プロローグ


夢見るお嬢様


ズンズン、パンパン、ジュプジュプ

響き渡る卑猥な音が私の耳を刺激して、興奮をより高める。
猛る逞しいオチンチ○が、穴に潜り込む音。腰と腰とがぶつかり合う音。溢れた粘液が混ざる音。
ああ、何てすばらしい音なんだろう!フォークにクラシックにオーケストラ、どれも人の心を振るわせる素晴らしい音。だけれどもこれほどに私の心を、熱く満たせはしない。
「んん、んむぅ、んむっ!」
それに私の得ている興奮と快楽は、卑猥な音だけによるものではない。音の元となる行為。それこそが最大の要因と言える。音と行為と融合こそが私に、堪え切れない嬌声を上げさせているのだ。
行為の熱はますます増していき、動きの速度も加速度的に増していく。
「わめっ、らめぇっ、・・・っっ!」

〜

口からは拒絶の声を漏らしていても、私の身体は喜びに打ち震えていることは、隠しようもない。身体を巡り、頭へと上ってくる快楽の大波は、既に私のキャパシティを超えようとしていた。
もう、もう駄目。もう、もうイッてもいいでしょ?イキたいのよ!イクわ。もうイクからね?
誰に聞いているのか、私は心で叫ぶ。けれど、当然心の叫びに答えるモノなどいない。腰をぶつけてくるオチン○ンの持ち主たちも行為に夢中で、反応はない。なら・・・自分で答えるしかない。そう思った。だから答えを提示してあげた。
いいのよ私。イキたいのならイッても。だってしょうがないわよ。オマ○コとアヌス、さらに口までオチンチ○で塞がれて、イッてはイケないなんて拷問に等しいわ。だから・・・だからイキなさい、私!

「んんぅっ〜〜〜っ!」

〜


ドクドク、ドピュ!

〜

堪え切れない快楽に、絶頂に達した私に、合わせたように精液、いえ、ザーメンが私の中に注入された。イッたばかりで敏感になっているオマン○とアヌスを、さらにイカせようというほどの勢い。口にも出されたザーメンは喉の欲するままに飲み干していく。
ん〜美味しい。喉の奥まで犯されているみたい。
私の穴が満タンになったところでザーメンは止まった。口も満足がいく分だけ飲めたところで、ピタリと射精は止まっていた。
一旦意気を整えようと口のオチンチ○から、口を離そうとした。けれどそれは頭を抑える手によって、遮られて再び、喉深くにオチ○チンをくわえ込む破目に。それを合図にしたように、オ○ンコとアヌスにもピストン運動の再開の兆しが。
「んんっ、んぶうっ!」
ああ、これじゃあまたイカされちゃう・・・。
これから訪れるだろう、更なる快楽の海に沈むことに、期待をよせ、私は身を任せた・・・が、
「ジリリリリリリリリリリ!」
突如私を囲む男達が、奇妙な声を出し始めた。ジリジリと高く、響く音。そう、これはまるで・・・
ジリリリリリリリリリリ!
「・・・五月蝿いっ」
腕を伸ばし頭上にあった目覚まし時計を止める。
「はあ、良い夢だったのに」
とんだ邪魔により、遮られてしまった。しかしこの邪魔者の知らせる時刻は、私に登校を迫るものであり、遅刻しないようにするには、無視のできないものだ。
ならば起きるしかないと身体を奮い立たせ、起き上がろうとしたが、思ったより力が入らずに、またベットへと、倒れ込んでしまった。
「あっはは・・・今日の夢も結構凄かったからな。たはは」
自嘲気味に笑い、自身の身体を見た。首を曲げて見ても見えるのは自分の胸だけ。自慢ではないが、私の胸は結構なボリュームがあり、首を曲げたくらいでは、自分の胸が遮り下半身が見えない。でも見なくても分かる。見えた胸はもちろんのこと、下半身も含めて、私は素っ裸なのだ。
私は思う。寝るという行為は、人間がもっともリラックスするときであり、疲れを癒すときだ。ならそのときにまで、窮屈な衣服などというものを身に着ける必要が何処にあるというのか。
「ないわね。断言するわ」
だから私はいつも、裸で寝ている。それにはもう一つの理由もある。私の見る夢に適しているからだ。
本当は声を大にして言いたいけれど、そういうわけにはいかない私の趣向。それによって見る夢はとても卑猥で私をヒートアップさせる。
その結果私の手は自然と、寝返りをうつように、下半身へと伸びていく。もちろん寝たまま。しかも両手。オマ○コorアヌスorオッパイ、何処に伸びるかはそのとき見ている夢次第。手が伸びてどうなるのかといえば、もちろん・・・ねえ?察してくれるでしょ?
その時に服なんて来ていたら、気持ちよさが半減どころか、十分の一以下になりかねない。だから私は全裸で寝る。
そろそろいいかな、と思い思考を中断して起き上がろうとしたが、まだ虚脱かんが抜けきってはいなかった。いけないと分かってはいても手を伸ばしてしまった。
ああ、これでまた・・・。
触れたオマ○コは夢と寝オナニーのせいでグチョグチョに濡れている。
「んっ!」

〜

伸ばした手は自然とクリトリスを摘んでいた。それでスイッチが入ってしまった。枕の下から、アナルパールを取り出し、玉を10個アヌスに押し込んだ。因みに玉の数は全10個。さらに言えば玉の大きさは直径3センチ。

枕の下にはいつも極太バイブとアナルパールとクリップが入れてある。良い夢が見れるようにと、おまじない的な考えからそうしている。部屋にはところ狭しとアダルトグッツが並んでいるがこの三つが最近のお気に入り。
「んああっ!」

〜

〜

クリトリスを摘んで、アナルパールを一気に引き抜いたら、我慢できずにイってしまった。
時計を見れば家を出る時間まで1時間ある。こんなこともあるだろうと予想して、目覚ましを早めにセットしている。
だから、体力回復と朝食と仕度をする時間を引いて、
「んんっ!」

あと20分はオナニーが出来そう。
………

〜

……

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