測り方 平均の音量は ITU-R BS.1770 の計算式(K 特性・400ms のブロック・-70 LUFS と -10 LU のゲート)で測ります。トゥルーピークは 4 倍(96kHz 以上は 2 倍、192kHz 以上は補間なし)に補間して測ります。無音部分の雑音は、静かな所が 0.3 秒以上続き、音量の揺れが小さい(一定の雑音の)区間で測ります。途中から雑音が増えたときは、大きい方の値と増えた時刻を出します。ブレスや小さな声は雑音として数えません。デジタル 0(ノイズゲートなど)の部分は測りません。MP3 は復号したあとの値なので「参考」です。FLAC と MP3 は丸ごと復号するので、ステレオでおよそ 18 分を超えるものは形式だけを出します(WAV は長さの上限なし)。
人ごとの比較 人ごとの平均の音量の中央値を、全員の中央値と比べます。2 人のときは、もう 1 人と比べます。WAV・FLAC があればそれで比べ、MP3 しか無い人は MP3 の値で比べます(参考)。モノとステレオが混ざっているときは、モノを +3 LU(2 本のスピーカーで鳴らしたとき)として比べます。
基準の数値について 人ごとの差(3 LU・6 LU)、雑音(-60・-50 dBFS)、無音の秒数などは、一般的な目安として決めた値で、決まった規格ではありません。作品の作りに合わせて変えてください。「ASMR・バイノーラル」は、小ささ(ピーク -30 dBFS まで)と左右の片寄りに甘く、人ごとの差(4・8 LU)もゆるめですが、雑音は逆に厳しく(-65・-55 dBFS)なります。ささやきでは雑音が目立つためです。意図して小さくしたささやきや、叫びのファイルにも印が付くことがあります。
できないこと 音を直すこと、クリック・リップノイズの検出、聞いて分かる音質の良し悪しの判定はできません。BGM・効果音・環境音を混ぜた完成音源では、雑音と先頭・末尾の判定は当てになりません(声だけの素材向けです)。最後は必ず耳で確かめてください。