プロローグ
突然俺は船長に呼び出された、仕方なく俺は船長室に向かった。
そこには船長のほかに小さな少女が居た、少女は「アル」と言う名前らしい
それが本名なのか、それとも船長が勝手に
そう呼んでいるだけなのかもしれない…
俺にとってどうでもいいことだが…

その少女「アル」は裸でぱんつだけしか穿いていなかった、
それを見て、だいたい船長が俺を呼び出した理由がなんとなく分かった。
船長は俺にこの少女「アル」の面倒を見るように言ってきた。
俺が呼び出されることは珍しいことだがこのようなことは
この船ではよくあることだ、なにせこの船は(いや、正確には飛行船だが)
海賊船なのだから…
この海賊船は、ほかの飛行船を襲撃してお宝を奪うことを生業としている
そして襲撃した飛行船に乗船していた女を捕まえ、その女達は、
この海賊船のクルーの性処理のために使われるか、あるいは、
雌奴隷にするため調教を施し金持ちの貴族達に売りとばすこともしている。

だが、俺にその性処理のための女など回ってくるはずもない。
なにせ俺はこの飛行船のメカニックに過ぎないのだから…
前線で戦っているクルーよりは安全ではあるがその分見返りは少ない…
ただ俺に女が回ってくる理由はただ一つ、その女が超重要人物だということだ。

ほかのクルーに預けるようなことをすれば
その女はもう人として生きられない程壊されてしまうからだ…
船長は俺のことを…いや、性癖のことをよく知っているからこそ
必ず超重要人物の女は俺に回ってくる。

そう考えると、その「アル」という少女は
その超重要人物にあたるということになるだろう。
裸なのはもうすでに船長に味見をされたからである。
ただ超重要人物だろうが船長のお気に入りになってしまうと
船長の性処理奴隷にさせられてしまうからだ。
今でも船長の机の下でなにやらモノ音がするが
きっと今のお気に入りの女が船長に性的奉仕をしている最中なのであろう。
船長のお気に入りならなかったのは少女「アル」にとって救いだったに違いない。

そして俺は少女「アル」の面倒を見ることになった。
その際に船長は俺に重要なことを説明し出した。
「アルと一緒にいた少年も捕まえてある」
その一言だけであるが、それだけでもう十分理解した。
この少女「アル」が下手な行動をとったり、逃げ出したりしない為、
俺の言うことに素直に従わせるための魔法のキーワードであった。

少女「アル」は俺のことを気に入ったらしく、すぐになついてきた。
どうやら俺はその少年に似ているらしい…

きっとそうも言ってられなくなるだろう、
ほかのクルーのように乱暴にすることはないが
トラウマには残るであろう、なにせ俺はかなりマニアックな趣味…
まぁ、しばらくは俺も楽しめそうだ。


▲メニューに進む
▲トップにもどる