二人の好物を買って帰り、まずは朝ちゃんの下へ特濃牛乳とチョコレートを届け
た。
「はい、買ってきたよ」ちゃんと鍵が閉められていたので、インターホンを鳴ら
したらすぐに開けてくれた朝ちゃんに、ビニール袋ごと渡した。
それを受け取って、スタスタと居間のほうへ行ってしまう。少しして牛乳のパッ
クにストローの刺さる音が小さく聞こえた。満足そうに飲んでいるのを確認して
から次は美茶ちゃんの下へ渋いお茶と羊羹を届けにいく。
鍵はかかっているかなと思ってノブを捻ってみると、カチャリとあっさり開いて
しまう。美茶ちゃんは鍵を閉め忘れたな。これは注意しておかないとと思って、
完全に空けて中に入ろうとすると、「遅い」と言葉が振ってきた。
「先に朝のほうに届けてたでしょ?」と咎めるような口調。
「いや、でもすぐに来たよ」事実向こうに留まることもせずに美茶ちゃんの家に
来た。それよりも鍵のことを注意しなくちゃ。「それよりも、鍵は閉めとかなき
ゃダメだよ。何があるか分からないんだから」
俺からのお咎めにぶすっと した表情を見せる。そして顔を少しそらして「すぐ
来ると思って待ってたんじゃない」と言う。
ほっぺを膨らませて少し拗ねたその表情は・・・か、可愛い〜!と言って抱きし
めて、押し倒したくなるほどに魅力的だった。
実際にそうしてしまおうかと思い、近づいたが「ちゃんと買ってきたの?」と袋
をひったくる美茶ちゃんに気をそがれてしまった。というか正気に戻ったという
ほうが正確かも。
「何で羊羹が二つもあるの?私が二つ食べてもいいの?」
「いや、俺も一緒に食べようかと思って」そういって、靴を脱ぎ玄関を上がろう
とする。
「え〜、ソースケといっしょに〜?」
「え?ダメなの?」顔を顰めるそぶりを見せる美茶ちゃん。それならば「じゃあ
ケチな美茶ちゃんじゃなくて朝ちゃんにチョコを分けてもらおうっと」振り返り
、帰ろうとした。
そうすると面白いように慌てて「あ、朝が分けてくれるわけないじゃん、朝はケ
チだもん」さっきの自分を棚に上げて朝ちゃん批判。それとも俺を引きとめよう
としてくれてる?
「じゃあ、美茶ちゃんは分けてくれるの?」朝ちゃんをわざわざ批判するのなら
考えがかわったのかと思いもう一度聞いた。「一緒に食べてもいいの?」
「あたしは朝とはちがってやさしいから」胸を張ってえばる。その態度に突っ込
むべきところは多分にあるけど、ともかくこれで美茶ちゃんとのひと時を覚悟し
た。
羊羹の取り合いなどをして、結局俺は一個の内の半分も食べることなく美茶ちゃ
んい奪われてしまったが、それはまあ楽しい時間だった。
二人のご両親を見送ったのが早朝で、今はお昼前の時間。昼飯の準備をするには
まだ早く、しかし家に帰ってしまうのはもったいない。とはいっても美茶ちゃん
は今夏休みの宿題に手をつけている。
こう見えて美茶ちゃんは秀才型で勉強を欠かさない。テストでは100以外を取
ったことがないそうだ。自分のそのころを思い出すと、頭が下がる。ただその反
動のように目上に対する礼儀が一切ないが・・・。まあそこも美茶ちゃんの魅力
の一つだけどね。
俺は美茶ちゃんの邪魔をしないように、けれど離れることもせずに同じ部屋で、
おやつと一緒に買っていた雑誌をみていた。フムフム、今月の流行ファッション
はこんなんですか。スカーフなんか巻いちゃって仮面ラ○ダー気取りか。などと
無駄に突っ込みを入れながら見ていく。髭を生やしたおっさんが短パンに野球帽
って虫取り少年か。・・・・・。ページも終盤に差し掛かったころ、今人気のグ
ラビアアイドルの写真が掲載されているページに目がいった。
なんともけしからん乳に際どい水着が食い込んでいる。さらに両手で挟み込み挑
発的なポーズのショットもあった。
・・・まあ、こんなのも悪くはないけどね。上から目線で批評をする。しかし大
きければいいってものではない。小さいものには小さいなりの魅力があり、それ
はときに大きいものを凌駕することも有りえるのだよ諸君!そうそう今俺の目の
前にあるぺったんこの胸のように。
「なに見てるの?」
「・・・へ?」いつの間にか目の前に美茶ちゃんの顔があった。「べ、勉強はど
うしたの?」
「もう今日の分は終わった」
「それはお早い」
「それよりも、何のざっし?」とまた覗きこんでくる。俺は・・・雑誌を・・・
閉じることなく見せた。
「・・・・・・エッチなざっし」ぼそりと呟いて「ヘンタイ」と簡潔に俺を評し
た。
しかし俺は悪びれた様子は見せない。「大人はこういうものを見てもいいの」我
ながら開き直りとしかいえない返しだ。でもこれでいい。なぜならこれは・・・
綿密に計算された作戦なのだから!
「大人だからって」と反論しようとする美茶ちゃんを遮り「あ!美茶ちゃんは小さい
から知らなくても仕方ないよね」
美茶ちゃんの顔に悔しさが滲む。口がへの字に変わった。「し、知ってるもん!
」明らかに知らない者の言い方。ただ美茶ちゃんは素直に自分の無知を認めるに
はプライドが高すぎる。「あたしは大人だもん!」と続けて言った。
「じゃあ、どうやったらこんな大きいおっぱいになれるか知ってる?」すでにま
ともな言い返しができない美茶ちゃんに、さらに追い討ちをかける。
「と、歳を取れば自然となるんだよ」すでに大人であるはずの美茶ちゃんは大人
になればとは言わず、歳を取ればときた。流石に秀才だけあって頭の回転は速い
かもしれない。しかしこの言い合いにおいて俺の敗北はないものと確信している
。
「美茶ちゃんはおっぱい大きくならないね。おっぱいはたくさん揉まないと大き
くならないんだよ?」
「え?」自分の意見を否定された驚きの顔。それが次には、赤く染まっていく。
オッパイを揉む行為を思い浮かべたのかもしれない。
それでもまだ美茶ちゃんのプライドは折れていない。「そ、それも知ってるよ。
いつもお風呂で、も、もんでるもん」
それが本当かどうかは分からないけど、その光景を想像して今度は俺の顔が熱く
なってきた。ついでに身体も下半身も熱くたぎってきた。でもそれではダメなの
です!美茶ちゃんにはとことん俺の理論で染まってもらおう。
「人に、揉んでもらわないと効果はないんだよ」
「う・・・」また言葉に詰まる美茶ちゃん。それでもまだ切り替えしてきた。「
お、お母さんに」そこでまた言葉を割り込ませた。「こういうことを家族に頼む
のは近親相姦って言って、変態の人のすることなんでよ」
もういいんじゃないでしょうか?そろそろ本題に入っても。いいですよね?いい
ですとも。もう我慢できませんから!
「俺が揉んであげようか?」言ったー!ついに言ってやったぞ!さあさあ、ここ
までくれば後は、「そ、ソースケに?」うんうんと頷く。
「やだ」え〜〜〜!?ここまできてやだって!?しかしここまできて引くことな
んてできない。後一押し。
「じゃあ、ぺちゃパイのままでいいの?」
「やだ」
「じゃあそこらへんの知らないおじさんに揉んでもらうの?」
悩んでいる。俯いていて表情は分かりずらいけども、決めかねている様子は伝わ
ってくる。ここは下手にでて、美茶ちゃんのプライドを守りつつせめてみよう。
「俺は美茶ちゃんおパシリだからね、俺でよかったら美茶ちゃんに協力したいな
?」
ピクリと美茶ちゃんの肩が反応した。「あたしに・・・協力したいの?」少し顔
を上げて、こちらを伺う美茶ちゃん。その目には少しずついつもの強気な意志が
戻ってきている。
「美茶ちゃんのパシリだからね、俺は」目的のためなら俺は喜んで下僕にでも奴
隷にでもなりますとも!
「じゃあ・・・いいよ」染まった頬を隠すように顔を逸らしながら言う美茶ちゃ
んはめちゃくちゃ可愛いすぎて・・・よっしゃー!って気持ちで溢れそうです。
「やっぱり美茶ちゃんは大人だね。俺に情けをかけてくれるんだもの」俺の膝の
上に座る美茶ちゃんを褒めちぎる。「可愛いし、綺麗だし、将来は美巨乳間違い
なしだよ」
「そ、そんなの当たり前じゃない」ぶっきらぼうな言い方ではあるけど、明らか
に嬉しさを滲ませていた。女王様ぜんとした態度が少し戻ってきたみたいだ。
しかしこれから先もその態度を貫けるかな?
「それじゃあ、将来を約束されたおっぱいを見せてもらおうかな」美茶ちゃんの
Tシャツに手を掛けて上にたくし上げる。その下にブラなんてものはもちろんな
い。もう少しでピンク色の可愛い突起がというところで、美茶ちゃんの手が俺の
手を押さえていた。
「・・・」
真っ赤な顔で「ちょ、ちょっと待って」まだ覚悟が決まっていなかったらしい。
でもここまできては俺のほうが限界だった。「大人なら覚悟を決めないと」美茶
ちゃんが逆らえない言葉で逃げ道を封じさせてもらった。
美茶ちゃんの手が力なく離れていった。それじゃあ、巨乳を凌駕しえる希少なお
っぱいを見せていただきましょう。
ピョコン。漫画ならそんな擬音が描き込まれれるだろう小粒の突起が姿を現した
。ゴクリ。喉が鳴るのを抑えられなかった。
俺の5年は無駄じゃなかった!達成感?充足間?幸福感?なんと評したらいいの
かわからない。それほどの感動的光景だった。俺の膝の上で美茶ちゃんがおっぱ
いを出している。父さん、母さん・・・僕は今幸せです!
「は、早くしてよ」怒ったような口調だけど腹は立たない。真っ赤な耳を見れば
美茶ちゃん恥ずかしさが伝わってきた。だから素直に手を伸ばさせていただきま
す。
ボヨンとかバインとか派手な感触はない。ないけれど控えめなプニって確かな柔
らかさが俺の目から涙を流させた。ロリーな美茶ちゃんの生おっぱい、感動です
!
それだけではない。「・・・んっ」と堪えるように漏らした美茶ちゃんの声には
確かな甘い響きがあった。
あ、あああ・・・ああ!俺はそれほどオタクというわけでもないし、そう呼ばれ
る人たちが使う言葉を使ったこともないし、それらがあまりいいものだとは思っ
てなかったけど、今分かった。この何とも言えない気持ち。これを評する的確な
言葉は俺の語呂にはなくて、だけどあの言葉ならと思い当たるものがあったのだ
。それは・・・
―美茶ちゃん萌え!
そうとしか言いようがなかった。ただの可愛いじゃ足りないし、愛しいとか愛し
てるとかも少し違う、そんな気持ちを人はこの言葉に託したわけだ。なんという
奥深き言葉。・・・しかしその感動はまた後で改めて感じ入るとして、今は美茶
ちゃんのおっぱいだ!
少し力を入れてしまうと、芯が残っているような堅さを感じるけど、「あ・・・
ふぁ」という美茶ちゃんの甘い吐息がそんな感触も気にさせないだけの魅力を持
っていた。間違いなく始めての経験であろうはずなのにこの感じようはどうだろ
う。小ぶりなのにも関わらず、美茶ちゃんはオッパイが弱い体質なのかもしれな
い。
薄い膨らみを揉んでいくと自然と突起に近づいていく。まるで避けては通れない
宿命の地であるかのように。そして今の俺は勇者よりも勇ましくその地に挑もう
としていた。いざ行かん、未開の地へ。
大げさな覚悟とは裏腹に2、3cm手をずらすだけでその頂に辿り着くことがで
きた。そして尖がりを優しく摘んだ。
途端「ひゃわっ!」と美茶ちゃんが跳ねた。突然の反応にこっちが驚いてしまっ
た。気のせいではと思いもう一度、今度はもう一つの頂を摘んだ。
そうするとやはり「ひゃいっ!」と美茶ちゃんの身体が跳ねていた。
「痛い?」未発達のそこはもしかして痛みが走るのだろうかと心配になって美茶
ちゃん本人に聞いてみた。しかし答えは返ってこない。美茶ちゃんの顔を覗きで
みる。「美茶ちゃん?」
「ふ、ふえ?」ゆっくりと振り向いた顔を見て、俺の下半身が暴発しそうになっ
た。美茶ちゃんは、顔をほっぺを上気させて、口端から涎を垂らし、蕩けたよう
な顔をしていた。
これはもしやと思い顔を覗きこんだままでもう一度、えいっと乳首を摘む。
「ひゃっ!」という小さな叫びと同時に美茶ちゃんの顔が目に見えて蕩けた。涎
の筋が両方に増えている。
「美茶ちゃん、もしかして気持ちいいの?」と聞いても「ふえ?」としか反応せ
ず。蕩けることに陶酔しているように見える。
「美茶ちゃん、変態みたいに感じちゃってるの?」今度は美茶ちゃんが反応せざ
るを得ないだろう侮辱の言葉を織り交ぜた。そうしたら案の定、「き、気持ちよ
くなんて・・・ないもん」微妙に呂律のまわらない口調で必死な否定。目にも光
が戻ってきた。
「じゃあこれはどう?」と両方の乳首を同時に摘んでみた。
「あ、あひゃっ!」今度のは凄かった、顔や身体の多少の振るえだけじゃなく、
下半身までをもピクピクと痙攣させている。
これはもしや・・・イッちゃってる。もしかするともしかしている気がした。ま
さか乳首だけでそんな、とも思うけどさすがにこの反応は、「ひぃゃっ!」疑い
ようもないのでは?
「もう・・・ら、らめぇ」いつもの美茶ちゃんからは想像もつかない弱弱しい声
。震える手を持ち上げて、俺の手を押さえようとしてきた。しかしその前に、「
うひゃっ・・・あぁ・・・ぁぁ!」俺が乳首を摘んだせいで美茶ちゃんの手は、
俺の手まで辿り着けずに、宙でビクビクと震えていた。
その可愛すぎる反応に「み〜さちゃん」と呼びかけた。もちろん乳首を摘むのと
同時に。
「ひぃぃっ!」
また美茶ちゃんの手が阻止しようと上がってきた。もちろん、「うひゃぁぁっ・
・・ぁぁ!」以外にも頑張り屋さんな美茶ちゃんがあまりに可愛くて今度のは少
し強く摘んでいた。
諦めたのか、それとももう力が入らないのか、美茶ちゃんの抵抗が止んだ。
可哀相なのでここらで休ませてあげる。という優しさも確かにありだと思う。で
も、美茶ちゃんのおっぱいの将来のために、徹底的に弄ってあげるのもまた愛情
だと思うんだ俺は。というかこんなエッチな反応をしてくれる美茶ちゃんをもっ
と見ていたいじゃないか。
今度は乳首をシュッシュと扱いてみる。
「ひゃぁぁ・・・ぁぁ・・・ぁぁぁ!」
これには美茶ちゃんの身体が断続的に痙攣を起こした。摘むのとは違い、微力な
がら快感が継続するためかもしれない。美茶ちゃんの表情は気持ちいいとも苦し
いとも自分でも判断のつかない顔をしていた。だからその答えがでるまでは続け
てあげようと思う。
「美茶ちゃん、気持ちいいんでしょ?」フルフルと弱弱しく首を振る美茶ちゃん
。
・
・
・
「美茶ちゃん、気持ちいい?」と聞いても首も振れなくなっていたのは、たしか
2時くらいだっと思う。なんとなく時計を見たけどあまりお腹が空いていなかっ
たからもう少し美茶ちゃんの未来に時間を費やすことにした。
「ひゃわぁ・・・ひいぃ・・・ぃぃ・・・ふあぁぁ、ぁぁ!」
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