今、私は美術館にいます。
学校の行事で今日はバスに乗って来ました。今日は美術館で写生大会があったのです。
「うわぁ…すっごい広いね。」
「ホントだ。こっちには噴水もあるね。」
美術館の建物もかなり変わった形をしていたし、公園も芝生がえんえんと広がっていて、
たまに変わった形のオブジェも置いてあります。
私もなつきちゃんも、見た事のない建物に呆然としていました。
プシャアアアアァァァ…
「きゃっ!」
「うわぁ…いちかちゃん、すっごいよ。虹が出てる!」
「ホントだ…すっごいキレイだね。」
私の近くにあったオブジェが実は噴水だったみたいで、いきなり水を放射し始めました。
突然の事で私は少しビックリしてしまいましたが、発射する向きを変えながら、噴水の水はお空に水を舞いあげて、とってもキレイでした。
ピチャピチャピチャ…
そしてまた噴水は水を放射するのを止めてしまいました。
空にかかっていたキレイな虹もそれとともに消えてしまいました。
「あーあ、折角キレイだったのに終わっちゃったね…」
「うん…」
「いちかちゃん、どこで絵を描くかって、決めた?」
「ううん。だって色々と描きたいものが多すぎて決められないんだもん。」
「そうだよね…それなら、この噴水とかどうかな?」
「でも、この噴水ってずっと動いたりするし、水が出ている時と出ていない時があるから難しいよぉ。」
「う〜ん…確かにそうだよね。でもなかなか描くものって決まらないね。」
私はクラスメートのなつきちゃんと一緒に、画板と絵の具セットを持ってモチーフを探していました。
他の生徒達はすでにモチーフを探し当てては、座って描き始めている子もいます。
そんな姿を見ると、私達も何かを探して描き始めなければ…と、モチーフ探しに焦ってしまいます。
「あ、いちかちゃん。あれとかどうかな?」
「どれどれ…?」
なつきちゃんがモチーフを見つけてくれました。
それはまるで、サイズ的にも公園で子供が乗るようなあひるさんみたいな形のオブジェでした。
でも素材は黒っぽい石みたいで乗っちゃったらさすがに怒られてしまいそうです。
「これならサイズもそんなに大きくないから描きやすそうだし、他に描く人もいないと思うんだよね。」
「そうだね…じゃあ、これにしちゃおうか。」
「うん!」
私は早速、なつきちゃんと一緒に準備に取り掛かりました。
オブジェの近くには水道も近かったので水を入れるのもそんなに時間がかからずに済みました。
その時気づいたのですが、私達の描こうとしたオブジェは、距離こそ離れていましたが、
公園のあちらこちらに散らばって置いてあるみたいでした。
丸い形をしたものや、お月様みたいな形のもの。様々な形のオブジェがありました。
「さて、どの構図から描こうかな…」
「ここからとか、どうかな?これならオブジェと芝生の色がはっきりして分かりやすいし。」
「ホントだ…いちかちゃん、それじゃ私もとなりで描いていい?」
「いいよ。一緒に描こうね。」
そして私は絵の具をパレットに出して、なつきちゃんと一緒に絵を描き始めました。
私は一心不乱に絵を描き始めていました。でもなつきちゃんはなかなか上手く行かないみたいで、
少し経ったら私の描く絵が気になったみたいで、たまに覗きに来ます。
「ふーん…すごいキレイだね。いちかちゃん。」
「そ、そうかな?」
「だって、この石の質感とかすっごくリアルだよ?私なんてまだまだ…」
「なつきちゃんはどんな感じなの?」
「やだ!私の絵なんてまだまだ下手っぴだし…」
「私の絵も見せたんだから、なつきちゃんだって見せてくれてもいいでしょ?」
「うぅ…」
「なつきちゃんも結構キレイに描けてるじゃない。公園の森の辺りとか。」
「うん…森だけは何回か練習したから描けるんだけど、他がなかなか上手く行かないんだ…」
「それなら、ここでこの色を乗せれば…」
私も、ずっと絵を描き続けるのも少し退屈だったので、なつきちゃんに色々と描き方を教えました。
その代わりに、なつきちゃんにも森の描き方のコツを教えてもらったり…おかげで私の絵もだいぶキレイに仕上がってきました。
そんな感じで私となつきちゃんがずっと絵を描いていた時でした。
スッ。
「なつきちゃん、どうしたの?」
「うん…ちょっとトイレに行ってくるね。」
なつきちゃんはオシッコをガマンしていたらしく、絵を描いている途中で席を立ってしまいました。
(そう言えば、この美術館のトイレってどこにあるんだろう…)
私は一旦筆を止めて、先生にもらっていた美術館の全体地図を確認しました。
(ここからだと、結構トイレって遠いんだ…一番近くにあるトイレでもこんなにかかるのか。)
今私のいる所はトイレから結構離れた場所でした、そのせいで他の生徒達がここを選ばなかったのかもしれません。
なつきちゃんがトイレから戻ってくるのはまだまだ時間がかかりそうです。
「ふぅ〜。すっごくトイレに着くまでにかかっちゃったよぉ。」
「そんなに遠かったの?」
「うん…ここってこんなにトイレから遠かったんだ。おかげで、あと少しでオシッコもらしちゃう寸前だったよ。」
「そ、そうなんだ…」
私は、なつきちゃんが口にした『オシッコもらしちゃう寸前』と言う台詞に思わず胸をときめかせてしまいました。
実は私もさっきから少しずつ、オシッコが溜まってきていたみたいでトイレに行こうとしていた所でした。
「さて、遅れた分を取り戻さないとね…」
「うん…」
なつきちゃんは、トイレに時間をかけてしまった分を取り戻そうと筆を動かし始めます。
私は、そんななつきちゃんに見つからないように、少しだけ足をモジモジさせています。
(どうしよう…私、なんでこんなにドキドキしちゃってるんだろう…)
私はなかなか筆を進ませることが出来ませんでした。
こうやって芝生に座り続けている時でも、ずっと尿意は強くなってきてしまうし、本当はトイレに行きたかった…はずなのに、
何故かトイレに行こうとする事が出来ずに、ずっと足をモジモジさせ続けてしまいます。
どうして私はオシッコを出したくてたまらないにも関わらず、こうしてずっとガマンし続けているのか…
もしかしたら、なつきちゃんの台詞にときめいてしまって、頭に焼き付いて離れなくなってしまったから、
なかなかオシッコをしに立ち上がれなかったのかもしれません。
(ううっ…さすがにオシッコ我慢しすぎちゃって、もう限界…かも。)
でも、きっとこのままでは、なつきちゃんの目の前でオシッコをオモラシしてしまうと言う恥ずかしい失態を晒してしまいます。
私はやっと筆を置いて、トイレに行く決心をしました。
「なつきちゃん、私、ちょっとトイレに行ってくるね。」
「うん、分かった。トイレはあっちから行けば一番近道だよ。」
「ありがとう、それじゃ行ってくるね…」
私はやっと腰を上げて、トイレに向かう事にしました。
でも、なつきちゃんから教えてもらった道を進んでもなかなかトイレにたどり着きません。
「どうしよう…このままじゃ私、オシッコオモラシしちゃうよぉ…」
私は足をふらつかせながら、なんとか遠いトイレへの道を歩き続けます。
オシッコをずっとガマンし続けなければいけないので、片手は股間をずっと押さえたままで…
長い道のりを歩いてきた私は、なんとかトイレが何メートルか先に見える辺りまでたどり着く事が出来ました。
後はこのまま、トイレに入るだけです…でも、
「あれ…どうして?私、トイレに入らないといけないはずなのに、全然足が動かせない…」
私はトイレを目の前にして、その場で立ちすくんでしまいました。
オシッコだってずっとガマンしていて、早くトイレに入らないといけないはずなのに…
何故私はトイレが目の前にあるはずなのに、立ち止まってしまったのかと言うと…
「どうしよう…私、オシッコオモラシしたくなっちゃった…パンツ穿いたまま、オシッコでビチャビチャにしたくてたまらない…」
私はオシッコをガマンし続けたせいで、とってもヘンな気分になってしまったのです。
オシッコをオモラシしたくてたまらない、そんな衝動にかられてしまったのです。
ずっと胸がドキドキしてて、もう自分でも収まりきらなくなっています。もう私はトイレに足を歩ませる事も出来なくなっていたし、
今から数メートル先のトイレに向かおうとしても…間に合わないかもしれません。
私はついに、その場で足を少し広げて、スカートを腰の辺りまで持ち上げ始めました。
胸のドキドキを押さえるにはこの方法しかありません。
「…ここで、オシッコだしちゃおう。もう私、トイレになんて間に合わない…よね?」
ジワジワ…ピチャピチャピチャ…。
私はパンツを穿いたままで、オシッコをオモラシしてしまいました。
早速パンツの中がオシッコで溢れ出して、パンツがどんどんオシッコを吸収していきます。
それでも吸収しきれなかったオシッコがパンツのすそから溢れ出して、オシッコが垂れ落ちていきます。
ピチャピチャピチャピチャ…
「やだ…いくらスカート持ち上げてても、これじゃふとももまでビチャビチャだよぉ…」
私はオシッコをオモラシしながら、ずっと震えていました。
足元にはどんどん水溜りが広がっていって、太ももや足首にまでオシッコがどんどん流れてきます。
「はぁ…やっぱりオシッコオモラシするのって、気持ちいい…」
これからどうやって、なつきちゃんのいる場所に戻ればいいか…
パンツはどこかで脱いでしまえばいいけど、一日中パンツを穿かないままでいるのも恥ずかしいかもしれない…
ふとももはどこで拭いたら良いだろうか…それに、靴下も私のオシッコでびちゃびちゃになっちゃってるし…
そんな事を考えなくてはいけないはずなのに、私はオシッコが肌に触れる温もりにずっとその場で体を震わせ続けていました。
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