return to MAIN MENU

テーブルの上からさつきを下ろした男子が、そのまま有無を言わさず、さつきのジャンパーとインナーを剥ぎ取ってゆく。左右から乱暴に引っ張られた為、シミーズは胸元の真ん中からビリっと音をたてて裂けてしまった。まだ、ほんの慎ましやかな膨らみしかない胸が露になる。中心の淡いピンクの輪の周辺だけが僅かにプクっと盛り上がっただけの、幼い乳房。先ほどまで坂田の手の中にあったそれは、僅かに赤く火照っているようにも見えた。

 「うっ、うっ…。いやっ…ひどいよ、こんなの…。見ないで…」

左右の腕を取られ、吊るされるように保定されているさつきは、裸で教師やクラスメート達の前に晒されているというのに、自ら前を隠す事もできない。痩せ型で、まだまだ子供っぽさをあちこちに残したさつきの裸体。だが第二次性徴に入っている事を示すように、腰から太腿、お尻の線あたりは結構ふっくらとした柔らかい曲線を描きはじめている。実は半月ほど前には初潮を経験してもいるのである。その時相談したのが父親であった為、それが何を意味するのかは、まだ漠然としか分かっていないさつきではあるのだが、決して女としての成長が遅い方ではない。そんな、急速に大人の身体への目覚めの時期にあるさつきの裸身に残された物は、今や左右の足を覆う白いソックスだけだ。

 「いい格好だな…可愛いカラダしてるじゃないか、宮ノ下。ほら、先生のムスコも喜んでいるぞ」

さつきの裸体を舐めるような視線で見つめ回しながら、おもむろにベルトを外していた坂田は、ズボンの前を開き、すでに臨戦体制に膨れ上がった分身を見せつけるように、さつきの眼前に突き出した。

 「ひっ…ひーっ!い、いや…っ!」

さつきは叫びと共に目を逸らしたつもりだった。しかし、なぜか実際にはさつきの意思に反して、坂田の股間から目を離すことができない。そこには、さつきの想像をはるかに超えたグロテスクなモノが屹立していた。黒々と渦巻く陰毛の茂みの中から飛び出した、赤黒い巨大な肉柱。その頂上近くのくびれの上には、毒蛇の頭を思わせるような、三角形の肉傘がグワっとひらいている。そこは柱の部分よりもさらにドス黒く充血し、二つに割れた先端の鈴口からは既に、ヌラヌラと光る先走りの液体が沁み出していた

いかに成長した大人の男の物とはいえ、一緒に風呂に入っている時に見る、弟の可愛らしいペニスからは全く想像できない。父親と入浴した時の記憶も無いことはないさつきではあるが、父の股間のものをまじまじと見るような事は無かったし、当然このように性欲を漲らせた状態のものを目にするわけでもなかったから、今、坂田の股間にあるものは、さつきとって全く未知の脅威といえた。

 (…せ、せんせい…もしかして、お化けに操られているせいで…おちんちんが、あんな風に…!?)

そう思えたとしても無理は無い。いや実際のところ、逢魔の支配の影響が坂田の肉体に出ていないとも言えなかった。坂田のイチモツは、傍からも興奮ぶりがハッキリ見てとれるほどに、時間を追って赤く充血の度を増し、ビクビクと震えを繰り返している。まるでその部分が意思を持った一つの生き物になってしまったかのようだった。

 「見ろっ、宮ノ下、男は赤ちゃんを作る時な、こういう風にちんちんが大きく、固くなるんだ。槍とか銛の先みたいだろ?ふふふっ…。コレをオマエのその割れ目に挿し込んで、先生の持ってる赤ちゃんの種をお腹の中に出すんだ」

 (・・・うそっ・・・!!!)

さつきは蒼白となった。耳年増な女友達との会話や、月経を経験した時に自分なりに調べた結果で、妊娠や出産のメカニズムもおぼろげながら知りつつあったところではあったが…。まさか、そんな不潔な行為を実際にするとは。初めてハッキリと事実として突きつけられたのがショックだった。しかも今自分は、そのケダモノのような淫らな行為の生贄として、種馬のように性器をいきり立たせたオスの前に晒されているのだ。

 「うそっ、うそよっ、いやっ!絶対にいやっ!助けてっ、パパッ、パパぁ〜ッ!!」

 「嘘なもんか。みんなも良く見ておけよ。知ってるやつも居るだろうが、実際に見るのは初めてだろう。大人になって結婚したら、みんなこうやって子供を作るんだ。あとでお前達にも実際に体験させてやるからなっ」

ズボンとブリーフを脱ぎ捨て、ネクタイも取って上半身をラフにすると、坂田はさつきを抑えている男子を下がらせ、さつきの肩を掴んで床の上に押し倒した。

 「あぁ…っ、離して…、イヤーッ!」

go to Next Page