『紀子先生はじめまして! 僕は○学に質問です。先生の初体験はどんなでしたか? 初めてのセックスは痛いものなのですか? 気になって仕方がありません』

『紀子先生こんにちわ。僕は○学に通っていますが彼女はいません。周りに女子はいますが恋人は先生みたいな人がいいです。先生は僕みたいな○学生とでもセックスしてくれますか? 僕は初めてなので教えてくれると嬉しいです』

『紀子先生、いつも放送を楽しみにしています。僕の悩みは先生のことを考えるとオナニーしか出来ないことです。勉強中も食事中も先生のエッチな身体を想像しちゃうとイクまでオナニーが止まりません。どうしたらいいのでしょう?』

『紀子先生とエッチしたいです。先生は○学生のオチ○チンでもイケますか? イケるのなら僕のでもいいですか? この前測ると勃起して12センチくらいです。先生が好きなオチ○チンのサイズや形など教えて下さい』


「はぁ・・・また不採用だ。文章が下手なのかな?」
パソコンの前で僕は大きな溜め息をついた。
モニターには毎日更新をチェックしている『教えて!紀子先生』というネットのコンテンツが映っている。
中学の女先生、田辺紀子先生がネットで投稿された学生からの質問に答えるという番組で無料で配信されているんだ。
ラジオ形式なんだけど先生の声は聞こえない。
パソコンで先生の言葉を文字にして公開してるみたいなんだ。
それでも僕の学校でも人気で、新しい回がアップされた日にはクラスの男子の間で話題になる。
「あ、こんな質問が採用されてる・・・。こんなのちっとも面白くないのに」
初投稿から十数回連続ボツのひがみもあるのか、採用された他人の投稿を見るといつもそう思ってしまう。
だけど、文句を言いながらも結局最後まで読んでしまうんだ。
それは紀子先生の魅力に惹かれているからなんだ。
だって、大人でも答えにくい質問にもすごく親身になって答えてくれるし、少し脱線してエッチな話になっても誤魔化さないで大人の女性としての生の話をしてくれる。
それに・・・きわどい質問に答え続ける先生の言葉は、いつも色っぽくなっていくんだ!

「オナニーって言葉何度も使ってるよ。質問に興奮してるのかな? 答えていくうちにエッチな気持ちになってるのかな?」
先生はいつも番組の最後の方には学校の先生なら絶対に言わないような言葉を口にしてた。
「その答えだと先生もオナニーしたいって聞こえるよ。そんな風に言われると僕だけじゃなく、みんな紀子先生のオナニーを想像しちゃうじゃないかっ」
文字を読むだけでも、収録マイクの前の紀子先生の色っぽい喘ぎ声が聞こえて来そうだったんだ。

『先生・・・僕の投稿でも感じてくれますか? 僕のエッチな想いに放送中に興奮してくれますか?』
先生の回答を見つめながら、同時にメールソフトを立ち上げて今の想いを書き綴っていく。
『エッチな質問にアソコが濡れてしまう? オナニーしちゃいそうになってるの?』
間近に先生がいて僕を見つめている感覚で書き続ける。
『先生、オナニー気持ちいい?? 僕は気持ちいいよっ、先生を想ってするオナニー!』
声を出すとますます興奮してきてイヤらしい言葉が止まらないっ。
「見てよっ、僕のオナニー・・・先生の言葉にこんなにチ○ポが硬くなってるんだ! ちゃんと見てっ、ちゃんと見て先生もいじってよ! 僕と一緒にオナニーしてよっ!」

隣の部屋の妹に聞かれてしまいそうな声を上げて、僕はペニスを包んだティッシュの中に射精した。
でも、モニターの中の先生の言葉を見つめるとまた硬くなって来てしまう。
「紀子先生・・・僕、本当に・・・っ」
新しいティッシュを手に取って、今夜もまた2回目を始めてしまってた。

2度目も思い切りティッシュの中に性欲を吐き出すとやっと気持ちが落ち着いてくれた。
でも、こんなに悩んでその気持ちを送っているのに先生は答えてくれない。
なぜなんだろっ、僕のメールを読んでないの? 届いてないの?
それを確かめたくて毎日悶々としていた。
だけど、明日こそは確かめるよ!
そう決意した僕は、ハンガーに吊るされた制服を見つめていたんだ。

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