み込み)

  1. ライブラリをインポート を押します。
  2. 過去にエクスポートした zip を選びます。
  3. 取り込み元の AppData パス・動画パスのサンプルが表示されます。
  4. 必要に応じてパス変換ルール (旧PCのフォルダ → 新PCのフォルダ) を入力します。
  5. 「インポート実行」を押すと、最終確認モーダルが表示されます。
  6. 内容を確認のうえ「置き換えて取り込む」を押すと、現在のライブラリが全て削除され、 zip の内容に置き換わります。
重要 インポートは置き換え動作です。実行すると現在の動画 / タグ / カテゴリ (並び順含む) / プレイリスト / サムネイル / ブックマークは全て削除され、 zip の内容に置き換わります (ファイル本体は残ります)。 別 PC への移行や事故からの復元目的での利用を想定しており、現在のライブラリと統合する形での読み込みはできません。
万一に備えて、実行前にライブラリのエクスポートを取っておくことを強くおすすめします。 起動時に DB の構造変更を検出した場合は自動バックアップが取られますが (詳しくは 7.4 データの保存場所 および第8章のトラブルシューティング)、毎回作成されるものではないため、手動エクスポートを必ず併用してください。
Tip 万一の事故 (操作ミス、不意のデータ破損等) に備え、定期的にエクスポートしておくことを強くおすすめします。30 日以上エクスポートしていない場合、設定画面に注意表示が出ます。
なお、ライブラリのエクスポートはタグ・評価・プレイリスト・サムネイル・ブックマーク等のライブラリ情報の保存であり、元の動画 / 音楽ファイル本体のバックアップではありません。ファイル本体の保全は別途行ってください。

データの保存場所

本ソフトウェアは以下の場所にデータを保存します。

場所内容
%APPDATA%\com.plepro.my-video-collection\本体データのルート (設定画面の「アプリデータフォルダを開く」でここを開きます)
my-video-collection.db登録済み動画 / 音楽・タグ・プレイリストの情報を保持する SQLite データベース
thumbnails\動画 / 音楽の自動生成サムネイル画像
card_thumbnails\タグ / フォルダ用のカスタムサムネイル画像
backups\起動時に DB の構造変更を検出した場合に自動作成される SQLite バックアップ (直近3件まで保持)

トラブルシューティング

動画 / 音楽が再生できない

症状対処
サムネ枠が黄色のカードをクリックしても何も起こらない 外部プレーヤーが未設定です。エラー画面の「設定画面を開く」か、設定 → FFmpeg / 外部プレーヤーPATH 入力 → 「外部プレーヤーEXE」に VLC など別途インストールしたプレーヤーのパスを入力してください。
「このPCで再生不可のコーデック」と表示される HEVC / AV1 などのコーデックを使う動画です。Microsoft Store の HEVC / AV1 ビデオ拡張機能を導入後、再取り込みすれば再生できる可能性があります。
再生中に映像が出ない / 黒画面のまま 動画ファイルが移動 / 削除されていないか、サムネ詳細の「ファイルが見つかりません」表示で確認してください。再リンク (移動先を指定) で復旧できます。

サムネイルが正しく表示されない

症状対処
サムネが真っ黒・崩れている 動画の長さが短いか、特殊な圧縮形式のためフレーム抽出に失敗しています。設定で FFmpeg のパスを指定すると、より高精度のサムネ生成が可能です。改善しない場合は、カスタムサムネを画像から手動設定してください。
音楽ファイルのサムネがアイコンのまま 音楽は元々プレースホルダ画像のみ生成されます。カバーアートを表示したい場合は、カスタムサムネで画像を設定してください。
解像度を変えたのに古いサムネが残っている 設定の「サムネイル解像度」は新規取り込み分にのみ反映されます。既存のサムネには反映されないので、Videos 画面の Batch thumbnail で一括再生成してください。

ファイルが見つからない (リンク切れ)

動画 / 音楽ファイルを別フォルダに移動した場合、カードに「ファイルが見つかりません」と表示されます。

  1. カードを開き、再生エラー画面の 「ファイルの場所を再指定」 ボタンを押します。
  2. 新しい場所にあるファイルを選びます。
  3. 本ソフトウェアはファイルサイズ・長さ (FFmpeg 設定時) で安全性を検証し、合致した場合のみ再リンクします。

フォルダを丸ごと別の場所に移動した場合は、Folders 画面からフォルダ単位の再連携もできます。

  1. サイドバーの Folders を開きます。リンク切れになっているフォルダカードは赤い ⚠ リンク切れ バッジが表示されます。
  2. 赤いバッジ付きフォルダカードをクリックすると、再連携の確認ダイアログが出ます。
  3. 「OK」を選び、フォルダ選択ダイアログで新しい場所のフォルダを選びます。
  4. 旧フォルダと同じ名前のフォルダを選んだ場合のみ、フォルダ配下のメディアが一括で再リンクされます。名前が異なる場合は安全のため処理を中断します。

カテゴリやタグが消えた / 挙動が以前と違う

本ソフトウェアは起動時に DB の構造変更を検出すると、自動でバックアップを取ります (%APPDATA%\com.plepro.my-video-collection\backups\)。

  1. 本ソフトウェアを終了。
  2. エクスプローラで %APPDATA%\com.plepro.my-video-collection\ を開く (設定画面の「アプリデータフォルダを開く」が便利です)。
  3. backups\ フォルダ内の復元したい日時のバックアップファイルを本体 my-video-collection.db に上書きコピー。
  4. 再起動。
Tip PC 移行や万一の事故に備えて、ライブラリのエクスポート を定期的に行うことを強くお勧めします。30日以上エクスポートしていない場合、設定画面に注意表示が出ます。

ライブラリのインポートで動画が見つからない

別 PC でエクスポートした zip をインポートした際に、動画ファイルのパスが旧 PC のままで見つからない状態になることがあります。インポート確認モーダルで パス変換ルール を入力することで、その場で書き換えてから取り込めます。

ライブラリのインポート確認モーダル
図 8-1: ライブラリのインポート確認モーダル — サンプルパスを見ながらパス変換ルールを入力できます
  1. 設定画面 → ライブラリをインポート でエクスポート済み zip を選択。
  2. 確認モーダルの「読み込み元」で、エクスポート日時・元の AppData パス・動画 / タグ / プレイリストの件数を確認します。
  3. 「サンプル動画パス」セクションで、旧 PC でファイルが保存されていた場所を確認します。
  4. 「パス変換 (旧PC のフォルダ → 新PC のフォルダ)」欄に、旧PCの prefix → 新PCの prefix の対応を入力します (例: D:\VideosE:\MyVids)。複数のルールを + ルールを追加 ボタンで追加可能です。空欄のルールは無視されます。
  5. 「置換後のプレビュー」で 変更前 / 変更後 を見比べて、想定通りに置換されているか確認します。
  6. 赤い注意ボックスを確認のうえ、インポート実行 を押すと最終確認モーダルが表示されます。「置き換えて取り込む」で実際の取り込みが始まります。
Note サムネイル画像本体は zip 内に格納されており、インポート時に新 PC の AppData 内に自動で再配置されます。サムネイルのパスは個別に書き換える必要はありません。

動作が重い・取り込みが遅い

補足

ショートカット一覧

動画再生画面 (テキスト入力中は無効)

キー動作
Space / K再生 / 一時停止
J10 秒戻る
L10 秒進む
/ ,1 フレーム戻る (一時停止状態に)
/ .1 フレーム進む (一時停止状態に)
/ 音量 ± 5%
Mミュート切替
F全画面切替
Tシアターモード切替
Bブックマーク追加

編集モーダル全般

キー動作
Enter入力内容を確定 (タイトル変更 / タグ作成 / カテゴリ名変更等)
Esc編集をキャンセル

ファイル操作

操作動作
動画 / 音楽ファイルのウィンドウへのドロップそのファイル群を取り込み
フォルダのウィンドウへのドロップフォルダ内のメディアを再帰的に取り込み
画像ファイルのカードへのドロップカードのカスタムサムネとして設定
EXE ファイルの FFmpeg / 外部プレーヤー入力欄へのドロップパスを自動入力

体験版と製品版の違い

項目体験版製品版
登録上限動画・音楽それぞれ 20 本まで制限なし
ライブラリのインポート (zip 読み込み)利用不可利用可
その他の機能制限なく利用可制限なく利用可

体験版で取り込んだファイル情報・タグ・プレイリスト・評価・サムネイル・ブックマーク等のデータは、同じ PC に製品版をインストールするとそのまま引き継いでお使いいただけます。

お問い合わせ

本ソフトウェアに関するお問い合わせは、同梱の CONTACT.txt に記載のメールアドレスまでお願いいたします。