スレイブプレイ<2> 過去 〜「病院での出来事」<1>

莢加が、契約を交わした相手の奴隷になる、遥か前の事
彼女は、交通事故によって左足を粉砕骨折し、長期間、地元の病院へ入院した事があった
資産家の男、莢加の今のご主人様は、そんな莢加の過去を調べ上げており
それによって、奴隷契約を交わしたという経緯もあった
これは、莢加が奴隷になる前の話である

莢加は地元の○学校でも評判の少女で
お年寄りの荷物を持ってあげたり、電車の中でお年寄りの方に席を譲るなど
博愛と友愛を絵に描いたような人物であった
しかし、その時ばかりは
そんな莢加の優しい気持ちが裏目に出てしまった
地元の有力企業の息子、放蕩息子が信号無視をして、スクーターで暴走、道路に飛び出したところをかばい
左足を粉砕骨折してしまったのだ
つまり、莢加が身をもって助けた相手とは、今の莢加のご主人様の、甥っ子という事である
人間、どこで善行が役に立つかは分からない。人生、悪い事は出来ないであろう
この時、莢加は自分の身をもって、今の自分のご主人様の甥っ子を助けた事により。その資産家と縁が生じ
借金を完済するという、ある意味、大変に良い結果を生んだと言える
代償としての奴隷契約、SM調教の是非を別としての話だが
幸い、莢加は粉砕骨折の一歩手前で助かっており
病院での検査結果に、莢加も両親も安堵した
ただし、3ヶ月は絶対安静の上、入院が必要という診断が下され
莢加は地元で一番大きい国立病院へ入院することとなった

「三ヶ月かあ〜、退屈で死んじゃうよ〜」
入院は、地元の有力企業の息子を助けたということで
莢加が身をもって助けた息子の父親が、入院にかかる一切の費用を負担することになった
その有力企業の息子は今までにも何度か、こういった事件を頻繁に起こしており
地元でも、馬鹿息子と悪評の高い放蕩息子であった
社長、馬鹿息子父は、自分の息子の分まで、病室の莢加に頭を下げた
「ど〜も・・、ウチの愚息が迷惑をかけまして・・。今回は大変に申し訳ございませんでした」
莢加は優しい娘なので笑顔で許したが
この入院が莢加の人生を大きく変える?岐路になろうとは
本人にも全く知り得るところではなかった

莢加が入院した個室には、大型液晶テレビジョンや、最新のテレビゲーム等が据え付けられており
莢加はテレビッ娘&ゲームッ娘なので
幸い、時間を持て余すようなことはなかった
しかし、初めての入院と左足の粉砕骨折寸前ということに対し
ある重大な問題が持ち上がってしまった
そう、トイレの小さい方はともかくとして、寝たままのもう一方の方など、莢加は経験も全く無いので
莢加は入院一週間が過ぎる頃には、重症のの便秘になってしまった
看護婦さんに相談すると
即「浣腸」することに決まった
ただ、その看護婦さんは
浣腸だけでなくオムツの用意もしてきていた
莢加はそれを見てかなり驚いた
「あ・・、あの看護婦さん、それってオムツ・・ですよね?」
看護婦さんは事も無げに返答した
「そうですよ〜。莢加ちゃんは粉砕骨折寸前で、トイレとか行くことが出来ないから。浣腸したらオムツ当てますからね」
莢加は反駁した
「え・・、で・・、でも。私赤ちゃんじゃありません」
「うふふ、恥ずかしいことなんて何にも無いわよ。そもそも、おトイレに行けないから完全個室にした訳だし
我慢出来なかったらオムツにオモラシしていいのよ。オモラシしたら、お姉さんを呼んでね」
「そ・・、そんなあ〜・・・・」
莢加は大変に恥ずかしい上に、屈辱的かつブーたれた。[意味不明]
莢加は粉砕骨折によって、寝ているのがせいぜいで
トイレに自分で行けるようになるには、後一ヶ月間は無理だと、看護婦さんから説明を受けた
看護婦さんは、莢加の下着を脱がせると
あらかじめ暖めてある浣腸溶液を、ガラス製の浣腸器に吸い上げた
「は〜い、痛くないですからね〜」
チュ〜・・
初めての浣腸はかなり暖かった
看護婦さんは慣れた手つきで、莢加のデッサンの良い股間にオムツを当てた
若い莢加にはまだ分からないことだが
看護婦さん達は、オムツだの浣腸だの、そのような処置は日常茶飯事な事で、莢加が如何に恥ずかしがっても
別に、看護婦さんの方で思うような事は何もないのだ
莢加は手早くオムツを当てられてしまい
羞恥も何も感じない内に、自分の可愛らしいお尻を、オムツと真っ白なオムツカバーで包まれてしまった
「ハイお終い。別に恥ずかしくもなんともなかったでしょ?ウフフ」
「・・・・・・・・」
莢加はやっと感じてきた恥ずかしさで、顔を真っ赤に染めるのみであった