シーン1-不思議の国へ!





ふわり、ふわり・・


夢の管理人ミュートは、青い水晶玉を連れて、

今日も夢の空間をのんびりと見回っています。


「ふか・・あ」

可愛らしい口を開けて、子猫のようなあくびをするミュート。


夢の世界は、とってもぼんやりとして、ぽかぽかして、気持ちがいいのです。


でも、今日はなんだかいつもより眠たいみたい・・。


ほんの少しだけ、のつもりで、大切なオーブを抱いて丸くなったミュートは、

宙に浮いたまま、ぐっすりと眠ってしまいました。




「ん・・?」

のんきに夢を見ていた夢の管理人は、何かを感じて目を開けました。


いつもと同じような、穏やかで少し変な夢の世界・・

でも、ちょっと何かが違います。


どう違うかと言うと、なんだか空気が少し甘くて、

ねっとりしているような気がするのです。


それに、なんだかスースーするような・・


「あっ」

ミュートは初めて、下半身に何も着けていない事に気が付いて顔を赤くしました。


「・・・・」


恥ずかしそうにして、オーブを抱きなおすミュート。


しばらくそのまま、ふよふよと浮かんでいましたが、

そのうちに、なんだか体がぽかぽか、頭がぼうっとなってきて、

少しずつ身体から力が抜けていってしまったみたい。


ミュートはいつの間にかオーブに背中をもたれるようにして、

脚を開いた状態で、うつろに浮かんでいます。


そんなミュートに、うねうねと体を揺らしながら、

ゆっくりと近づいてくる変なのがいました。


ミュートの視界には入っているはずなのですが、

ぼんやりとなっているせいか、全然それに気が付きません。


すぐそばまでやって来たそれは、

ぬちゃり、と口らしきところを開いて、紫色の、たくさんのいぼ舌を覗かせます。


「ようこそ・・夢の管理人さん」その時、どこからか声が聞こえました。

「楽しい楽しい夢の国へ」


ひんやりと透き通った、女の子の声です。

でも、あたりを見回してもその姿は見えません。


「あたしのかわいいバクちゃんたちに遊んでもらいなさい・・」

くすくす、という笑い声がかすかに聞こえ、その声は遠ざかっていきました。


「・・・・」

どこか遠くで聞いているような、霞の掛かった気持ち。

しかしその時、ミュートはようやく、

目の前に迫ったうにょうにょに気が付いたみたいで、はっとして少し体を引きます。


「な・・何者ですかっ・・?」

鼻先で揺れているバクに話し掛けるミュート。


いつも見回っている夢にもたくさんのバクが住んでいますが、

目の前にいるのは他のと比べて、あんまり可愛くありません。


「こらっ・・私は偉いひとなんですよ・・!

・・あいさつをしなきゃだめです・・っ!」


こういう時でもないと、自分が偉い人だという事に気付かないミュート。

さっぱり威厳はありません。

バクは気にも留めていないように近づき、舌をミュートの唇に触れさせます。


「うう・・・・あ・・あいさつ・・」

不気味な顔と、うにょうにょいぼの舌の群れに近づかれて、

強がりは簡単に崩れてしまったみたいで、ミュートはもう泣きそうになっています。


「こ」

バクは、自分からあいさつしようとして開いた、その小さな唇に、

たくさんのいぼうねを一気に滑り込ませました。


ずるずるずるっ


「!! ・・うむ・・ぐぐぐ」

ミュートは突然の事への驚きと、口いっぱいに広がる生臭さにうめき声をあげます。


しばらく、少し苦しそうにもがいていたミュートでしたが、

バクの体が律動した瞬間、驚いたように動きを止めると、

鼻から熱く息を吐いて、鳥肌を立てました。


「ん・・」

今まで知らなかった、初めての気持ちに、不思議そうな声を漏らします。


うじゅるっ・・


再びバクが揺れたその時、ミュートのあらわになった恥部の幼い肉が、

ひく、ひくんっ、と可愛らしく蠢きました。


それは本当に初めて、一番最初の、楽しい夢への入り口・・。


それを皮切りに、ミュートの表情は少しずつとろけていきます。




バクはたくさんのいぼいぼの舌をそれぞれ器用に使って、

ミュートのマシュマロのように柔らかい口肉を、やさしく掻き回し始めました。


「ん・・。・・んふ・・

熱いお口の中を、冷たいいぼいぼの群れに掻き回されて、

嫌がる隙も無いほどの、甘ったるい心地よさに包まれていくミュート。


うっとりと目を閉じたかと思うと、うつろに開いて、

幸せそうな鼻声を漏らします。


「んふうっ・・んふうっ・・

舌、歯ぐき、上あご、ほっぺたの裏側・・

バクはミュートの弱いところを器用に、

とっても上手にくすぐり、嘗め回し続けます。


それは夢中になってしまったミュートの、無意識での事でしょう。


小さく、おねだりをするように、

腰をくいっ、くいっ、と前後に動かし始めました。


決して荒くは無いのですが、熱くて深い、規則的な息遣い・・

その幸せに、突然の昂ぶりが与えられました。


いぼ舌がミュートの舌に巻き付き、上に優しく引っ張って、

もう一本でしごき上げ、同時に舌の裏筋をつつ、とくすぐったのです。


〜〜〜っ!!?」


それがとんでもないツボだったのか、ミュートは全身にぶわっと鳥肌を立たせ、

とっくにとろけている瞳を、さらにとろとろにさせて、身体を身悶えさせます。


いぼいぼのひとつひとつが、ミュートの舌肉を上下にこそぎ、

神経を揉みしだき、溶かしていきます・・。


きゅううっ・・くぱ・・あ・・。

ミュートのおま●こが切なそうに締まって、

糸を引きながら大きく開き、再びきゅうう、と締め付けられました。


その動きは繰り返し繰り返し、だんだんと短い周期になってきて、

そこからとろとろと透明な粘液が垂れ流れ、周りのお肉も真っ赤に染まってきます。


「・・んんっ! ・・ふん・・んっ!


突然訪れた、止めようの無い昂ぶりに、

ミュートはたまらず声を漏らして痙攣しました。


全身に鳥肌が立ちっぱなしになり、膣口のぱくぱくは、

よりせわしなく、リズミカルになっていきます。


そして・・。




「・・!! ・・〜〜〜っ!!」


びゅ、びゅっ! びちゅっ!


くんっ、くんっ、という、おま●この激しい痙攣が起きるのと同時に、

その割れ目から、おしっこでもお潮でもない、

ねっとりぬるりとした蜜が大量に噴き漏れて水音を立てました。


口の中にあふれる唾液が、バクと合わさった部分から垂れ流れて襟首を濡らします。


心の底から快楽の海におぼれているのでしょう。

幸せそうにとろけた瞳から、涙のすじが頬を伝いました。


初めての体験、幼いアクメ・・ミュートはひょくん、ひょくん、と小さく腰を震わせ、

口の中から下半身に何回も何回も走り抜ける、

絡み付くような熱い気持ちに酔いきっていました。



ずる・・ぬぢゃ・・あ


まだ粘液を漏らしているミュートから、ゆっくりとバクが舌を引き抜きます。


「あ・・あ」

口から離れてしまった触手に、ミュートは名残惜しそうに声をあげ、

寂しそうに舌を口から出して蠢かせます。


まだ小さく波打っているアクメに、ミュートはどうする事も出来ません。


「ま・・待って・・くださあい・・」


やっとの思いで絞り出した声に、バクは止まり、不気味な目で見つめてきます。


「もう少し・・だけ」


恥じらいを感じるほどのはっきりした意識もなく、

それこそ夢うつつにおねだりをするミュート。


その唇から、熱くて甘くて、限りなく切ないため息が漏れました。


そんなミュートを不憫に思ったわけではないのでしょうが、

バクは近づきながら、ぬちゃりといやらしい音を立てて口を開くと、

粘液まみれ
のいぼ舌の群れを再び覗かせました。


「ああ・・

さっきは不気味と思ったそれを見て、ミュートは普段の姿からは考えられないほど、

うっとりとなまめかしい仕草を見せます。


さいそくをするように、舌を出して小さくうねらせると、

バクは応えるように近づいてきます・・。


にゅじゅっ・・ちゅっ! にゅるっ!


「んあっ!!」

数本のいぼうねが、素早く舌に絡み付いて、その柔らかく濡れた肉を激しくしごきます。


ほっぺたの裏側や、上あごよりも激しい、うずくような快感。

息混じりの叫びを繰り返しあげて、ミュートは夢中になっています。



「はっ・・うあっ! んはああーーっ!!」


びゅ、びゅっ!!

早くも2回目のとろとろに届いてしまったミュートは、

さっきよりも少量のぬるぬるを、でもさっきより勢い良く、

おま●こから噴き出して叫びました。


つつ・・ちゅるちゅるちゅるちゅるっ・・。


〜〜っ!!

アクメのてっぺん過ぎ辺りで、ミュートの舌の裏すじを、

数本のいぼ舌が激しく、それでいて丁寧にくすぐり
始めます。


快感ともくすぐったさともつかない、へんてこな感覚が、

それでも膨れ上がっていき、ミュートは3回目のアクメに構えます。


その時・・なんといういじわるか、すっとバクが舌を離し、

しゅるしゅると今度はわき目も振らずに離れていきます。


「え・・・・」

寂しそうな声を漏らしたミュートでしたが、その直後、

身体じゅうに、凄まじい勢いで鳥肌を立てて痙攣します。


それはバクの技なのか、舌が離れてしまったというのに、

さっき犯されていた時のくすぐったさが戻り、一気に膨れ上がって来たのです。


「いや、いやあっ!!

く・・くすぐったい・・! です〜っ!!」


まともに声を出せる状態になったミュートが、たまらず叫びます。

まるで、いやらしく叫ぶ事で、どんどん自分が昂ぶっていくのを知っているみたいに・・


「いやんっ! いやんっ


なまめかしく愛くるしい声を繰り返すミュート。

その舌に
、お腹に、おま●こに、くすぐったさが込み上げて、

異様なほどの快感に変わります。


そして・・


「あっ、も・・もうだめです〜〜っ!! おま●こ

うわあ、気持ちいいよ気持ちいいよーーっ!!

・・〜〜〜〜っ!!




ぴしゅ、ぱちゅっ!!

3回目の口アクメに、おま●こがまた激しくぱくついて、粘液を撒き散らしました。


「わ、わたし〜〜っ!!

あっ!! あっ!!」


身体を仰け反らせて叫び続けるミュートは、ひときわ強く粘液を噴いた瞬間、

変に痙攣して、力を失ってしまいます。


そのまま、無意識にオーブを抱きしめるような格好になると、

さっきよりもぐったりしたような寝顔で、深い寝息を立て始めました。




「・・くす」

気絶したミュートを見て、夢魔サイレントは小さく笑いました。


「あなたがこの館にたどり着くまで・・たくさんの楽しい夢をあげる・・

ワインレッドの綺麗な目を細めて、楽しそうに微笑むサイレント。

「その代わり、他の全ての夢は・・あたしが頂く事にするわ・・」





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