﻿ハピネス
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[Phase.0] 突然のカンチョーと激しい羞恥心         1
[Phase.1] 忘れられないカンチョーと秘められた快感         6
[Phase.2] 柔らかいハーフパンツとカンチョー再び         11
[Phase.3] 魅惑のセルフカンチョーと最悪の失敗         17
[Phase.4] ハイムの追及と恐ろしい提案         22
[Phase.5] 週末のお茶会とアルミちゃんからの条件         28
[Phase.6] アルミちゃんのお願いとイチジク浣腸         33
[Phase.7] 剥き出しの肛門羞恥と1本目の浣腸         38
[Phase.8] 限界の追加浣腸とセルフカンチョージャンプ         43
[Phase.9] セルフカンチョーの衝撃と暴かれる秘部         49
[Phase.10] 肛門垂直パンチと絶頂射精        54
[Phase.11] 最後のカンチョーとお漏らしの時         60
[Final Phase] 破廉恥な反省会と新たな約束         66
[Extra Phase] 夢まどろみの不意打ちカンチョーと朝立ち絶頂射精         71
[Omake Phase] ふりま        76



[Phase.0] 突然のカンチョーと激しい羞恥心 


 僕は最近、前の席のクラスメイトであるアルミちゃんのことが気になって仕方がない。
 アルミちゃんの可愛らしい笑顔を見ているだけで、僕の心はいつもドキドキしてしまうのだ。
 だから休み時間になると、僕はどうしてもアルミちゃんの会話に混ざりたくなってしまう。
 でもアルミちゃんは人気者で友達も多く、彼女の周りはいつも人だかりになっていて、なかなか会話の輪にははいれない。
 僕は自分の机の上に登る。
 机の上にひょいと上がり、四つん這いになって両手を突く。
 そのままぐっと前の席へ身を乗り出すのだ。これで上から会話にはいれる。アルミちゃんの後ろにいる僕だけの特権だ。
「あの、アルミちゃん。さっきの授業のノート見せてくれませんか？」 
 僕は四つん這いのまま、アルミちゃんの顔を覗き込むようにして話しかけた。
「あ、シロムくん」 
 アルミちゃんがクルッと振り返って、楽しそうに微笑んでくれた。
「また机の上に登ってるの？」 
「……相変わらず行儀が悪いね、シロム」 
 横の席から、双子の姉のハイムがローテンションな声をかけてくる。
「いいじゃないですか、ハイム。この格好の方がアルミちゃんのお顔がよく見えるんですよ」
「変なシロムくん」 
 アルミちゃんがクスクスと可愛い声で笑った。
 僕は嬉しくなって、さらに四つん這いの姿勢のままぐっと身を乗り出した。
 机の上で四つん這いになり、前傾姿勢を強める。
 それによって僕のお尻は、後ろに向かって高く突き出された格好になっていた。
 ズボンがぐっと引っ張られ、僕の肛門のあたりが無防備に突き出されている状態だ。
 もちろん僕はアルミちゃんと話すのに夢中で、自分の肛門が無防備になっていることなんて全く気にしていない。
「アルミちゃん、今日の放課後はなにか予定があるんですか？」 
「ううん、特にないよ？」 
「本当ですか！ じゃあ一緒に帰りませんか？」 
「えー、どうしようかなぁ」 
「お願いです！ 一緒に帰りましょうよ！」 
 僕はさらに必死になって、机の上で四つん這いのまま前へぐいっと体重をかけた。
 お尻がますます高く上がり、無防備な肛門が後ろにいる誰の視線にも晒される形になる。
「シロム、お尻が完全に無防備よ……。好きな子の前で舞い上がりすぎじゃない？ テンションおかしいし……」 
 ハイムが呆れたように僕のお尻のあたりを見つめて言った。
「大丈夫ですよ！ 後ろには誰もいませんから！」 
 僕はアルミちゃんの反応が見たくて、完全に油断しきっていた。
 まさか自分の無防備な肛門に、恐ろしい危機が迫っているとは夢にも思わずに。
 その時だった。


 ズボッ！！ 


「はうっ！？！？」 
 突然、まるでお尻が爆発したかのような衝撃を受け、僕の肛門を激しくなにかが走り抜けたかんじがした。
 ズボンと下着を突き破らんばかりの勢いで、なにかがお尻からおなかの底までズドンと突き抜けたのだ。
 僕はなにが起きたのかまったく理解が追いつかなかった。
 まるで目から星が飛び出るような、強烈すぎる驚き。
 ただただ衝撃が肛門からおなかまで届き、頭の中が真っ白になる。
 痛いわけではないのだ。
 肛門から身体のド真ん中を一直線に貫かれる重い衝撃。
 僕は机の上で四つん這いの姿勢のまま、固まってしまった。
 口を半開きにして、目を見開いたままの間抜けな顔。
 そしてなにより、自分でも信じられないような情けない悲鳴を出してしまっていた。


「はうっ！？！？」という、肺から息を絞り出すような、変で奇妙な声が教室中に響き渡ったのだ。
「……え？」 
 目の前にいたアルミちゃんが、口を手で押さえて目を丸くしている。
「シロムくん……？」 
「…………なに……今の声……」 
 ハイムも信じられないものを見るような目をして、僕の顔を見つめている。
 アルミちゃんにも、ハイムにも、完全に見られてしまった。
 肛門を貫かれた瞬間の、僕の間抜けすぎる表情と、裏返った変な悲鳴を。


 僕はカンチョーされたのだ。
 ジ〜ンと肛門が痺れる。


「う、あ……」 
 恥ずかしさで、一気に顔が沸騰したように熱くなる。
 衝撃から数秒遅れて、僕の頭の中にようやく理解が追いついてきた。
 僕の肛門からジンと熱くむず痒いような感覚が周囲に広がっていく。


 ジンジン、じんじん。


 肛門が熱い。
 僕は今、四つん這いで突き出していたお尻に、肛門に、力いっぱいのカンチョーを食らったのだ。
「ぎゃははははは！ 大成功ー！」 
 後ろから、クラスメイトのお調子者の男子の大爆笑する声が聞こえてきた。
 振り返ると、彼が2本の指を立てておなかを抱えて笑っていた。
「おいおいシロム！ お前、四つん這いでお尻突き出してるからさぁ！ カンチョーしてくださいって言ってるようなもんじゃん！」 
 クラス中の生徒たちが一斉にこちらに視線を向けてくる。
「うわ、シロムくん、カンチョーされたんだ！」 
「すごい声出してたよね！」 
「はうっ！？ はうって言ってたぞ！」
 クラスメイトみんなの視線が、机の上で固まっている僕に集中する。
 恥ずかしい。
 恥ずかしすぎて死んでしまいたい。
 好きなアルミちゃんのすぐ目の前で、僕はカンチョーを食らって間抜けな声を上げてしまったのだ。
「あはは！ アルミちゃん見た！？ シロムくんの顔！」 
 お調子者の男子が、アルミちゃんに向かって笑いかける。
「え、あ、うん……びっくりしちゃった……」 
 アルミちゃんは頬を少し赤くして、恥ずかしそうに僕から目をそらした。
 ああ、アルミちゃんに僕の最低で間抜けなカンチョー姿を見られてしまった。
 それだけでも羞恥心で胸が張り裂けそうなのに、お調子者の男子は追撃をやめなかった。
 彼は自分がカンチョーをした人差し指を、自分の鼻の前に近づけたのだ。
 そして、クンクンと匂いを嗅ぐ仕草をした。
「うっわーーーー！！」 
 男子がわざとらしく大げさな声を張り上げる。
「くっせー！！ 超くっせえぞこれ！！」 
「なっ……！？」 
 僕は言葉を失った。
「おいみんな聞けよ！ シロムの肛門、めっちゃうんち臭い！！ ズボッてカンチョーしたら、指にシロムのうんちの匂いがついてさぁ！ マジでうんち臭くてたまんないんだけど！！」 
 教室中が大爆笑に包まれた。
「えー！ やだー。シロムくんの肛門、うんち臭いの！？」 
「カンチョーされた指がうんち臭いってヤバすぎだろ！」 
 クラスメイトたちが口々に僕をバカにして笑う。
「ち、違います！ うんちなんてついてません！」 
 僕は必死になって反論しようとしたけれど、声が震えて上手く喋れない。
「嘘つけー！ カンチョーした僕の指がこんなにうんち臭いんだぞ！」 
「シロム、ちゃんとお尻拭いてないんじゃないのー？」 
「肛門の中にうんちが詰まってんじゃないか！？」 
 詳細に、あまりにも詳細に、僕の肛門とうんちのことをバカにされていく。
 屈辱だ。
 あまりにも凄まじい屈辱と羞恥心に、身体中から汗が噴き出してくる。
 大好きなアルミちゃんに、僕の肛門がうんち臭いなんて思われてしまうなんて。
 アルミちゃんは気まずそうに、でも少しクスッと笑いながら僕を見ている。
「シロムくん……大丈夫……？」 
 アルミちゃんに心配されることすら、今の僕には猛烈な恥ずかしさでしかなかった。
「だ、大丈夫です……！」 
 僕は慌てて机の上から降りて、自分の席に座り直した。
 椅子にお尻が触れた瞬間、カンチョーされた肛門がジンジンと熱く痺れるような刺激を感じた。
「……バカじゃないの、シロム」 
 ハイムが隣でハァと深いため息をつく。
「……四つん這いでお尻、突き出してるからカンチョーなんてされるの」 
「うう……ハイム……黙ってください……」 
 僕は顔を真っ赤にして、自分のデスクに突っ伏した。
 その後、キーンコーンカーンコーンと授業開始のチャイムが鳴った。
 先生が教室に入ってきて、授業が始まる。
 だけど、僕はまったく授業に集中することができなかった。
 頭の中は、先ほどのカンチョーのことでいっぱいだったからだ。
 カンチョーされた瞬間の「ズボッ！！」という感覚が、頭から離れない。
 思い出すたびに、胸がドクン、ドクンと激しく脈打つ。
 ドキドキが止まらない。
 あんなにクラス全員の前で羞恥に晒されたのは人生で初めてだった。
「はうっ！？！？」なんて間抜けな声をアルミちゃんに聞かれてしまった恥ずかしさ。
 自分の肛門がうんち臭いとクラス中で大騒ぎされた恥ずかしさ。
 思い出すだけで顔が火照り、耳まで真っ赤になってしまう。
 だけど、僕を動揺させているのは羞恥心だけではなかった。
 いつの間にか、自分の意識がお尻の奥へと集中しているのに気づく。
 カンチョーを食らった僕の肛門が、今でもジンジンと熱く痺れているのだ。


 ジンジン、じんじん。


 肛門が熱い。
 椅子に座っていると、体重がかかるたびに肛門がキュッと締まるような感覚がする。
 肛門という、誰にも見せてはいけない一番デリケートな場所。
 そこに指をズボッと突き刺されるという強烈な悪戯をされたのだ。
 そのデリケートな肛門への刺激を思い返すたびに、胸の奥がキュンと怪しく甘く疼いた。
 恥ずかしいはずなのに、悔しいはずなのに。
 肛門にズボッと指を入れられた感触を思い出すと、おなかの底がゾクゾクとしてしまう。
「……シロム？」 
 横からハイムが小声で話しかけてきた。
「…顔、すごく赤いけど……熱でもあるの？」 
「ひゃいっ！？ なんでもありません！」 
 僕は慌てて声を裏返しながら否定した。
「……変なの」 
 ハイムは不思議そうに僕を見てから、また黒板に視線を戻した。
 僕は生唾をゴクリと呑み込んだ。
 前の席には、アルミちゃんの綺麗な背中が見える。
 アルミちゃんは真面目に授業を受けているけれど、たまに僕の方をチラッと気にしているようだった。
 アルミちゃんはさっきの僕の肛門のこと、まだ考えているのだろうか。
 そう思った瞬間、またしても胸が激しくドクンと跳ね上がった。
 アルミちゃんに僕の肛門のことを意識されているかもしれない。
 うんち臭いってバカにされた僕のデリケートな肛門のことを。
 そう考えると、恥ずかしさと胸の動揺で、どうにかなってしまいそうだった。


 じんじん。じんじん。


 カンチョーされた肛門の熱が、一向に引かない。
 むしろ思い出せば思い出すほど、肛門の存在感が強くなっていく。
 ズボン越しに自分の肛門がどうなっているのか、気になって仕方がない。
 四つん這いになって、無防備にお尻を突き出していた自分。
 そこへ一直線に襲いかかってきた、カンチョーの衝撃。
 ズボッ！！ という音とともに、おなかの奥まで届いた指の感触。
 目から星が出るほどの驚きと、口から出た間抜けな叫び声。
「はうっ！？！？」なんて、僕、なんであんな声を出してしまったのだろう。
 アルミちゃんの前で、あんな声を出すなんて。
 思い出すだけで、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
 でも、カンチョーのせいでじんじんとしている肛門が、妙に気になって離れない。
 デリケートな肛門を乱暴にいじられたという事実が、僕の心を激しく乱すのだ。
「……くっせー、うんち臭いって……」 
 僕は小さく小さく呟いて、自分の両手で顔を覆った。
 本当にうんち臭かったのだろうか。
 僕の肛門は、そんなにうんちの匂いがしていたのだろうか。
 アルミちゃんに、うんち臭い肛門の持ち主だと思われてしまったのだろうか。
 羞恥心で胸が押し潰されそうになる。
 だけど、その羞恥心と同じくらい、肛門のジンジンとした痺れが僕を狂わせていく。
 カンチョーされた肛門が熱い。
 お尻がギュッとすぼまるたびに、カンチョーされた時の衝撃が蘇る。
 授業の黒板の文字なんて、もうひとつも頭に入ってこない。
 先生の教鞭を振るう音も、遠くの出来事のように聞こえる。
 僕の脳内は今、カンチョーされた自分の肛門と、突き抜ける羞恥心だけで満たされていた。
「はぁ……はぁ……」 
 浅い息が漏れる。
 体温が上がって、服の中がじっとりと汗ばんでくるのが分かった。
 休み時間になったら、僕はアルミちゃんにどう謝ればいいんだろう。
 いや、謝るのもおかしいけれど、どうやって会話をすればいいんだろう。
 カンチョーされて「はうっ！？」と叫び、うんち臭いとバカにされた僕。
 もう前みたいに、四つん這いで机に登って身を乗り出すなんてできない。
 だって、またお尻を突き出したら、またカンチョーされてしまうかもしれないから。
 股間の奥、肛門のあたりがキュンと怪しく疼いた。
 またカンチョーされたらどうしようという不安と、どこかそれを期待してしまうような気持ち。
 デリケートな肛門に与えられたカンチョーの衝撃は、それほどまでに僕の心を奪ってしまったのだ。


 ジンジン。ジンジン。


 お尻の熱さは、いつになっても冷める気配がない。
 むしろどんどん熱を増し、僕の肛門が存在感を主張し続けている。
 カンチョーの不意打ち感。
 おなかまで届いたあの衝撃。
 そしてクラス中に響き渡ったうんちコール。
 僕は授業中、ずっと自分の肛門をモジモジと擦り寄せるようにして椅子に座っていた。
 胸のドキドキは一向に収まらない。
 アルミちゃんの背中を見つめながら、僕はジンジンとする肛門の感触に胸を躍らせるように身を悶えさせた。
 羞恥心とデリケートな場所への悪戯に、僕の心とお尻は完全に支配されていたのだった。
 授業が終わるまでの時間、僕はただひたすらカンチョーされた肛門の火照りに耐え続けるしかなかった。






[Phase.1] 忘れられないカンチョーと秘められた快感 


 自分の部屋に帰り、ベッドに倒れ込んでも、今日のカンチョーの出来事は頭から離れなかった。
 脳裏に焼き付いているのは、あの瞬間の光景と感触だ。
 クラスメイトの目の前で、四つん這いになって突き出していた僕の肛門。
 そこへ襲いかかった強烈なカンチョー。
 アルミちゃんの目の前で間抜けな声を上げてしまった羞恥心。
 そして、カンチョーをした男子に指の匂いを嗅がれ、うんち臭いと大声でバカにされた屈辱。
「うう……アルミちゃんに、僕の肛門がうんち臭いなんて思われてしまったでしょうか……。恥ずかしすぎて、明日学校に行くのが怖いです……」 
 僕は枕に顔を押し付け、情けない独り言を漏らした。
 あの時、クラス中に響き渡った大爆笑。
 『シロムの肛門はうんち臭い』という大騒ぎ。
 思い出すだけで顔が火照り、身体中から嫌な汗が噴き出してくる。
 だけど、僕を狂わせているのは恥ずかしさだけではなかった。
 帰宅してからも、僕の肛門はずっとジンジンと熱く痺れている。
 ズボンとブリーフ越しに感じる、自分の肛門の存在感。
 僕はベッドの上で、自分の股間にそっと手を伸ばした。
 実は、ただ驚いただけではなかったのだ。
 ただ恥ずかしかっただけでもなかったのだ。
 あの不意打ちでされた激しいカンチョー。
 肛門からおなかの底までズドンと響いた、あのカンチョーの衝撃。
 僕は恐ろしいことに、あのカンチョーを気持ちいいと思ってしまっていたのだ。
「そんな……僕の肛門が、カンチョーされて気持ちいいなんて……そんなのおかしいです……」 
 誰もいない部屋で、僕は赤面しながら呟いた。
 だけど、嘘をつくことはできない。
 強烈に肛門を貫かれた瞬間の、目から星が出るような衝撃。
 あれは間違いなく、僕の身体を芯から痺れさせる快感だったのだ。
 恥ずかしさと屈辱でいっぱいだったはずなのに、身体はあのカンチョーの快感を強烈に記憶している。


 ズボッ！！ 


 と突かれた時の、おなかの奥がキュンと萎縮するような感覚。
 自分の肛門が、あのカンチョーの感触を求めて熱く疼いていた。
「……もう一度、あの感触を確かめてみたい……」 
 僕は意を決して、ベッドに寝転がったまま足を曲げてズボンを脱いで、白ブリーフの上から、自分の肛門に恐る恐る指をあてた。
 お尻の割れ目の奥にある、熱く火照った僕の肛門。
 ブリーフの布地越しに、指先で自分の肛門の輪郭と穴を感じ取る。
 穴は僕の呼吸にあわせてキュッキュッと収縮していた。
 じんじんと痺れている肛門に、指の腹を押し当てた。
 カンチョーされた箇所を、ゆっくりと圧迫してみる。
「んっ……」 
 控えめな声が漏れた。
 押し込まれた肛門がギュッと締まり、おなかの底に刺激が走る。
 僕はブリーフの上から、さらにぐっと強く肛門を押してみた。
 ぐっ、ぐっ、と緩急をつけておしてみる。
 肛門を押し込む強さを変えながら、必死に指を動かした。
 
 ぐっ。
 ぐっ、ぐっ。


 ブリーフ越しに肛門が押し込まれ、穴がキュッと収縮する。
 自分で自分の肛門を刺激する行為に、猛烈な羞恥心が湧き上がってくる。
「はぁ……はぁ……僕、自分で自分の肛門を押しているなんて……なんて破廉恥なんでしょう……」 
 自分の声にさえゾクゾクとしながら、僕は緩急をつけておしてみた。
 ぐっと深く押して、肛門の奥に刺激を届かせようとする。
 ぐっ、ぐっ、と連続で押して、あのカンチョーの衝撃を再現しようとする。
 だけど。
 どれだけ押しても、なにかが違っていた。
「……あれ……？ なんだか、全然違います……」 
 僕は首をかしげ、さらにぐっと強くブリーフの上から肛門を押してみた。
 ぐっ、ぐっ。
 押し込む力を強めても、あの時の衝撃には程遠い。
 自分でいくらパンツの上から肛門を押しても、あのカンチョーされた時のような衝撃にはならないのだ。
「どうしてでしょう……自分でぐっと押しているのに……あのカンチョーの感じになりません……」 
 自分で押している以上、いつ、どれくらいの力で肛門が押されるのかを、自分の脳が分かってしまっている。
 そこにはなんの不意打ち感もない。
 カンチョーされたあの瞬間のような、予期せぬ衝撃がないのだ。
 不意打ちでもないから、あんなに気持ちよくはなれないのだと、僕は気づいてしまった。
「あぁ……そっか……不意打ちじゃないから……あんなに気持ちよくはなれないんですね……」 
 自分で自分の肛門を押しても、ただ布越しに押されているという自覚があるだけだ。
 あの時のズボッ！！ という、おなかまで届く突き抜けるような不意打ちの衝撃は、自分の手では作れない。
 不意打ちに肛門を突かれたからこそ、あの強烈な快感が生まれたのだ。
「……悔しいです……自分で押しても、全然あの気持ちよさに届かないなんて……」 
 僕はぐっ、ぐっ、と何度も緩急をつけてブリーフの上の肛門を押し続けたけれど、不満だけが募っていく。
 自分の手での刺激では、あのカンチョーの衝撃の足元にも及ばない。
 カンチョーされた瞬間の、目から星が飛び出るような驚きと、おなかに響く激しい刺激。
 それが恋しくてたまらない。
 自分の無防備な肛門に、いきなりズドンと突き刺さる不意打ちのカンチョー。
 あれだからこそ、僕はあんなに気持ち良くなってしまったのだ。
「僕は……あの不意打ちのカンチョーじゃないとダメなんでしょうか……？」 
 自分で自分の肛門を押す手を止め、僕は仰向けになって天井を見上げた。
 恥ずかしい。
 自分がこんなことを考えているなんて、恥ずかしすぎて頭がおかしくなりそうだ。
 学校では四つん這いになってカンチョーされ、間抜けな声を上げてみんなにバカにされた。
 カンチョーされた指がうんち臭いと大騒ぎされ、僕の肛門はうんちが詰まっていると笑われた。
 アルミちゃんの前で、最低最悪の恥を晒したのだ。
 なのに、家に帰ってきて僕が考えているのは、あのカンチョーの不意打ちの気持ちよさのことばかり。
 ブリーフ越しに自分の肛門を押しても満足できないという、浅ましい不満のことばかりだ。
「…………」
 僕はさっきまで肛門に当てていた指の匂いをそっと嗅いだ。
 排泄物の匂いというよりは汗の匂い。
 だけど、それだけではないお尻独特の匂い。臭みではなく、どこか精液にも似た匂い。
 これは腸液の成分が精液と一部共通しているせいなのだろうか。
「うう……僕のヘンタイ……！ 自分の肛門がカンチョーで気持ちいいなんて……うんち臭いってバカにされたのに……！」 
 僕はベッドの上で悶え転がった。
 顔が火照って、全身が熱い。
 でも、お尻の奥のジンジンとした痺れは、一向に消えてくれないのだ。
 カンチョーされた肛門が、ずっと熱を持って主張している。
 不意打ちで突かれたあの快感を覚えてしまった僕の肛門。
 自分で押しても満たされない肛門。
 ぐっ、ぐっ、と緩急をつけて押しても、不意打ちの衝撃がないから気持ちよくなれない。
「……また、あのカンチョーをされたら……どうなってしまうんでしょう……」 
 ふと、恐ろしい考えが頭をよぎった。
 もし明日、学校でまたあの男子に不意打ちでカンチョーされたら。
 また四つん這いになっている時に、『ズボッ！！』と肛門を突かれたら。
 想像しただけで、胸がドクン！ と大きく跳ね上がった。
 心臓が激しく脈打ち、呼吸が荒くなる。
「あ……はぁ……だめです……そんなこと考えたら……」 
 想像の中の不意打ちカンチョーだけで、おなかの底がキュンと痺れてしまう。
 アルミちゃんに見られている前で、また不意打ちで肛門を激しくカンチョーされる場面。
「はうっ！？」と情けない声を上げて、おなかまで届く不意打ちの衝撃に身を悶えさせる自分。
「今日もシロムの肛門、うんち臭いぞー！」とクラス中にバカにされる想像。
 その猛烈な恥ずかしさと、不意打ちカンチョーの強烈な快感が、頭の中で混ざり合っていく。
「はぁ……はぁ……っ……！」 
 僕はたまらなくなって、もう一度ブリーフの上に手を伸ばした。
 自分の肛門の上に指をあて、ぐっ、ぐっ、と強く押してみる。
 押し込んでみる。
 緩急をつけて、強く、弱く、肛門を刺激してみる。
 だけど、やっぱり駄目なのだ。
「……やっぱり、自分で押してもダメです……あんな衝撃になりません……」 
 どんなに強く押しても、自分の手による刺激はどこまで行っても「自分で押している刺激」でしかない。
 カンチョーの持つ、あの圧倒的な不意打ち感。
 油断しきっていた肛門に、突然突き刺さるあの劇的な衝撃。
 目から星が飛び出るような驚きとともに押し寄せる、あの快感には届かない。
「不意打ちのカンチョーじゃないと……あんなに気持ちよくはなれないんですね……」 
 僕は自分の肛門から手を離し、脱力するようにベッドに倒れ込んだ。
 悔しくて、情けなくて、そして恥ずかしくて涙が滲んでくる。
 自分の手でブリーフの上からいくら押しても満足できないなんて。
 僕は完全に、あの不意打ちのカンチョーの虜になってしまっているのではないか。
 デリケートで無防備な肛門を、不意打ちで激しく突かれる快感。
「……アルミちゃん……助けてください……僕の肛門が……おかしくなっちゃいました……」


 アルミちゃんの可愛らしい笑顔を思い浮かべる。
 アルミちゃんは、僕の肛門がうんち臭いとバカにされていた時、どんな気持ちで見ていたのだろう。
 呆れていたのだろうか。
 それとも、気まずそうにしていたのだろうか。
「シロムくんの肛門、うんち臭いんだ……」なんて、陰で思われていたらどうしよう。
 そう思うと恥ずかしさで狂いそうになるけれど、それと同時に股間の奥が熱くなるのを止められない。
 うんち臭いとバカにされた僕のデリケートな肛門。
 その肛門が、カンチョーの不意打ちの衝撃で気持ちよくなっていたなんて、アルミちゃんが知ったらどう思うだろう。
「……言えません……絶対に誰にも言えません……！」 
 僕は布団を頭からかぶり、暗闇の中で身を丸めた。
 暗闇の中でも、お尻の火照りはハッキリと感じられた。


 じんじん。
 じんじん。


 カンチョーされた肛門が、熱く脈打っている。
 ブリーフと肌が擦れるだけで、カンチョーの感覚が蘇ってくるようだ。
 自分でパンツの上からぐっ、ぐっ、と押した感触は、もう残っていない。
 残っているのは、あの不意打ちの感触だけだ。


 ズボッ！！ 


 あの衝撃の音すら、頭の中で何度もリフレインする。
「はぁ……はぁ……どうしてあんなに気持ちよかったんでしょう……」 
 痛いわけではなかった。
 ただおなかの底まで届く衝撃と、不意を突かれた驚き。
 それが僕のデリケートな肛門を直撃し、強烈な快感を植え付けてしまった。
「……不意打ちだから……あんなに気持ちよかったんですね……」 
 僕は何度目になるかわからない溜息をついた。
 自分で押し込んでも、あの衝撃にはならない。
 自分でいくら緩急をつけて押しても、不意打ちではないから、あんなに気持ちよくはなれない。
 その事実が、僕の胸を怪しく締め付ける。
 ということは、僕はまた誰かに不意打ちでカンチョーされない限り、あの気持ちよさを味わえないということだ。
「な、なにを考えているんですか、僕は……！ カンチョーされたいなんて……そんなのダメです……！」 
 自分の恐ろしい思考に気づき、慌てて頭を振った。
 カンチョーされたら、またクラスの前で恥をかくことになる。
 また「はうっ！？」なんて変な声を出してしまうかもしれない。
 また指の匂いを嗅がれて「うんち臭い！」と大騒ぎされてしまうかもしれない。
 アルミちゃんの前で、また恥ずかしいカンチョー姿を見せつけることになってしまう。
 そんなの、恥ずかしすぎて耐えられるはずがない。
 だけど。
 心のどこかで、その恐怖と恥ずかしさを期待している自分がいた。
 大勢の前で恥を晒しながら、不意打ちのカンチョーで肛門を貫かれる快感。
 その刺激を想像するだけで、おなかの底がキュンキュンと熱く疼いてしまうのだ。
「……うう……僕のお尻……本当にどうかしちゃいました……」 
 布団の中で、僕は自分の両手でお尻をギュッと包み込んだ。
 ブリーフの上から軽く触れる。
 押すのではなく、ただ触れるだけ。
 自分で押してもあの不意打ちの気持ちよさにはならないと分かっているから、切なさが募る。
 カンチョーされたあの衝撃。
 おなかまで届くズドンという感触。
 あの不意打ちの感覚が、今すぐにでも欲しくてたまらない。
「……明日学校に行ったら……また机の上に登るんでしょうか、僕……」 
 ぽつりと、自分でも驚くような言葉が口から漏れた。
 明日、休み時間になったら。
 僕はまたアルミちゃんと話したくて、机の上に登って四つん這いになるのだろうか。
 無防備に、お尻を高く突き出して。
 カンチョーしてくださいと言わんばかりの格好で、四つん這いになるのだろうか。
「……い、いえ……そんなつもりじゃありません……！ 僕はただアルミちゃんと話したいだけで……！」 
 誰も見ていない布団の中で、必死に自分に言い訳をする。
 でも、四つん這いになれば、また後ろから不意打ちでカンチョーされるかもしれない。
 あの男子が、またズボッ！！ と僕の肛門を狙ってくるかもしれない。
 そう想像した瞬間、僕の身体中に電撃のような痺れが走った。
「ひゃうん……っ！」 
 思わず、ベッドの上で身体が跳ねた。
 想像しただけで、こんなにも激しい快感が全身を駆け巡るなんて。
 自分のデリケートな肛門が、不意打ちのカンチョーを待ち望んでいるかのようだ。
 自分でパンツの上からいくら押しても満たされない理由が、はっきりと分かってしまう。
 僕が求めているのは、自分の手による刺激じゃない。
 他人の手による、油断しきった瞬間の、強烈な不意打ちカンチョーなのだ。
「はぁ……はぁ……恐ろしいです……カンチョーがこんなに気持ちいいなんて……」 
 羞恥心と、認めがたい快感の板挟みになって、僕は夜遅くまで胸を躍らせ続けた。
 ブリーフの上からいくら押しても届かない、あの不意打ちの衝撃。
 ジンジンと熱く痺れる肛門の感触を感じながら、僕は何度も寝返りを打った。
 明日、学校でアルミちゃんに会うのが恐ろしい。
 うんち臭いとバカにされるのが恥ずかしい。
「……僕の肛門……明日はどうなってしまうんでしょう……」 
 暗闇の中で、僕は呟いた。
 恐怖と期待が入り混じる。
 自分でいくら押しても得られない不意打ちの衝撃。
 あの痛みのない、おなかの底まで響くカンチョーの感触。
 それを思い出すたび、僕のお尻はジンジンと歓喜の熱を上げ続けた。
 恥ずかしさに顔を覆いながらも、僕は明日訪れるかもしれない不意打ちの恐怖と快感に身を震わせる。
 僕は明日もまた、あの無防備なお尻を突き出してしまうのかもしれないと思いながら、眠れぬ夜を過ごしたのだった。






[Phase.2] 柔らかいハーフパンツとカンチョー再び 


 翌日、僕は昨日までのようには軽々と机の上に上がらなかった。
 朝の休み時間も、昼前の休み時間も、おとなしく自分の席に座っていたのだ。
 だけど、それはカンチョーをされたくなかったからではない。
 むしろ逆だった。
 僕は昨日よりもっと強いカンチョーを心から求めてしまっていたから。
 ただの制服のズボン越しでは、物足りなくなっていた。
 もっとダイレクトに、僕のデリケートな肛門におなかまで届くような衝撃を与えてほしかったのだ。
 そんな僕にとって、絶好のチャンスが訪れることになった。
 今日の四時間目の授業は体育。
 体育の時間は着替えて、学校指定の体操着であるハーフパンツになる。
 この体育のハーフパンツは、伸縮性に優れたとても柔らかい布でできていた。
 普通の制服のズボンと違って生地が薄く、しなやかに身体にフィットする。
 これならカンチョーの衝撃が直に肛門へ届くはずだった。
 想像しただけで、僕の肛門はおなかの底からジンジンと怪しく痺れてしまう。
 4時間目の体育の授業は、男子と女子で分かれて行われた。
 男子はグラウンドでサッカー、女子は体育館でバスケットボールだ。
 体育の授業中も、僕は自分のハーフパンツ越しのお尻ばかり気になっていた。
 走るたびに柔らかい布地が僕の無防備な肛門に触れる。
 それだけで胸がドクンと跳ね上がり、カンチョーされた時の快感が蘇るのだ。
 しかし、ただカンチョーされるだけではイヤだった。
 アルミちゃんと話している時がよかった。
 アルミちゃんの目の前で、あの強烈な羞恥心とともに不意打ちのカンチョーをマトモに食らいたい。
 アルミちゃんの目の前で「はうっ！？」と間抜けな声を出したい。
 その圧倒的な恥ずかしさと屈辱があってこそ、不意打ちカンチョーの快感は最高潮に達するのだから。
 4時間目の体育の授業が終わり、チャイムが鳴った。
 次は給食の時間だ。
 男子生徒たちが汗を拭いながら、続々と教室へ戻っていく。
 男子は教室で着替える。本来なら女子が戻ってくるまでに着替え終わらねばならない。
 僕はわざと着替えるのが遅れたフリをした。
 周りの男子たちが制服に着替え終えるのを、チラチラと横目で見ながらゆっくり動く。
 体操着のハーフパンツ姿のまま、わざとトロトロと時間を稼ぐのだ。
 伸縮性のある柔らかいハーフパンツが、僕の下半身を優しく包み込んでいる。
 やがて、女子体育の授業を終えた女子生徒たちが、着替えを終えて教室へと戻ってきた。
「あー、今日のバスケ楽しかったねー！」 
 聞き覚えのある可愛らしい声が聞こえてきた。
 アルミちゃんだ。
 アルミちゃんが笑顔で教室に入ってきた。
 その隣には、相変わらずローテンションな双子の姉のハイムもいる。
 アルミちゃんは着席した。
 今だ、と僕は心の中で叫んだ。
 体操着のハーフパンツ姿のまま、僕は素早く行動を開始した。
 制服に着替えないまま、自分の机の上にひょいと足をかける。
 そして、アルミちゃんの席に向かって、机の上でお尻を突き出す姿勢をとるため四つん這いになった。
 両手を机に突き、ぐっと前傾姿勢をとる。
「アルミちゃん！ 体育お疲れ様です！ バスケットボールはどうでしたか？」 
 僕は四つん這いの姿勢のまま、アルミちゃんの顔を覗き込んだ。
「あ、シロムくん！ お疲れ様！ バスケすっごく楽しかったよ！ シロムくんはまだ着替えてないんだね」 
 アルミちゃんがパッと笑顔になって、僕の顔を見てくれた。
「はい！ アルミちゃんと早くお話ししたくて、着替えるのを後回しにしちゃいました！」
 僕は無邪気なふりをして、さらに四つん這いの体勢を深くした。
 ぐいっと前のめりになり、両腕に体重をかける。
 それによって、僕のハーフパンツで包まれたお尻は、後ろに向かって高く高く突き出された。
 体操着のハーフパンツは伸縮性に優れているため、僕の動きに合わせてピッタリとお尻に密着する。
 布地がぐっと引っ張られ、僕の肛門の形がハーフパンツの上からくっきりと浮き出るような状態になった。
 柔らかい布1枚で隔てられただけの、完全に無防備な僕の肛門。
 今日は昨日に比べ、両足をかなり大胆に開いた。
「……またやってる。相変わらず懲りないね、シロム」 
 ハイムが僕のお尻のあたりを見つめながら、呆れ果てた声を出した。
「いいじゃないですか！ 僕はこの方が落ち着くんです！」 
 僕はハイムに適当に答えながら、後ろへ突き出したお尻に神経を集中させた。
「…………」
 いや、いけない。集中してはいけないんだ。お尻のことは忘れなければならない。
 そうじゃないと不意打ちにならないから。
 心臓が破裂しそうなくらい、激しくドクドクと打ち鳴らされている。
 体操着の柔らかいハーフパンツ越しに感じる、教室の空気。
 お尻を高く突き出した四つん這いの姿勢。
 目の前には、楽しそうに笑うアルミちゃん。
 お膳立ては完全に整っていた。
 後ろから、誰かが近づいてくる気配をうっすらと感じる。
 昨日、僕の肛門にカンチョーをお見舞いしてきた、あのお調子者の男子生徒の気配だ。
 僕は気づかないフリをした。
 後ろを振り返らず、ただ前だけを見て、アルミちゃんと会話を続ける。
 後ろから男子が迫っていることを努めて忘れようとした。
 不意打ちでなければ意味がないから。
「アルミちゃん、今日の給食のメニュー、なんだか知っていますか？」 
「えっとね、確か今日はカレーじゃなかったかな？」 
「本当ですか！ カレーライスですか！ 楽しみですね！ ちなみに僕はカレーライスってちゃんと言うんですよ。だってカレーだとカレーうどんかもだし、インドカレーかもしれないですし」 
「そだねー🍛」
「あははは」
 僕はわざと大げさにリアクションを取り、四つん這いのまま更にお尻を高く突き上げた。
 ハーフパンツの柔らかい生地が、僕の肛門に一層ピタリと食い込む。
 無防備な肛門が、後ろの生徒たちに向かって完全に露出しているような錯覚に囚われる。
 おなかの底がキュンキュンと熱く疼いて、呼吸が浅くなっていく。
 来る。絶対にやってくる。
 僕の無防備な肛門を目がけて、あの強烈な手指が迫ってきている。
 緊張と期待で、僕の身体はガクガクと震えそうだった。
 だけど、意識してはいけない。
 あくまで油断しきったフリをして、不意打ちの瞬間を待つのだ。
「カレー、シロムくんも好きだよね！」 
「はい！ 大好きです！ 一緒にたくさん食べましょうね！」 
 アルミちゃんに話しかけながら、僕は胸を躍らせていた。
 柔らかいハーフパンツ越しに狙われる、僕のデリケートな肛門。
 自分でパンツの上からぐっ、ぐっ、と押しても満足できなかったあの衝撃。


 ズボッ！！ 


「おうっ！？！？！？」 
 予期せぬタイミングで、昨日を遥かに超える凄まじい衝撃が僕の肛門を直撃した。
 伸縮性に優れた柔らかいハーフパンツ越し、しかも両足大きく開いていたから男子の指先が僕の肛門の奥深くへと突き刺さる。
 生地が薄い分、ダイレクトすぎる感覚が僕の下半身を貫いた。
 おなかの底までズドンと届く、官能的なまでの不意打ちのカンチョー。
 衝撃のあまり、僕の視界の中でパッと眩しい星が飛び散った。
 なにが起きたのか、一瞬、脳の理解が完全にフリーズする。
 痛いのではない。
 ただ、肛門からおなかの芯まで突き抜けるような、尋常ではない強烈な刺激。
 そして僕は、昨日以上の情けない裏返った悲鳴を、教室中に撒き散らしてしまっていた。
「おうっ！？！？！？」という奇妙極まりない絶叫。
 口を限界まで大きく開け、目を点にして固まる僕の間抜けすぎる顔。
「きゃあっ！？ シ、シロムくん……！？」 
 目の前にいたアルミちゃんが、あまりの叫び声に驚いて飛び跳ね、目を見開いて固まっている僕の顔を直視している。
「……やっぱりされた。学ばないね、シロム」 
 ハイムが呆れ返った顔で、僕の突き出されたお尻を見ている。
 数秒遅れて、僕の頭の中に猛烈な熱波が押し寄せてきた。
 自分が今、なにをされたのかを遅れて理解する。
 ハーフパンツの柔らかい布地越しに、無防備な肛門を全力でカンチョーされたのだ。


 ジンジン、じんじん。


 カンチョーされた僕の肛門が、猛烈な熱を持って劇的に痺れ出していた。
 柔らかい生地のおかげで、指の圧力が昨日よりもずっとダイレクトに奥まで届いている。
「ぎゃはははははは！ また引っかかったー！！ おいみんな見ろよ！ シロムの奴、体操着のハーフパンツ姿で四つん這いになってお尻突き出してたんだぜ！？ ハーフパンツだから生地が柔らかくて、昨日より指が奥までズボッて入ったわ！！」 
 後ろで、お調子者の男子が大爆笑を炸裂させた。
 給食前の教室にいたクラスメイトたちが、一斉に僕の方を向いて大爆笑し始めた。
「うわあああ！ シロムくん、またカンチョーされてるー！」 
「ハーフパンツ越しにカンチョーとか最高に間抜けすぎるだろ！」 
「『おうっ！？ 』って声、昨日よりデカかったぞ！」 
 クラス中の生徒たちの好奇と爆笑の視線が、机の上で四つん這いのまま固まっている僕に降り注ぐ。
 恥ずかしい。
 羞恥心で、頭がどうにかなってしまいそうだ。
 大好きなアルミちゃんの目の前で、またしてもカンチョーを食らい、非道い声を上げてしまった。
 ハーフパンツでお尻を強調して四つん這いになっていた姿を、クラス全員に笑われている。
「あはは！ アルミちゃん見てみろよ！ シロムの奴、カンチョーされて真っ赤になって固まってるぞ！」 
 男子生徒がアルミちゃんに向かって、大声で囃し立てた。
「え、あ、うん……シロムくん、またカンチョーされちゃったんだね……」 
 アルミちゃんは顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに僕から目をそらした。
 そのリアクションすら、僕にとっては猛烈な屈辱であり、恥ずかしさの極みだった。
 そして、お調子者の男子の追撃はこれで終わらなかった。
 彼はカンチョーをした人差し指を鼻に近づけ、クンクンと匂いを嗅ぎ始めたのだ。
「ゲーーーッ！！ くっせーーーー！！ うわっ、みんな聞け！！ 今日のシロムの肛門、昨日よりさらにうんち臭いぞ！！ 体操着のハーフパンツが柔らかいから、指が肛門の真ん中にスッポリハマってさぁ！ 指にシロムのうんちの匂いがモロについちゃったよ！！ マジで激臭！ シロムの肛門、うんちがパンパンに詰まってんじゃないの！？」 
「なっ……！？」 
 僕は血の気が引くのを感じた。
 教室中が、割れんばかりの大爆笑に包まれた。
「えーっ！？ シロムくんの肛門、今日もどんだけうんち臭いの！？」 
「ハーフパンツ越しなのにうんち臭いってヤバすぎ！」 
「シロムくん、うんち溜め込んでるんだー！」 
 詳細に、あまりにも具体的かつ克明に、僕の肛門とうんちのことがクラス中でバカにされていく。
「ち、違います……！ 僕のお尻は……うんちなんて……！」 
 反論しようとするけれど、恥ずかしさのあまり声が掠れてうまく出ない。
「嘘つけー！ こんなにうんち臭いんだから間違いないね！ お前、肛門の中までちゃんとうんち拭いてこいよー！」 
 男子生徒に徹底的に煽られ、僕は全身から汗を吹き出させた。
 アルミちゃんに、僕の肛門が激臭のうんち臭さだと知られてしまった。
 ハーフパンツ越しに指が入るほど柔らかい状態の肛門から、うんちの匂いがしたと大騒ぎされている。
 屈辱で、恥ずかしさで、全身の毛穴が開くような感覚。
「シロムくん……大丈夫……？ お尻、拭いてあげる……？ あ、ううん、冗談だよ……」
 アルミちゃんが気まずそうに、でも可哀想なものを見るような目で僕を見つめてくる。
 その優しさすら、今の僕には最大の羞恥プレイでしかなかった。
「だい、じょうぶです……！」 
 僕は真っ赤な顔のまま、慌てて机の上から降りて自分の席に座り込んだ。
 椅子に腰を下ろした瞬間。
 ハーフパンツ越しに圧迫された僕の肛門が、ズキュンと熱く脈打った。


 じんじん、ジンジン。


 肛門の熱が、昨日とは比べものにならないほど強烈に広がっていく。
 柔らかいハーフパンツの布地を通して食らった、不意打ちのカンチョー。
 おなかの底までズドンと届いた、あの圧倒的な衝撃。
 昨日、自分でブリーフの上からいくらぐっ、ぐっ、と緩急をつけて押しても得られなかった快感が、今、僕の身体を完全に支配していた。
「あ……はぁ……っ……」 
 恥ずかしすぎて死んでしまいたいという想いと同時に、おなかの底がキュンキュンと激しく疼く。
 気づけば僕の小さなちんちんは硬くなっていた。
 椅子に座って机についているからバレないけど、僕のちんちんは硬くなっていた。
 これだったんだ。
 僕が求めていたのは、この柔らかいハーフパンツ越しに食らう、容赦ない不意打ちのカンチョーだったんだ。
 油断しきっていたデリケートな肛門を、力任せに貫かれる感覚。
 強引に無許可で肛門を押し広げられる感覚。
 目から星が飛び出るような強烈な驚きと、遅れてやってくるジンジンとした甘い熱さ。
 自分の手で押すのとは訳が違う、本物の不意打ちの快感。
 胸がドクン、ドクンと激しく高鳴り、呼吸が荒くなってしまう。
「……シロム、顔がすごく赤いけど。……カンチョーされすぎて頭おかしくなったの？」
 隣のハイムが、低い声でさらに僕の心を抉るような質問をしてきた。
 カンチョーで頭がおかしくなる。
 あまりに強烈なカンチョーで脳がやられてバカになる。
 それはいったいどれほどの屈辱的で、そして気持ちのいいカンチョーなのだろう。
「な、なってません！ 頭おかしくなんてなってませんから！」 
 僕は必死に否定したけれど、ハーフパンツの中の肛門はキュッと熱く固まっていた。
 クラスのみんなにうんち臭いとバカにされながら、カンチョーの快感に震えているなんて。
 アルミちゃんのすぐ近くで、デリケートな肛門を刺激されて興奮しているなんて。
 僕はなんて破廉恥で、最低なヘンタイなのだろう。
 だけど、肛門のジンジンとした痺れは、僕の頭を真っ白に染め上げていく。
 ハーフパンツと肌が擦れるたびに、カンチョーされた瞬間の「ズボッ！！」という衝撃がフラッシュバックする。
 おなかの奥にまで響いた、あの不意打ちの指の感触。
 自分で押しても絶対に再現できない、圧倒的な外部からの衝撃。
「はぁ……はぁ……っ……」 
 僕は机に伏せながら、荒い息を吐き出した。
 給食の準備が始まっても、クラスメイトたちが僕の「うんち臭いカンチョー」のことでクスクス笑っているのが聞こえる。
 その笑い声を聞くたびに、僕の肛門はキュンキュンと熱く歓喜の声を上げるのだ。
 恥ずかしくて恥ずかしくて、たまらない。
 アルミちゃんにうんち臭いと思われているのが、屈辱で胸が張り裂けそうだ。
 なのに、ハーフパンツ越しの不意打ちカンチョーで与えられた快感が、僕のお尻を熱く痺れさせ続ける。
 デリケートな肛門に深く刻まれた、圧倒的なカンチョーの衝撃。
 自分でパンツの上から押すのとは比べものにならない、不意打ちだからこその圧倒的な気持ちよさ。
 僕は自分の体操着のハーフパンツの上から、そっとお尻をすり合わせるようにモジモジさせた。
 ジンジンと熱い肛門が、椅子の感触に反応して一層激しく疼く。
「……あぁ……やっぱり……不意打ちのカンチョーは……すごすぎます……」 
 小さく呟いた僕の声は、給食の準備で騒がしい教室の雑音の中に消えていった。
 アルミちゃんの視線を背中に感じながら、僕はおなかの底まで届いたカンチョーの余韻と、止まらない羞恥心に心地よく身を苛まれ続けていたのだった。
 給食の時間が始まっても、僕の肛門の熱さと胸の激しいドキドキは、一向に冷める気配を見せなかった。
 ハーフパンツ越しに突き刺さった不意打ちの衝撃が、僕の脳裏と肛門から離れてくれない。
 アルミちゃんに向かって「はい！ 一緒にたくさん食べましょうね！」と言っていた自分の能天気な顔。
 その直後に食らった「ズボッ！！」という音とともにおなかに届いた衝撃。
「おうっ！？！？！？」という、昨日以上の凄まじい悲鳴。
 そのすべてが僕のデリケートな部位をより熱く、深く痺れさせていくのだ。
 僕はスプーンを握り締めながら、お尻の奥でジンジンと脈打つ快感にそっと耐え続けた。
 また不意打ちでカンチョーされたらどうしようという恐怖と、次はどうやって無防備なお尻を見せつけようかという怪しい期待。
 その二つが混ざり合い、僕の心とお尻は昨日以上にカンチョーの虜になってしまっていた。
「……僕の肛門……もう元には戻れないかもしれません……」 
 心の中でそう呟きながら、僕は真っ赤な顔をうつむかせ、柔らかいハーフパンツの中で熱く震える肛門の感触を噛み締めていた。
 ハイムの言った、強烈なカンチョーで頭がバカになるという言葉が頭の中で響く。
 不意打ちカンチョーの与える圧倒的な羞恥と快感に浸りながら、僕の給食の時間は過ぎていくのだった。






[Phase.3] 魅惑のセルフカンチョーと最悪の失敗 


 家に帰り部屋に閉じこもっても、昼間に学校で食らったカンチョーの熱が、僕の肛門から一向に消えてくれなかった。
 伸縮性のあるハーフパンツ越しに食らった、あの不意打ちの激しい衝撃。
 おなかの底までズドンと届いた感触が、頭から離れないのだ。
「……はぁ……カンチョーのすごさというのは、やっぱり不意打ちと、あと他人からされるからこそ入る衝撃の重さなんですよね……」 
 僕は自分の部屋で、ポツリと呟いた。
 自分で自分のお尻を触ってみても、自分の指だとそんなに奥まで届かない。
 それに、自分の指では勢いも全く足りないのだ。
 他人に不意打ちで重い衝撃を叩き込まれるからこそ、僕のデリケートな肛門はあんなにも歓喜してしまう。
 クラスのみんなの前で「おうっ！？」と情けない声を上げ、指を嗅がれてうんち臭いと大騒ぎされたあの羞恥心。
 アルミちゃんにうんち臭いと思われてしまった屈辱。
 そのすべてが混ざり合って、僕の肛門はジンジンと熱く焦がれるように疼いていた。
「……でも、どうしてもあのカンチョーの刺激を、今すぐ味わいたいです……！」 
 僕はたまらなくなって、ズボンを脱ぎ捨てた。
 そして、部屋の引き出しから1本の太いマジックペンを取り出す。
 下半身は白いブリーフ1枚だけの姿になった。
 僕はマジックペンのキャップがついた方の平らな頭を、自分のブリーフ越しに肛門へぴったりとあてがった。
 ブリーフの布地を挟んで、硬いマジックペンが僕の無防備な肛門をグッと押さえつける。
「……これなら、勢いをつければすごい衝撃になるかもしれません……！」 
 僕はマジックペンを肛門にあてがった姿勢のまま、ベッドの脇に立った。
 ぐっと膝を折り曲げ、身体を沈めこむ。
 けっして躊躇せず、いっきにベッドにお尻から向かってジャンプした。
 宙を舞い、お尻からベッドへと落下していく。
 立てたマジックペンを布団とお尻で挟み込むようにして、そのままマジックペンでベッドへ着地した。


 ズボッ！！ 


「はうっ！？！？！？！？」 
 部屋中に僕の尋常ではない悲鳴が響き渡った。
 あまりの凄まじい衝撃に、目からパッと眩しい星が飛び散る。
 ベッドの柔らかいクッション性と、自分の体重を乗せた落下の勢い。
 それらがマジックペンを通じて、僕の肛門をダイレクトに貫いたのだ。
 不意打ち感こそないが、マジックペンがパンツの布地を巻き込みながら肛門へ瞬間的にズボッと入った瞬間が気持ちよすぎる。
 布地ごと押し込まれた硬いマジックペンが、僕のデリケートな部位をおなかの底までズドンと押し上げていく。
 痛いのではない。
 圧倒的な密着感と、押し込まれる重い重量感。
「あ……はぁっ……っ……！ すごいです……！ マジックペンがパンツの布地ごと……僕の肛門の奥まで届いています……！」 
 衝撃から数秒遅れて、僕の肛門がジンジンと猛烈に熱く痺れ始めた。
 ベッドの上で四つん這いになりながら、僕は荒い息を吐き出す。
 これだ。これなのだ。
 自分の指で押すのとは、次元が違う。
 自分の体重を利用した落下の勢いによって、マジックペンがパンツを巻き込みながら肛門へ一気にめり込む快感。
「気持ちいい……っ！ これ、すごく気持ちいいです……っ！」 
 僕は自分が発見したこのセルフカンチョーの素晴らしさに、一瞬でハマってしまった。
 パンツ越しにマジックペンがめり込んだお尻の奥が、熱くキュンキュンと甘く疼く。
 クラスでうんち臭いとバカにされた僕のデリケートな部位が、マジックペンで貫かれて歓喜しているのだ。
「もう1回……もう1度だけ、やってみます……！」 
 僕はベッドから飛び起きると、再びマジックペンの頭をブリーフの上から肛門にあてがった。
 2度目のチャレンジだ。
 膝を屈伸させ、勢いよくベッドへ跳び上がる。
 空中で体勢を整え、お尻から落ちてマジックペンで着地。


 ズボッ！！ 


「はひぅっ！？！？！？」 
 再び、部屋に僕の裏返った声が突き抜けた。
 2度目の衝撃も凄まじい。
 マジックペンがブリーフの布地を奥へ奥へと巻き込み、僕の肛門を一気に突く。
「あぁっ……やっぱりすごいです……！ 2度目も、瞬間的にズボッて入って……気持ちよすぎます……！」 
 肛門の周囲がジンジンと熱を帯び、おなかの芯まで快感が駆け巡る。
 不意打ちでなくても、この重量感とスピードがあれば、十分すぎるほど気持ちいい。
 僕はもう完全に、このマジックペン着地カンチョーの快楽に理性を奪われていた。
「次はもっと高く跳んでみます……！ 3度目はもっとすごい衝撃になるはずです……！」 
 興奮で顔を真っ赤にし、呼吸を荒くしながら、僕は3度目の準備に入った。
 ブリーフの上からマジックペンをしっかりと肛門にあてる。
 3度目のジャンプ。
 今度はさっきよりも高く、力強く跳躍した。
 ベッドの上へお尻から落下し、マジックペンで完璧に着地する。


 ズボッ！！ 


「はうんっ！？！？！？！？」 
 3度目の着地は、これまでで一番深く、重く、僕の肛門を貫いた。
 マジックペンがパンツの生地を限界まで巻き込んで、僕のデリケートな部分を刺激する。
 目から星が飛び出るどころか、一瞬視界が真っ白になるほどの快感と衝撃。


 ジンジン、じんじん。


 カンチョーされた僕の肛門が、歓喜の悲鳴を上げるように脈打っている。
「はぁ……はぁ……っ……！ 凄いです……最高に気持ちいいです……！ 自分の部屋で、ブリーフ姿でこんなことをしているなんて、恥ずかしいのに……お尻が止まりません……！」 
 僕はベッドの上で悶えながら、すっかりこの快感に病みつきになっていた。
 自分でやるマジックペン着地カンチョー。
 これなら、学校に行かなくてもクラスメイトからうんち臭いとバカにされなくても、強烈なカンチョーの感触を味わえる。
 僕は恍惚とした表情で、4度目のジャンプのためにベッドの上に立ち上がった。
 パンツ1枚の姿で、マジックペンをしっかりと肛門にあてる。
「次はもっと……もっと強く……っ！」 
 限界まで膝を曲げ、最高の一撃を自分に与えようと構えた。
 まさにその時だった。


 ガチャッ。


 ノックもなしに、僕の部屋のドアが勢いよく開いた。
「……シロム、夕飯の準備が……」 
 部屋に入ってきたのは、双子の姉のハイムだった。
「ひゃあああっ！？！？」 
 予期せぬハイムの侵入に、僕は心臓が止まるほど驚いた。
 ブリーフ姿で、お尻にマジックペンをあててベッドの上で跳ぼうとしていた最悪の瞬間。
 焦った僕は、足を激しく滑らせてしまった。
「うわっ、あ……っ！？」 
 ベッドの上でバランスを崩し、僕はそのまま床に向かって身体ごと落っこちた。
 ターゲットにしていた柔らかいベッドではなく、フローリングの硬い床へ。
 しかもベッドの上から落ちたため、通常のジャンプよりもはるかに高い位置、そして落下の勢いが段違いに激しい。
 お尻にあてがっていたマジックペンが、硬い床と僕の肛門との間で垂直に挟み込まれる。


 ズボボッ！！ 


「ひはうっ！？！？！？」 
 喉が引き裂けるかのような、聞いたこともない大絶叫が部屋中に響き渡った。
 硬い床。
 ベッドとは比べものにならない硬度のフローリング。
 そしてベッドからの落下の激しい勢い。
 その全てのエネルギーが、マジックペン1本に集中し、僕のブリーフの上から肛門を爆発的な威力で直撃したのだ。
 自分で自分に、超絶強烈なセルフカンチョーをきめてしまった瞬間だった。
 おなかを通り越して胸のあたりまで貫かれたような尋常ではない衝撃。
 目からどころか、全視界から何千もの星が飛び散った。
 あまりの衝撃の強さに、頭の中が真っ白になり、なにが起きたのか数秒の間、完全に思考が停止した。
 痛いのではない。
 ただただ、あまりにも凶悪で強烈すぎる衝撃が、僕のデリケートな肛門を突き刺したのだ。
「……あ……が……あ……っ……」 
 床の上で、僕はパンツ姿のまま横倒しになって悶絶した。
 数秒遅れて、猛烈な痺れと熱が、僕の肛門全体に爆発的に広がってきた。


 ジンジンジンジン！！ 
 ジンジンジンジン！！ 


 今までのカンチョーとは比べものにならないほど、強烈な熱が肛門を襲う。
 マジックペンがパンツの布地を極限まで巻き込んで、僕の肛門の奥の奥までめり込んでいた。
「はあぁ……っ……あぁ……っ……！」 
 声にならない悲鳴を上げながら、僕は床で身体を丸めた。
 自分で自分にきめてしまった、超強力なセルフカンチョー。
 硬い床での着地という事故が生んだ、最悪で最高のカンチョーの衝撃。
 予期せぬ落下の不意打ち感と、硬い床による容赦のない重量感。
 それらが合わさった結果、僕の肛門は破裂しそうなほどの甘い痺れと快感に包まれていた。
 恥ずかしい。
 ハイムに見られた。
 ブリーフ姿でマジックペンをお尻にあててジャンプし、足を滑らせて自爆カンチョーをきめる愚かな姿を。
 恥ずかしさで死んでしまいたい。
 だけど、自分できめてしまったセルフカンチョーの衝撃が強烈すぎて、身体が痺れて動けない。
 ジンジンと熱い肛門が、キュンキュンと激しく収縮を繰り返している。
「……はぁ……はぁ……っ……」 
 僕は床に倒れたまま、おそるおそる入り口の方を見上げた。
 ドアの前に立っているハイムの姿が目に入る。
 ハイムは、僕の予想に反して、全く驚いていなかった。
 大声を上げるでもなく、呆れて逃げ出すでもない。
 ただただ、冷め切った氷のような目で、床で悶絶している僕を見下ろしていた。
「……なにやってるの、シロム」 
 ハイムの低く、温度のない声が部屋に響く。
「ハ、ハイム……っ……これは……違くて……っ！」 
 僕はブリーフ姿のまま、慌てて弁明しようとした。
 だけど、カンチョーされた肛門のジンジンとした熱が凄まじくて、上手く言葉が出てこない。
「……ブリーフ姿で、マジックペンでお尻突いて……床に落ちて叫んでるの？」 
 ハイムの冷ややかな視線が、僕のブリーフと、お尻に突き刺さったままのマジックペンに注がれる。
 驚きすらせず、まるで道端に落ちているゴミでも見るかのような冷めた目。
 その冷酷なまでの蔑みの視線が、僕の羞恥心をさらに苛烈に煽り立てた。
「う、あ……っ……！ ハイム……見ないでください……っ！」 
 僕は赤面し、顔を覆い隠した。
 大好きなアルミちゃんの前でカンチョーされた時の恥ずかしさとはまた違う、身内であるハイムに見下される絶望的な羞恥心。
 自分の双子の姉に、ブリーフ1枚でマジックペンセルフカンチョーをして自爆したところを見られたのだ。
 屈辱で、惨めで、どうしようもない。
 なのに、その猛烈な羞恥心が刺激となって、セルフカンチョーをきめた僕の肛門をさらに熱く痺れさせる。


 ジンジン。ジンジン。


 硬い床への激しい着地による、衝撃的なセルフカンチョー。
 パンツの布地を限界まで巻き込み、僕のデリケートな部位を深々と穿ったマジックペン。
 その衝撃の余韻が、ハイムの冷めた目と合わさって、僕の下半身を甘く熱く溶かしていく。
「……本当にバカね。ご飯だから早く着替えて下に降りてきなよ」 
 ハイムは呆れ声すら交えず、淡々とそれだけ言うと、バタンとドアを閉めて出て行った。
 部屋にひとり取り残された僕は、静まり返った室内でハァハァと荒い息を吐き続けた。
「……うう……ハイムに……見られてしまいました…………」 
 僕は床の上でゴロゴロと身を悶えさせた。
 ブリーフ越しに感じる、自分の肛門の熱烈な火照り。
 床に着地した瞬間の「ズボボッ！！」という音と、おなかまで貫かれた恐ろしいほどの衝撃。
 自分で自分にきめてしまった強力すぎるセルフカンチョー。
 ベッドでの着地とは比較にならないほどの激しい落下の勢いと、床の固さ。
 不意打ちではなかったはずなのに、足を滑らせて落ちたことで、結果的に完璧な不意打ちになってしまっていた。
「あ……はぁ……っ……！ 凄まじいです……！ 床でのマジックペン着地……不意打ちで……凄まじい衝撃でした……！」 
 僕は熱くなった肛門をキュッと締め直した。
 痛いのではないのだ。
 重く、深く、おなかの底まで届いた強烈なカンチョーの感触。
 目から星が飛び出るほどの衝撃と、その後にやってくる激しいジンジン感。
 ハイムに見られた恥ずかしさと相まって、僕の肛門は歓喜の限界を迎えていた。
「……僕の肛門……もう本当にダメかもしれません……」 
 自分で自分に、こんな非道いセルフカンチョーをきめて興奮しているなんて。
 転がっているマジックペンを手に取り、僕はその先端を見つめた。
 ブリーフの布地を巻き込んで僕の肛門に突き刺さった、愛しいマジックペン。
 このペンが、僕のデリケートな部位に最高の快感を与えてくれたのだ。
「……っ……はぁ……」 
 僕はゆっくりと立ち上がり、ジンジンと痺れるお尻を押さえた。
 ブリーフの上から触れるだけでも、カンチョーされた肛門が過敏に反応する。
 学校でお調子者の男子にされた不意打ちカンチョー。
 体操着の柔らかいハーフパンツ越しに食らったカンチョー。
 そして、自室の床へ落下して自分できめてしまった、この激しいセルフカンチョー。
 全ての衝撃が、僕の肛門に深く刻み込まれていた。
「……うんち臭いってバカにされて……こんな破廉恥なことをして……」 
 アルミちゃんの顔が頭に浮かぶ。
 明日学校に行ったら、またアルミちゃんは僕のカンチョーのことを思い出すのだろうか。
「シロムくんの肛門、うんち臭かったな」なんて思われているのだろうか。
 そう考えるだけで、顔から火が出るほど恥ずかしい。
 だけど、その恥ずかしさが、セルフカンチョーで熱くなった肛門をさらに愛しく苛んでいく。
「……着替えて、下に降りないと……」 
 僕は脱ぎ捨てていたズボンを拾い上げ、震える足で履き直した。
 ズボンの布地がお尻に触れるたびに、ジンジンとした痺れが走る。
 歩くたびに、自分できめたセルフカンチョーの余韻が、おなかの底を刺激する。
 ハイムの冷めた目を思い出しながら、僕は階段を1段ずつ降りて行った。
 階段を下りる振動すら、僕のデリケートな肛門には甘い快楽のようだった。
 カンチョーの不意打ち感と、他人の手や落下の勢いによる重い衝撃。
 自分でマジックペンを使ってベッドや床にジャンプする快感を知ってしまった僕。
 もう二度と、カンチョーを知らなかった頃の自分には戻れない。
 ズボッ！！ というあの衝撃の音と感触が、僕の身体から離れることはないのだから。
 僕は真っ赤な顔のまま、お尻の熱を噛み締めながらダイニングへと向かった。
 ハイムの冷ややかな視線を浴びながら、僕はジンジンとする肛門をモジモジと動かして椅子に座る。
 自分で自分にきめた強烈なセルフカンチョーの快感に胸を疼かせながら。
 明日、学校でまた不意打ちのカンチョーを食らうかもしれないという期待と恐怖を抱いて。
 僕は熱く火照った自分の肛門の感触をいつまでも愛おしむように感じ続けていたのだった。
 不意打ちの激しさと羞恥に苛まれた僕のお尻は、静かに夜の訪れを迎えていた。






[Phase.4] ハイムの追及と恐ろしい提案 


 夕食を食べ終え、食器を片付けた後のリビング。
 ずっと帰ってこない両親。
 家の中はいつものように僕とハイムのふたりきりだった。
 僕は自室に戻ろうと階段へ向かおうとしたけれど、後ろからハイムの静かな声に呼び止められた。
「……シロム、ちょっと座りなよ」 
「え……？ なんでしょうか、ハイム」 
「……教育的指導」
 教育的指導という怪しい単語に僕は首をかしげ、リビングのソファに腰を下ろした。
 セルフカンチョーの衝撃で、まだ僕の肛門はジンジンと熱く火照っている。
 ズボンの上から椅子に触れるだけで、お尻の奥がキュンと痺れるような感覚があった。
 ハイムは僕の対面に座ると、テーブルに肘をつき、じっと冷めた目で僕を見つめてきた。
 その視線があまりにも冷たくて、僕は思わず身を縮こまらせてしまう。
「……さっきの部屋でのやつ、なに？」 
「さ、さっきって……なんのことでしょうか……？」 
 僕はとぼけようとしたけれど、声が震えて隠しきれていなかった。
 ハイムは「はあ……」っと溜息をついた。
「……白ブリーフ姿で、マジックペンをお尻にあててジャンプしてたでしょ。カンチョーアナニーをしてたことなんて、バレバレなんだけど」 
「な、ななっ！？！？」 
 ストレートすぎる言葉を突きつけられ、僕は叫び声を上げて跳ね上がった。
 カンチョーアナニー。
 ハイムの口から出たその卑猥で直接的な単語に、一気に顔が沸騰したように熱くなる。
「な、なにをおっしゃっているんですかハイム！ 違います！ あれは、事故で……！」 
「……事故でブリーフ1枚になって、マジックペンで自分の肛門を突き刺して『はうっ！？ 』なんて言わないでしょ」 
 ハイムは一切の容赦もなく、僕の恥ずかしい行いを暴いていく。
「うう……っ……！ 見ないでって言ったじゃないですかっ……！」 
 僕は自分の両手で顔を覆い隠した。
 恥ずかしくて死んでしまいたい。
 実の姉にマジックペンでセルフカンチョーアナニーをしていた現場を見られ、それを言葉で指摘されるなんて。
 恥ずかしさで身体中から汗が噴き出し、ズボンの中の肛門がギュッと固く閉まる。
 だけど、ハイムの追及はそれだけでは終わらなかった。
「……部屋でのカンチョーアナニーだけじゃないよ」 
 ハイムはジト目で僕の顔を覗き込んできた。
「……今日の学校でのやつもそうでしょ」 
「学校での……やつ……？」 
「……4時間目の体育が終わった後。あんた、着替えるのを遅らせて、体操着のハーフパンツ姿のまま机の上に登ってたよね」 
 ハイムの冷ややかな声が、僕の脳髄を直接揺さぶる。
「……四つん這いになって、お尻を高く突き出して。……あれ、わざとカンチョーされたくてやってたでしょ」 
「違っ……！ 僕はただ、アルミちゃんと話したかっただけで……！」 
「……嘘ばっかり。体育のハーフパンツは布地が柔らかいから、カンチョーの衝撃が直に肛門に届くって知っててやってたんでしょ。四つん這いでお尻を出して、男子にカンチョーしてくださいってアピールしてたんだよ。今日のやつは、わざとカンチョーされたくて四つん這いになってたこと、きっとクラス中もうすうすと気づいてるよ」 
「なっ……！？ ク、クラスのみんなが……！？」 
 僕は血の気が引くのを感じた。
 僕がカンチョーされたくて、わざとハーフパンツ姿で四つん這いになってお尻を突き出していたなんて。
 クラスのみんなに、そんな破廉恥な意図を見透かされていたなんて。
「そんな……そんなわけないです！ みんな僕がカンチョーされて、指を嗅がれて臭いって笑ってただけです！」 
「……表面上はね。でも、2日連続で机の上で四つん這いになってお尻出してるんだよ？ しかも今日はハーフパンツで。みんな『シロムはカンチョーされるのが好きなんだな』って察してるよ」 
 ハイムの言葉が、鋭いナイフのように僕の心臓に突き刺さる。
 クラスメイト全員に、僕がカンチョー好きのヘンタイだとバレているかもしれない。
 肛門にズボッ！！ と指を突っこまれて「はうっ！？」と声を上げるのを、期待して四つん這いになっていたと知られているかもしれない。
 あまりの屈辱と羞恥心に、頭がクラクラとしてきた。
 そしてハイムは、最も触れられたくない部分へと踏み込んできたのだ。
「……あんたの大好きなアルミも、絶対に気づいたんじゃない？」 
「っ……！？ ア、アルミちゃんが……！？」 
 アルミちゃんの名前を出された瞬間、僕の心臓がドクン！ と激しく跳ね上がった。
 大好きなアルミちゃんに。
 目の前で僕の肛門がうんち臭いと大騒ぎされていた、あのアルミちゃんに。
「シロムくん、カンチョーされたくて四つん這いになってるんだ……」と思われていたとしたら。
 カンチョーの快感に震える僕の顔を、そんな風に見られていたとしたら。
「う、うあああっ……！ な、なんでそんなこと言うんですかハイム！ 僕がカンチョーされるのが好きなのも、アルミちゃんのことが好きなのも、なんでそんなこと断定できるんですかって言ってるんです！」 
 僕は必死になって、真っ赤な顔で大声を張り上げた。
 自分がカンチョー好きであることも、アルミちゃんを好きなことも、全部隠したくて必死だった。
 だけどハイムは、僕の叫びに対しても顔色一つ変えなかった。
「……バレバレだし」 
 ポツリと、呆れたように僕をバカにするハイム。
「……アルミの前で鼻の下伸ばして、お尻突き出してカンチョーされて変な声出して、挙げ句の果てに家でマジックペンでカンチョーアナニーしてるのに、バレてないとでも思ってたの？」 
「うっ……ぐっ……！」 
 ぐうの音も出ないほどの根拠の羅列。
 僕は顔を真っ赤にしてうつむくしかなかった。
 ハイムの言う通りだ。
 僕はアルミちゃんが好きで、そして不意打ちでカンチョーされるのが好きになってしまっていた。
 柔らかいハーフパンツ越しに肛門をズボッ！！ と突かれる快感が病みつきになっていた。
 だけど、絶対に認めるわけにはいかない。
 双子の姉であるハイムの前で、自分がカンチョーで気持ちよくなっているヘンタイだなんて、口が裂けても認めるわけにはいかないのだ。
 僕は絶対に、カンチョーが気持ちいいなんてハイムの前では認めないと心に誓った。
「違います……！ 僕はカンチョーなんて嫌いです！ カンチョーされた瞬間のあの『ズボッ！！』って感覚も、おなかまで届く衝撃も、全然気持ちよくなんてありません！ 肛門がジンジンするのも不快なだけです！」 
 必死に嘘を吐き続ける僕。
 だけど、その言葉とは裏腹に、ズボンの下でお尻の穴がキュンと甘く熱く縮こまっていた。
 カンチョーの感覚を言葉にするだけで、自分の肛門が反応してしまうのだ。
 ハイムはそんな僕のお尻のあたりをチラッと見ると、ハァと深く息を吐いた。
 その顔は、呆れているというよりも、どこか酷く不機嫌そうだった。
 いつもローテンションなハイムが、明らかな不機嫌さを漂わせている。
「……シロム、本当に浅ましいね」 
「え……？」 
 ハイムの冷たい声が、ズシリと重く響く。
「……なにが不快ってさ。シロムがクラスの男子ごときに、カンチョーされて気持ちよくさせられてるのが本当に気持ち悪い」 
 ハイムは不機嫌そうに、僕を睨みつけるようにして言った。
「……あんなお調子者の男子に、不意打ちで肛門突かれて『はうっ！？』とか『おうっ！？』なんて声出してさ。指嗅がれて『うんち臭い』ってバカにされながら、おなかの底で気持ちよくなってたんでしょ？」 
「そ、そんなことは……っ！」 
「……好きでもない相手に、そんな風にデリケートな場所いじられて興奮してる弟のエロさと、浅ましさと、愛のなさ。見てて本当にイライラするんだよね」 
 ハイムの言葉は、僕の隠していた一番汚くて恥ずかしい部分を容赦なく抉り出してきた。
 好きでもないクラスの男子に、不意打ちでカンチョーされて気持ちよくなっていたこと。
 うんち臭いと大騒ぎされながら、デリケートな肛門を刺激されて悶えていたこと。
 それをハイムは「エロくて浅ましくて愛がない」と切り捨てたのだ。
 恥ずかしさと屈辱で、涙が目頭に溢れてくる。
「うう……っ……ハイム……そんなひどい言い方……っ」 
「……事実でしょ。クラスの男子ごときのカンチョーで感じちゃってさ。……アルミが好きなら、アルミに気持ちよくしてもらえばいいじゃない」 
「……え？」 
 僕は涙目のまま、ポカンと口を開けた。
 ハイムは淡々と、信じられないような言葉を口にしたのだ。
「……アルミにカンチョーしてもらったら？」 
 リビングの空気が凍りついた。
 あまりの爆弾発言に、僕の思考は完全にフリーズした。
 アルミちゃんに……カンチョーしてもらう……？ 
 大好きな、あの可愛らしいアルミちゃんに……？ 
 僕の無防備な肛門を……アルミちゃんの指で、ズボッ！！ と突いてもらう……！？ 
「はぁぁぁぁぁぁぁっ！？！！？！？」 
 部屋中に僕の絶叫が轟いた。
 顔どころか、耳も首筋も、全身の皮膚が真っ赤に染まる。
 熱暴走を起こしそうなほど、頭の中がパニックになった。
「な、なにをおっしゃっているんですかハイム！？ あああっ、アルミちゃんにカンチョーしてもらうなんて……！ そんなこと、あるはずないじゃないですかっ！！」 
 僕は立ち上がり、手をぶんぶんと振って激しく反論した。
 アルミちゃんに僕の肛門をカンチョーされるなんて、そんな奇跡みたいなこと、あるはずがない。
 アルミちゃんに僕のデリケートな穴を指で突かれて「はうっ！？」と叫ぶなんて、恥ずかしすぎて想像しただけで死んでしまう。
 必死になって叫んだ僕を見て、ハイムは鼻で笑った。
「……ほらね」 
「え……？」 
「……『あるはずない』って言ったよね、シロム。……『されたくない』じゃなくて」 
 ハイムの冷めた瞳が、僕の魂の奥底まで見透かすように射抜いてくる。
「あっ……！ あ、いや、それは言葉のあやで……！」 
 僕は慌てて口を押さえたけれど、もう遅かった。
 カンチョーされたくないのではなく、アルミちゃんにカンチョーされることを当然のように期待し、でもそんな夢みたいなことは起きないと諦めているだけの反論。
 やっぱり、僕はカンチョーが好きなのだと、ハイムに完全に見透かされてしまったのだ。
「……やっぱり、カンチョーされたいんだ。しかも、アルミの指で」 
 ハイムは確信に満ちた声で呟いた。
「ち、違います！ 違います！ 僕はアルミちゃんにカンチョーなんてされたくありません！ カンチョーなんて大嫌いです！」 
 僕は必死で否定し続けたけれど、おなかの底はキュンキュンと激しく打ち震えていた。
 アルミちゃんにカンチョーされる妄想が、頭から離れなくなってしまったのだ。
 アルミちゃんの華奢で可愛い指が、僕のブリーフやハーフパンツ越しに、無防備な肛門へ一直線に突き刺さる場面。
 ズボッ！！ と突かれて、アルミちゃんの目の前で「はうっ！？」と情けない声を上げる僕。
「シロムくんの肛門、すごく温かいね……」なんてアルミちゃんに言われながら、肛門の匂いを嗅がれる場面。
 想像しただけで、お尻の奥が熱くて熱くて、どうにかなりそうだった。
 ハイムの言う通りだ。僕はクラスの男子ごときのカンチョーで興奮していた浅ましいヘンタイで、本当は大好きなアルミちゃんに肛門を貫かれたくてたまらないのだ。
 完全に見破られた恥ずかしさに、僕はその場に崩れ落ちそうになった。
 そんな僕を見下ろしながら、ハイムがぽつりと恐ろしい提案を付け加えた。
「……協力してあげてもいいよ？」 
「……へ……？」 
 僕は床に膝をついたまま、呆然とハイムを見上げた。
 協力……？ ハイムが……僕とアルミちゃんのカンチョーに……？ 
「……私があいつに頼んであげる。シロムにカンチョーしてあげてって。……上手く誘導して、不意打ちでシロムの肛門を狙わせるようにしてあげてもいいよ」 
 ハイムの口から出た言葉は、悪魔の囁きそのものだった。
 ハイムが協力してくれれば、本当にアルミちゃんから不意打ちのカンチョーを食らえるかもしれない。
 アルミちゃんの指が、僕のデリケートな部位を不意打ちでズボッ！！ と突いてくるかもしれないのだ。
 男子生徒のカンチョーや、自分のマジックペンセルフカンチョーとは比較にならない、究極のカンチョー。
 胸がドクンドクンと破裂しそうなほど脈打つ。
 お尻の穴が熱く熟して、今すぐにでも誰かに突かれたがっているのが分かった。
「ほ、本当ですかハイム……！？ アルミちゃんが僕に……！？」 
 期待に目を輝かせそうになってから、僕は慌てて自分の口を塞いだ。
 これでは、自分から「アルミちゃんにカンチョーされたい」と認めているようなものではないか。
 ハイムは不機嫌そうな顔のまま、僕に厳しい条件を突きつけてきた。
「……ただし、条件がある」 
「じ、条件……？」 
「……今ここで、カンチョーが気持ちよかったですって認めること」 
 ハイムの冷ややかな声が、僕の脳内に深く突き刺さる。
「……学校で男子にカンチョーされた時も、部屋でマジックペンでお尻突いた時も、カンチョーが気持ちよかったって、自分の口で私に言いなよ。……そしたら、アルミにカンチョーしてもらえるように協力してあげる」 
 最低な試練だった。
 実の姉に向かって、自分から「カンチョーが気持ちよかったです」と白状しなければならないなんて。
 男子に不意打ちで肛門を貫かれて興奮したことも、部屋でブリーフ姿でマジックペン着地カンチョーをして気持ちよくなったことも、全部自分の口で認めろというのだ。
「そんな……！ そんなこと言えるわけないじゃないですか……っ！」 
 僕は頭を振って拒絶した。
 恥ずかしすぎる。恥ずかしすぎて舌を噛み切って死んでしまいそうだ。
「……じゃあ、この話はなしね。……一生、クラスの男子ごときにカンチョーされて、うんち臭いって笑われながら一人でマジックペンでお尻突いてなよ。……愛のない、浅ましいセルフカンチョーアナニーでもしてれば？」 
 ハイムは冷たく言い放つと、ソファから立ち上がろうとした。
「あ……待ってくださいハイム……っ！」 
 僕は思わず、ハイムの服の裾を掴んでしまっていた。
 脳裏に焼き付くのは、アルミちゃんに不意打ちでカンチョーされるイメージだ。
 アルミちゃんの華奢な指が、僕の柔らかいハーフパンツやブリーフを突き破る勢いで、肛門へズボッ！！ と飛び込んでくる感触。
「はうっ！？」と悲鳴を上げる僕を、アルミちゃんがどんな目で見つめるのか。
 クラスの男子ごときの雑なカンチョーではなく、大好きなアルミちゃんに与えられる、愛と羞恥心に満ちた完璧な不意打ちカンチョー。
 その快感を手に入れられるチャンスが、目の前にあるのだ。
「……なに？ 認めるの？」 
 ハイムが足を止め、見下ろしてくる。
 その目は、どこまでも冷たく、不機嫌で、そして僕の破廉恥な告白を今か今かと待っていた。
 屈辱だった。
 双子の姉に弱みを握られ、自分のヘンタイ性を白状させられる屈辱。
 だけど、股間の奥、僕のデリケートな肛門はジンジンと熱く脈打ち、ハイムの取引に応じろと叫んでいた。
 男子にカンチョーされて気持ちよかった。
 マジックペンでセルフカンチョーをして気持ちよかった。
 自分でパンツの上からいくら押しても満足できないくらい、カンチョーの虜になってしまった。
 その欲望が、僕のわずかな理性を完全に塗り潰していく。
「う、うあ……あ……っ……」 
 顔から火が出そうだった。
 全身が熱く煮え滾り、呼吸がハァハァと荒くなる。
 僕は涙をポロポロとこぼしながら、ハイムの足元でうつむいた。
 自分のデリケートなお尻の穴をキュッと締め直し、意を決して口を開く。
「……き……気持ち……よかったです……っ」 
 絞り出すような、小さな小さな声。
「……聞こえない。なにが気持ちよかったの？」 
 ハイムは容赦なく、追撃の言葉を要求してくる。
 僕はぎゅっと目を閉じ、両拳を握り締めながら、絶望的な羞恥心とともに叫ぶように白状した。
「カ、カンチョーが気持ちよかったんです！ 学校で……男子に不意打ちでカンチョーされた時も……ハーフパンツ越しにズボッて指が入った時も……おなかまで衝撃が届いて、すっごく気持ちよかったんです！」 
 言ってしまった。
 自分から、ハイムの前でカンチョーの快感を認めてしまったのだ。
「……部屋でのやつは？」 
 ハイムの声は緩まない。
「部屋でも……ブリーフ姿でマジックペンでお尻から着地して……パンツの布地ごと肛門にズボッて入った瞬間が……すごく気持ちよくて……何度もやっちゃいました！ 床に落ちて自分できめちゃったセルフカンチョーも……激しい衝撃で……気持ちよかったですぅ……っ！」 
 涙と汗でぐしゃぐしゃになりながら、僕は自分のヘンタイ行為のすべてをハイムに告白した。
 恥ずかしさで狂いそうだ。
 だけど、告白した瞬間、僕の肛門はおなかの底から歓喜するようにジンジンと熱く激しく痺れ上がった。
「……ふーん。やっぱり、カンチョーで気持ちよくなってたんだ」 
 ハイムは冷ややかに言い放つと、満足そうに口角をわずかに上げた。
「……約束通り、アルミにカンチョーしてもらえるように、協力してあげるね」 
 そう呟くハイムの瞳の奥に宿る怪しい光に、僕は恐怖と凄まじい期待で身を震わせるのだった。






体験版はここまでです。
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