いちかちゃん、誰にも言えない一人遊び。 体験版

第4話

ザァァァァァァ…

今日は一日中雨が降っていました。
天気予報を見たら、午後から雨が強くなるって言ってはいたけど、さすがにこれほどザァザァと振り続けるとは思いませんでした。
学校が終わったと言うのに、私はなつきちゃんと一緒に、校舎の下駄箱の出口で立ちすくんでいました。

「今日はすごい雨だね。」
「うん…これじゃ折角傘持ってきてもずぶ濡れだよぉ。いいなぁ。いちかちゃんは。」
「何が?」
「雨がっぱだよ。これだったらどんな雨でも服、濡れなくて済むでしょ?」
「うん…前に雨がずっと降った日があったじゃない。」
「そう言えばいちかちゃん、あの次の日に風邪で学校休んでたんだよね。」
「だから、お母さんが念のために着て来いって言ってたんだ。」
「そうなんだ…でもうらやましいなぁ。これじゃ帰るまでに靴もビショビショになっちゃう…」
「でも、私も登校する時は長靴なんて…って言ってたんだけどね。」

ザァァァァァァ…
「でも、これくらい雨に降られちゃったら、長靴の方が絶対に良いよぉ。靴だって、買ってきたばかりでお気に入りだったのに…」
「まぁまぁ。ちゃんと地面を見て歩けばそんなに汚れないって。早く行こうよ。」
「うん…」

私はなつきちゃんと一緒に、途中まで帰る事になりました。
なつきちゃんは一生懸命、地面を見ては泥や水溜りをよけながら歩いていました。
でも私は長靴も履いてきていたので、泥や水溜りも全然気にせずに歩き続けられます。

やっぱり、雨に濡れるのを気にしないでいられるのはとっても助かります。
それに、私はこれからある遊びを始めたかったし…
となりになつきちゃんがいると言うのに、私は歩きながら色々と妄想を膨らませていました。

「じゃあね。なつきちゃん。」
「うん。じゃあね〜。」

そうこうしているうちにある交差点でなつきちゃんと別れました。
私はなつきちゃんを見送ると、雨が降る中をそのまま歩き続けました。
でも一つ違っていたのは…向かっている方向が私のお家じゃなかったのです。

ザァァァァァァ…
「ふふ、実はわざわざ雨がっぱを選んできたんだ。」

そうです。本当は今朝、小雨くらいしか降ってなかったのにも関わらず、
私はわざわざ黄色い雨がっぱを着て学校に向かったんです。
学校に向かう時は小雨くらいしか降ってなかったので、たかが小雨程度で雨がっぱを
着ているのなんて私くらいだったから、登校する時は少し目立って恥ずかしかったけど、
やっぱり天気予報の通り、すごい雨になってしまいました。
みんなが傘だけで濡れないように頑張っているのに、私は雨がっぱのおかげで濡れずに済みます。

「…でも、これから私たっぷりと濡れちゃうんだけどね…」
ザァァァァァァ…

私はわざと道を遠回りして、雨の降りしきる中をずっと一人で歩き続けていました。
実は下校する前に、たっぷりと水飲み場でお水を飲んできたのです。
おかげで、歩くたびに少しお腹がタプンタプンと音を立ててしまいます。

今日、私は初めて自発的にお外でオシッコをオモラシする事にしました。
いくら雨で、誰も外を歩いていないからと言ってもさすがに外でオシッコをオモラシするだなんて、
私にとっては初めてのチャレンジだったのでドキドキしています。
これからお外でオシッコをオモラシするんだ…そう思うだけで、雨の音しかしないはずなのに、
私の胸がドキドキする音が混ざっていきます。
それに…オシッコをずっとガマンしているせいで、ただでさえ長靴で少し歩きづらいと言うのに、
それに増して足が震えて歩きづらいです。

ブルブルブル…
「うぅ…やっぱりいくら雨がっぱでも、体が冷えるのは防げないなぁ…」

ずっと強い雨が降っている中をえんえんと歩き続けているので、いくら雨がっぱを着ているからと言っても
さすがに20分も歩き続けたら雨で体が冷えてしまいます。でも私は今日はまっすぐお家に帰る気なんてありませんでした。
まだまだ色々なところを歩いて、オシッコを限界までガマンしながら、遠回りをするつもりです。
今日は…ずっとこうして、雨の降り続ける中を歩き続けようと考えていました。
オシッコがガマンできずに、オシッコをオモラシしてしまうまで…

ブルブルブル…
「どうしよう…もう、オシッコがしたくなってきちゃったよぉ。」

そして気づいたら、体が冷えたのも手伝ってオシッコがしたくなってきました。
もう足だってずっとブルブルと震えていて、なかなか上手く歩く事が出来ません。
ただでさえ歩きにくい長靴を履いているせいで、足元がフラフラしてしまいます。
もうあと数分で私はきっと、オシッコをオモラシしてしまうでしょう。

「…だめぇ。まだまだ…ずっとガマンできる所まで、ガマンし続けたいんだもん。」

それでも私はずっと、ふとももをくっつけながらオシッコをガマンし続けて雨の降りしきる中を歩き続けました。
ずっとオシッコをガマンしながら歩いていたので、
自分でも一体、どこを歩いているのかなんて分からなくなっていました。
もしかしたら帰り道だって、分からなくなってしまっているかも知れません。
そして、ある標識の所にたどり着いたところで…

「うぅ…もうダメ…オシッコ出ちゃうよぉ!」
ジワ…

私はついに、標識の棒に寄りかかってオシッコをオモラシし始めてしまいました…
今まで冷えていた体が一瞬、オシッコの穴の周りだけ温かくなっていきます。

ジワジワジワ…ピチャピチャ。
「うぅっ…ダメ。もうオシッコが止められないよぉ…」

体中が冷えていたせいでしょう。
雨の降りしきる中でオシッコの温もりはあっという間に私を支配していきました。
パンツの中に広がっていったオシッコの温もりがどんどん広がっていって、
穿いているパンツがとんとん温かくなっていきます。

ピチャピチャピチャ…
「ああっ…太ももにもオシッコが…やだ、長靴の中にも入ってきちゃうの?!」

それでも私のオシッコはなかなか止まらないみたいで、パンツで吸収しきれなかった
おしっこがどんどんふとももから垂れていきました。
パンツのすそから垂れてくるオシッコは私のふとももを伝って、さらに私の靴下や長靴にまで入っていきました。
靴下や長靴に入ってくるオシッコの量はハンパじゃありませんでした。
だから、あっという間に靴下や長靴の中にオシッコが溜まっていきます。
おかげで私は足元まであっという間にオシッコまみれになってしまいました。

ピチャ…ピチャ…
「やっと、オシッコが…止まってくれたよぉ。」

私はやっとオシッコを全て出し終える事が出来ました。
パンツも太ももも、靴下や長靴の中まで…私のオシッコがたっぷりと肌に貼りついています。
おかげで、さっきまで雨で冷たくなっていた体は下半身だけですが、とっても温かくなっていました。
それに…

グチュ、グチュ、グチュ…
「ふふ、折角長靴穿いてきたのに、もう私ったらこんなにズブ濡れだ…」

こうして歩くと、濡れた靴下や長靴の中がグチュグチュと音を立てます。
長靴の中には私のオシッコがたっぷりと詰まっています。だからこうして少し歩いているだけで、
濡れた靴下がグチュグチュと音を立てて少し面白いです。

だから、私はまだまだ遠回りをやめられませんでした。
お家に帰ったらオシッコでビチャビチャな状態を脱がないといけないのです。パンツも、靴下も、長靴の中も…
折角こんなに沢山オシッコをオモラシして、少し温かくなったのにもったいない気がしました。
私はオシッコをオモラシした感触をもっと味わいたくって、雨が降り続ける道をずっと歩き続けます。

でも、オシッコをオモラシしてしまってから数分後…
ずっと冷たい雨の降っている中で歩き続けていたので、折角のオシッコがまた冷えてきてしまいました。
パンツの中もビチョビチョな状態で冷たくなってしまったので、すごく体が冷えて、思わず震えてしまいます。
でも、これでいいのです。

「だめ…こんなに冷えちゃったらまた、私ったらオシッコ、したくなっちゃうよぉ…」
ジワジワジワ…

私はまた、体を震わせてオシッコをオモラシし始めました。
すると、オシッコの温もりがまたよみがえってきて、さっきまで冷え切っていたパンツの中がまた温かくなっていきます。
そして太ももにもオシッコがどんどん垂れ落ちてきて…

ザアアアアァァァァァ…
「あったかい…」

私はまたこうして、オシッコの温もりを感じる事が出来るのです。
もしかしたらまた、冷たい雨のせいで今は温かいオシッコもまた冷えてしまうかもしれません。
でも、また冷えたらこうしてオシッコをオモラシすればまた温かくなりるはずです。
私はこうしてずっと、雨が降り続けるなかでオシッコをオモラシする遊びを続けていました…