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ーご挨拶ー

この度はサークル蒼見鳥の作品「夢の国のアリス」体験版をDL頂き誠にありがとうございます。

作者の空麗です。皆様、こんばんわ。


 

今回は良く知られた、世界中に愛されるアリスの世界を題材にしてみました。

なぜアリスかというと、実は今まで「不思議の国のアリス」や「鏡の国のアリス」を原作、翻訳本含めて一度も読んだことが無かったので読んでみよう!と思い立ったことが始まりでした。

今までアリスに触れたのは、中学の教科書に出てきた鏡の国のアリスの抜粋と、PCゲーム「アリスインナイトメア(であってたかな?)」くらい。

そこで翻訳本を何冊か読んだのですが、どれもなんとなく想像していたアリスじゃない。
一部の本はアリスの性格が完全にグレてましたし(笑

仕方なしに、すずめの涙ほどの英語力で翻訳しながら原文を読むけれど、やっぱり意味不明な物語。
実は原文が突飛なワンダーランドだったんですね。
翻訳本はそんな滅茶苦茶な物語を分かりやすく読ませようとして、本来の本とはどれも違う本になっちゃった。
そんな感じがしました。

今我々が読んでいる「不思議の国のアリス」は、作者のルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン-男性の数学者)が近所に住まう3人の姉妹(アリスは次女)とボートでテムズ川を下っている時にせがまれて話した作り話で、それを数年後に製本したものなのです。

ですから、物語では突然な場面変更に、怒っていたかと思うと急に淑女の様に振舞うアリス。突飛なことの連続です。

けれど、ボートの上の作り話に、ワクワクしながら耳を傾けるアリス達を思い浮かべると、、、
そこに他の物語に無い「不思議の国のアリス」の魅力があるような気がします。


翻訳すると、色々な解釈が生まれる理由もそれが為。

読者だけで無く、きっと3姉妹も、1人1人違った不思議の国で旅をしたことでしょう。

今回の「夢の国のアリス」はそんな一作目「不思議の国のアリス」の物語をベースにしたお話になります。

3姉妹がテムズ川で楽しんだように、夢の国で楽しんで頂ければ幸いです。

 

アリスは既に100年以上前のお話なので、原文はもちろん、有志の方々が著作権フリーで翻訳されていたりしますので、この機会に読まれたことの無い方は一度本家の不思議の国へ行かれてはいかがでしょうか♪

それではまた製品版で皆さんに会えることを楽しみに。 from空麗


 

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